【ポケモン剣盾】最高76位ドラミミ対面構築|構築記事
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ポケモン剣盾(ポケモンソードシールド)のシーズン2(S2)における攻略班の使用構築(パーティ)を掲載している。ポケモンの採用理由や立ち回り、選出パターンなどを解説しているので、ぜひ参考にどうぞ!
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構築経緯
ドラパルト + ミミッキュ + ウオノラゴン
ドラミミに加え、非ダイマックスのエースを探した
シーズン1の上位構築に多かった「弱保ドラパルト」と、「ダイジェット」系のポケモンに切り返しができる「トリルミミッキュ」を軸に構築を組み始めた。
2体と相性の良い「パルシェン」を入れていたが、刺さりそうで刺さらない構築が多くパーティから除外した。そこで、「パルシェン」に変わる「ダイマックス」を必要としないエースポケモンを探したところ、「ウオノラゴン」にたどり着き、採用に至った。
ドラパルト + ウオノラゴンの相性が良かった
初手の「ドラパルト」ミラーを制した後に、相手は「ミミッキュ」を場に出してくる。本来なら特性「ばけのかわ」と「ダイマックスわざ」により、ノーリスクで「ドラパルト」を突破した上で裏のポケモンにも負担をかけてくる。
しかし、死に際に「ダイホロウ」を打っておけば、後続の「スカーフウオノラゴン」で耐久振り「ダイマミミッキュ」でも確定で処理できる。
ウインディ + 水ロトム + ドサイドン
水タイプの耐久に強い水ロトムを採用
「ドラミミノラゴン」の基本選出で辛いポケモンを考えたときに、「トリトドン」や「ヌオー」「ドヒドイデ」などの水タイプの耐久ポケモンが思い浮かんだ。そこで、「みがわり」を搭載した「水ロトム」を採用し、「わるだくみ」の起点にすることにした。
非ダイマックスで強い鉢巻ドサイドンを採用した
「こだわりハチマキ」を持った「ドサイドン」は高い火力と耐久を持ち、「ダイマギャラドス」も「ストーンエッジ」でワンパンできる。また、「トリックルーム」との相性が良く、相手の「ダイジェット」エースに対して切り返しが可能になった。
ナットレイが重いためウインディを採用
採用が決まった5体では、「ナットレイ」の突破に少し不安があったため、ほのおタイプの「ウインディ」で安定した処理ができるようにした。
また、環境に一定数いる「ヌオー」や「トリトドン」、「ガマゲロゲ」に対して奇襲が出来る「ソーラービーム」を搭載し、「パワフルハーブ」によって即時発動を可能にした。「ダイマックス」を必要としないため、「ドラパルト」と合わせて選出しても窮屈にならなかった。
個別解説
ドラパルト
性格 | いじっぱり |
努力値 | HP 236 攻撃 188 防御 44 特防 4 素早さ 32 |
特性 | クリアボディ |
持ち物 | じゃくてんほけん |
技構成 | ゴーストダイブ ドラゴンアロー そらをとぶ だいもんじ |
対面構築の軸となるポケモン。「じゃくてんほけん」と「ダイマックス」により、相手のポケモンを1体以上持っていける。
ダイジェットで素早さを上げる
「じゃくてんほけん型」は「ダイジェット」による素早さ上昇と「じゃくてんほけん」発動時の攻撃・特攻上昇を活かして戦う型だ。
ミミッキュ
性格 | いじっぱり |
努力値 | HP 228 攻撃 140 防御 140 |
特性 | ばけのかわ |
持ち物 | アッキのみ |
技構成 | じゃれつく かげうち つるぎのまい トリックルーム |
「ダイジェット」勢に対して切り返しのきく「トリックルーム」を持たせた型。「つるぎのまい」を持たせているので、エースとしての運用も可能。
ダイジェットに対して後投げする
「アッキのみ」を持たせているため、「ギャラドス」などの「ダイジェット」に対して後投げして、2発目を耐えつつ「トリックルーム」を展開できる。
つるぎのまいを使ってダイマックスする
この構築では「ドラパルト」に「ダイマックス」を使うケースが多いが、「つるぎのまい」を活かした「ダイマックス」エースとしての運用方法もある。「アッキのみ」の防御上昇により、相手の「ミミッキュ」との打ち合いにも強くなる。
ウオノラゴン
性格 | いじっぱり |
努力値 | HP 4 攻撃 252 素早さ 252 |
特性 | がんじょうあご |
持ち物 | こだわりスカーフ |
技構成 | エラがみ げきりん ねごと アイアンヘッド |
「こだわりスカーフ」を持たせて、「エラがみ」の火力を2倍にしやすくした。元の火力が高いため、「ドラパルト」や「ミミッキュ」の「ダイホロウ」と合わせれば、相手の「ダイマックス」ポケモンも突破できる。
みずタイプの一貫がある構築には必ず選出する
「ウオノラゴン」の攻撃を等倍で受けられるポケモンはほとんどいないため、みずタイプの一貫がある場合は確実に活躍できる。また、みずタイプに強いポケモンがいても、他のポケモンで倒してしまえば関係ない。
カバルドン入りには初手に投げる
「こだわりスカーフ」持ちの「ドラパルト」は、基本的に2匹目以降に出すポケモンだが、「カバルドン」入りには初手投げをしよう。
「カバルドン」は初手に選出されやすく、「ウオノラゴン」の「エラがみ」で抜群を取れる。また、一度相手が不利対面になれば高火力の「エラがみ」を交代先に叩き込める。
ウインディ
性格 | ゆうかん |
努力値 | HP 140 攻撃 148 防御 76 特攻 108 素早さ 36 |
特性 | いかく |
持ち物 | パワフルハーブ |
技構成 | フレアドライブ じゃれつく ソーラービーム しんそく |
「ナットレイ」などのはがねタイプに強いポケモンとして採用した。「じゃれつく」によりドラゴンタイプにも打ち勝てる。
草4倍弱点ポケモンに対して奇襲をかける
「ウインディ」には「ソーラービーム」を搭載し、ため技を即時発動できる「パワフルハーブ」を持たせているため、相手の草4倍弱点ポケモンに対して奇襲をかけられる。基本的に相手は有利対面だと思いこむため、相手の1体をノーリスクで突破できる。
ウォッシュロトム
性格 | ひかえめ |
努力値 | Hp 252 防御 4 特攻 188 特防 4素早さ 60 |
特性 | ふゆう |
持ち物 | たべのこし |
技構成 | ほうでん あくのはどう わるだくみ みがわり |
「ハイドロポンプ」を切って「あくのはどう」を採用した型。「みがわり」で相手のみずポケモンを起点にしつつ、「わるだくみ」で特攻を上げられる。
みずポケモンと対面させみがわりを貼る
「水ロトム」は本来「トリトドン」などのみず耐久ポケモンを突破できないポケモンだったが、「みがわり」を採用することで逆に起点にできるようになった。
状態異常技に対してみがわりを貼る
「みがわり」は状態異常技を無効化してくれるので、「どくどく」や「おにび」などを打ってきそうな相手には「みがわり」から使い、状態異常を回避しよう。
ドサイドン
性格 | いじっぱり |
努力値 | HP 244 攻撃 252 防御 12 |
特性 | ハードロック |
持ち物 | こだわりハチマキ |
技構成 | じしん ストーンエッジ アイアンヘッド ばかぢから |
相手の「ダイジェット」エースに対して「トリルミミッキュ」と合わせて対策できる。また、「じしん」の火力が凄まじく、「トリトドン」や「ヌオー」の後出しを許さない。
トリックルーム下で通りの良い技を打つ
「ドサイドン」は素早さが遅いため、「トリックルーム」による素早さ操作が必要だ。しかし、火力はとても高く、「ストーンエッジ」は「ダイマギャラドス」さえもワンパンで倒してしまう。
立ち回りと選出パターン解説
主な立ち回り
主に初手に「ダイマドラパルト」で1,2体を倒し、残りを「ウオノラゴン」+αで処理するパターンが多かった。耐久系のパーティには「ドラパルト」を選出せず、「水ロトム」や「ドサイドン」で相手を崩しにいっていた。
ドラパルト + ウオノラゴン + α
「ドラパルト」で「ダイジェット」をし、抜群技を受けて「じゃくてんほけん」を発動させる。うまくハマれば相手のポケモンを2体以上持っていける。2体目に「ミミッキュ」が来た場合は、「ダイホロウ」で皮を剥がし、「ウオノラゴン」の「エラがみ」で処理する。
ミミッキュ + ドサイドン + α
「トリックルーム」を展開し、「鉢巻ドサイドン」を通していく選出。3体目には「ウォッシュロトム」や「ウインディ」などの「ダイマックス」可能なポケモンを選出しておく。
ドラパルト + 水ロトム + α
「ドラパルト」には火力を上昇させる技がないため、「ヌオー」や「トリトドン」、「ドヒドイデ」などの耐久ポケモンで止まりやすい。それらを「水ロトム」で倒して、「ドラパルト」の通りを良くする選出。
シーズン2総括
TODが目立ったシーズンだったので、勝ち確の試合を落とすケースもあり、プレイしづらい印象を受けた。また、TODに特化した型もちらほら見受けられ、個人的にはあまり好きなシーズンではなかった。
時間制限によって使える構築の幅が狭まり、思うように構築を組めない人もいたようなので、今後のルール改善を期待したい。