【サイバーパンク2077】ストーリーのあらすじと世界観の用語解説
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サイバーパンク2077(Cyberpunk)のストーリーのあらすじと世界観の用語解説をご紹介!ナイトシティやブレインダンスといったサイバーパンク の基礎知識学習にどうぞ。
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ストーリーのあらすじ
不死のバイオチップをめぐる未来世界の物語
『サイバーパンク2077』の舞台は、身体のサイボーグ化が一般普及した未来世界。プレイヤーが操作する主人公「V(ヴィー)」は、大企業が牛耳る街・ナイトシティにて仕事を請け負い暮らす人物だった。
ある日Vは、ジャッキーという人物によって、「不死をもたらすインプラント」に関与することとなる。さらに、今は亡き英雄ジョニー・シルヴァーハンドの人格データがVにダウンロードされ、ますます謎は深まってゆく。混沌としたナイトシティにて、Vは依頼をこなしながら成り上がっていくが…。
ゲームシステム解説! |
世界観の用語解説
ナイトシティ
ナイトシティとは、『サイバーパンク2077』の舞台となる大都市だ。武器会社「アラサカ社」を始めとする大企業がシティを支配している。高層ビルに住む超エリートから、ストリートの貧民層までと、貧富の差は激しい。ストリートに至ってはギャングの抗争やブレインダンス中毒といった問題が蔓延る。
サイボーグ
サイボーグとは、身体にデバイスやチップを埋め込んで機能拡張する身体改造のことだ。『サイバーパンク2077』の世界ではサイボーグ化が一般普及しており、腕に武器を仕込んだり高性能の眼球に取り替えたりと様々な形式が確立されている。
サイバーウェア
サイバーウェアとは、普通の武器とは異なり身体に直接埋め込んで使用する凶器のことだ。プレイヤーは様々なサイバーウェアを入手し、装着することで強化を図る。見た目が大幅に変わるので、自分のアイデンティティと個性を主張するツールとしての役割も大きい。
サイバーウェアの解説と一覧 |
ブレインダンス
ブレインダンスとは、『サイバーパンク2077』の世界で普及しているシステムで、他人の記憶を追体験できる。記憶内の視界や会話内容はもちろん、味や匂い、感情まで体験できるため、貧困層の間ではセレブの記憶を追体験する「ブレインダンス中毒」が社会問題となっている。
ブレインダンスの解説とやり方 |
ギャング
ギャングとは、ナイトシティで抗争を繰り広げる勢力のこと。「メイルストローム」「ヴァレンティノズ」「ヴードゥー・ボーイズ」などといった様々な勢力が存在する。例えば「メイルストローム」は、子供さえも殺害する残虐性で知られており、単なるチンピラの領域を逸脱している。
ギャングの解説と一覧 |
登場人物の解説
V(ヴィー)
声優 | 小林親弘清水理沙 |
V(ヴィー)は、『サイバーパンク2077』の主人公であり、プレイヤーが操作するキャラクターだ。ゲームの最初で性別も含め自由にキャラメイクできるため、固有の性別や出自といった設定は存在しない。自由にキャラメイクし、ナイトシティライフを開始しよう。
性別による違い |
3つのライフパス(出自)をキャラメイク時に選べる
V(ヴィー)をキャラメイクする際には、Vの過去であるライフパス(出自)も、「ストリートキッド」「ノーマッド」「コーポレイト」の3つから選べる。どれを選んだかによってプロローグが変わり、その後の会話選択肢も若干変更される。
ライフパスの解説と種類 |
ジョニー・シルヴァーハンド
キャスト | キアヌ・リーブス |
声優 | 森川智之 |
ジョニー・シルヴァーハンドは、過去に革命家として活躍したナイトシティの英雄だ。すでに絶命している存在でありながら、物語内ではある事件をきっかけにVに人格データがダウンロードされ、Vにのみ知覚できる存在となる。行く先々でVに助言を与えるなどの重要人物だ。
声優一覧 |
ジャッキー・ウェルズ
声優 | 上田燿司 |
ジャッキー・ウェルズは、プロローグでVと出会い、Vの相棒的存在となる男。屈強ながら快活な男で、常にVをサポートしてくれる。交渉などの場面では頼もしく立ち回る一面もある。
地区(エリア)の解説
地区の解説 | ||
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▼ヘイウッド | ▼バッドランズ | ▼シティ・センター |
▼ワトソン | ▼ウエストブルック | ▼サントドミンゴ |
▼パシフィカ | - | - |
ヘイウッド
ヘイウッドは、ギャング「ヴァレンティノズ」が支配する地域。決して治安がいいとは言えず、壁には独特のグラフィティが描かれる。若者にとっては魅力的な土地といえるだろう。ライフパスをストリートキッドにすると、ヘイウッドから物語がスタートする。
バッドランズ
バッドランズはナイトシティ郊外に広がる荒野だ。人工とうもろこし畑が栽培され、ノーマッドと呼ばれる人々がコミュニティを形成して生活している。ギャングも存在するので危険と隣り合わせだ。ライフパスをノーマッドにすると、バッドランズから物語がスタートする。
シティ・センター
シティ・センターはナイトシティにおける企業区域だ。ブルータリズムの建築様式を模倣した高層ビルが、要塞のように立ち並ぶ。セレブの暮らしが繰り広げられてはいるが、その実態は血生臭い覇権争いであるようだ。ライフパスをコーポレートにすると、シティ・センターから物語が始まる。
ワトソン
ワトソンは本来であればナイトシティの中心地となるはずだったが、武器企業のワトソン社に支配され、低賃金労働の温床となっている。もちろん治安は良くない。ライフパスごとのプロローグが完了すると、ワトソンへ物語の舞台は移行する。
ウエストブルック
ウエストブルックはラスベガスにも似た繁華街である。怪しげな賭博により大金が動く街だ。特に、歌舞伎町や中華街にも似た「ジャパンタウン」の活気は凄まじい。
サントドミンゴ
サントドミンゴは何千何万という夥しいボロアパートが立ち並ぶ貧民街だ。発電所や工場といった必要最低限の施設の他には、薄汚れたストリートくらいしかなく、貧しい人々が細々と生活している。
パシフィカ
パシフィカはかつてはリゾート地として開発されていたが、投資が中断となり整備が無残に投げ出されたままだ。ネットランナーたちの中で噂が絶えないギャング、ヴードゥーボーイズの拠点でもあるようだ。