CBTレポートのポイントまとめ

  • 最大16分の試合でサクッと遊べる
  • スパイは変装や連携で敵の裏をかくのが面白い
  • ハンターは固有のスキルで敵を追い詰めるのが楽しい

2つの視点で追走劇が繰り返し楽しめた

ミッション・ゼロは、2vs4の非対称対戦ゲームだ。スパイには変装やモーション変更、仲間との連携で敵の裏をかく面白さがあり、ハンターは偽装を見破り固有のスキルで敵を追い詰める楽しさがある。1試合は最大16分、多くは10分前後で終わるため、繰り返しプレイも容易だ。

基本的なルールは「かくれんぼ」や「ケイドロ」のように直感的に理解しやすい。だが、ゲーム的な奥行きもあり、スキルの詳細やマップ構造、NPCの動き……など、ゲーム内の知識を蓄えることで戦略的に有利に立てる。プレイしていて、正式サービス後が楽しみになる作品だった。

ミッション・ゼロの特徴

スパイとハンターによる非対称型対戦ゲーム

ゲーム概要

ミッション・ゼロは、4名のスパイと2名のハンターに別れてプレイする非対称型対戦ゲームだ。スパイは人混みに紛れるなどの形で自身の正体を偽装し先入先のパスワードを盗み、ハンターは隠れているスパイを探し出して倒す。プレイヤー同士による高度な心理戦を楽しめるぞ。

最大16分の追走劇

プレイヤーはスパイ陣営「シリウス」ハンター陣営「メビウス」に分かれて最大16分の追走劇を繰り広げるぞ。陣営ごとに特定の条件を満たせば、勝利となる。

ミッション・ゼロ 陣営選択

シリウスは変装や道具を使った偽装や撹乱を行ない、メビウスはスキルによる追跡や攻撃を行う。試合は最大15分の「潜入フェイズ」から始まり、スパイたちが4つのパスワードを入手して「ターミナル」に提出すれば、1分の「退場フェイズ」が始まる。

シリウス 勝利条件 メビウス 勝利条件

「退出フェイズ」で2人以上のスパイが脱出すれば、スパイ陣営「シリウス」の勝利だ。対して、ハンター陣営「メビウス」は3人以上のスパイをノックアウト(*)してゲームから退場させるか、「潜入フェイズ」が終わるまでパスワードを守りきれば勝利となる。

なお、試合は最大で16分ではあるが、10分前後で勝負がつくことも多い。テンポよくさくっと何度も遊べるぞ。

※厳密に言うと、スパイは体力を持ち何度か攻撃に耐えるほか、1回はノックアウトしてもゲームに復帰できる。ただし、ハンター側は攻撃力が高かったり、攻撃時にバフ・デバフを発生させたりするため、追いかけててスパイを硬いと感じることは少ない。

特性が異なるキャラクターたちでプレイ

ミッション・ゼロ ギャラリー ミッション・ゼロ メシリウス キャラ
ミッション・ゼロ メビウス スキル ミッション・ゼロ 天賦

各キャラクターの特性は異なり、キャラごとに存在する「スキル」と陣営ごとに用意された「天賦」を活用すれば、様々なプレイスタイルを楽しめる。天賦は「編成」によって、最大4つのスロットに自由にセットでき、プレイスタイルに応じて細かく調整できる。

ストーリーでは「調査官」として番組を追う

ミッション・ゼロ ストーリー ミッション・ゼロ キャラ ストーリー

本作のメインストーリーは、「調査官」である主人公(プレイヤー)が番組中に起きた事件を追うべく、番組をシリウスかメビウスの視点から確認する……という流れになっている。つまり、実際にプレイヤーが動かすキャラクターの追体験をしているという設定だ。

調査官の名前がプレイヤーネームを兼ねており、プレイヤーレベルが上がるとストーリーが進む。ストーリーを進めれば、調査のためにキャラクターとの会話が発生し、キャラごとのストーリーも楽しめる。

ミッション・ゼロ 任務

なお、プレイヤーレベルは特定の条件達成を目指す「任務」などをこなせば上げられるぞ。特に意識せずともゲームを繰り返し遊んでいれば自然とレベルは上がり、その過程で多数の報酬も貰える。

ガチャはスキンやスタンプの入手に使用

ミッション・ゼロ 補給 ガチャ

CBTでは課金機能は存在しなかったが、スキンやスタンプが貰えるガチャ「補給」が存在した。ただし、スキンやスタンプの多くはゲーム内通貨で購入可能であり、ガチャに関しても「天井」が存在するため、欲しいものを手に入れるのに運はそれほど必要なさそうだ。

ミッション・ゼロ フォグパス

本作で課金に繋がりそうな他の要素としては「上級パス」が存在する。上級パスを購入すれば、「チャレンジ」達成で貰える報酬が増えるようだ。シーズン制の定額サービスではよく見るタイプのシステムと言える。

なお、操作キャラの解放はゲームで得られるコインを使用する。コイン自体はゲーム内の報酬で貰えるため、課金は必須では無い。課金が試合の勝敗に影響することは無いだろう。

スパイ陣営「シリウス」の面白さ

変装や道具で敵の裏をかくのが楽しい

スパイ陣営「シリウス」の楽しさは、変装や道具で敵の裏をかいていく点だ。マップにはシリウスのメンバーと同じ顔をした「一般人」や「制服スタッフ」がおり、「制服スタッフ」の制服を奪って変装したり、彼らに影響を与える道具を使って敵を撹乱したりできる。

変装中はモーションを変更しつつ、NPCらしい動きを目指す。エリアによってどのような制服の方が目立たないかも変わるため、臨機応変な対応が求められるぞ。TPOを理解して、ハンターに自身をモブだと思わせるのは中々楽しい

また、シリウスは2種のアイテムを使用できる。アイテムは自身で持ち込み繰り返し使用できる「道具」と、制服スタッフから制服を奪うときに貰える使い捨ての「小道具」がある。道具は立ち回りに影響するような特徴的なものが多い。

例えば、「ステルスシールド」は前方にステルス効果のあるバリアを貼り、「大スタードール」は一定範囲内のNPCに踊りのモーション「あいさつ」を行わせる。どの道具を使うかによって、どのようにハンターをやり過ごすかが変わるぞ。

「キーパーソン」周囲での立ち回りが大事

ミッション・ゼロ キーパーソン

勝利条件となる「パスワード」は、キーパーソンと呼ばれる特別なNPCから入手できる。3m以内に近づいて「解析」を行うと、一定時間経過後にパスワードを入手できるぞ。解析中はキーパーソンから13m以内にとどまらなければならない。

5m以内にいれば解析速度は上がるが、解析中はハンターに自身の大まかな居場所がバレるため、NPCの位置関係を見極めて、やってきたハンターを上手くやり過ごさなければならない。ハンターが来るタイミングで道具を使うなどの戦略が必要だ。

スパイには3種のスタイルが存在

ミッション・ゼロ 解析型 ミッション・ゼロ データ型 ミッション・ゼロ 支援型

スパイ陣営「シリウス」は得意分野によって「解析型」「データ型」「支援型」に分かれており、各キャラ2つのパッシブスキルを持つ。プレイスタイルに応じて選べるほか、仲間と役割を分担しての連携も熱い。

解析型はパスワード解析が得意であり、データ型はハンターの位置を把握できるなど対ハンター能力が高く、支援型は味方の救助と生存能力に長けている。なお、同じスタイルでも、キャラクターごとに細かく能力は変わるぞ。

ハンター陣営「メビウス」の面白さ

固有のアクションで敵を追い詰めるのが楽しい

ハンター陣営「メビウス」の楽しさは、ハンターごとに用意された固有のアクションにある。スキルで敵を補足したり、スキルで敵を追い詰めたり……とハンターごとに異なる優位性を持つ。

ミッション・ゼロ 観測の要

例えばハンター「監視者」は「観測の要」という監視危機を設置し、範囲内で走った相手にマーキングを行う。相手の位置を把握しやすくなり、置き場所によっては相手の動きを制限できるのだ。

ミッション・ゼロ ダッシュ

ハンターによっては、シンプルに素早い動きと高い攻撃力で敵を追い詰める者もいる。転送装置でワープしたり、相方のハンターの位置に移動したり、逆に相方を引き寄せたりなどトリッキーな立ち回りが可能なタイプもいるぞ。

観察力が大事

ハンターは3.5m以内の相手に対して「身分確認」が可能だ。範囲内にスパイがいれば、近接攻撃を行う。しかし、スパイが存在しなかった場合、範囲内にいた制服スタッフや一般人がパニックに陥り、ハンター自身も一定時間は居場所がマップに表示されて動きも減速するぞ。

NPCはパニック状態になければ走ることは無く、動きやモーション切り替えもスパイよりスムーズなため、ハンター側には観察力が求められる。キーパーソンから離れようとしない者や、TPOに合ってない服装やモーションの者を見つけて適切に「身分確認」を行おう。

ハンターもスタイルは3種類存在

ミッション・ゼロ ハンター 強襲型 ミッション・ゼロ ハンター 偵察型 ミッション・ゼロ ハンター 戦略型

ハンターも、スパイと同じくスタイルは大きく分けて3種類存在する。「強襲型」はチェイスが得意、「偵察型」はスパイの位置特定、「戦略型」はトリッキーな動きや相方との連携に長けている傾向があるぞ。

ライターの感想

シンプルだがゲーム内知識が大事なのも良い

ミッション・ゼロ 退場成功

ミッション・ゼロは、シンプルだが繰り返し遊びたくなる作品だと感じさせた。かくれんぼや鬼ごっこ、ケイドロのように大本のルールは直感的に理解しやすい。また、スパイとハンターで異なるゲーム性を味わえるのもそうだが、人混みを活用するという独自性も面白い。

ミッション・ゼロ オプション

また、開発会社のNetEaseは『IdentityV 第五人格』など非対称ゲームの運営で実績を持つためか、細かいオプション調整やゲームバランスも良好だと感じた。画面上のボタン位置を変える機能など、一般的に必要とされる機能は揃っている。

ミッション・ゼロ 説明手帳

強いて問題を言うなら、CBTではチュートリアルがあっさりしているように感じた。しかし、練習用モードで色んなキャラを試せたり、メニューの「スターガイド」にある「説明手帳」から細かい仕様も確認できるため、大きな問題は無かった。仕様の深堀りもしやすかったぞ。

ミッション・ゼロ 密集地帯

加えて、本作からはシンプルさとは別にゲーム的な奥行きも感じられた。スキルやマップ構造、NPCの動き……など、ゲーム内の知識が勝敗に大きく影響しているからだ。繰り返しプレイしてNPCの動きを理解していけば、変装する側でも見破る側でも役に立つぞ。

監視者 観測の要

また、各スキルの仕様を理解しても立ち回りが上達する。例えば、監視者の「観測の要」は走っている相手にのみ有効であり、道を塞ぐように配置されていてもスパイ側は歩くことで引っかからずに移動できるぞ。

CBT時点では知らない人も多いため、入れ食いと称せるレベルでスパイがひっかかったが……熟練者が増えたら、そうは上手く行かないだろう。監視者側も敵の逃走経路になりそうな場所に置くなど、思考と上達が必要になりそうだ。

ミッション・ゼロ MVP MVP ハンター

総じて、シンプルなゲーム性と、ゲーム内の知識を蓄えることで戦略的に有利に立てる奥深さを感じられた。正式サービス後にどのようにプレイヤーたちの動きが変化していくかも楽しみになったぞ。

ミッション・ゼロのゲーム情報

ゲーム名 ミッション・ゼロ
ジャンル アクション
プラットフォーム iOS/Android/PC
価格 基本プレイ無料
リリース日 不明
公式サイト https://www.missionzero.game/jp/
公式Twitter https://twitter.com/missionzero_JP
コピーライト © 2017-2023 NetEase, Inc. All rights Reserved

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