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【FGO】マリー・アントワネットの元ネタと史実解説

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FGO攻略班
最終更新日
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FGO(フェイトグランドオーダー)のサーヴァント「マリー・アントワネット」の元ネタである史実を解説。原典となる神話や歴史、史実と設定の相違点や登場済みのサーヴァントとの関係性、さらにマリーオルタについても掲載しているので、FGO(FateGO)を考察する参考にどうぞ。

マリー・アントワネット

©TYPE-MOON / FGO PROJECT

マリーアントワネット関連リンク
マリー
マリー
水着マリー
水着マリー
マリーオルタ
マリーオルタ

マリーの元ネタ

マリーのプロフィール

出典 史実
地域 欧州
時代 18世紀
誕生日 1755年11月2日
死没 1793年10月16日

マリーの史実・伝承

政治的同盟のためにフランスへ嫁いだ王女

マリー・アントワネットは神聖ローマ帝国の皇帝フランツ1世と、オーストリア女大公マリア・テレジアの間に生まれた女性だ。フランスとオーストリアの政治的同盟のため、14歳の時に後のルイ16世であるルイ・オーギュストと結婚。マリーはフランス王太子妃マリー・アントワネットと呼ばれるようになる。

結婚後の生活

1774年になるとルイ15世の死によってルイ16世が国王に即位。マリーも王太子妃から王妃になる。しかし、マリーの結婚後の生活は問題が多く、ルイ15世の愛人デュ・バリー夫人との対立や賭博に熱狂し浪費癖、宮廷の習慣を無視するなどで周囲に反感を買った。

また、夫婦仲は悪かったようで、7年間子供がいなかった。ただし、出産後のマリーは良い母親だったようで、賭博も止めたといわれている。

フランス革命と亡命

フランスではマリーの浪費癖など悪い噂が広まり、非難の声が多かった。さらに、ある公爵夫人がマリーの名を騙って金銭を騙し取った「首飾り事件」により、無関係だったマリーにも金銭着服の疑いが広まってしまう。

そして1789年にフランス革命が勃発。マリーの味方だった貴族たちは一斉に見捨てて国外に亡命し、残った国王一家も逃亡計画を企てる。1791年、マリー一家は庶民に成りすまして馬車で逃亡するも、国境近くのヴァレンヌで身元が発覚し、パリに強制連行。ヴァレンヌ事件と呼ばれるこの件で、国王の権威は失墜した。

革命裁判とマリーの処刑

1792年にマリーは家族と共に幽閉され、翌年に革命裁判で夫のルイ16世が斬首刑で亡くなる。マリーは自身の罪状に対してほぼ無罪を主張したため、裁判は難航した。最終的にマリーは出身であるオーストリアのスパイとして容疑をかけられ、死刑判決を受ける。

1793年10月、マリーは夫と同じコンコルド広場にてギロチンで処刑された。マリーの最期の言葉は、死刑執行人のシャルル=アンリ・サンソンの足を踏んでしまった際に発した謝罪の一言だったとされている。

Fateシリーズでの設定

FGOの最初期プレイアブルサーヴァント

マリーは2015年7月にFGOがリリースされたタイミングで実装された、最初期のサーヴァントの1騎だ。当時は珍しかった回数無敵や宝具の味方弱体解除などが、耐久性に優れたライダーとして重宝された。

初登場時に海外で話題になった

マリー

海外ではマリーが初登場した1部1章のあるシーンが話題になった。日本語版では、主人公の選択肢した挨拶に合わせてマリーが「チーッス!シクヨロ!」と発言するが、北米版では「Whassup! My homies!」とストリート生まれの若者のような挨拶をする。

英語圏のプレイヤーの中ではネタになり、北米版では終局特異点でも主人公に同じ挨拶をしている。また、「FGO U.S.A. Tour 2019」のキービジュアルでもマリーのシャツに「WASSAP」と書かれている。

黒いマリーがレクイエムコラボで登場

黒いマリー

2020年に開催された『Fate/Requiem』とのコラボイベントで、黒いマリーが登場した。黒化つまりオルタ化と話題になったが、本イベント内のマリーは宇津見エリセに取り付いた邪霊の集合体であり、サーヴァント・マリーの別側面ではなかった。

4年後にマリーオルタとして再登場

マリーオルタ

『Fate/Requiem』の初登場から4年経った2024年に、奏章2の登場サーヴァントとして「マリー〔オルタ〕」が実装された。自らの不幸、不遇を呪わずにいる通常霊基とは異なり、復讐を叫び、破壊と破滅をもたらす存在となり、アヴェンジャークラスで召喚された。

子供を失った母としての自覚が強い

マリーオルタの辿った人生はフランス王妃マリー・アントワネットと同一であり、子を失った母としての自覚が強い。再臨の姿にも現れており、第1再臨は少女の姿だが、本人のセリフによれば第2再臨以降の大人の女性の姿が基本のようだ。

関係の深いサーヴァント

キャラ名 マリーとの関係
アマデウス
アマデウス
史実で当時6歳のアマデウスはマリーにプロポーズしたとされている。FGOではマリーの初恋の相手ともされている。
サンソン
サンソン
史実でマリーの処刑を担当した死刑執行人。
デオン
デオン
史実でマリーがデオンにドレスを送ったという逸話がある。
ジャンヌ
ジャンヌ
フランスの偉人。憧れの存在であり、友人関係でもある。
サリエリ
サリエリ
マリーの兄弟であるヨーゼフ2世によってサリエリは宮廷作曲家になった縁がある。

参考文献
・FGOマテリアルⅠ(TYPE-MOON BOOKS出版)
wikipedia

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