【ブレスオブザワイルド】評価レビューとプレイした感想

ゼルダBotWの総合評価

シリーズ未プレイでも楽しめる

巷で「最高峰のゲーム」「これぞ神ゲー」と囁かれるBotW。ゼルダはシリーズものであるが故に、今まで手を出してこなかった人間がいきなりBotWに手を出しても……と思う人も居るかも知れないが、シリーズのプレイ経験がなくとも、十分に楽しめる要素が満載だ。

特に、あちこちを探索してアイテム収集をしたり、頭を使ってゲームプレイをしたい人にはたまらない。ゲームを起動すれば、美しい大自然とリアルな世界観がプレイヤーを歓迎してくれる。

ゼルダシリーズ初のオープンワールド作品

シリーズ初のオープンワールド形式を採用しており、幻想的で広大なゼルダの世界を思う存分走り、飛び、泳げるようになっている。シリーズファンは戸惑う部分もあるかと思うが、道具や知恵を絞って祠のギミックを攻略したりアイテムを集めたりと、シリーズ特有の楽しい要素はそのまま残っている。

ゼルダBotWの良い点

グラフィックの美しさ

ゼルダBotWの魅力は、なんと言ってもグラフィックの美しさだ。山や川、風に吹かれて揺れる草、色鮮やかな花など、淡いタッチでありながら、実にリアルな大自然が描かれている。

リアルなシステム

ゲーム内では時間の流れがあり、天候や寒暖差による変化など、とにかく細部までリアリティーを追求したシステムが組まれている。動植物の息づく呼吸すら感じさせるようなシステムのおかげで、まるで異世界に迷い込んだかのように、没入してゼルダの世界を楽しめる。

ゼルダBotWの気になる点

リンクの死にやすさ

崖から落下したり、水中で溺れたり、寒暖差や雷によってダメージを負う場面も少なくないゼルダBotWだが、ゲームスタート時のリンクのハートゲージは3しかなく序盤は輪をかけて死にやすい。ちょっとした操作ミスで即死してしまうケースも少なくない。

ジャイロ機能で難易度変動する場面あり

作中で弓矢を打つ場合や一部祠や神獣を攻略する際、ジャイロ機能をONにしていないとかなり難易度が高くなると感じる場面があった。そのため、電車などでスキマ時間にプレイしたい場合は人にぶつからないよう配慮したり、極力ジャイロ機能を使う装備の使用やジャイロ機能頼りの祠や神獣攻略を控えるなどの対策が必要だ。

攻略班のプレイした感想

寄り道要素が多く無限に遊んでいられる

とにかく寄り道要素が多く、探索が楽しすぎる。森に入ろうものならひたすらキノコを収穫したり、ハチに追いかけ回されつつハチミツを収穫したりと、黙々と収穫に勤しんでしまい飛ぶように時間が経過する。

祠を攻略できた時の達成感が気持ちいい

祠では様々な試練を与えられ、中にはタイミングが合わなければ何度もトライ＆エラーを繰り返さなければならない箇所もある。難所を無事に通過して、祠の深部で英雄の証を入手できた時は、ものすごい達成感と気持ちよさを感じる。

高自由度のゲームに慣れていないと戸惑う

ゼルダBotWは非常に自由度が高く、祠の攻略順やメインチャレンジの攻略順なども基本的に好きな場所から攻略が可能だ。あまりにも自由度が高いため、自由度の高いゲームに不慣れな人は戸惑うのではないかと感じた。

やり込みゲーをプレイしたい人向け

メインチャレンジを進めて行けばシナリオを楽しめるものの、ゼルダBotWの魅力はどちらかといえばガッツリストーリーを楽しむというよりは探索と収集の楽しさに重点を置いている感じがある。そのため、ガッツリとストーリーありきのゲームを楽しみたいという人は、物足りなさを感じるかもしれない。

『ゼルダBotW』の購入者アンケート

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