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はてブFF7FSとは？
FF7の前日譚を描くバトルロイヤルゲーム
ゲーム概要
FINAL FANTASY VII THE FIRST SOLDIER（FF7FS）は、大人気RPG『FF7』の前日譚を描いたゲームだ。プレイヤーは、FF7本編で重要な意味を持つエリート部隊兵「ソルジャー」就任を目指し、バトルロイヤルで競い合う。魔法やアビリティなど原作おなじみの技も使えるぞ。
原作をフル活用したバトロワゲーム
FF7のコンピレーション作品
FF7FSは、『FINAL FANTASY VII（ファイナルファンタジー7）』ことFF7のコンピレーション作品だ。コンピレーション作品とは、FF7の関連作品を意味し、FF7と世界観が密接に繋がっている。
そのため、FF7の世界で重要な意味を持つ「ソルジャー」「神羅カンパニー」「マテリア」が登場するほか、FFシリーズでおなじみの「魔法」「アビリティ」「召喚獣」が戦闘手段として存在する。原作ファンならニヤリとする要素も多い。
FF7とは？
FF7は、世界的ヒットを記録した歴史的RPGだ。全世界で1,000万本以上の売上を記録しており、初代PlayStationの売上そのものを底上げしたと言われている。また、主人公クラウドと宿敵セフィロスは任天堂の大人気ゲーム『スマブラ』に客演するほどの人気を持つ。
世界観としてはスチームパンクやSFをファンタジー世界にミックスしたような独特な雰囲気を持つ。星の中に存在している魔晄（ライフストリーム）をエネルギーとした技術が発達しており、魔法のほかに、自動車やバイクといった近代的な機械も多く登場する。
FF7FSにおけるプレイヤーの立ち位置は？
FF7FSは『FF7』本編の30年前を描いており、FF7で大きな意味を持つエリート部隊兵「ソルジャー」の誕生経緯を描く。プレイヤーはソルジャーの中のソルジャー「1st ソルジャー」を目指して、他候補生としのぎを削るぞ。
なお、FF7本編において、主人公クラウドの肩書は元ソルジャーであり、宿敵セフィロスもソルジャーとして名を馳せている。FF7においてソルジャーの意味は非常に大きい。
| FF7の用語説明 | |
|---|---|
| 神羅カンパニー | 世界的な影響力を持つ企業 スチームパンク風の都市「ミッドガル」に本社を持つ 魔晄エネルギーを利用した「魔晄炉」を保持 ミッドガルの実質的な支配者であり、私設軍隊を有する |
| ソルジャー | 神羅カンパニーの私設軍隊におけるエリート兵 FF7本編で登場するが、FF7FSでは発足前 |
| 魔晄（ライフストリーム） | 星の中に存在している力 星の生命力とも呼ばれている FF7本編では、魔晄の過剰消費による環境汚染などが問題となっている |
| マテリア | 魔晄が結晶化したもの 古代種と呼ばれる人々の知識も蓄積されている 装備すると一般人でも様々な魔法や戦闘技術（アビリティ）が使用可能になる |
3つの要素が他のバトロワとの差別化に成功
FF7FSの基本的なルールは、一般的なバトルロイヤルゲーム（以下、バトロワ）と同じだ。大人数がひとつの戦場に空から降下後、最後の1人を目指して戦う。
一度死んだら退場、装備品は現地調達、時間経過で活動可能なエリアが縮小していく……など、バトロワの基本的な要素は揃っている。しかし、本作は大きく3つの要素によって、他のバトロワからの差別化に成功しているぞ。
- 魔法や召喚獣などFFおなじみの攻撃手段
- FF7のモンスターやロケーションが登場
- RPGのようにレベルアップや職業の選択が存在
本作はバトロワであると同時に、FF7の世界を舞台にした対戦ゲームでもある。バトロワは初勝利まで時間がかかるジャンルであり、習熟するまでに脱落する人も多い。しかし、本作は原作に由来したカジュアルに楽しめる要素が多く、初心者でも試行錯誤やリトライを楽しみやすい。
レビュワーはFF7既プレイかつバトロワよわよわな人物
本記事の作成者「スタッフT」は、オリジナルのFF7をプレイ済み。FF7本編では「HPアップ」などの入手が簡単かつ基礎能力を底上げするマテリアを多用していた。なお、バトロワゲームはプレイしているがよわよわな人物。
バトロワ初心者でも遊びやすい
FF7FSは、バトロワ初心者が遊びやすくなるよう配慮している印象を受けた。チュートリアルが充実しており、トレーニングモードで魔法やアビリティを自由に試せるからである。
ただし、使用可能なアクションの種類が多いためコントローラーは用意した方が良い。スマホだけでもプレイ可能だが、コントローラー操作の方がスムーズに戦える。なお、推奨コントローラーはPS4の「DUALSHOCK 4」だ。
課金必須じゃない点にも着目
また、スマホゲーだがガチャ要素は無く、Pay to Winシステム（課金がゲームの勝敗に影響するシステム）が無い点も評価したい。誰でも気軽に始められ、プレイスキルがものを言うフェアな戦いを楽しめるぞ。
改善には意欲的な運営
本作の運営は、リリース前にクローズドβテスト（CBT）を実施しており、正式版はCBTの意見を参考にした様々な改善が施されている。また、TGS2021時の公式放送では、多かった意見ひとつひとつに開発者がコメントしていた点も好印象だった。
正式版のサービス初日は、アクセス殺到によりサーバーエラーが多発するなど残念な点もあったが、公式Twitterは深夜まで定期的な進捗報告を行い、改善を試みていた。今後も意欲的な運営やアップデートが期待できるのではないだろうか？
本作をプレイして気になる点があるなら、改善要望を「お問い合わせ窓口」から意見を送るのも良さそうだ。要望が通るとは限らないが、きちんと目を通してくれそうな雰囲気はある。スタッフも、キーコンフィグ機能の追加希望など要望をいくつか送ってみた。
| CBTをもとに改善・追加された要素 | |
|---|---|
| コントローラー対応 | バーチャルパッドを使わず コントローラーでゲームをプレイできる |
| トレーニングモード実装 | 好きな銃やマテリア、スタイルを試用できる |
| チュートリアルをリニューアル | アンケート結果をもとにチュートリアルを改善 |
| コレクション機能を実装 | 実績やスキンを確認可能にした |
『FF7』世界が舞台の対戦ゲームとしても遊べる
魔法や召喚獣などFFおなじみの攻撃手段
FF7FSは、銃撃といったバトロワで一般的な攻撃以外にも、強力な近接攻撃や魔法を使える。FFおなじみの「ファイア」「ブリザド」「サンダー」で敵を撃破可能だ。また、FFではおなじみの「召喚獣」も健在である。
銃撃メインで渋くクールな戦い方をしても良いし、近接攻撃や魔法、召喚獣を使って派手に暴れても良い。特定の攻撃手段を強化するスタイル（RPGでいう職業のようなもの）も存在しており、好きな戦闘方法を突き詰めることが可能だ。
魔法はレベルアップ可能
魔法を使用するには対応するマテリアをマップ内で拾う必要がある。さらに同種のマテリアを拾えばレアリティが上がり、ファイア→ファイラ→ファイガ……と、より強力な魔法へと変化するぞ。強化後の魔法は範囲や攻撃力が大きく上がる。
魔法以外にも「アビリティ」が存在
スタイルごとに特殊な能力である「アビリティ」が用意されている。アビリティもFFシリーズではおなじみの要素であり、特色豊かな効果を発揮するぞ。FF7本編で登場したものもあれば、シリーズの過去作品で出たものや、本作オリジナルのものがある。
FF7のモンスターやロケーションが登場
 |
 |
本作では、FF7本編に登場したモンスターやロケーションが出てくる。FF7のファンなら見るだけで楽しめるものも多い。FFシリーズの常連モンスターである「トンベリ」が「ほうちょう！」で攻撃してきたりと、原作ファンならニヤリとする要素も確認できるぞ。
また、FFシリーズのマスコットキャラ「チョコボ」をはじめとした原作由来の移動手段も多数登場する。自動車用やバイク用など、乗り物用のスキンも豊富だ。なお、チョコボにいたっては、チョコボファームと呼ばれる牧場が存在し、チョコボ自体の育成や飼育も楽しめる。
小ネタも豊富
本作は小ネタも豊富だ。町中にFF7の小悪党「ドン・コルネオ」の人形が置いてあったりと、ファンサービスが多数存在する。繰り返す遊ぶ中で、様々な発見があるだろう。
RPGのようにレベルアップや職業の選択が存在
前述したとおり、FF7FSにはモンスターが登場し、スタイルと呼ばれるRPGでいう職業に近いものがある。対戦中、モンスターを倒すと経験値が手に入り、スタイルのレベルが上がるぞ。
つまり、RPGのように、レベリング要素やプレイスタイルの追求が存在するのだ。加えて、ロールプレイ要素も存在し、キャラクリで自分だけのキャラを作ったり、スキンで好きなファッションをさせたりもできるぞ。
原作キャラになりきれるのスキンも存在
FF7本編に登場したキャラクターのスキンも存在する。「ハートブレイカー」など原作に登場した武器のスキンも存在するため、FF7のキャラクターになりきる事も可能だろう。
実績機能などコレクション要素も存在
本作には実績機能である「アチーブメント」や、入手したスキンを装備したり確認したり「バラック」機能が存在する。コレクション機能としても使用でき、収集要素が好きな人も楽しめるぞ。
原作の要素でとっつきやすく遊びやすい
バトロワ未経験者でも試しやすい
FF7FSは、世界的人気を誇るRPG『FF7』を題材にしたバトロワゲームであると同時に、原作の要素をフル活用した原作ファン向けの対戦ゲームでもある。魔法や召喚獣、アビリティなど原作ファンならニヤリとする戦闘手段が存在するのだ。
加えて、銃撃戦に限らない様々な攻撃手段が存在することにより、バトロワ初心者でもとっつきやすい作品でもある。最終的な勝利に至らなくても、様々な試行錯誤が試せて飽きづらい。銃撃戦が苦手な人でも、近接攻撃を連打してるだけでけっこう楽しいぞ。
課金要素が必須ではない無料ゲームであるため、手軽に試しやすい点も良い。総じて、バトロワ未経験者にもオススメしやすい作品である。
みんなの評価
FF7FSの攻略wikiを開設
神ゲー攻略は、FF7FSの攻略情報をまとめたwikiを開設した。攻略wikiでは、スタイルやシステムの詳細解説のほか、序盤の進め方もフォローしているので、これからゲームを始める人は参考にどうぞ。
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