【FF10】スピラ用語解説

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神ゲー攻略班
最終更新日

FF10(HDリマスター)のスピラで使用される用語を解説している。FF10の理解を深めたい時の参考にどうぞ!

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注意
スピラ用語集にはネタバレ要素が含まれているため、閲覧する際はご注意ください。

シン関連

シン

スピラに死の螺旋を強いる不死身の魔物。シンは、1000年前の機械文明時代にスピラに現れて以降、機械文明が発達しそうな各地に破壊し続けている強大な魔物。

不死身に近い存在

シンを倒すすべは、召喚士達が命をかけて行う「究極召喚」しか無く、一度倒しても最新部に潜む「エボン=ジュ」が、シンを倒した「究極召喚獣」を新たな「シン」に変えてしまうため、事実上不死身の存在として恐れられている。

作中に登場するシンは6代目

作中に登場するシンは6代目で、ユウナの父「ブラスカ」が、ティーダの父「ジェクト」を糧に究極召喚した召喚獣を核として復活したものだ。

シンの毒気

シンは「幻光虫」の集合体なので、シンに近づいた者は体内の幻光虫の影響を受けて、意識や記憶に以上をきたす場合が多い。スピラに住まう人々は、上記の事を「シン」から発せさられる毒気のせいと解釈している。

シンのコケラ

シンの身体からはがれおちた断片の通称。シンのコケラは、それぞれが独立した魔物で、シン本体が使用する重量の力をあやつる力を持つ。

シン自身の修復作用の一環にもなる

シンは自身を修復するために、各地にちらばっている「シンのコケラ」を回収する性質を持つ。修復のために回収する性質を裏目にとり、シンをおびき出す餌にもなる。

シン討伐隊

打倒「シン」を目標に、各地に支部を持つ民間組織。討伐隊のなかでも精鋭部隊となる「チョコボ騎兵隊」以外は、軍隊としての統率を欠く。

今回のシン討伐隊は、これまで究極召喚でしか倒すことのできなかった「シン」を倒すべく行動にでる描写が描かれる。

ミヘン・セッション

シン討伐隊が「シン」本体をおびき出すために、各地で捉えていた「シンのコケラ」を使用して、チョコボ騎兵隊や機械兵器で、シンを掃討する事を目的として作戦。

教えが禁じる機械を使った作戦

エボンの教えでは、機械兵器を使用することを禁じられているが、シンを倒したいと願う思いで、禁じられた機械兵器を使用している。

ナギ節関連

ナギ節

シンが倒されてから再度復活するまでの期間の名称。スピラに住む人々が「シン」の恐怖に怯えず生活することができる、わずか1年と短い平和な期間。

人々達は永遠のナギ節を願う

スピラに住む人々は、シンの居ない「永遠のナギ節」を求めるが、究極召喚で倒した「シン」は再度復活してしまうため、究極召喚以外の新たな倒し方を見つけない限り、叶わない望みとなっている。

エボン寺院関連

エボン寺院

スピラの人々達の精神的なよりどころになっている存在。エボンの教えを広め、シンの出現から約1000年ものあいだ、人々の精神的支柱になっている。各地に支部となる寺院を持ち、総本山の聖ベベル宮にて、4人の老師が統轄している。

機械禁止の教えを説いた

エボン寺院は、「シンは機械に頼った人間への罰」という理由で、スピラ各地に「機械禁止」を説き、召喚士こそがスピラを救う希望だとして、召喚士に究極召喚の習得方法とその身を犠牲を推奨してきた。

教えの根拠がデタラメ

老師たち上層部は、機械禁止の根拠がデタラメであり、究極召喚では「シン」による死の螺旋を解決できないことを理解した上で、真実を隠している。

エボン四老師

エボン寺院の頂点に立つ4人の老師。総老師を筆頭に、「文官の長樽司民卿」、「僧兵軍団長である司兵卿」、「召喚士を監督する司官卿」の4人で構成されている。

人以外の人種も存在する

かつては人しかいない老師だったが、ユウナの父「ブラスカ」のナギ節到来を機に、人と亜人種の融和を図った「マイカ総老師」が、ロンゾ族の長ケルクと、グアド族の長地スカルを抜薦した。

エボン四老師の名前と詳細

人物 詳細
ヨー=マイカ 僧官すべての長であり、寺院の最高指導者。死人の事実を隠し、10年も昔から寺院を統している。
ケルク=ロンゾ 文官の長として法務、財務、民政全般を担当している。ロンゾ族の族長であり、厳格な人柄として知られる。
ウェン=キノック 軍政担当を担う。討伐隊も監督するが、力を弱めることで僧兵軍団の権威を強化すべく画策している。
シーモア=グアド 教えを整備して、歴史の秘部に触れる権限を持つ。権限を持つゆえ「シン」の秘密をしり野望を抱くことになる。

寺院施設

スピラの各地にあるエボン寺院の施設。教えを広めてその地の人々を精神的に支えているほか、召喚士の修行場としての役割もになっている。

召喚獣を習得することができる場所

各地の寺院は、召喚士の修行場としての役割も担っている為、寺院の中には「試練の間」と呼ばれる場所が存在する。

試練の間を超えた先にある「祈りの間」で、召喚獣の力を得ることが召喚士の成長に繋がっている。究極召喚を求める召喚士たちは、各人を巡礼して己の心身を鍛えつつ、聖地ザナルカンドを目指す。

スピラに存在する各寺院

スピラ各地にある寺院の名前
ビサイド寺院 キーリカ寺院
ジョゼ寺院 マカラーニャ寺院
聖ベベル宮 レミアム寺院
バージ=エボン寺院

召喚士関連

召喚士

召喚士は、人々の希望の星である異能者の事。異界送りの儀式で死者の魂を鎮めたり、祈り子と交感して召喚獣の力を借り受けたりすることが可能な存在。

シンを唯一倒す手段を発動できる

召喚士は「シン」を倒すことができる唯一の手段「究極召喚」を発動することができる。ただし、究極召喚を発動するには、自身の命が引きかえになることも知っている。

人々の希望のために旅をする

エボン寺院の教えで「究極召喚こそがシンを倒せる唯一の手段、スピラを救う希望」と広めていることもあり、召喚士はスピラの人々が「シン」の恐怖に怯えずに生活することができる「ナギ節」をもたらすことを切望して旅をしている。

ガード

究極召喚の習得を求めて旅をする「召喚士」を、旅の道中で起こる魔物との戦闘等から守る役目を担う者。戦闘中に召喚士を守る事や、召喚士を精神的に支えることも重要になっている。

召喚士と結びつきがある者が多い

召喚士の信頼や精神的に支えることも必要なガードは、召喚士の兄弟や恋人、親友などの召喚士と結びつきが強い者がなる場合が多い。

究極召喚

シンを倒す唯一の手段とされている方法とされ、召喚士の秘術と呼ばれている。召喚士と強いきずなを持つ者を、ユウナレスカの秘術で祈り子とし、召喚士が祈り子と精神的に一体化することで発動することができる。

召喚士の命と引き換えに発動できる秘術

究極召喚は、シンを確実に倒すことができるが、代償として「召喚士」は命を落とすことになる。究極召喚の祈り子となった「ガード」も、次のシンと化すため、実質2名の命が引き換えとなる。

異界送り

召喚士のみが行うことができる、亡くなった人の魂を死者の世界「異界」に送ることができる儀式。生体エネルギーである「幻光虫」を亡骸から抽出することで、魔物の誕生を防いだり、死人と化して現世にとどまっている物を幻光虫に分解して消滅させることができる。

召喚士の重要な役目

常に死と隣合わせのスピラでは、召喚士にとって「異界送り」はもっとも重要な努めのひとつとなっている。

大召喚士

シンを倒して「ナギ節」をもたらす異形を成し遂げた召喚士のみに与えられる尊称。召喚士の命と引き換えの究極召喚でしか、心を倒すことができていないため、死後に送られる称号となっている。

召喚獣関連

召喚獣

召喚士にのみ呼び出すことができる強大な力を秘めた聖獣。血肉を持たない聖なる獣と言われており、幻光虫でできた幻光体であるため、実態は存在しない。

祈り子の夢と幻光虫が結びついた姿

召喚獣は召喚士が祈り子と交感し、祈り子の見る「夢」と大気中の「幻光虫」を結びつけ合わせると姿を表す存在。

召喚獣の力を借りるのは容易ではない

スピラの各寺院にいる「祈り子」から、召喚獣の力を借りる際に行う「祈り子との交感」は、召喚士の心身に多大な負荷をかけるため、召喚獣の力を借りるのは容易なことではない。

祈り子

秘術によって魂のみの存在となった元人間たち。召喚獣の力を生み出す源になっており、祈り子が封じられた像(祈り子像)は、各寺院の試練の間を抜けた奥に安置されている。

幻光虫関連

幻光虫

スピラ全土に満ちている生体エネルギー。通常は目で見ることができず、濃く凝縮されると光となって、幻光虫の姿を認識することができる。出現した姿が虫に似ている事から、幻光"虫"と名付けられた。

スフィア

高濃度な幻光虫を含む特殊な水でできた、映像や温泉を記録することができる媒体。主に形は球体で、自然発生するほか、映像を映したり触れた者の記録を収めたりといった、様々な用途で使用することができるように、人工的に作られている。

ブリッツボール

幻光虫を含んだ大量の水を固めた「スフィアプール」にて行われる水中格闘球技。ブリッツボールの歴は古く、1000年以上も昔の機械文明全盛期だった古代ザナルカンドの時代から親しまれてきた競技。

異界関連

異界

未練を残さず死んだ者の魂がたどり着くとされている場所。異界は、「死後の世界」を概念的に指す場合と、グアドサラムに実在する土地を指す2つの場合がある。

グアドサラムに入り口がある

異界は、グアド族が生活する「グアドサラム」の土地から移動することができる。異界には、滝や花畑が織りなす幻想的な風景が見えるものの、グアドサラムから行くことはできない。

幻光虫が満ちる場所

異界は幻光虫が満ち溢れている場所であるため、異界を訪れたものが死者の事を考える事で、考えに幻光虫が反応し、思い浮かべた相手の幻影が姿を現す。姿を現すのは、異界に旅立った死者のみであり、死人や魔物となって世にとどまっている者は姿を現さない。

死人

非常に強い執着や未練を残し、生前の姿で世に留まっている人物の事を指す。思念と幻光虫が結びついた幻光体であり、魔物と同類。事実、死人から魔物へ化した者も存在する。

作中に登場する死人

人物 詳細
アーロン 究極召喚の犠牲と鳴った「ブラスカ」と「ジェクト」との約束を心のこりで死人化している。
マイカ スピラのゆくすえが気がかりで、エボンの教えに反する「死人」であることを隠し、総老師として君臨しつづけている。
ベルゲミーネ 志なかばで死んだ召喚士。打倒「シン」を後続に託すべく、若くて見込みのある召喚士の修行に力を貸している。
ユウナレスカ シンを定期的に消す「希望」を残すために、1000年以上もスピラにとどまり、召喚士に究極召喚を授けてる。

種族関連

種族

スピラには、一般的な人間である「人」のほかにも、獣や植物を思わせる姿の人種が複数生活している。「亜人種」とも呼ばれ、独自の拠点と風習を持つが、暮らしぶりは「人」と何ら変わりはない。

一般的に「人間」と行って想起される容姿をした種族。スピラでもっとも人工が多く、ベベルやルカといった大都市のほか、さまざまな土地に町や村を作って暮らしている。基本的に「エボンの教え」を信じ、寺院の指導に従って暮らしている。

ロンゾ族

獅子のような顔つきが特徴の種族。大柄でたくましく、体格に恵まれているがゆえに戦闘を得意としている。魔物の技を覚えて使いこなすことができるのも特徴。

額に1本のツノを持ち、ツノを誇りの象徴として大切にしている。また、ガガゼト山を霊峰と崇める風習があり、ザナルカンド遺跡の入り口なため、亜人種の中では最も古くからエボン寺院と友好関係を築いてきた。

グアド族

葉脈を思わせる模様が浮き出た肌に加え、ツルのような形で硬化した髪や、長い腕が特徴の種族。種族の中でも「幻光虫」のあつかいに長けており、魔物を任意に造り出してあやつることができる。

異界の入り口がある「グアドサラム」で生活しているため、「異界の守護者」を自認し、それゆえプライドが高い事も特徴的。

アルベド族

各地に眠る古代の機械を発掘し、実用化している種族。合理主義で多種族と違い、エボンの教えを取り入れないので、「反エボンの民」として寺院から迫害されている。

砂漠にホームを持ち、身体的な特徴は人とほとんど見分けがつかない。また、アルベド語といった独自の言語を用いるものの、旅行公司の店員のように他種族の中で商売している者は、スピラの共通語にも堪能している。


スピラ歴史年表

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