ストーリー(ネタバレ込み)の解説|キャラ解説・用語・舞台

【龍が如く7】ストーリー(ネタバレ込み)解説まとめ|あらすじ・キャラ解説・用語・舞台

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神ゲー攻略班
最終更新日

『龍が如く7』のストーリー(ネタバレ込み)解説まとめをご紹介!序盤のあらすじや春日の生い立ちをはじめ、ゲーム概要やキャラ解説、用語集、舞台(エリア)解説を考察含め掲載している。龍が如く7を楽しむ際にどうぞ。

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本記事は、「龍が如く7」のストーリーのネタバレを含みます。閲覧の際にはあらかじめご注意ください。

龍が如く7の概要

主人公を一新し「龍如6」の3年後を描く!

オープニング〜春日の服役

「龍が如く7」は、「龍が如く6」の3年後を描く物語である。長年シリーズを支えた「桐生一馬」に代わって、極めて陽気な「春日一番」が主人公となり、「伊勢佐木異人町」の広大なるエリアを舞台に物語を展開する。

物語の冒頭、ソープランドで生まれた両親を知らぬ男・春日は、若頭の身代わりになり18年の刑に服すこととなる。そして、現実と向き合いながらも明るい姿勢を貫く主人公・春日一番が、極道世界の混乱の真相に迫っていく。

「ライブコマンドRPG」搭載のバトル!

戦略的なバトルが面白い

本作のチーフプロデューサー・横山昌義氏は、「仲間との絆」を描くにあたって、どうしても「RPG」という形式を取らざるを得なかった、と語っている。アクションから大幅に変わったコマンド式システムだが、確かに没入感はやや失われたものの、仲間との協力を感じられるバトルとなっている。

バトル中、キャラクターの配置が戦況を左右し、仲間との絆レベルに応じて追撃数が増加したり、戦略的な要素は多い。また派手で笑える演出の「極技」も、バトルを楽しませてくれる。本作は「ドラゴンクエスト」の影響を強く受けており、作中でも「ドラクエ」の言葉が頻繁に使われる。

重くハードな任侠物語は健在!

物語と実力派俳優らによる演技が素晴らしい

「龍如7」では、メインゲストの中井貴一・堤真一・安田顕らがハードな任侠ドラマをシリアスに演じており、物語の重さを充分楽しめる。強大な敵たちの非常な策謀や殺しといった描写も健在だ。

また主人公「春日一番」は明るいキャラクターながら、両親を知らずにソープランドで生まれ、敬愛する組長のために18年の刑に服すなど、重い経歴と生い立ちを持つ。ハードな現実にひたむきに向き合う一面を見れば、新しい「龍如」の主人公として、受け入れられるキャラクターであろう。

序盤のあらすじ

どん底の街から始まる「春日一番」の物語

どん底の街から始まる「春日一番」の物語

時は2001年。関東最強の極道組織「東城会」の「荒川組」に所属する「春日一番(かすが・いちばん)は、実父のように慕う組長・荒川真澄から、若頭・沢城丈の身代わりとなって18年の刑に服して欲しいと請われる。荒川真澄の頼みならと、春日は喜んで刑務所へ入所した。

18年後、荒川真澄の待つシャバへと出てきた春日だったが、荒川真澄は他人のように冷たい態度だった。さらに、神室町は一変しており、ライバルだった「近江連合」が闊歩し、さらにその手引きをしたのが外でもない荒川真澄本人だという。

春日は真実を確かめるべく荒川真澄の元へ向かうが、「すまねぇなぁイチ…死んでくれ」と、問答無用で荒川真澄に撃たれてしまう。絶望の果てに、「どん底の町=伊勢佐木異人町」へたどり着いた春日。春日の、極道の混乱の真相を見極める旅は、やがて大きな真相へと切り込んでいく。

春日一番の生い立ち(ネタバレなし)

神室町のソープランドで生まれた男

神室町のソープランドで生まれた男

春日一番は両親を知らぬ男で、神室町のソープランド「桃源郷」で産み落とされた。ソープランドの店長「春日二郎」を養父として育ち、荒れた思春期を送っていたが、とある出来事から荒川真澄に命を助けられ、荒川組に所属することになる。

仁義を守る熱い男!

仁義を守る熱い男!

春日一番は、従来の主人公「桐生一馬」とはうって変わって、明るく熱い男だ。悲しみや嬉しさなどの感情表現が豊かで、女性とも共闘するような柔軟さを持つ。悪く言えば単純で知的とは言えないが、人懐っこく愛されるキャラクターである。

ネタバレ要素の概要

春日一番は荒川真澄の息子である!
物語上、東城会と近江連合が解散する!
ラスボスは「荒川真斗」である!

春日一番は荒川真澄の息子である!

春日一番は荒川真澄の息子である!

「龍が如く7」のネタバレ要素の大きな1つは、主人公・春日が荒川真澄の息子であるということだ。春日が生まれた日、荒川真澄は実の息子(春日)をヤクザから守るため、コインロッカーに隠した。しかしちょうど同日、偶然にも「沢城丈」が自分の息子をロッカーに捨てた。

結果、赤ん坊の取り違えが起きてしまった。荒川真澄は沢城の息子を「荒川真斗」として育て、荒川真澄の実子である春日は捨て子となり、ソープランドの店長に育てられたのだ。物語の第13章にて、春日の出自の真実は明らかになる。

東城会と近江連合が解散する!

東城会と近江連合が解散する!

「龍が如く7」における大きなネタバレ要素として、物語上、「東城会」と「近江連合」という2大勢力が解散を迎える点が挙げられる。極道ともあろう存在が警察の手先になるを嫌った荒川真澄が、堂島大吾と話し合いの末に決めた結論である。

しかしながら堂島たちには、寄る辺を失ったヤクザたちの受け皿となる組織を新たに発足する設計図はあるようだ。荒川真澄はその計画の手伝いをしたいという希望を抱いていたものの、実現する前に絶命してしまう。

ラスボスの正体は「荒川真斗」である!

ラスボスの正体は「荒川真斗」である!

「龍が如く7」におけるラスボスは、春日が「若」と慕って世話をしていた荒川真斗だ。強いコンプレックスとともに生きてきた荒川真斗は、「青木遼」という都知事として権力を手に入れることでコンプレックスを払拭しようと欲したが、春日たちの尽力によりその化けの皮を剥がされる。

春日と荒川真斗は最終戦において、一騎打ちの殴り合いバトルを行う。赤子の取り違えが起きたことにより、本来なら逆の立場だったはずの2人。性格もまるで正反対の、まさに「光と影」の対決がラストで描かれるのである。

ストーリー(ネタバレ込み)

1 オープニング〜春日の服役
2 ナンバとの出会い
3 紗栄子、ハン・ジュンギ、趙との出会い
4 ブリーチジャパンと近江連合の癒着
5 ナンバとの対決と青木遼の真実
6 新たな仲間、ハン・ジュンギと趙
7 伝説の極道たちとの対決
8 春日一番の真実
9 ミレニアムタワーの決戦
10 エンディング

オープニング〜春日の服役

オープニング〜春日の服役

荒川組組長・荒川真澄との出会い

春日一番(かすが・いちばん)は、両親の顔を知らず、ソープランド「桃源郷」で産み落とされた男だ。荒れ果てた思春期を送っていた春日は、ある日、たまたま喧嘩の相手がヤクザの下っ端だったために、殺されそうになる。

その場しのぎの言い訳に「荒川組」の名を出す春日。有名な東城会系・荒川組組長の名を出せば助かるだろうという軽率な考えだったが、実際に荒川真澄が現れると、そのオーラに圧倒された。さらに荒川真澄は、何の面識もない春日のため、事もなげに指を落とし、命を救ってくれたのだ。

春日は荒川真澄に深い敬意と畏怖の念を持った。親を知らぬ春日は、生まれて初めて「自分のために」尽くしてくれた存在と出会い、荒川真澄を「親父」と慕い、荒川組に入ることとなった。

春日に訪れる18年の服役

2000年。若衆として成長した春日は、シノギ(金稼ぎ)は下手だったが荒川真澄をよく慕い、安村光雄(ミツ)という下っ端も持ち、いっぱしのヤクザとして生きていた。また荒川真澄の息子・真斗は不遜な性格だが、生まれつき車椅子が欠かせぬ体で、春日は「若」と呼んで忠実に世話をしていた。

しかしそんな折、春日は荒川真澄より「務めてくれないか」と請われる。というのも、荒川組の若頭・沢城丈が、因縁のある坂木組の若衆を撃ってしまったのだ。いま沢城を失うと荒川組の大きな痛手となる。そのため、春日が身代わりとなって、服役してほしいというのだ。

春日にとって服役の話は、荒川真澄に対する長年の「感謝」を表せる機会でしかなかった。「ずっとこんな日を待ってたんです。親っさんに恩返しできる日を…」と春日は言い、沢城の身代わりとなって刑務所へ入った。

18年ぶりのシャバと足立との出会い

18年。服役を終えた春日は、荒川真澄の待つシャバへと出てきた。荒川は春日への手紙に「子のいない家の寂しさは親にしか分かるまい」としたためていたが、手紙の文言とは裏腹に、出所しても荒川の出迎えはなく、実際に対面しても他人のように冷たい態度だった。

呆然とする春日は、元刑事の「足立宏一」と出会う。足立によれば、現在のヤクザ業界は18年前とは様変わりしていた。荒川真澄は警視庁に情報を横流しし、警視庁の「神室町3K作戦」を推進していた。そして荒川真澄は現在は東城会ではなく、敵対していたはずの「近江連合」のNo2となっていた。

また、荒川真澄は警視庁に賄賂を手渡して近江連合の東京進出の手助けもしており、足立はこの賄賂事件の真相を追っていたのだ。しかし春日は、「親父さんが近江に寝返るはずがねえ!」と息巻き、神室町へと向かった。

荒川真澄の銃口

神室町もずいぶんと様変わりしていた。足立の言う通り近江連合の連中が闊歩し、荒川組の存在は跡形もない。聞き込みをすると、荒川真澄の息子・荒川真斗が死んだために、荒川真澄は人が変わってしまったらしい。

本当に荒川真澄が東城会を裏切ったのだと、絶望する春日。しかし足立は、近江連合の大きな会合がある情報を掴んでいた。真相に近づくため、会場に乗り込む春日と足立。しかしそこで春日は、今や近江連合の若頭となった沢城と対決する。

沢城を倒し、会合の現場へ踏み込むと、荒川真澄がいた。「やっぱり来たか。お前だけは裏切らねえな」とつぶやく荒川真澄。しかしそれ以上何の会話をすることもなく、荒川真澄は春日に銃口を向け、弾を放ったのだった。

ナンバとの出会い

ナンバとの出会い

異人町で始まるホームレス生活

春日が目覚めると、傍らには「ナンバ」という名のホームレスがいた。ナンバは元看護師で、春日の傷を手当てし命を救ってくれたのだ。さらにナンバは、ここが横浜の伊勢佐木異人町だと説明し、ホームレス生活のルールをも教えてくれる。

さらに足立が、春日のスマホのGPSを追跡して合流した。春日・ナンバ・足立の3人は、異人町・スナック街の浜子の店に住むことになり、職探しで訪れたハローワークでソープランドの「乙姫ランド」を紹介される。

風俗嬢・菜乃葉のトラブルと星野会長

春日率いる3人は、「乙姫ランド」の店長から、菜乃葉という嬢の勤怠が悪いので、原因を突き止めて欲しいと依頼される。菜乃葉を尾行すると、菜乃葉は自分の父の介護費用に200万円も払っており、その介護施設が「安楽死ビジネス」を敢行する悪辣施設だということが判明した。

介護施設の背後には異人三の1つ「横浜星龍会」が関与していた。春日たちは、星龍会本部へ乗り込み、会長の「星野龍平」と対面する。星野会長は春日の「親父」である荒川真澄の名に、いやに興味を示した。また、春日のポケットに「勝手に」入っていた偽札も、興味深げに眺めるのだった。

全てを報告しに「乙姫ランド」へ帰還する春日たち。しかし春日たちは、乙姫ランドの店長・野々宮が首を吊って死んでいるのを目撃するのだった。

紗栄子、ハン・ジュンギ、趙との出会い

紗栄子、ハン・ジュンギ、趙との出会い

紗栄子との出会いと「馬淵」の存在

乙姫ランドの店長・野々宮の葬儀には、嬢・菜乃葉の双子の姉「向田紗栄子」が参列していた。紗栄子によれば、野々宮からは死ぬ直前に電話をもらっており、何者かに襲撃された音がしていたことから、自殺ではなく、横浜流氓の参謀・馬淵が手を下したのだと判明した。

中華街で馬淵の情報を集めるうち、馬渕が「横浜貿易倉庫」で大きなビジネスを行なっていることが判明する。3人は貿易倉庫に向かうが、倉庫で見たものは、中国元の偽札で高級食材を大量に仕入れるビジネスだった。

偽札の証拠をつかもうと倉庫内で偽札を手に入れようとする春日たちだが、現場監督にバレてしまう。監督たちと戦闘するうちに、何者かの手により倉庫全体が爆発し、春日たちの意識は暗転する。

横浜流氓と星龍会の戦争勃発

目覚めると春日たちは馬淵の手により、横浜流氓の地下アジトに捕縛されていた。馬渕にハメられ、春日は横浜流氓に喧嘩をしかけた星龍会の人間だという動画を作成されてしまう。馬淵の狙いは野々宮を殺して春日をおびき出し、異人三の強固な壁を崩すきっかけを作ることだったのだ。

春日たちは謎の男、ハン・ジュンギの手によりアジト脱出を果たす。しかし、今や「横浜流氓」と「星龍会」の大戦争のきっかけとなった春日たちは、横浜流氓の総帥・趙天佑と出会う。趙は、コミジュルに行き、馬渕がこの混乱を仕掛けた張本人である証拠を見つけてこいと指示する。

コミジュルでの戦いとナンバとの別れ

コミジュルは、異人町全体に防犯カメラや構成員を配置し、町全体を監視して得た情報を流すことをシノギとしていた。カメラの映像の中から、馬渕が野々宮を殺した証拠も判明した。また、コミジュルは円の偽札製造でも生業を立てていた。

そして、春日の胸ポケットに入っていた「偽札」は、コミジュルの製造場所から漏れた1枚だということが判明。さらに、ナンバがこれまで春日と行動を共にしていた理由も「偽札」が原因だった。ナンバの弟は行方不明で、元は異人町の偽札事件を追うジャーナリストだったのだ。

ナンバの弟はコミジュルによって捕縛されていた。また、ナンバ自身もコミジュルに拉致され、春日一行はナンバの存在を失ってしまう。

ブリーチジャパンと近江連合の癒着

ブリーチジャパンと近江連合の癒着

偽札製造の真実と馬渕との戦い

ナンバを失った春日たちは、星野龍平・趙天佑・ソンヒという、「異人三」のトップの会合に出る。3人によれば、異人町における偽札製造は、古くから政治家ぐるみの町の資金源だった。異人三による偽札製造の分担により、異人町は平和と均衡を保ってきたのだった。

また、春日たちはナンバがブリーチジャパンの事務所にいるという情報を得、事務所に向かう。ナンバは事務所にいたが、ブリーチジャパンは用心棒として馬淵と繋がっていた。ナンバは逃走し、春日たちは馬淵と対決する。

さらに、馬淵に野々宮の殺しを依頼したのはブリーチジャパン代表の小笠原だということが判明。さらに小笠原のバックには東京都知事の「青木遼」がいた。しかしその「青木遼」の顔写真は、かつて春日が仕えており、現在は死んだはずの「荒川真斗」に瓜二つであった。

ナンバとの決裂

ナンバには、なんとしても自分の弟を見つけ出したいという強い意志があった。そんなナンバにとって、偽札の秘密を暴く意欲がありコミジュルを潰す力も十分にあるブリーチジャパンにつくことは、メリットが大きかった。

それでも春日は、ナンバには異人三の刺客が迫っており今は自分の身の安全を考えたほうがいいと主張する。しかしナンバは聞き入れなかった。そして再び、春日たちはナンバと別れるのだった。

ナンバとの対決と青木遼の真実

ナンバとの対決と青木遼の真実

コミジュルの危機

ブリーチジャパンが偽札問題を暴露したせいで、異人町は混乱していた。さらにブリーチジャパンのバックには近江連合がついており、異人町を内側から潰そうとしていた。手始めにその矛先はコミジュルへと向いていた。

春日たちはコミジュルのアジトの深部へ向かった。ソンヒは、偽札製造の証拠隠滅のためにアジトに火を放とうとしていた。しかし近江連合系・石尾田組組長の石尾田が迫っているため、ソンヒは、アジトを焼き払うだけの時間を稼いで欲しいと春日たちに依頼する。

ナンバとの対決

近江連合と、近江連合系・石尾田組組長の石尾田、さらにナンバが、コミジュルに迫ってきていた。春日たちは石尾田とナンバを倒し、コミジュルの秘密を守った。

また春日は、自分たちにはナンバが必要だと説得する。ナンバは自分は裏切り者だと自責するが、仲間たちに強く説得されて、再び春日たちの仲間入りを果たすのだった。

青木遼の正体

ブリーチジャパンの小笠原によれば、東京都知事の「青木遼」はアメリカで政治経済を学び、裏社会とも強いつながりを有した男だった。また、春日が「若」と呼び仕えていたころは車椅子生活であったが、アメリカで未認可の手術を受けて治療したのだろうという結論に至った。

つまり、東京都知事の「青木遼」は、かつて春日が仕えていた「荒川真斗」なのだ。馬淵による「肉の壁」を崩す計画の背景にも、結局は青木遼が存在していることを春日は知った。

新たな仲間、ハン・ジュンギと趙

新たな仲間、ハン・ジュンギと趙

「慶綿飯店」の戦いとナンバとの再会

一方で、横浜流氓の趙天佑が行方不明になっていた。春日たちは趙を助けに、「慶綿飯店」へ向かう。慶綿飯店には、横浜流氓の馬淵や、近江連合系の石尾田、また元プロボクサーで強大な実力を誇る天童陽介が集っていた。

慶綿飯店での戦いは熾烈を極めたが、最深部で春日たちは懐かしい友との再会を果たす。ナンバが戻ってきていたのだ。強力な技も習得した頼もしい戦力・ナンバを得、春日たちは戦いに勝利し、無事趙を助け出すことに成功した。

春日の偽札の真実

春日は星野龍平と対面した。星野龍平は、今の異人町の混乱の時期に春日が居合わせたことは偶然ではないと語った。根拠は、春日のポケットに入っていた「偽札」だ。その偽札を忍ばせたのは「荒川真澄」だろうと、星野龍平は語った。

偽札を持ったヤクザ(春日)が星野龍平の元へ現れれば、町の危機なのだというメッセージになる。荒川真澄が春日を撃ったのも計算の内で、春日という最も信頼できる身内を、異人町にいる星野龍平の元に送り込むためだったのだ。

春日は青木遼とも会合を果たした。青木遼はやはり名前を変えた荒川真斗だった。春日は青木遼に、異人町からの撤退と選挙出馬の取り消しを願ったが、青木遼は一笑に付し、2人は決裂した。

伝説の極道たちとの対決

伝説の極道たちとの対決

荒川真澄の待つ「蒼天堀」へ

趙救出の背景には、春日のかつての舎弟・ミツの手助けも関与していた。久々に春日と会ったミツは、今は近江連合に属していると言い、荒川真澄が近いうちに蒼天堀で「大きな博打」を打とうとしている情報をくれる。

春日たちは蒼天堀に向かい、近江連合本部へ踏み入れる。そこには、強大な極道「真島」「冴島」が待ち構えていた。熾烈な激闘の末、ついに春日は荒川真澄、そして東城会6代目会長・堂島大吾と面会を果たす。

荒川真澄と堂島の狙い

荒川真澄が警察に東城会の情報を流していたのは、会長・堂島も知ってのことだった。東城会の情報を流さなければ暴対法でどうにでもすると、荒川真斗が荒川真澄を脅迫していたのだ。全ての元凶は荒川真斗である真実が明らかになった。

極道を締め出す「3K作戦」も、あえて荒川真澄らが真斗の手に乗り、神室町から自発的に出て行ったまでだった。そして蒼天掘の近江連合を神室町に引き込んだのも、荒川真澄の手引きだった。

そして、近江連合のトップ「渡瀬勝」の出所に合わせ、近江連合と東城会という2大極道組織を解散させ、青木遼の後ろ盾をなくすのが堂島を始めとする幹部たちの狙いだった。混乱を極める出所祝いの会場に、伝説の極道「桐生一馬」の姿もあった。

荒川と春日の最期の語らい

肩書きをも失った荒川真澄は、春日に、これからどうしていいか分からないと語った。また、組織が解体してもなおカタギではいられぬ部下のために受け皿となる母体を作りたいとも。春日はそんな荒川に、再び「子分にして欲しい」と頼むが、荒川は聞き入れなかった。

また荒川は自身の妻と子の過去についても語った。荒川の妻・茜は、ソープランド「桃源郷」で赤子を産んだのだと。そのため、春日の出自の話を聞くと、不思議な気持ちになるのだと。その語り口には、春日に対する無二の信頼と愛情が籠もっていた。

翌日、星野会長から春日宛に電話があった。その内容は、荒川真澄の死体が、港に上がったというものだった。

春日一番の真実

春日一番の真実

沢城丈による「東京近江連合」の発足

荒川真澄なき今、沢城丈は「東京近江連合」の発足を画策していた。また、春日は荒川真澄殺害の裏には青木遼がいると睨み、青木遼と直談判するために、選挙に出馬して青木側に接触する作戦に出た。

しかし、沢城が青木遼の差し金で星野会長を殺害。さらに、青木遼の命を受け、荒川真澄殺害を指示したのも沢城だと判明した。「異人三」にトドメを刺すために、青木遼と沢城は手段を選ばなくなっていたのだ。あまりの汚いやり口に春日は沢城と対峙し、ついに沢城を倒した。

春日のほんとうの出自

春日の出自の真実も明らかになった。春日は確かにソープランド「桃源郷」で生まれたが、その父は荒川真澄本人だったのだ。当時荒川真澄は、組の公認ではなかった妻・茜が身ごもったため、妻と子が組員に処分されるのを恐れ、赤子(春日)をコインロッカーに隠させた。

そのちょうど同じ日、沢城丈も、望んでいなかった赤子をロッカーに捨てたのだ。荒川真澄は沢城の赤子を自分の子だと取り違え、後の「荒川真斗」となるその子を育て上げた。しかし、荒川真澄の本当の血縁の息子は、春日一番だったのだ。

沢城は全てを語り終えると、警視庁に連行されていった。沢城は本当は星野会長を手にかけたくはなく、春日に止めて欲しかったのだ。沢城でさえも、青木遼=荒川真斗の手の上で踊らされていたのである。俺は間に合わなかった…と、春日は声を震わせた。

ミレニアムタワーの決戦

ミレニアムタワーの決戦

桐生一馬との決戦

青木遼との直談判のため頭に血が上っている春日を、「伝説の極道」である桐生一馬が、コミジュルへ呼び出した。桐生と拳で語り合った春日は、桐生に認められ、コミジュルの情報を渡される。

ソンヒの情報によれば、青木遼は、獄中にある沢城の命をも狙っている。星野龍平暗殺の真実を知っている沢城は、今や青木遼にとっては邪魔でしかなかったのだ。

仁義や親子の縁も関係なく権力にのみ淫している青木遼を止めるため、春日一行はまずは石尾田を倒す。さらに、青木真澄を殺害したのが「天童陽介」だという真実を知った。そしていよいよ春日たちは、青木のいる「ミレニアムタワー」へ向かう。

青木遼との決闘

春日たちは東京近江連合の巣食う「ミレニアムタワー」を登り、天童陽介を撃破。さらに、「青木遼の命で荒川真澄が殺された」ことから、青木遼に逮捕状が出された、というニュースを大衆の目に晒す作戦を敢行した。

化けの皮を剥がされ、元の「荒川真斗」の本性を現した元・青木遼は、春日と拳での一騎打ちを行うも、敗北する。「また最初からやり直しましょう」と説得する春日。春日はまだ、荒川真澄への忠義から、「若」へのひたむきな心を忘れてはいなかったのだ。

春日のひたむきな心に、凍りついた荒川真斗の心は解き放たれた。しかし真斗が「自首する」と決意したその瞬間、ブリーチジャパンの久米により、真斗は脇腹を刺されて絶命してしまう。

エンディング

エンディング

生き続けること、そしてかけがえのない仲間

全ては終息した。足立は賄賂事件の真相を掴み、警視庁幹部を吊るし上げることに成功した。春日は、浜子の店の二階で、荒川真澄と真斗の仏壇に手を合わせ、沢城丈の終身刑の決定を報告していた。

春日は、荒川真澄と真斗の葬儀に居合わせた堂島や真島、冴島に蒼天掘に誘われる。しかし春日は「かけがえのない仲間」のいる異人町が自分の居場所だと語り、町に留まるを決意する。

春日の決意に喜ぶ仲間たち。春日はそんな仲間たちから一人離れ、自分の腕の中で真斗が最期に残した「お前は生きろよ、イチ」という言葉を思い出していた。真斗はこうも続けた、「どん底からやり直すか…いいもんだよな」と。春日はその言葉を思い出し、わずかに微笑んで、異人町の空を仰ぐのだった。

キャラクターのネタバレ解説

春日一番

春日一番

春日一番は「龍が如く7」の主人公であり、荒川真澄の実の息子だ。荒川真澄と沢城丈の間で赤子の取り違えが起きたことにより、春日は本来の父の元を離れ、ソープランド「桃源郷」のオーナー「春日二郎」の息子として育った。

荒れた思春期を迎えた末に春日は、荒川真澄に命を助けられ、荒川真澄に忠誠を尽くすこととなる。そして荒川真斗の失態の尻拭いのために18年もの服役に耐え抜いた。荒川真澄にもう一度会いたいという強い意志で、異人町の運命を変えてゆく。

春日は仲間思いで熱い男であり、滅多なことでは人を見捨てない。仁義を守る熱い心は確かに荒川真澄を引き継ぐものである。

ナンバ

ナンバとの出会い

ナンバは元看護師で、病院の薬を横長ししていたために職を失いホームレスとなった。またナンバは、偽札問題を追っていたジャーナリストの弟の行方を追っていた。そこで、偽札をポケットに忍ばせていた春日と出会い、春日と共にいれば弟を見つけられると信じて行動を共にするようになる。

物語中でナンバは春日たちを裏切り、敵に寝返る場面も存在する。しかしすべては肉親を見つけたいという熱い想いゆえであり、春日をはじめとする仲間たちはナンバの想いを受け入れていた。再度春日たちの仲間となると、ナンバはひたむきに仲間たちを支えてゆく。

足立宏一

足立宏一

足立は荒川真澄と警視庁幹部の間での賄賂事件を追う元・刑事で、春日と行動を共にするようになる。元刑事だけあって様々な知識に長け、暴走しがちな春日を抑制する親代わりのような一面も併せ持つ。

物語のエンディングでは足立はついに悲願である賄賂事件の証拠をつかみ、幹部を捕縛することに成功する。冒険中は紗栄子に「おじいちゃん」と呼ばれて怒るなど、コミカルな一面ものぞかせる。

向田紗栄子

紗栄子、ハン・ジュンギ、趙との出会い

向田紗栄子は、乙姫ランドの店長・野々宮が経営するキャバクラのチーママだ。乙姫ランドの嬢である向田菜乃葉とは双子の姉妹である。紗栄子は、野々宮殺しの事件を皮切りに、異人町の真相究明に奔走する春日たちに共感し、パーティに加わり、頼もしい仲間となる。

物語中では直接的には語られないが、春日一番と良い雰囲気になる描写も存在する。また、サブストーリー47をクリアすれば紗栄子と春日の恋愛エピソードを見られる。

ハン・ジュンギ

ハン・ジュンギ

ハン・ジュンギは、コミジュル総帥ソンヒの右腕であり、優秀なヒットマンだ。また、元々は「ハン・ジュンギ」という別の人間の影武者で、本名を「キム・ヨンス」と言う。顔を整形してまでハン・ジュンギ本人になりすまし、影武者となることに命をかけていた。

元々の「ハン・ジュンギ」は命を落としたが、ジングォン派統の率のために、ハン・ジュンギはあくまでオリジナルの「ハン・ジュンギ」として振る舞い続けている。その不屈の精神と忠誠心から、ソンヒからの信頼は絶大だ。

趙天佑

趙天佑

趙天佑は中華マフィア「横浜流氓」の総帥だ。しかし、総帥の立場は父親から継いだもので執着心はなく、物語中盤ではその座をソンヒに受け渡し、自身は春日たちと行動を共にするようになる。

趙は一大勢力を束ねる存在でありながら飄々としており、時には仲間に中華料理をふるまうなど気さくな一面も見せる。しかし戦闘能力とカリスマは一級品で、春日たちの頼もしい仲間となる。

荒川真澄

荒川真澄

荒川真澄は、春日の実の父親である。ヤクザから赤子を守るためにコインロッカーに預けたが、偶然その日に同じくロッカーに預けられていた沢城の赤子と我が子を取り違え、春日ではなく後の荒川真斗となる赤子を育てた。

春日が10代の頃に春日の命を助けて以来、2人は親子に等しい絆で結ばれていた。春日は荒川真澄を「親っさん」と慕い、荒川真澄は春日を「絶対に裏切らない」と絶大な信頼を置いて、異人町を助けるために春日を送り込んだのだった。

荒川真澄は元々は大衆演劇一座の座長の息子として生まれた。偽札の運び屋であった父親は、不祥事を起こして妻もろとも暗殺される。両親を失い、演劇一座という居場所も失った荒川真澄は、運命に導かれるようにして極道の道に入ったのだった。

沢城丈

沢城丈

沢城丈は元荒川組の若頭で、春日が出所した際には近江連合の若頭を務める。荒川真斗の実の父親であり、真斗のそばにいたい一心で荒川組に参入した。

人情よりもシノギを重視する冷酷な性格ではあったものの、星野龍平を手にかけた際は本意ではなく、星野殺害の情報をハン・ジュンギに密かに流し、自身の行動を春日に止めてほしいと欲していた。エンディングでは終身刑が決定し、その重罪を獄中で償うこととなる。

荒川真斗(青木遼)

「荒川真斗」を倒す

荒川真斗は、荒川真澄の息子として育てられた。生まれつき体が不自由だったことや、自身の望まない「ヤクザ」の家に生まれたことなどからコンプレックスにまみれており、全ての人間を見返したいという歪んだ欲望から、絶対的な権力を求めるに至った。

物語終盤では、荒川真斗は春日の熱い想いに動かされ、全ての罪を自首しようと決意するのだが、ブリーチジャパンの久米の手により命を落とす。しかし、その「どん底から這い上がりたい」という意志は、兄弟同然の絆をもつ春日に受け継がれたのだった。

星野龍平

星野龍平

星野龍平は、異人町で独自の力を持ち続ける「横浜星龍会」の会長だ。また、荒川真澄の父・荒川斗司夫を殺害した張本人でもある。父を殺されながら報復をしなかった真澄に畏怖の念を抱いている。

星野は、春日が自分の元にやってきたのも荒川真澄の意志によるものだと見抜き、春日に助言をする。しかし星野もまた、沢城の手により絶命してしまう。

ソンヒ

ソンヒ

ソンヒはコリアンマフィア「コミジュル」の総帥だ。女性ながらその判断力と統率力は凄まじく、仁義にも厚い。古くより偽札製造に従事し、異人町の発展を裏から支えてきた。

ソンヒは最初こそ春日たちに敵対しているものの、春日たちの目的に共感し、情報をくれるなど積極的に協力をし始める。また、行方知れずだったナンバの弟を密かにかくまってもいた。

鎌滝えり

鎌滝えり

鎌滝えりは和菓子屋「一番製菓」の社長だ。物語に直接関与はしないが、会社経営を進めることにより春日たちの目的に共感し、仲間に加入する。「春日社長」を慕うような一面も見られ、サブストーリー48を進めれば恋愛エピソードを耳られる。

桐生一馬

「桐生一馬」を倒す

桐生一馬は元東城会の4代目会長であり、言わずと知れた「伝説の極道」だ。「龍が如く7」の物語中では、頭に血が上りがちな春日を諌め、冷静に導き、核心に迫る情報まで導く役回りをつとめる。

また、ハン・ジュンギとも顔見知りである。そしてハン・ジュンギが元々の「ハン・ジュンギ」の影武者であることを見抜く。

真島吾朗・冴島大河

真島吾朗&冴島大河の攻略とおすすめ編成

真島吾朗と冴島大河も、伝説の極道と呼ばれる強大なヤクザである。物語中では桁違いの強さを誇り、春日たちに立ちはだかる。しかし本来仁義に厚いヤクザであり、春日たちに共感し導く存在である。

堂島大吾

堂島大吾

堂島大吾は元東城会の6代目会長であり、「龍が如く7」では荒川真澄と共謀して神室町から東城会を撤退させ、東城会と近江連合の解散を画策した男だ。

2大勢力が弱体化すれば青木遼の力も弱まると踏んでの計画だった。また、荒川真澄の「ヤクザは政治家の手先となるべきではない」という流儀に共感したからでもあった。

用語集

神室町3K作戦

神室町3K作戦とは、警視庁が行なった神室町の浄化作戦であいり、ヤクザに対する「食わせない」「稼がせない」「居住させない」という3つの政策のことだ。

3K作戦は成功し、神室町から東城会のヤクザは消えたのだが、それは荒川真澄が荒川真斗の脅迫をかわすために、自分たちから撤退したからだった。やがてそれは東城会と近江連合の解散という、ヤクザ界における大きな変革へとつながってゆく。

異人三(肉の壁)

「異人三」とは、横浜・伊勢佐木異人街を牛耳る「横浜流氓(中国)」「コミジュル(韓国)」「横浜星龍会」の三すくみのこと。3つの勢力がにらみ合い、拮抗しあうことで、異人町の裏社会の治安は長らく保たれてきた。

異人三の緊張状態による鉄壁の守りは、「肉の壁」とも喩えられる。肉の壁のおかげで、異人町は、近江連合や東城会といった外部勢力から完全に守られていた。

東城会

東城会とは、桐生一馬や堂島大吾といった強大なヤクザにより束ねられてきた暴力団である。荒川真澄も東城会系の組長であったが、荒川真斗による脅迫により、その勢力は抑制されていった。

横浜星龍会

横浜星龍会とは、星野龍平率いる暴力団であり、異人町で独特の存在感を放つ。横浜流氓・コミジュルと共に偽札製造に加担しており、古くより異人町の治安を守ってきていた。

横浜流氓

横浜流氓(ハンピンリュウマン)とは、趙天佑率いる中華マフィアであり、星龍会・コミジュルと共に「異人三」を形成する。物語終盤で趙は横浜流氓の総帥の座をソンヒに引き渡し、横浜流氓とコミジュルの協力関係の形成を託す。

コミジュル

コミジュルは異人町のコリアンマフィアで、韓国語で「クモの巣」の意味を持つ。名前通りコミジュルのアジトは蜘蛛の糸が張り巡らされたような形態をなしている。またそのシノギは「異人町の監視」であり、彼らの監視網は町全体の細部にまで及んでいる。

コミジュルの監視網により春日たちは多くの情報を仕入れ、町を救うために尽力ができた。

近江連合

近江連合とは、かつては東城会と敵対していた関西の暴力団勢力だ。堂島や荒川の意志により、東城会と共に解散するも、沢城の手に引き継がれ、より過激な「東京近江連合」へと変貌する。

ブリーチジャパン

ブリーチジャパンとは、表向きは異人町の風紀を守るNPOで、風俗やスナックなど、「グレーゾーン」にあるものを撤廃(漂白)しようと活動する過激な団体だ。

しかしそのバックには青木遼と近江連合がついている。道徳と正義を振りかざしつつもヤクザな手法で異人町を支配しようと欲する悪辣団体である。

物語の舞台(エリア)

伊勢佐木異人町

伊勢佐木異人町とは、「龍が如く7」におけるメインの舞台である。実際の横浜をモデルにしており、従来の舞台であった「神室町」の4倍ほどの規模を誇る。

異人町はには「異人三(肉の壁)」と呼ばれる3つの暴力団体が拮抗しており、3団体の生み出す緊張状態のおかげで、外部勢力を完全にガードしていた。また偽札製造という営為により、町の治安は古くより保たれてきてもいた。

蒼天堀

蒼天堀は関西の歓楽街であり、「大阪」をモチーフにしている。近江連合の本部が存在したり、「バトルアリーナ」が存在するなど、春日たちがよく足を運ぶことになるエリアである。

神室町

神室町は「龍が如く」シリーズではおなじみの歓楽街である。東京・新宿の歌舞伎町をモデルとしており、猥雑で入り組んだ町だ。「龍が如く7」においては、最終決戦の舞台となっている。また、春日一番が生まれた町でもある。


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