ガーディアンテイルズとは?

ドット絵で探索と謎解きを楽しめるアクションRPG

ゲーム概要

ガーディアンテイルズは、運命に選ばれた新米騎士がまだ幼い亡国の姫と一緒にドット絵の世界「カンタベリー」を冒険するアクションRPGだ。謎やパズルを解いて道を切り開き、手強い敵を軽快なアクションで倒していく。探索要素が豊富でステージごとに隠しアイテム探しも楽しめるぞ。

ゼルダっぽい?と話題になっていたゲーム

ガーディアンテイルズ どんなゲーム
▲ヒビ入りの壁と爆弾。あとは分かるな?感

本作はフィールド上にパズルが用意されている点や、見下ろし型のマップでドット絵のキャラクターが動き回る点から、任天堂の人気ゲーム『ゼルダの伝説(ゼル伝)』の2D版に似た面白さがあるのでは?と話題になっていたゲームだ。

特にスーパーファミコン時代の『ゼルダの伝説 神々のトライフォース』やゲームボーイアドバンス時代の『ゼルダの伝説 夢を見る島』を思い出した人が多く、過去の名作に対する懐かしさもあり、本作にもリリース前から期待が集まっていた。

そこで、神ゲー攻略のスタッフが実際にプレイして、ゼルダっぽさを感じたかどうかを確認した。結論から言うと、本作はオリジナリティや差異を持ちつつもゼルダ感を感じさせる良作だった。本記事ではどのような点にゼルダ感を感じて、どのような人におすすめなのかを記述しているぞ。

レビュアーはゼルダファンのT

本記事の作成者「スタッフT」は、移植作やスピンオフ作品の一部を除いて『ゼルダの伝説』シリーズの本編と呼ばれる作品はすべてプレイしている。2Dゼルダで好きな作品は『神々のトライフォース』、3Dゼルダで好きな作品は『トワイライトプリンセス』だ。

ゼルダっぽさを感じさせた3つの要素

  • テンポよく謎を解いて爽快感を得られる
  • やりこみがいある探索を楽しめる
  • 王道とユーモアの両方を味わえる

ガーディアンテイルズは総じて2D版の『ゼルダの伝説』の謎解きを踏襲している。ステージごとに特色が大きく別れ、ステージに合わせたパズルや謎が多数配置されているぞ。ステージをよく観察して、謎を解いてステージを進んだり、報酬をゲットしたりできる。

また、王道感あるストーリーを楽しみつつ、ゲームの随所で遊び心に溢れたユーモアや小ネタを楽しめる点も評価が高い。『ゼルダの伝説』もそうだが、NPCが喋っているだけの場面でも妙に面白い瞬間が多いのだ。

RPG色が強い点はゼルダと異なる

ガーディアンテイルズ レビュー アクション
▲アクションは別腹で面白い

本作にはキャラの育成要素やド派手なアクションが盛り込まれており、アドベンチャーゲームである『ゼルダの伝説』に比べて、RPGとしての側面が強い。そのため、戦闘面における謎解き要素は無いぞ。

ダンジョンで手に入れたアイテムを使用してボスを倒す……といった「ゼルダあるある」を楽しみたい人の期待には、残念ながら対応していない。しかし、アイテムを手に入れて移動範囲を増やすといった要素は盛り込まれているため、アイテムを応用して謎を解く楽しみ自体は存在する。

こんな人におすすめできるゲーム

テンポよく謎を解き爽快感を得たい人にオススメ

ガーディアンテイルズ レビュー 謎解き
▲時限式の爆弾花と流れるブロック

ガーディアンテイルズは、クイズ番組のようにテンポよく出題される謎解きを楽しめる。適切なヒントが置かれており、ひらめきひとつで解けるものが多い。さくさくとパズルを解いていく爽快感が味わえるぞ。

どこかで見た仕掛けが目白押し

ガーディアンテイルズ レビュー 松明
▲松明はゼルダの基礎教育

ゼルダファンなら初見で解法を察するものも多い。パクリというわけではなく、「ゼルダをリスペクトするならこの仕掛けは必須だろう」という印象だ。ゼルダファンならニヤリとする要素が多いぞ。

ガーディアンテイルズ レビュー 森の光
▲密林の入口近くにある木漏れ日

個人的に一番ニヤリとしたのは、ヴァンパイアが出没する森だ。森には人間のふりをして油断した旅人を襲うヴァンパイアの少女がおり、正体を暴くと仲間にできる。演技中の彼女はプレイヤーの後ろを歩くため、森の入口近くにある光が差し込んでいる場所に逆走するのが解法となる。

実は、『ゼルダの伝説 神々のトライフォース(神トラ)』では「盗賊ブラインド」というボスがおり、か弱い少女に擬態しているブラインドを日光の差し込む部屋に連れ出して正体を暴くギミックがある。神トラでも印象深いギミックのひとつであり、本作の強いリスペクト魂を感じさせた。

オマージュだけでなく応用問題も存在

ガーディアンテイルズ レビュー 凍えている人
▲焚き火近くで震える人々と持てる松明

本作はゼルダオマージュのギミック、例えるならば基礎問題とも言える謎解きのほかにも、応用問題にあたる謎解きも多数存在するぞ。謎解きに飽きないように、謎のバリエーションが豊富で、少しずつ難しい謎が増えていくのも好印象だ。

例えば、寄り道できる場所に、消えた焚き火を見ながら寒さで震えている人たちがおり、他の場所から火種を持ってくればアイテムが貰える。ストーリー上必須ではなく大きなヒントも無いが、今まで火を使って謎を解いてきたプレイヤーならヒント無しでも何をすればいいか察せられるぞ。

やりこみがいある探索を楽しみたい人にオススメ

ガーディアンテイルズ レビュー 探索
▲助けられる人々が多数存在

ガーディアンテイルズは探索が楽しいゲームだ。ステージごとに「スターピース」や「パープルコイン」と呼ばれる便利なアイテムと交換できるコレクション要素が存在し、サブイベントも多数用意されている。ついつい目標の方角から外れ、脇道に逸れたくなるぞ。

マップが広がっていくワクワク感

ガーディアンテイルズ レビュー マップ
▲マップがだんだん密になる

サブイベントの一部は新しいステージの開放に繋がる。各ワールドごとに、メインステージ以外のサブステージが多数存在し、新しい謎やアイテムをゲット可能だ。探索すればするほど探索できる場所が増えていくワクワク感がたまらない。

探索に対して適切な報酬が用意されている

ガーディアンテイルズ レビュー 報酬
▲ワールドごとに収集要素が存在

探索で得られるものはアイテム交換用の「スターピース」や「パープルコイン」のほか、宝箱から入手できる装備品や経験点、新しい仲間キャラクターたちだ。サブイベントではガチャで入手できるキャラクターも登場し、人物の掘り下げにもつながっている。

また、ワールドごとの探索率を100%にすると、特別なスキンが貰える。キャラクターの見た目を変えられるだけでなく、トロフィーをもらったような達成感を得られるぞ。

王道とユーモアの両方を味わいたい人にオススメ

ガーディアンテイルズ レビュー プロローグ
▲プロローグで急に始まるSTG(負けイベント)

ガーディアンテイルズでは、王道感あふれるメインストーリーを楽しみつつ、隠し味として多数のユーモアや遊び心を堪能できるぞ。ユーモアの幅は広く、ブラックジョークからパロディまで存在しており、大人向けの楽しみ方もできる。

ゼルダだと妙に個性豊かなサブキャラの登場が多く、ヒロイックさがだけが魅力でないため、本作とスタッフTで解釈が一致した。また、ゼルダではホラー要素があったり、スピンオフの『チンクル』シリーズではブラックなネタが乱舞していたが、それらを思い出させる場面も存在するぞ。

メインストーリーでは英雄気分を楽しめる

ガーディアンテイルズ レビュー 英雄
▲まだ見ぬ英雄たち

プロローグで国が滅び、幼い王女との旅に出る主人公。王道ファンタジー感ある導入に始まり、主人公は各地で人々を助けたり、チャンピオンソードと呼ばれる伝説の剣を手に入れるなどヒロイックな活躍をする。

メインストーリーにおける当面の目標は、世界に12人いる英雄たちに認めてもらい、剣の真の力を引き出すことだ。最初のワールドクリア時に、12人の英雄のシルエットが映る場面があり、彼らとの出会いに期待が高まるぞ。

サブ要素としてブラックな遊び心を味わえる

ガーディアンテイルズ レビュー 違法駐車
▲違法駐車を壊すと育成アイテム

本作には、ソシャゲではおなじみの成長素材集め用のクエストが存在するが、作業になりがちなクエスト部分にも遊び心が満載だ。世界観的にはおかしいのだが、唐突に「違法駐車車両をぶっ壊せ」と言われたときは、困惑よりも先に笑ってしまった。

本作はストーリーの根幹に関わらない部分では全力で遊んでいる印象があり、様々な面で飽きさせない。例えば、あるイベントでは、ゼルダでおなじみ「マスターソード」のパロディが登場し、少しの間だけ使用できるが、敵の強さに対して無駄に強かったりする。

イベントでは短編集のような物語が展開

ガーディアンテイルズ レビュー イベント
▲イベント例:思い出を対価に願いを叶える少女バリ

期間限定のイベントでは、主人公ではないキャラの視点で童話集や短編集のような物語を追える。新しい謎解きに挑戦できるほか、メッセージ性の強い話を楽しめるぞ。なお、イベント終了後もシナリオだけは追えるため、後からプレイを開始した人でも問題なく楽しめる

『ゼルダの伝説』が好きならプレイしてほしい

特に2D『ゼルダの伝説』が好きな人におすすめ

ガーディアンテイルズは、ソシャゲ特有のガチャやハイスピードなアクションなど今風の要素を取り込みつつも、スーパーファミコンやゲームボーイアドバンスを思い出させる懐古的な作品だ。

同時に、単に要素を真似るだけではなく、ヒントの出し方をはじめとした難易度調整も絶妙であり、昔のゼルダがなぜ面白いかを研究して作ったという印象を持った。

昔のゲームのパロディなど、昔の2Dゲームに対するファンレター的な側面もあるため『ゼルダの伝説』……特に2D時代のゼルダの伝説が好きだった人は是非プレイしてほしい!

なお、本作はSwitch版の配信が予定されているほか、スマホ版はBluetoothコントローラーに対応している。Xbox Controllerが推奨されているが、PS4コントローラーでの動作も確認できたぞ。コントローラーでの操作が好きな人も安心だ。

みんなの評価

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ガーディアンテイルズ

Yostar/Kong Studios/無料

パズルとユーモアある世界が楽しめるレトロスタイルなRPG。伝説の守護者としてドット絵の世界を冒険しよう

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