デスストランディング2_前作のあらすじ

【デススト2】前作の物語をおさらい!2へはどのようにつながる?

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デススト2攻略班
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デスストランディング2の「前作のあらすじ」を解説。デススト2前作のあらすじや2への繋がりに加え、世界観についても解説しています。

前作のあらすじ

  • 1主人公は伝説の配達人「サム」

    デスストランディング2_主人公「サム」の振り向き顔

    物語の舞台は、「デス・ストランディング」という怪異により分断された北アメリカ。触れたものを老化させる時雨(タイム・フォール)の降る世界で「伝説の配達人」と呼ばれる主人公「サム・ポーター・ブリッジズ」。接触恐怖症の彼は、他人との関わりを恐れ、1人孤独に生きていた。

  • 2アメリカ再建の依頼を受ける

    デスストランディング2_BBが容器に接続されている画像

    配達人として仕事をしている最中、アメリカ合衆国の再建を目指す組織「UCA」の代表かる養母である「ブリジット」から最後の依頼を受ける。それは、アメリカの東海岸から西海岸までにあるすべての都市を「カイラル通信」という通信網で繋ぐこと。

    最初は依頼を拒否するサムだが、アメリがテロリストに捕縛されている事実を聞かされる。アメリは、ブリジットの娘でサムには無視できない存在であった。サムは、あくまでアメリ救出のために協力することを告げ、BTを認識できる「BB」とともにアメリカ再建のための旅に出る。

  • 3テロリスト「ヒッグス」に命を狙われる

    デスストランディング2_ヒッグスの顔

    アメリカ再建の旅をするサムの前にテロリスト「ヒッグス」が現れる。ヒッグスは、テロリスト集団「ホモ・デメンス」のリーダーでアメリカの再建の阻止を目的としていた。各地の都市を壊滅させていた彼は、BTを操る能力を使いサムを亡き者にしようと企む。

    サムの血液を使った武器でBTを討伐したとき、ブリッジズ代表の「フラジャイル」と出会う。過去にヒッグスに裏切られたフラジャイルは、彼に強い恨みを持っており、瞬間移動能力でサポートする代わりにヒッグスを倒すことを依頼するのだった。

  • 4さらに西に進んでアメリカを繋いでいく

    デスストランディング2_ママーの顔立ち

    ヒッグスの妨害を超えて先に進むと、ブリッジズの「ママー」と出会う。ママーは過去に赤子を出産していたが、赤子はこの世ではなく「あの世」に生まれたBTだった。BTと繋がったママーは、研究施設から移動できない制約を受けていた。しかし、アメリカを再建するためには、研究施設を出て双子の妹「ロックネ」に会う必要がある。ママーは、BTの赤ちゃんと自分自身を繋ぐ「臍帯(さいたい※へその緒のこと)」の切断をサムに依頼する。

    ママーとBTの繋がりを切断し、ロックネの研究施設についた一行。ロックネに会い、ママーは最後の仕事を終えると事切れた。実はママーは子供を出産した時点ですでに死んでおり「あの世」に生きるBTとの繋がりでかろうじて生きながらえていた。姉の意思を継いだロックネがブリッジズに加入し、サムはさらに進む。

  • 5アメリが絶滅体という事実を知らされる

    デスストランディング2_自分の「手」で作るつながりと未来

    ママーの遺体を配達する任務を依頼されたサム。しかし、ママーの遺体はなぜか48時間以上経ってもネクローシスを起こさず、デス・ストランディングの謎を解明する鍵になるかもしれなかった。

    ママーの遺体からわかったことは、あの世と繋がる臍帯を持つ「絶滅体」という存在だった。あの世と繋がる「絶滅体」は、年を取らないしBTを呼び寄せられる。さらに、前大統領ブリジットとアメリも絶滅体であることが判明した。

    絶滅体の中でも強力なアメリを利用すれば、大規模な「絶滅期」を引き起こし、人類を滅ぼせる。ゆえにヒッグスはアメリを捕縛しているのではないかと考え、サムは一刻も早くアメリを救出するために、さらに西へと進む。

  • 6ヒッグスとの戦いに決着がつく

    デスストランディング2_横たわるヒッグス

    西に渡ると、ヒッグスが待っていた。ヒッグスは、サムが繋げたカイラル通信をアメリのビーチに繋げ、大量の反物質を個人のビーチに流して再びデス・ストランディングを起こそうとしていた。つまりサムは人類滅亡計画に利用されていたのだ。

    サムはフラジャイルの力でアメリのビーチに飛び、ヒッグスを倒した。しかし、絶滅体であるアメリが人類の脅威であることに変わりはない。サムはビーチを通り、ブリッジズの待つ東へ向かう途中、アメリによって崖下に突き飛ばされてしまうのであった。

  • 7アメリ自身が人類を滅亡させようとしていた

    デスストランディング2_アメリの正面の顔

    プライベートルームで目が覚めたサム。状況は最悪で、北アメリカ全土の通信が不安定となり、アメリのビーチへ赴かなければ「デス・ストランディング=人類滅亡」は免れられない事態となっていた。

    ブリッジズの調査で、アメリの真実が判明する。アメリとブリジットは1つの存在であり、アメリは人々の個人ビーチを束ねる「上位次元ビーチ」を有する「絶滅体」 だった。ゆえにアメリは、人々がいつか絶滅する未来(絶滅夢)を見る力を持っていた。

    アメリはいつか絶滅する未来を憂い、今すぐ人類を絶滅させようと策謀していたのだ。サムはアメリに「絶滅」を思いとどまらせるため、フラジャイルの力を借りてアメリのビーチへ飛ぶ。

  • 8アメリを止めてサムはまた旅立つ

    デスストランディング2_陽の光を浴びるサム

    ビーチでサムはアメリと再会した。アメリは、1人で絶滅を見届けるのが耐えられず、サムを利用していたことを告白する。しかしアメリは自らのビーチを閉じて世界との繋がりを断ち、ラスト・ストランディングを引き起こさないことを選んだ。

    サムは、最後の任務として死んだBB「ルー」を焼却場へと運んでいた。しかし、BBルーに絆を感じていたサムは、どうしてもルーの焼却ができず「起きろ」と呼びかけ、幾度もルーの体をさすった。すると奇跡が起き、ルーは小さな泣き声を上げて息を吹き返した。2人はまた一緒に荷物を届けに旅に出たのだった。

デスストランディング2への繋がり

前作から11ヶ月後の物語

デスストランディング2_前作から11ヶ月後の物語

「デスストランディング2」は、前作から11ヶ月が経過した世界。主人公は引き続きサムとなっており、ブリッジズ除隊後は平穏な日々を送っていた。しかし、民間配達会社「ドローブリッジ」を率いるフラジャイルがサムの前に現れ、新たな脅威の存在を知り、再び世界を繋ぐための旅に出る。

テロリスト「ヒッグス」も敵として続投

ヒッグスのデススト2の姿

前作で何度もサムの前に立ちはだかった「ヒッグス」も敵として出現する。前作とはかなり風貌が変わっているが、アメリという絶滅体を失っても、まだ「デス・ストランディング」を引き起こそうとしているのか、はたまた別の目的があるのか謎に包まれている。

ルーの謎に迫る

サムがルーを抱っこしている姿

サムとともに旅をしてきた元BBの「ルー」。前作ラストから成長して引き続きサムと旅をしているが「デスストランディング2」では、ルーの謎にも触れられるとインタビューで小島監督が話している。また、成長したルーとサムがどのような関係を築いていくのかも重要な見どころになるだろう。

デスストランディングの世界観解説

目次(タップでジャンプ)
▼デス・ストランディング ▼時雨 ▼BT
▼BB ▼ビーチ ▼絶滅体
▼カイラル通信

デス・ストランディング

人類を絶滅させる「死の座礁」

デス・ストランディング(DS)は別名「死の座礁」「絶滅期」とも呼ばれる。DSは過去に何度も起きており、サムが経験しているのは第六のDS。

第六のDSではアメリの画策により、全ての生命を跡形もなく消滅させる史上最強規模の絶滅期「ラスト・ストランディング」になるはずだった。しかしサムたちの尽力によりアメリは思いとどまり、DSの遅延を決意する。

「デス・ストランディング」は、現実にもある言葉で本来は、クジラやイルカが死んだ状態で大量に海岸に打ち上げられる現象を指す。

時雨

時間を早める特殊な雨

時雨は、触れたものの時間を急激に進めてしまう特殊な性質を持つ雨。人間が浴びれば一瞬で老化し、金属は瞬く間に錆びて朽ち果てる。この雨の存在により、屋外での活動や物流は極めて困難になった。また、時雨が発生すると周囲にBTも登場するようになる。

BT

あの世と繋がる死の世界の存在

「ビーチ」と呼ばれる世界から、こちらの世界に座礁してきた存在の総称。一般人には姿が見えず、探知機がなければ気配しか分からない。BTに捕らえられた人間が死ぬと、その遺体を中心に巨大なクレーターを残す「対消滅(ヴォイド・アウト)」という大爆発が発生するため、人々にとって最大の脅威となっている。

BTの由来はBeached Thing(座礁体)?

BTという名称の由来はゲーム中では名言されていないが、「Beached Thing」の略だという説が有力。Beached Thingとは日本語訳にすると「浜辺に打ち上げられたもの(座礁体)」という意味になり、ゲーム中のBTの存在とも重なる。

BB

カイラル通信網の人柱となった胎児

脳死状態の母親(スティル・マザー)の胎内から取り出された胎児。生と死の狭間にいる存在であるため、死者の世界の住人であるBTの存在を可視化できる。特殊なポッドに入れられ、接続者にBTの位置を知らせる、生体センサーとしての役割を担う。

また、BBはカイラル通信拡大の触媒としても役立つため、サムが繋いできたカイラル通信端末の中にはそれぞれBBが埋め込まれていた。サム自身、実は世界最初のBBであり、父クリフはBB実験の非人道的な内容に激怒してBB=サムを奪還しようとしていた。

ビーチ

個人が持つ「あの世」

ビーチとは、個人が持つ「あの世」に似たもので、個人の心象風景が投影される空間。ただし、戦争のように一度に多くの人間が恐怖と共に死ぬと、多数の人間が共有する集合的ビーチを形成する場合がある。

アメリは強力な絶滅体だったため、アメリのビーチは個人のビーチを束ねる「上位次元ビーチ」だった。そのため、アメリのビーチから絶滅因子を流せば全人類の絶滅が可能だったのだ。

絶滅体

あの世と繋がるネクローシスしない種

絶滅体とは「臍帯(へその緒)」であの世と繋がった存在で、老いることがなく、BTを呼び寄せられる。中でもアメリは最も強い絶滅体であり、人類を絶滅させるデス・ストランディングを起こす因子を持っていた。

カイラル通信

ビーチを使った超高速・大容量の通信

カイラル通信とは、デス・ストランディング後の世界で開発された超高速・大容量の通信ネットワーク。アメリカ都市連合(UCA)が、分断されたアメリカ大陸を再び一つに繋ぐための要として、この通信網の拡大を最重要任務としている。

通常の電波とは異なり、カイラル通信は死後の世界である「ビーチ」を経由するという最大の特徴がある。ビーチは時間などの概念が存在しないと考えられ、その特性を使うことにより現実世界を実現できない通信速度と容量を実現した。

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