先行ベータのプレイレポートまとめ
- 幅広いビルドと豊富な成長要素で良質なハクスラを楽しめた
- ストーリーや世界観も良くRPGとして面白い
- クラスごとに異なるプレイ感が用意されており飽きずに遊べる
ディアブロ4の概要と特徴
ハクスラの代名詞『ディアブロ』シリーズ最新作
ディアブロ4は、多数のファンから「ハクスラ」の代名詞とまで呼ばれるアクションRPGシリーズ『Diablo(ディアブロ)』の最新作である。前作『ディアブロ3』は、戦闘と育成のサイクルが高い中毒性を生み、多くのコアゲーマーを生み出した。
ハクスラとは?
ハクスラとは、ハックアンドスラッシュの略であり、戦闘に特化したRPGの1ジャンルだ。hack(叩き切る)とslash(切り込む)が語源であり、戦闘行為そのものがゲームの醍醐味であり、探索も戦闘能力のさらなる強化に繋がっていく。
本作の場合、フィールド内にある多数のダンジョンやイベントを攻略することで、より強力な装備を手に入れたり、「力の古文書」をはじめとした強化要素を解放していける。装備のオプション効果とスキルツリーを通して、多彩なビルドを選べるのも特徴だ。
ダークで陰鬱な世界観と濃厚な物語が展開
『ディアブロ』シリーズはクリア後のやりこみ要素が多く、ファンからは「メインストーリークリアまでがチュートリアル」と冗談めかして言われることも多い。しかし、シリーズを通して語られてきた陰鬱な世界観と物語も高い評価を得ており、メインストーリー部分だけでも非常に濃厚な体験が味わえる。
本作の場合は、暗黒時代の訪れが序盤に語られ、邪悪な存在「憎悪の娘リリス」が登場する。この邪悪な存在に対抗すべく主人公は戦うことになるのだが、彼女に魅入られた人間たちによるおぞましい所業が生々しく描写されたりと、勧善懲悪の枠では抑え込めない……非常にグロテスクでダークな展開が多々存在するぞ。
オープンワールド化した世界を冒険
本作はシリーズ初のオープンワールド化した世界を冒険できる。地続きの巨大なフィールド内で多数の難所やモンスターを攻略しつつ、突発的に起きるイベントも味わえるぞ。かつ、フィールドには多数のダンジョンへの入り口があり、従来どおりのダンジョン攻略も楽しめる。
異なるプレイ感を持つクラスで自分だけのビルドを構築
他の例だと、近接攻撃を使いこなす「バーバリアン」は多彩な種類の武器を使い分けることで様々な局面に対応できる。魔術師の「ソーサラー」なら、異なる追加効果を持つ炎、氷、雷の魔法を使いこなすことで様々なスタイルの遠距離ファイトを楽しめるぞ。
先行ベータでは3種のクラスが体験できた
先行ベータで選べたクラスは「バーバリアン」「ローグ」「ソーサラー」であり、各クラスはまったく異なるビルドとプレイ感が用意されていた。なお、3月25日からのオープンベータでは「ドルイド」「ネクロマンサー」も使用可能だ。
ディアブロ4の成長システム
スキルツリーを進めてスキルを解放
ディアブロ4の基本的な成長システムは、レベルアップでもらえるポイントでスキルツリーを進めることだ。スキルツリーでスキルポイントを一定数消費すると、新しいカテゴリーのスキルが解放され、対応するスキルをスキルツリー上で取得可能だ。
スキルは「基本スキル」や「コアスキル」のほか、クラスの特徴をより強く表す「防御スキル」や「敏捷スキル」などに分かれている。スキルはスキルスロットにセットすれば、割り当てられたボタンで発動できるぞ。また、通常のスキルとは別にパッシブスキルも存在しており、取得済みスキルの強化やキャラ自体の強化も可能だ。
スキルスロットは6つあり、スキルは自由にセット可能だ。スキルスロットは最初ロックがかかっているが、プロローグが終わる頃(レベル7〜8)にはすべて解放される。
どのスキルを取得するかでキャラの特徴は大きく分かれる。基本スキルが「目眩」を付与する攻撃なら、コアスキルは「目眩」状態の相手に追加効果を与えるものにしたりと、組み合わせ方は様々だ。なお、関連するスキルは検索機能で探せるため、いろいろな組み合わせ方を探しやすいぞ。
装備のオプションを厳選してビルドを最適化
装備にはレア度に応じた数だけ様々なオプション効果が付く。特定種類のスキルを強化するオプションもあれば、通常攻撃を多用するのに便利な「攻撃速度アップ」などもある。自分好みのオプションが付いた装備を集めるのが本作の醍醐味だと言えるだろう。
また、装備には「化身」と呼ばれる特殊な効果を付与できる。化身の種類はダンジョンの初回攻略報酬である「力の古文書」によって増やせ、多種多様な効果が存在するぞ。どの化身を付与するかなどでもプレイヤーの好みが反映されていく。
ディアブロ4のクラスとプレイ感
「バーバリアン」はタフで幅広い近接攻撃がすごい
「バーバリアン」は、タフな体力と強力な近接攻撃を持つクラスだ。「両手殴打武器」「二刀流」「両手斬撃武器」を瞬時に切り替えながら様々な攻撃を使いこなす。味方にも及ぶ強力なステータス向上バフや、敵のヘイトを集めつつダメージ軽減するスキルなどシンプルな殴り合いにも強い。
バーバリアンの大きな特徴のひとつは武器種ごとに熟練度があることだ。同じ「両手斬撃武器」でも、敵の弱体化「脆弱」を駆使する両手斧と、極めれば初撃の威力が大きく上がる長柄武器……など特徴が異なるので、プレイヤーの好みにより細かくマッチしたものを見つけやすい。
「ローグ」は遠近で様々な攻撃を器用にこなせる
「ローグ」は、二刀の近接武器で素早く攻撃するほか、弓による遠距離攻撃もこなせる。中距離から短剣を投げたり、罠を張ったりと忍者のような立ち振舞いも可能だ。基本スキルもそれぞれで使い勝手が大きく異なるため、序盤から本作のビルドの幅広さを知れるクラスでもあるぞ。
成長していくと、武器に毒や属性効果を合成したり、より多彩な効果の罠を貼れるようにもなる。場所やモンスターに合わせて戦法を切り替えるといった玄人プレイも面白いし、ひとつの分野を突き詰めたスペシャリストになるのも面白い。
「ソーサラー」は系統ごとの魔法が使ってて楽しい
「ソーサラー」は、炎、氷、雷の3系統の魔法を使いこなせるぞ。各系統ごとに得意分野は異なり、炎は持続ダメージ、氷は移動阻害、雷はクールダウン短縮とチェイン効果が主な強みである。どれも遠距離から撃てるため、敵集団の殲滅が得意なクラスだ。
氷で足止めして雷を連打したり、炎で持続ダメージを発生させてから他魔法でトドメを刺したり……と、別系統と組合せるのも面白い。6つのスキルスロットに何をセットして、どのように相手をハメ倒すかを考えるのは楽しいぞ。
プレイしたライターの感想
制限の無い製品版が非常に楽しみ
ディアブロ4は非常に遊びやすく、気づいたら何時間も遊んでしまうようなゲームだ。ビルドの幅広さや育成要素の豊富さに対して、操作方法や成長のためのステップはシンプルであり、普通にストーリーやミッション、ダンジョン攻略を楽しんでいるうちに、操作しているキャラへの愛着が湧きやすい。
ベータ版ではレベル上限が25でありセーブデータも引き継げないが、1,2日の付き合いなのにすでに惜しさを感じている。製品版ではとことんクラスごとに作ったキャラクターの育成を味わいたいと思った。
また、先行ベータで選べたクラスは「バーバリアン」「ローグ」「ソーサラー」だったが、製品版やオープンベータ版では「ドルイド」と「ネクロマンサー」というクラスが参戦することが確定している。3つのクラスの序盤だけでもかなり楽しめたため、今後さらに広い世界でより多くのクラスで遊べると思うと楽しみでならない。
ディアブロ4のゲーム情報
ゲーム名 | Diablo IV |
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ジャンル | ロールプレイング/アクション |
プラットフォーム | PC/PS4/PS5/Xbox Series |
価格 | スタンダードエディション:9800円 デジタルデラックスエディション:12600円 アルティメットエディション:14000円 パッケージ版:9800円 |
リリース日 | PC:2023年6月6日 配信済 PS4:2023年6月6日 配信済 PS5:2023年6月6日 配信済 Xbox Series:2023年6月6日 配信済 |
公式サイト | https://diablo4.blizzard.com/ja-jp/ |
公式X | https://twitter.com/blizzard_jp |
コピーライト | ©Blizzard Entertainment, Inc. |
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