ラグナドールとは?
ヒト化した妖怪と一緒に戦うRPG
ゲーム概要
ラグナドールは、ヒトの姿に進化した妖怪たちと共に戦うスマホとPCに対応したオンラインRPGだ。美麗アニメと人気アーティストによるBGMがリリース前から話題を集めた。「ソリティア」や「スピード」に似たシンプルかつ奥深いバトルが特徴であり、ゲーム内コンテンツも豊富だ。
どこに注目?見どころは?
ビジュアルとBGMで注目大!ゲーム部分はどう?
ラグナドールは、タイトル発表当初から高い注目を集めてたタイトルである。タイトル発表時のPVでは、人気アーティスト「BiSH」による主題歌が流れ、キャラは男女問わず美麗なアニメーションで動き、豪華声優陣が声を吹き込んでいた。鉄壁の布陣が、多くのユーザーの関心を買ったのだ。
しかし、多くのゲーマーにとって気になるのはゲーム部分。見た目と音に釣られてプレイし始めたら、ゲーム部分は微妙だった……などとあっては目も当てられない。スマホの容量とユーザーの時間は無限じゃないのだ。
そこで、神ゲー攻略スタッフは本作を実際にプレイして、面白いかどうかを嫁いびりをする姑のような勢いでチェックしたぞ。 プレイ前のスタッフは「見た目とBGMだけじゃない?大丈夫?www」とか調子に乗っていた……。
――そして、その結果
スタッフ「ナマ言ってすみませんでしたあああああああああああああああああああああ」
結論から言うと、ゲーム部分はシンプルだけど中毒性が高く面白い。トランプの「ソリティア」や「スピード」のような気づくと熱中する骨太な面白さが詰まっていた。本記事では、調子こいてたスタッフが懺悔と謝罪を込め、ゲームシステムの解説を中心に本作を徹底的にオススメするぞ。
レビュアーはやりごたえあるバトルが好きな「スタッフT」
本記事の作成者「スタッフT」は、普段「死に覚えゲー」と呼ばれるものを好み、試行錯誤を楽しむタイプ。アクションだと『ダークソウル』シリーズとかが好き。ソシャゲだと『アークナイツ』の低レア縛りに挑戦していたり、『FGO』の高難易度を単騎でクリアしようとしたりしてる。
ラグナドールの大きなやりごたえ3点!
- 思考の精度を上げる「ソリティア」的な面白さ
- 判断速度が大事な「スピード」的な面白さ
- デッキ構築が楽しい「TCG」的な面白さ
ラグナドールのバトルでは、デッキから引いた0〜5のカードを数字の小さい順から選んでチェインを決める。基本ルールはシンプルであり、理解しやすい。トランプの「ソリティア」や「スピード」のように、直感的に楽しめるだろう。だが、中毒性は「ソリティア」や「スピード」以上だ。
「0」をホールドする機能やカードを重ねて「合成」する機能により、基本的な動きにも複数の選択肢が存在するほか、カードデッキ自体を構築し最適解を目指す楽しみがある。例えるなら、トランプのシンプルさにトレーディングカードゲーム(TCG)の戦略性を混ぜた欲張りセットである。
例えに使ったゲームの簡単な説明 | |
---|---|
ソリティア | 1人用のトランプゲーム。別名クロンダイク。 複数の列にランダム配置されたカードを見て、カードの移動を繰り返し、同じマークのAからKの順番に並べかえることができたらゲームクリア。 シンプルだが慣れるほど思考が洗練される楽しさがある。 |
スピード | 1対1で遊ぶ2人用のトランプゲーム。 場に置かれたカードに続くカードを、自分の手札から出していって、先にすべての手札を失くしたら勝ち。 状況を見て、素早い判断を下していくのが醍醐味。 |
TCG | トレーディングカードゲーム。対戦型のゲームが中心。 ランダムでカードが入ったパックを購入し、手に入れたカードで自分だけのカードデッキを組む。 対戦ルールはTCGごとに異なるが、多くの場合、プレイスタイルに応じてデッキを最適化するのが楽しく、対戦相手との駆け引きが熱い。 |
キャラゲーとしても良作。推し国ができる
なお、多くの人がまず最初に興味を惹かれるであろう「キャラクター」についても少し触れておくが、こちらも期待以上に好感触だ。登場するキャラクターの属性は幅広く、単体での魅力も高い。加えて、所属する国ごとに細かい人間関係が設定されているのも見逃せない。
キャラ別にある「キャラシナリオ」でも、同じ国に所属している他キャラクターが登場することがあり、キャラシナリオの対象キャラだけでなく、他キャラにも興味が湧く。また、公式サイトには国ごとの相関図があり、眺めているうちに推しキャラどころが推し国ができてる場合もある。
オプションでプレイスタイルに合わせた調整も可能
本作は豪華声優による熱演付きアニメーションとボーカル付きのBGMも出し惜しみ無く使われるため、ストーリーの臨場感が高い。PVに惹かれてプレイする人は絶対に損しないだろう。人によってはグラフィック負荷が気にかかるかもしれないが、負荷はオプションで軽減可能だ。
さらに付け加えるなら、本作はオンラインRPGとしての要素も多分に持つが、オプションで乱入(知らない人との共闘プレイ)をオフにできる。キャラとストーリーに惹かれてるけどマルチプレイはちょっと……という人もマイペースに続けられるぞ。
やりごたえについて解説!
思考の精度を上げる「ソリティア」的な面白さ
ラグナドール最大の面白さは「スピードチェインバトル」と呼ばれる0〜5のスキルカードを繋げていくバトルにある。基本ルールは簡単で「前のカードより大きいカードなら繋がる」というものだ。チェインするほどダメージ倍率が上がり、より多くのダメージを敵に与えられる。
シンプルだが取れる選択の幅が広い
手札のカードを並べるだけなら運ゲーになってしまうが、本作の場合いくつかの機能により、取れる選択の幅を広げているぞ。「NEXT」には次に来るカードが表示されており、手札のカードは「合成」によって、数値が1つ上のカードに変換できる。
合成は1ターン2回までと制限があるものの、合成で空いた手札のスペースにはNEXTのカードが入るため、上手く使えばより多くチェイン可能だ。例えば、次のカードと同じ数値のカードが手札でダブってるなら合成すれば絶対に損しない。セオリーが分かると自然に手が動くようになるぞ。
また、「0」と「5」のカードは特殊であり、「0」はキャラ固有の特別な効果を発動し、「5」はMPを消費して必殺技を繰り出す。MPはチェイン数に応じて増加し、かつMPの貯蓄量によって「5」のドロー確率自体も上がるぞ。チェイン以外にも考えさせる要素は多い。
判断速度が大事な「スピード」的な面白さ
ラグナドールは判断速度も試されるゲームだ。ソロプレイではチェインを開始すると「スキル受付時間」が発生し、マルチプレイでは常にリアルタイムな判断を要求される。どうすればチェインするか、素早く判断していく必要があるのだ。
相手の動きに合わせた対応も必要
また、敵の弱点「ヨワミダマ」を突いて、行動不能状態「ブレイク」にしたり、相手の必殺技に合わせて「0」のカードで防御したりと、相手の動きに合わせた対応が必要とされる。「0」のカードをストックしておき、逆転の切り札に使う場合もあるぞ。
マルチプレイ時は他プレイヤーの使うキャラやデッキを知るのも大事だ。協力プレイなら自キャラとのシナジーを考え、対戦プレイなら行動を先読みして対策を打つなど、周囲の動きを把握して最適な行動を取れると達成感がすごい。
デッキ構築が楽しい「TCG」的な面白さ
デッキは「キャラ」「武器」「カケジク」「補助」の4種類で構成される。デッキを方向づける要素としては、キャラ、武器、カケジクの3種が大事だ。
キャラは基本パラメータに関わるほか「0」と「5」のスキルカードに直結する。武器は「1」「2」「3」「4」のスキルカードにセットでき、汎用のスキルカードを上書きし、追加効果も付与するぞ。カケジクは装備品に近く、パッシブ効果を獲得可能だ。
デッキの編成要素 | |
---|---|
キャラ | 基本パラメータを決定 「0」と「5」のスキルカードに直結 |
武器 | 「1」「2」「3」「4」のスキルカードにセット スキルカードに追加効果を付与 |
カケジク | 戦闘中にパッシブ効果を取得 ステータスを増強 |
補助 | 余った武器やカケジクをセット可能 基本パラメータを増強 |
キャラで全体の方向性を決めつつ、武器やカケジクで決めた方向性を突き詰められる。速攻や耐久など用途に合わせてデッキを使い分けるのもOKだ。なお、キャラは「昇進」というシステムによりレアリティを最大まで引き上げられるため、キャラ愛で強力なデッキを組むことも可能である。
スキルカード(計25枚) | |
---|---|
0 | デッキに2枚存在 キャラで決まり、固有の能力を発動 |
1 | デッキに6枚存在 武器カードをセット可能 |
2 | デッキに6枚存在 武器カードをセット可能 |
3 | デッキに6枚存在 敵の弱点を突ける属性を持つ 属性の内訳はキャラごとに偏りがある 武器カードをセット可能 |
4 | デッキに4枚存在 地水火風の4属性が1枚ずつ存在 武器カードをセット可能 |
5 | デッキに1枚存在 キャラで決まり、MP消費で固有の必殺技を発動 MPの貯蓄量でドロー確率が増加 |
自由度が増すまで時間がかかるのは難点
本作には個人的に残念な点がひとつある。それは「デッキの自由度が増すまで時間がかかる」ことだ。ゲーム開始時はデッキの編成枠にロックがかかっているのに加えて、手持ちの武器やカケジクが少ないため、自由なデッキ編成をすぐには楽しめないのである。
……ただ、最初からロックを解除しろとは手放しに言えないのも難しいところ。本作はゲーム内コンテンツの数が多く、デッキ編成に限らずゲーム内で意図的に制限をかけないとユーザーが迷子になりかねない。
本作は「オマカセ装備」をはじめとして、編成を自動で行ってくれる機能も充実しており、ゲーム開始後しばらくはデッキ編成よりも「スピードチェインバトル」をはじめとしたゲームの基本ルールを学ばせようという方針が読み取れる。
デッキ編成は中級者向けの要素であり、ゲームに慣れて自分のプレイスタイルを突き詰めたくなったら挑戦する……といった位置づけだと考えるのが妥当だろう。実にまっとうな判断である。
豊富な要素の中で骨太な面白さが光る
核となるゲームシステムだけでも面白い
ラグナドールは、美麗なアニメーション、豪華声優陣、人気アーティストによるボーカル付きBGM、協力プレイや協力プレイをはじめとした豊富なゲーム内コンテンツ……と、要素てんこもりな大作オンラインRPGである。だが同時に、豊富な要素の中に核となる骨太な面白さを持つ。
トランプの「ソリティア」や「スピード」に似たシンプルゆえに分かりやすいゲームサイクルが心地よく、繰り返し挑戦したくなる中毒性がある。仮にグラフィックやサウンドが剥ぎ取られたとしても、ゲームルールとシステムだけでも戦えそうなストロングスタイルな面白さが光るだろう。
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