注目集めるアクションRPGを徹底解説!
デュエットナイトアビスは2023年10月20日にゲーム情報が発表されて以来、4カ国言語のYouTubeチャンネルでのトレーラー動画の合計再生回数が180万を超えるなど、注目と期待が集まっているアクションRPGだ。本記事では先行プレイの内容をもとに、特に期待されていたアクション部分をはじめ、ゲームの特徴を詳細に解説していく。
ゲームのポイントまとめ
- アクション性の高いアドベンチャーRPG
- キャラごとに戦い方が大きく異なる
- ゲームサイクルはシンプルだが没頭しやすい
- 色々と試しながら遊べるゲーム
※本記事はテスト版のプレイ内容に基づきます。正式リリース時には仕様が変わっている可能性がございます。
アクション性の高いアドベンチャーRPG
遠近両方の武器を使えるシームレスな戦闘
デュエットナイトアビスは、アクション性の高いアドベンチャーRPGだ。謳い文句は「自由自在な武器構成×全方位爽快アクション」であり、近接武器と遠隔武器をシームレスに使える自由度の高い戦闘を楽しめる。
キャラごとに大きく戦闘スタイルが変化
各キャラは持っているスキルによって、キャラごとに大きく異なる戦闘スタイルを確立している。ガジェットを召喚して敵の大群を薙ぎ払ったり、素早い跳躍と落下攻撃に特化していたり……といった具合にキャラごとに異なるプレイ感を持つ。
基本的なアクションは共通
本作は近接武器による近接攻撃、遠距離武器による遠隔攻撃、回避やスピンジャンプといった基本的なアクションは全キャラ共通して行える。ただし、得意な武器やアクションはキャラによって変化し、後述する武器の効果や「魔の楔」で特定のアクションに特化したりもできるぞ。
基本的なアクションの説明 | |
---|---|
近接攻撃 | ・剣など近接武器による攻撃 ・武器種ごとにモーションが異なる |
遠隔攻撃 | ・ライフルなどの遠距離武器 ・弾薬を消費して銃撃を行う ・弾薬は敵がドロップする |
回避 | ・敵の攻撃を素早く回避できる ・連続で2回まで行え、クールタイムが発生する ・空中でも使える |
ジャンプ | ・任意のタイミングで空中に跳躍する ・ジャンプ後の近接攻撃は「落下攻撃」に変化する |
しゃがみ | ・任意のタイミングで屈んだ姿勢になれる ・移動中にしゃがむことでスライディングに派生する ・スライディング中にジャンプで「スピンジャンプ」に派生し、より長い距離を飛べる |
キャラごとに異なるアクション | |
バトルスキル | ・スキルポイント(SP)を消費して使用できる ・キャラの特徴を決定づけるものが多い ・SPは敵へ攻撃をしたり、時間経過で貯まる |
必殺技 | ・大量のSPを消費して使用可能なスキル ・バトルスキルやパッシブスキルと合わせてキャラの特徴を決定づける ・SPはバトルスキルと共通であり、召喚系の必殺技などバトルスキルより先に使うのが前提のキャラもいる |
武器やアイテム「魔の楔」で特徴を強化
加えて、キャラや武器に「魔の楔」というアイテムを装着可能だ。コストの上限を超えないように、用意されたスロットにセットすることで、様々な効果を得られるぞ。「魔の楔」を更新、厳選することでキャラクターの能力を底上げし、戦闘面における特徴を強化できる。
「魔の楔」は異なるキャラや武器で同時に使用可能
「魔の楔」は、異なるキャラや異なる武器で同時に使用可能だ。特定属性の攻撃力アップなど、よく使う「魔の楔」でも総数を気にしてつけ外しをしたりする必要はない。そのため、キャラごと、武器ごとに「魔の楔」のセット構成を考えられるため、新しく手に入れたキャラや武器も「試しに使ってみる」がやりやすい。
最大3人が同時に戦闘
本作では、「シジル」というアイテムを使って、操作キャラとは別にキャラクターを2人まで呼び出せる。最大3人で同時に戦うため、前衛、後衛、ヒーラー……のような各々の役割を考えたパーティー構成も可能だ。
なお、各キャラクターにはHPとシールドが存在し、シールドが減り切るまではHPが減らない。シールドは時間経過で回復するため、比較的強い敵相手でもNPC操作の仲間たちは粘り強く戦うぞ。また、各キャラは持たせた武器を使い、必要に応じてスキルもきちんと使用してくれる。
キャラごとの戦闘方法を紹介
テストで体験できた9名のプレイアブルキャラについて記載しています
素早い近接戦が楽しめる「ベレニカ」
チュートリアルから使える「ベレニカ」は、素早い近接戦闘を得意としたキャラだ。片手剣の使用時にSP回復量を高めるパッシブスキルでSPを素早く稼ぎつつ、バトルスキル「ルミネセンス」による4連撃を行える。攻撃のスキは少なく、スピーディーな戦いを楽しめるぞ。
空中から敵を翻弄する「サイキ」
サイキは空中から敵を翻弄できるキャラクターだ。バトルスキル「繭の白昼夢」によって、自分の分身「ミラージュ」を置きつつ敵を攻撃できる。必殺技「メメント・モリ」を使用すると、空中を自在に移動できるようになり、バトルスキルがより攻撃的な「フロウライト」へと変わるぞ。
騎獣での戦闘が行える「トリュフ」
トリュフは豚の「ヘーゼルナッツ」と一緒に戦うキャラだ。必殺技でヘーゼルナッツに騎乗でき、騎乗状態だとアクションが変わる。騎乗中は高速移動と攻撃を同時に行えるぞ。パッシブスキルで移動時間に応じたバフも乗るため、敵の大群をひきたおすような豪快な戦いが可能だ。
雷のような落下攻撃がすごい「ユーミン」
ユーミンは、パッシブスキルによって落下攻撃が強化される。加えて、バトルスキルの「玉山崩し」はジャンプよりも素早い跳躍を発動させ、落下攻撃の範囲を拡大させる。スキルを組み合わせることで、自らが雷になったかのような豪快な落下攻撃を連発できるぞ。
周囲を一気に焼き払える「ヒルダ」
ヒルダは、自動で攻撃を行う「掃除機」を随伴させて戦うキャラだ。パッシブスキルで2つの「大型掃除機」を常時持ち、バトルスキルで掃除機による火炎放射のON/OFFを切り替えられる。火炎放射には被ダメージ上昇デバフの付与や、敵撃破時のSP獲得効果があるぞ。
裂傷と弾幕で一気にダメージを与える「リーン」
リーンは、遠隔攻撃に特化したキャラだ。パッシブスキルによって射撃の威力を上げ、バトルスキル「リーサルブルーム」によって敵に状態異常「裂傷」を付与する。裂傷は遠隔攻撃で「傷口トークン」を発生させ、裂傷の効果時間が消えたときにトークン分のダメージを発生させる。
HPとスキルポイントを回復する「フーシュ」
フーシュは、パーティーでの戦闘時に大きく輝くキャラだ。バトルスキルによって「雲龍」を召喚し、敵へ与えたダメージに比例したHPとSP回復を周囲の味方に行う。パッシブスキルも味方のSP回復速度のアップであり、フーシュがいるだけでパーティー全体のスキル回転率が上がるぞ。
クラゲの召喚で毒を与える「レベッカ」
レベッカは「クラゲ」を召喚し、周囲の敵にダメージと「愛の毒」トークンを与えられるキャラだ。「愛の毒」は持続ダメージを発生させ、敵の撃破時には、その敵が持っていたトークンを他の敵に移すなど、集団相手のダメージソースとして非常に強い。
クリティカルで暴れる触手を増やしていく「ダビデ」
ダビデは遠隔武器でクリティカルを発生させると、一緒に戦ってくれる「触手」を召喚する。触手は周囲の敵を攻撃しつつ、行動を妨害するぞ。また、召喚した触手たちはバトルスキル「オレ様のオハコだぜ!」によって強力な攻撃を発動する。
世界観に没頭しやすいストーリー展開
クエストと依頼でゲームを進行
デュエットナイトアビスはオープンワールドで好きに探索するゲームではなく、クエストに沿ってストーリーを追う。クエストで行く場所はダンジョンのような形になっており、探索と戦闘はシームレスに行われる。
なお、クエスト用のマップは敵の配置なども含めてランダム生成ではなく、「ステージ」としてデザインされている印象だ。物陰には「宝箱」や「書類(フレーバーテキスト)」も隠されており、寄り道や探索も楽しめる。
また、育成素材を集められる「依頼」も存在し、任意のタイミングで挑戦できる。「依頼」では防衛や探索など様々な目的のもとバトルを行う。移動力の高いキャラが有利であったり、高い位置を狙うのが得意なキャラが有利であったりと依頼ごとに向き不向きも存在する。
主人公は主体的で明確な「個」があるタイプ
デュエットナイトアビスの主人公は、セリフが無いタイプではなく、主体的で明確な「個」があるタイプだ。メインストーリーを進めるうえで、そのクエストをどのような動機で進めるかも明示される。そのため、ストーリーを追う上で感情移入もしやすい。
家族の「ベレニカ」を探して極北から冒険を開始
なお、本作の物語は「パーガトリー」という辺境の島から始まる。島を「穢獣」というモンスターが襲い、家族であり幼馴染でもある「ベレニカ」とともに島から脱出しようとしていたところ、「ヒュペリア帝国軍」に襲われ……という怒涛の展開がチュートリアルでは描かれるぞ。
そして、チュートリアル後は離れ離れとなったベレニカを探すために、島から遠く離れた極北の地「アイスレイク」から主人公は冒険を開始していく。
世界観はシビアめで印象に残る
世界設定は濃厚かつシビアめに設定されており、「ヒュペリア帝国」の勢力下にあるアイスレイクでは、寂れた鉱山町の雰囲気や帝国の歪さ(人種問題など)が描写される。
シビアめな世界観に加えて、主人公は冒険家あるいは傭兵のような職業である「月狩り人」として、住む場所を探したり、お金を必要としたり……と、地盤固めを行う必要があるなど、この世界に生きる1人の人間として「ままならなさ」も描写され、序盤の導入として印象に残った。
先が気になり続ける複合的な世界観とストーリー
シビアさが描写される反面、フレーバーテキストで他の勢力や地域の様子が伝えられるなど、世界観の広がりも示唆されているほか、主人公が他者の信頼を得る過程が描かれたり……と、ただシビアなだけでは終わらないのも強く感じられた。メインストーリー1章がどのように着地するのかも合わせて、プレイしていて先が気になり続けたぞ。
選択肢でプレイヤーに対する印象が変化
その他、面白い特徴としてはサブクエストや町の人との会話時における選択肢が挙げられる。選択肢によって町の人のプレイヤーに対する印象「フィーリング」が変わり、フィーリングに応じてサブクエストが増えたり……といった要素あるのだ。
加えて、一部の選択肢には難易度が存在し、ダイスロールによって成功か失敗かが変わる……など、TRPG的な要素も盛り込まれている。選択肢ごとにテキスト内容も大きく変わるため、ロールプレイしている感が楽しめるぞ。例えば、「才知」に関する選択肢を選べば頭脳派な印象になるし、「混沌」に関連する選択肢を選べばアナーキーな印象の言動を行える。
ライターの感想
色々と試したくなるゲーム
デュエットナイトアビスは、様々なアクションを試しつつ、先の気になるストーリーを見られる非常に楽しいゲームだった。ジャンル名に「アドベンチャーRPG」とあったが、その名のとおり冒険(アドベンチャー)している感も感じられたぞ。
デュエットナイトアビスのゲーム情報
ゲーム名 | デュエットナイトアビス |
---|---|
ジャンル | 高自由度ファンタジーアドベンチャーRPG |
プラットフォーム | iOS/Android/PC |
価格 | 基本プレイ無料 |
リリース日 | 未定 |
公式サイト | https://duetnightabyss.herogame.com/ja |
公式Twitter | https://twitter.com/DNAbyssJP |
コピーライト | ©Hero Games All Rights Reserved |
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