【ブラダス2】検証:画面アスペクト比がスキルカット演出に与える影響は?
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ゲムぼく。様より寄稿いただいたブラダス2のアスペクト比に関する記事を掲載!スキルカット演出の見え方が特に変わる10キャラを例にご紹介しているので、ぜひチェックしてみてください!
| 執筆者 | プロフィール |
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ゲムぼく。 |
ブロガー。趣味でブラウンダスト2の記事をよく書いている。ホーム画面カスタマイズとグルピィ・ダイナーが好き。いっぱい食べるユースティアかわいいね。
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ブラウンダスト2の大きな特徴のひとつといえば……
魅力的なスキルカット演出の数々!
画面いっぱいにキャラクターが映し出され、美麗なアニメーションが描かれる!
……ん? 画面いっぱい?
ということはもしかして、画面が変わると……
やっぱり!
画面のアスペクト比(横の長さ:縦の長さの比率)が変わると、スキルカット演出の見える範囲も変わる!
これは……一大事だ! ブラウンダスト2の魅力の根幹をなすスキルカット演出、その見え方がじつは環境によって異なるとなれば、詳細把握は急務! この研究は立派な「攻略」だ!
さっそく、いくつかの環境を用意して、スキルカット演出を見比べていくことに。下記4つのアスペクト比で確認する。
・16:9(PC)
・19.5:9(iPhone 16 Pro 横画面)
・4:3(iPad Air)
・9:19.5(iPhone 16 Pro 縦画面)
ホーム画面カスタマイズでスキルカット演出を片っぱしから設定して、そのすべてを撮影。それを4環境ぶん繰り返す。地道だが、これこそが研究である。研究とは地道の積み上げである。
なお、スキルカット演出は一連のアニメーションがあるが、今回はそのなかで見る機会がもっとも多い、最後の「止め絵」的な部分を重点的に確認する。ここがホーム画面などでいちばん長い時間見ることになるので重要だ。
さあ、ここからは、比較したなかで特に環境ごとの差異が現れたもの、つまり「アスペクト比によって見え方が大きく変わるスキルカット演出」を中心に、具体例を10個紹介していくぞ!
[01]シェラザード(蒼の魔女)
序盤で必ず入手できる、シェラザードの初期コスチューム。薄手のタイツに包まれた脚が魅力的。シェラザードといえば脚、脚といえばシェラザード。
これはアスペクト比による見え方の違いが非常にわかりやすい例で、縦長の9:19.5がいちばんよい。シェラザードの象徴たる美脚がもっともしっかり見えており、逆に16:9や19.5:9では脚はほとんど見えないからだ。
また、9:19.5のみ、シェラザードが頭上に掲げている剣も見える。これは検証していて個人的に「えっ、そもそも剣あったの!?」とかなり驚いた。シェラザードのこのスキル演出は毎日のように見ているのだが、ふだん19.5:9か4:3でプレイすることが多いので気づかなかった。
背景をじっくり見たいという場合を除き、これは縦長であればあるほどよいと言える。
[02]エクリプス(ビーチバカンス)
豊満な身体を持つキャラクターが無数にいる豊満ゲーム・ブラウンダスト2のなかでも、屈指の豊満さを持つ豊満サキュバス・エクリプス。その水着コスチューム。
これも縦長のほうがよさそう。縦長であればあるほど身体の下のほうまで見えるようになり、9:19.5ならお尻までしっかり確認できる。手や背景もある程度見たい場合は、4:3がちょうどよさそうなバランスだ。いずれにしても、一般的な基準となる16:9よりは縦長のほうがよいと言えそうだ。
ここまでの2例を見ると、「つまり、基本的に縦長のほうがいいってこと?」と思う人もいるかと思うが、必ずしもそうではない。
たとえば……
[03]ルベンシア(ワイルドドッグ)
疾走する尻、ルベンシア。夜の街を駆ける尻の印象が強すぎて誰も本来のコスチューム名を覚えていないが、『ワイルドドッグ』である。
これは、縦長でないほうがよいパターン。9:19.5だと、ルベンシア最大の武器であり魅力であるお尻が見切れてしまっているからだ。見切れるほど大きいのだ! という迫力の表現ともとらえられるが。
ちょうどいいのは、16:9か4:3あたりだろう。お尻全体をしっかりとらえつつ、そこから伸びる太もももある程度カバーできている。
[04]ヴェンタナ(温泉修行人)
これも、縦長ではないほうがよいパターン。温泉で謎の四つん這いポーズに謎の恍惚とした表情で牛乳を飲む『温泉修行人』のヴェンタナだ。いったいなにを修行しているのか。
これは、ヴェンタナのポーズの都合上、イラスト自体が横長なので、画面を縦長にしたときに見切れてしまう部分が大きい。もちろん上半身だけでも魅力的ではあるのだが、せっかくなら全身見えたほうがよいであろうと考えると、ある程度横長のほうがよさそうだ。
16:9か19.5:9か4:3かは、好みの問題と言えそう。よく見ると19.5:9は胸の先が一部見切れてしまっているのだが、これは「逆にギリギリで見切れているからこそ想像が働いてよい」という考え方もある。個人的には19.5:9が好き。
[05]ロエン(セレブリティ・バニー)
自らに電流を流し身もだえて豊満な身体を揺らすという衝撃的なスキルカット演出で一世を風靡したロエンのバニーコスチューム。人気も身体も大爆発している。
これもロエン自体が四つん這いに近いポーズを取っていてイラスト自体が横長なので、縦長だと見切れてしまう部分が多い。ブラウンダスト2は、見切れが生じるときは原則として顔を残すようにカットが行われるので、この場合、必然的に下半身が見えなくなってしまう。下半身フェチには重大な問題である。
手や背景がバランスよく見えるのは4:3あたりだが、19.5:9も、ロエンのほぼ全身が収まりつつアップになっており、ロエンが間近にいる感じがあって非常によい。
[06]ネブリス(新入社員)
こんな新入社員がいてたまるか! でおなじみのネブリス『新入社員』コスチューム。初の『グルトーク』対象コスチュームだったので、印象深い人も多いはず。
これは、縦長すぎても横長すぎても見切れが発生するというパターン。縦長の9:19:5だと膝が見えず、横長の19.5:9だと左足の指が一部見えない。ネブリスの全身を収めることができているのは、16:9と4:3。
となると、基本的には16:9か4:3がよさそうだが、19.5:9はネブリスが弄んでいるナイフの根元がちょうど画面の下端とほぼ一致するので、ある意味ちょうどよい。なにがちょうどよいかはご想像におまかせする。
[07]リベルタ(温泉管理人)
自らが管理する温泉で趣味の半身浴をしながら、いたずらっぽく微笑むリベルタ。
これも、縦長すぎても横長すぎても見切れが発生するパターン。16:9と19.5:9ではお尻がわずかに見切れており、9:19.5では脚が見切れている。リベルタの全身を余すところなくとらえているのは4:3。
先の新入社員ネブリスもそうだが、画面全体を広く使うようなポーズを取っているイラストは、こういう状況が起きやすい。最適解もさまざま。
[08]ネブリス(ユルいライフガード)
ふたたびネブリス。こちらは水着コスチューム。
これは、どれがよいと言い切るのが難しく、人によって好みがかなり分かれそう。縦長であれば、胸が見切れず、お腹や脚まである程度見える。横長であれば、ネブリスがこちらに向けて伸ばしている両腕がはっきり見え、覆いかぶさられている迫力をより感じることができる。
それぞれに違った魅力があるので、どれが好きか、ぜひ友人や家族と話し合ってみよう。
[09]エクリプス(ナイトメア・バニー)
こ、これも難しい……! 4:3か、9:19.5か……!
エクリプスのバニーコスチューム。構図としては水着ネブリスに近いところがあり、これも覆いかぶさり系。エクリプスに迫られている感覚をより深く味わいたいところだ。
これも人によって好みが分かれそうだが、基本的には4:3か9:19.5だろう。このエクリプスは「重厚長大」という言葉がふさわしい胸が魅力なわけだが、16:9や19.5:9では見切れている範囲が広い。エクリプスが重厚長大すぎてとてもじゃないが収まらない。
ただ、4:3では長さがわずかに足りず、9:19:5では幅がわずかに足りない。帯に短し襷に長し。長乳に短し爆乳に狭し。エクリプスの重厚長大な胸をすべて画面内に収めようと思うと、両者の間くらいの、より正方形に近い解像度が必要になる。
さすがエクリプス。その魔力も魅力も、およそ常人の手には収まらないレベルだ。
[10]ユースティア(剣道部)
ユースティア、かわいい! ユースティアの笑顔はどのアスペクト比でもかわいい!そう、どれがいい悪いなんてことはないんだ! ぜんぶいちばん! いつだってベストスマイル! どれだってベストショット!
最後の最後に健全度の高いスキルカット演出を紹介することによりバランスを取ろうと思ったのだが、これひとつでバランスが取れたかどうかはかなり疑問である。ユースティアにかかる負荷が大きすぎる。
検証の結果、やはり画面のアスペクト比によってスキルカット演出の見え方は変わることと、一律に「このアスペクト比がベスト」と言えるものはないということがわかった。
どの見え方であっても魅力的であることに変わりはないので、最終的には好みの問題だが、大好きなスキルカット演出があってそれをいつもホーム画面に設定している場合などは、それに合わせて設定を変更することを考えてもいいかもしれない。
幸い、ブラウンダスト2は、ゲーム内の設定でアスペクト比をある程度変更できる。
スマートフォンやタブレットであれば、 「その他」>「グラフィック」>「設定」 から 「画面固定」 という項目で、縦表示・横表示を切り替えられる。
PC(Google Play Games版)であれば、縦表示・横表示の切り替えに加え、 「画面モード」で4:3、16:9、21:9を選べるメニューも存在する。
本当にこだわる場合は、このためにPCでのプレイを検討するのもひとつの手だろう。アカウント連携を適切に行っておけば、異なる端末でも同じデータでプレイすることはできるので、その点は安心。
あなたもぜひ、ときには縦表示・横表示の切り替えや画面モードの変更を試してみて、お気に入りのキャラがより映え、より楽しくプレイできるような環境を研究してみよう。
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