「フォートレスサガ」先行プレイレビュー！動く要塞で戦う放置系RPGの魅力を紹介

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※画像は英語ですが、正式版は日本語が実装されます。また、読みやすさのため、「constellation（星座）」などゲーム内の用語に（）で意味を併記していますが、公式の日本語訳ではありません。

記事のポイントまとめ
フォートレスサガとは？
フォートレスサガのストーリーや世界観
フォートレスサガのゲームサイクル
フォートレスサガの育成や編成
プレイして感じた魅力
関連動画の紹介
フォートレスサガのゲーム情報

記事のポイントまとめ

記事のポイントまとめ
動く要塞で戦う放置系RPG オシャレな絵本のようなグラフィック王道ファンタジー的な熱さがあるストーリー基本はオートで進行するが、豊富な育成要素と戦略要素があり、スキマ時間にガッツリ楽しめる

フォートレスサガとは？

動く要塞で戦う放置系RPG

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「フォートレスサガ」は、動く要塞で戦う放置系RPGだ。手軽に遊びやすい放置系ゲームの側面と、やりごたえある育成や本格的なストーリーといったRPGの側面を高クオリティで両立させており、シンプルに見える中に奥深さと計算が感じられるゲームだ。

韓国ではゲームランキング1位を達成

本作は海外で先行リリースされ、好評を博しているゲームでもある。特に韓国ではGoogle Playのゲームランキングで1位を達成したことがあるなど、多くの人から高く評価されているぞ。

オシャレな絵本のようなグラフィックが特徴

本作は、公式にて「アール・ヌーヴォー風」と表現されるアート風デザインが特徴のゲームだ。優美な曲線と生き生きとした色彩によるオシャレな絵本のようなグラフィックであり、躍動感あるアニメーションも合わさって多くの人に刺さる魅力を持つ。

フォートレスサガのストーリーや世界観

暗黒の力が復活しつつある世界を冒険

フォートレスサガの主人公は、50年前に暗黒神を倒した英雄の祖父を持つ「Louis（ルイ）」だ。50年前の戦いで世界樹は枯れ、暗黒の力が復活しつつある危険な世界で、世界樹の種「Cor（コール）」や幼馴染のIris（アイリス）といった仲間たちと冒険するぞ。

様々な人物の思惑が絡む壮大なストーリー

主人公ルイは、死んだはずの両親から届いた手紙をきっかけに冒険を始める。真実を知っていそうな祖父、祖父の昔の仲間たち、暗黒神の欠片を悪用し暗躍する者たち……など、様々な者たちの思惑が絡んでいく壮大なストーリーが展開されていく。

王道ファンタジー的な熱さが魅力

本作は、冒険の中で頼れる仲間が増えていく過程や、ルイの決意に応じてコールが要塞を起動させるシーンいった王道ファンタジー的な熱さを楽しめる。個性的な英雄たちによる活躍や臨場感ある会話劇が魅力の1つだ。

なお、本作はプロローグからして、巨大な暗黒神と要塞が戦うシーンなど掴みはバッチシなのだが、基本的に会話シーンはしっかりと尺を割かれている。ルイが旅立つまでの過程も、祖父への反発、挫折、ゴーレムによるトラブル……など細かなシーンを積み上げて説得力を持たせているぞ。

フォートレスサガのゲームサイクル

基本はオートで進行

フォートレスサガでは、Area（エリア）の攻略状況に応じて新たなストーリーやシステムが解放されていくゲームだ。エリアの攻略は基本的にはオートで進む。動く要塞と、要塞上に配置した英雄たちがエリア内を突き進み、モンスターを撃破していく。エリアの区切りにはボスも登場するぞ。

ボスへの再挑戦は容易

本作にはいわゆる「スタミナ」にあたるシステムはなく、一度負けたボスはいつでも呼び出せる。英雄たちのスキル発動をオートではなく手動で行うことも可能なので、ちょっとした工夫で勝てそうなときはすぐに再挑戦しても良い。

オフライン中に報酬を獲得

本作はオフライン中でも育成用アイテムが大量に手に入る。報酬として貰えるアイテムの量は、エリアを攻略すれば攻略するほど増えていく。そのため、より強いボスを倒せるように、オンラインのときは育成や強化を進める必要がある。

生産施設も存在

フォートレスサガでは、「Facility（施設）」で様々なアイテムを自動生産できる。エリアにおけるオフラインでも貰える報酬とは別種類のアイテムであり、施設自体を強化することで生産できるアイテムの種類や量が増えていくぞ。

オンライン中にクエストやアリーナに挑戦

本作にはメインコンテンツとなるエリアの攻略だけでなく、ダンジョンやアリーナなどの多彩なコンテンツが存在するぞ。ダンジョンではエリアとは異なるPvEが楽しめ、ダンジョンごとに異なる素材がドロップする。

アリーナでは非同期PvPに挑戦できる。PvEとは異なる戦略が求められるため、工夫や育成のしがいがあるぞ。勝利で得たメダルはアリーナショップで様々なアイテムと交換可能だ。

やりこみ要素も豊富

本作には、特定の条件達成時に報酬が貰える「Collection（コレクション）」や、特定の条件を達成することで使える「Title（称号）」のようなやりこみ要素も豊富に存在するぞ。獲得した称号は設定しておくことで、称号に応じたバフが得られる。

フォートレスサガの育成や編成

育成や強化の対象は多岐に渡る

フォートレスサガにおける主な育成・強化の対象は、「Cannon（大砲）」や要塞を戦闘中に回復させる「Pepair Cat（修理屋の猫）」といった要塞に関するものと、要塞とともに戦う「Hero（英雄）」たちだ。

加えて、この主な3要素をより強化したり、特化させたりするために「Cannonball（砲弾）」や「Kit（キット）」といった関連パーツのアップグレードや、英雄用の「Equipment（装備）」などの要素が存在する。「Constellation（星座）」というシステムで、特定職業の英雄の強化も可能だ。

なお、Cannon、Repair Cat、英雄はガチャの対象だ。ただし、CannonとRepair Catはガチャを引けば引くほど、ガチャのレベルが上がり上位のパーツが出やすくなるほか、下位のパーツを5つ集めると上位のパーツに変換される。

また、各ガチャごとに違う種類のガチャチケットが用意されたうえで、デイリークエストなどでもガチャチケットが大量に手に入る。そのため、基本的な戦力はプレイ継続に応じて確実に強化されていくぞ。

主な育成・強化対象の概要

Basis （基礎）	・要塞の基本ステータス・要塞の攻撃力やHPなどが存在する
Mastery （マスタリー）	・要塞のスキルツリー・要塞のステータスを底上げする
Skin （スキン）	・要塞の見た目を変えられる・スキンに応じてステータスに補正が発生する
Cannon （大砲）	・要塞の持つ強力な攻撃手段・要塞の攻撃力と防御力に影響する・ガチャの対象
Cannotball （砲弾）	・大砲から放たれる砲弾・スリップダメージを発生させる砲弾など種類がある
Repair cat （修理屋の猫）	・要塞を修理する猫・要塞のHPや回復力に影響する・ガチャの対象
Kit （キット）	・猫の使う道具・シールドを張ったりなどの追加効果を発生させる
Hero （英雄）	・要塞上から攻撃したり、要塞を守るために前線に立ったりするキャラクターたち「レベルアップ」でステータスをアップ・ディーラー、タンク、ヒーラーなどの職業がある・同キャラを使った「Enhance（超越）」でスキルなどをアンロックできる・ガチャの対象
Equipment （装備）	・英雄の持つ装備品であり、ステータスアップや追加効果がある・（武器）と（装身具）の2種類が存在
Potential （ポテンシャル）	・キャラクターに追加可能なパッシブ効果・素材を使ってランダムで付与できる
Constellation （星座）	・パーティー全体に関わるバフ設定・多種多様な効果をパーティー全体に発生させる・複数の星座があるスキルツリー的なシステム・割り振りとリセットが任意で可能

プリセットで様々な編成を試せる

各コンテンツを攻略するために便利な機能として「プリセット」が存在する。配置している英雄の組み合わせや、使用する砲弾やキットの種類、星座の割り振り状況を保存し、いつでも呼び出せるぞ。

プリセットで保存できる要素は、変更することで様々な戦略を実現できる。例えば、英雄をディーラーで固めて超攻撃的なパーティーにしたうえで、砲弾を速効性のあるものにし、星座でディーラーの能力を底上げしたり……といった特化構成などが可能だ。

ダンジョンごとの最適化にも便利

また、ダンジョンごとにパーティーの最適化が求められるため、その場合もプリセットは便利だ。例えば、ダンジョン「Orihalcon Mines（オリハルコン鉱山）」は近接攻撃しかダメージが通らない鉱石を砕かなければいけないため、「Frontiline（前線）」に配置できるキャラや前衛を召喚する「Summoner（召喚師）」を使ったプリセットが役に立つ。

プレイして感じた魅力

スキマ時間にガッツリ楽しめた

フォートレスサガをプレイして感じたのは、オフラインでもらえる報酬の量と、オンラインで行う作業量のバランスが良いと思えたことだ。ゲームを進めるうえで最低限の作業は赤丸を押していくだけで済む。デイリークエスト自体の達成も容易であり、スキマ時間に達成しやすい。

▲デイリーなどミッション報酬は豊富

▲サプライズで報酬付きの広告が登場

その一方で、追加の報酬を稼いだり、どう育成を進めていくかなどはガッツリ考える余地がある。いろんな画面で広告を見ることで追加の報酬がもらえる点や、スタミナ的なシステムが無いことも合わさり、ゲームをやりこんでいく楽しみもあった。

総じて、スキマ時間を有効活用している感じが強くて、忙しいときもそうじゃないときも安定して楽しめそうだと感じたぞ。