【デススト2】ストーリーのネタバレ解説と考察まとめ
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デスストランディング2の「ストーリー」をネタバレ解説。デススト2ストーリーのネタバレや結末、登場人物の解説からストーリー・世界観の考察についても掲載しています。
| ストーリーのネタバレを含みます |
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| この記事に掲載している情報は、ストーリーの展開やキャラに対するネタバレを含みます。閲覧の際はご注意ください。 |
デスストランディング2の結末解説
サムたちの旅はAPASにより仕組まれていた
メキシコとオーストラリを結んだサムたち跳ね橋部隊だが、その旅は支援システムAPASにより仕組まれたものだった。APASは、カイラル通信を繋げて人類の移動を管理し、間接的にBTも管理しようとしていた。人類の移動を止め、最終的には肉体を奪い魂だけの存在にすることでラスト・ストランディング(人類絶滅)を回避しようと計画していた。
APASは4000人の魂と融合したシステム
APASの正体は人々の魂と融合したシステムのことで、デススト1と2の間にUCAで発生した対消滅(ヴォイド・アウト)の犠牲者4000人とサーバーが座礁したことで生まれた。サーバーに魂が記録されていると考えられ、破壊されるとサーバーと繋がっている魂も消えてしまう。
停滞を良しとしないダイハードマンが阻止
APASの計画を良しとしないダイハードマンは、前々から暗躍して準備を進めてきた。新型Qpidの作成を依頼されたロックネに、表向きには依頼を受けるよう肯定し、裏では死者を切り離せる「跳ね橋Qpid」を開発させた。跳ね橋Qpidの機能でAPASと魂は切り離され、APASは元の単なるシステムに戻ることになった。
ヒッグスは計画を利用し復讐を企てていた
ヒッグスはAPASと繋がっており、武器を蔓延させる役割を担っていた。だが、根底にあるのはサムとフラジャイル、そしてアメリへの復讐だった。APASの計画が失敗したときに絶滅体のトゥモロウを拉致し、ラスト・ストランディング(6度目の大量絶滅)を起こそうとするが、サムに敗北し、その願いはまとも叶わなかった。
トゥモロウはポーターになる
ヒッグスにより連れ去られたトゥモロウは、サムの実の娘だった。サムとフラジャイル、ルーシー、ニールなど様々な人の思いの繋がりにより救助されたトゥモロウは、エンディング後、ポーターのスーツを着ている。これまでに関わってきた人々とその思い、未来を創るためにポーターという道を選んだのだろう。
ストーリーのあらすじ解説
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1ルーと平穏に暮らしていたサムに依頼が来る
サムは北アメリカ大陸を繋いだあと、BBであったルーと平穏に暮らしていた。そこにアメリカ再建時の仲間であるフラジャイルが訪れ、メキシコをカイラル通信で繋ぐことを依頼される。
ルーと離れるのを惜しみながらもフラジャイルに任せ、サムは再びポーターとしてメキシコを繋ぐ旅に出る。武装集団バンデッドや巨大BTを退けながら、メキシコ最後の地点「旧地球物理学研究所」まで辿り着く。そこでデッドマンのホロ映像が流れる。
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2メキシコを繋ぐ過程でデッドマンの話を聞く
デッドマンから「プレート・ゲート」という"大陸間を行き来できる謎の空間"についての説明を受ける。それだけでなく、ルーのBBの型番「BB-28」が何故かもう1人存在するとのことだった。
さらに、すでにデッドマンは亡くなり、今はビーチにいると衝撃の真実を知らされる。サムはデッドマンの死を受け入れながら、ルーへ届けるように言われたプレゼントを背負い帰路につく。
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3赤装束の集団に襲われルーが命を落とす
サムが家に戻ると何者かに荒らされており、ルーとフラジャイルの姿も無かった。嫌な予感がよぎるサムは、痕跡を頼りに二人を探しにいく。
痕跡を辿ると、ボロボロになったフラジャイルを発見する。しかし、一緒にいるはずのルーの姿が見えない。困惑するサムだったが、フラジャイルを抱え、家で治療をすることにした。
しばらくして目を覚ましたフラジャイルから、衝撃の告白を受ける。家を赤装束の集団に襲われ、ルーが命を落としてしまった。ルーの死に衝撃を隠せないサムだが、今までルーが入っていたポッドに何故か胎児の姿に戻ったルーが現れた。
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4オーストラリアでヒッグスと再会する
ルーを失ったことで大きく絶望しているサムを癒やすため、フラジャイルはオーストラリア大陸を繋ぐための旅を勧める。そしてサムの前にタールから現れた船「DHVマゼラン」が現れるのであった。
DHVマゼランは、フラジャイルをトップとする民間企業「跳ね橋部隊」の船であり、DOOMSの仲間や正体不明のパトロン「チャーリー」で構成されている。サムはルーの死を乗り越えるため、跳ね橋部隊に参加し、プレート・ゲートからオーストラリア大陸に向かうのであった。
オーストラリア大陸を順調に繋いでいくサムの前に、赤装束の集団を従えた男「ヒッグス」が現れる。ヒッグスは、かつて北アメリカ大陸を繋ぐのを妨害してきた敵であったが、ビーチに閉じ込めたはずだった。サムとフラジャイルに負けたヒッグスは、2人への復讐心を滾らせていた。また、フラジャイルはヒッグスと再会したことで、ルーの命を奪った人物がヒッグスであることを思い出す。
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5北部環境観測所で謎の男と戦う
ヒッグスの襲撃を退け、順調にカイラル通信を繋いでいくサム。施設の一つ「北部環境観測所」を繋ぐと、突如タールが吹き出す異常現象に遭遇する。異変を確かめるために近づくと、タールから出現した何者かに引きずり込まれてしまう。
タールに引きずり込まれたサムが目を覚ますと、なぜか燃え盛る街の中にいた。街には謎の男と兵士が出現し、サムを襲ってくる。謎の男を倒したとき、男は何かを話している途中で爆発してしまう。爆発により飛ばされた先で倒れている少女を見つけるが、助け出そうとすると再び爆発に巻き込まれてしまった。
サムが目を覚ますと謎の空間から帰還しており、助けようとしていた少女も蛹のような姿で倒れていた。謎の世界で起こったことを整理する前に、少女をDHVマゼランに連れて行く。
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6蛹から少女「トゥモロウ」を救出する
少女はDHVマゼランでタールマンとフラジャイルにより処置が施され、蛹の状態から目を覚ました。名前や年齢、素性など全てが不明だったため、フラジャイルから「トゥモロウ」と名付けられる。
目覚めたトゥモロウは自分の殻に閉じこもっており、クリプトビオシスしか食べられず、靴を履くのも嫌がっていた。だが、レイニーやフラジャイルなど跳ね橋部隊の面々が親身に接することで、徐々に心を開いていった。
そんな時、トゥモロウを元の世界に戻すか、このまま残すべきか揉めている状況を本人に聞かれてしまい、トゥモロウは外に飛び出してしまう。捜索するサムの前にヒッグスの操るロボ「ゴーストメック」が出現する。敵に圧倒されピンチになるサムを助けたのは、DOOMSの能力を発揮したトゥモロウだった。
トゥモロウは、触れたものの時間を早められる能力を持っており、ゴーストメック達の時間を進め部隊を壊滅させた。サムと一緒にDHVマゼランに戻ったトゥモロウは、改めて跳ね橋部隊の仲間として迎えられる。
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7ヒッグスの襲撃をサムライに助けられる
トゥモロウが正式に仲間となり、引き続きオーストラリアを繋げる旅を続けるサム。そんな時、ヒッグスが操るゴーストメックの武器製造所の場所が判明する。ヒッグスの暗躍を防ぐために、武器製造所を破壊する依頼を受ける。
無事に武器製造所を破壊したサムだが、突如現れたヒッグスとゴーストメックに囚われてしまう。絶体絶命のピンチに現れたのは、メキシコにも現れたレッドサムライだった。
レッドサムライに敗れたヒッグスは一旦退却する。何故か助けてくれたレッドサムライも、何も語らず消えてしまった。
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8ルーが最初期のBBであることが判明する
オーストラリア大陸を繋げる道中、マザーフッドのドクターからルーの意外な真実が判明する。ルーの型番は「BB-00」であり、最初期のBBだった。
また、ルーが作られたのは対消滅が発生した11年前と判明する。11年前の対消滅は、サム自身も巻き込まれた事件であり、結果ブリッジズから離れる原因にもなる。ますます謎が深まる中、サムはあと少しでオーストラリア大陸のQpidを繋ぎきれるところまで進めるのであった。
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9旅の中でサムがルーの死を克服する
オーストラリア大陸全土をQpidで接続することが目前に迫っている時、またもヒッグスから襲撃を受ける。炎によって焼かれるも、帰還者の能力で生き返る地獄を味わわされながらも、跳ね橋部隊の仲間たちによりヒッグスを退ける。
帰還者とはいえ、短時間で猛烈な苦しみを与えられ、再起不能の寸前まで追い込まれるサムだったがなんとか回復する。しかし、BBポッドの中からルーが消えていた。驚いてドールマンに話すサムだが、ドールマンはその事実に喜んでいる。何故なら初めからポッドの中にはルーなどいなかったのだ。
サムはルーの死を受け入れられず、計り知れない精神的苦痛を紛らわすために幻影のルーをポッドの中に投影していた。跳ね橋部隊の仲間たちはそれを知りながらも指摘することはせず、旅の中でサムが回復するのを待っていた。サムはルーの死を乗り越え、オーストラリア大陸を繋ぐ最後の施設へ向かう。
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10謎の男・ニールの正体が判明する
オーストラリアを繋ぐ中で、また謎の男の世界に引きずり込まれるサム。謎の男との最後の勝負に勝利すると、謎の男の正体が判明する。謎の男は「ニール」と言い、サムの妻「ルーシー」と愛し合う仲であった。
もともとニールは生前ポーターとして働いていたが、荷物は違法なスティル・マザー(脳死母)であった。違法であり遺体を運んでいるという罪悪感から精神を病んだニールは、精神科医ルーシーの治療を受けていた。また、ニールとルーシーは幼少期にBTの襲撃を受けた街の住人であった。ニールは、ルーシーを見捨てて逃げてしまったが、そんな因縁があったからか2人は惹かれ合う。
サムは、妻に裏切られていたことにショックを受け、ルーシーのお腹にいた子どもが、自分の子ではなかったことに、さらに衝撃を受けるのだった。
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11APASは全人類の管理を目論んでいた
ルーシーのことがありながらも、無事オーストラリア大陸を繋いだサム。そんなサムのもとにザ・プレジデントではなく「APAS」が接触してくる。
人類の支援システムと思われていたAPASだが、実際はシステムとUCAの対消滅で亡くなった4000人の魂が結びついた異様なものとなっていた。APASは、人類の移動を管理して、全人類を魂だけの存在にしてラスト・ストランディング(人類絶滅)を回避しようとした。
ただし、それに異を唱えたのがチャーリーこと「ダイハードマン」だった。ダイハードマンは、APASの計画を見抜いており、それに抗うために跳ね橋部隊などの様々な準備を行っていた。魂だけの存在ではなく、肉体を持って進むことを選んだ。
APASの計画を崩したが、その時レッドサムライに憑依したヒッグスが現れる。ヒッグスは、トゥモロウを拉致しビーチへと消えてしまった。
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12ビーチでヒッグスと決着をつける
ヒッグスを追って、ビーチに到着したサムたち。ヒッグスと一騎打ちすることになったサムは、ギターを使ってヒッグスを打倒した。
ヒッグスを倒すと、ビーチの外壁が割れ巨大な赤ん坊が現れる。赤ん坊を見て期待に満ちた表情を浮かべるヒッグスだが、現れた赤ん坊に食べられて消えてしまう。巨大な赤ん坊こそがルーであり、カイラル粒子の羽で飛び去る。
決着が着いたサムの前に、アメリとルーを抱いたフラジャイルが現れる。アメリに水の中に落とされたサムは、気を失ってしまうのだった。
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13トゥモロウはサムと同じポーターになった
ヒッグスとの決着後、サムはビーチの浜に流れ着きトゥモロウを救出する。ビーチから現世に戻るときにニールの過去が流れ、ルーシーのお腹の子が本当はサムの子どもであると判明する。さらにトゥモロウ自身がサムの子であった。
場面が変わりポーターのスーツを着たトゥモロウが映し出される。トゥモロウは、父サムと同じく人を繋ぐポーターの道を歩むのであった。
登場人物のネタバレ解説
| 目次(タップでジャンプ) | ||
|---|---|---|
| ▼サム | ▼フラジャイル | ▼ルー |
| ▼チャーリー | ▼デッドマン | ▼タールマン |
| ▼ドールマン | ▼レイニー | ▼ハートマン |
| ▼ザ・プレジデント | ▼ヒッグス | ▼ニール |
| ▼ルーシー | ▼アメリ | |
サム
元ブリッジズの配達人であり、DOOMS兼帰還者。北アメリカ大陸を繋いだ立役者であったが、その後はメキシコとUCA国境付近でルーと一緒に平穏に暮らしていた。
ゲーム序盤にヒッグスにルーの命を奪われ、心に傷を負ってしまうが、突如ポッドの中にルーが現れ、共にオーストラリアを結ぶ旅に出る。だが、本当はポッドの中には何も入っていなかった。ルーを失った悲しみから見ていた幻影であり、旅をして仲間たちと触れ合う中で悲しみを克服し、幻影を見なくなった。
フラジャイル
サムと一緒にUCAを再建した人物。過去にヒッグスに裏切られ、ヒッグスをビーチに閉じ込めることで、復讐を果たした。
実は赤装束の集団に襲われたときに、すでに亡くなっていた。ジャンプしようとしたときに撃たれてしまい、肉体と魂が分離したが、「この世」と「あの世」の時差で肉体の死が少しだけズレる。自分の死は決定したが、サムとルーを救うため、跳ね橋部隊を結成し、オーストラリアを繋ぐ旅を支援した。
ルー
サムとアメリカ再建の旅をともにした元BB。サムと一緒に平穏に暮らしていたが、突如赤装束の集団による襲撃を受け亡くなってしまう。
だが、実際は謎の男・ニールが守っており、旅の途中で仲間になるトゥモロウこそがルー本人だった。赤ん坊からなぜ少女にまで成長したのかは謎であるが「この世」と「あの世」の時差によるズレで引き起こされた現象の可能性が高い。
チャーリー(ダイハードマン)
DHVマゼランのパトロンで正体不明の人形。その正体はかつての仲間であるダイハードマンだった。
ダイハードマンは、APASの裏の計画に気づき、それを阻止するために1人正体を隠して暗躍していた。かつての仲間の協力を得てAPASの計画を阻止したあとは、仲間としてDHVマゼランに堂々と搭乗している。
ダイハードマンはUCA最後の大統領
ダイハードマンは、UCA最後の大統領だった。大統領に就任した後、投票で代表者を決めるよりもカイラル通信とAPASを使い、リアルタイムで民意を反映させる政治のほうが公正かつ効率的だと判断されたためだ。大統領を務めたあと、行方不明になっていたが、陰でAPASの計画を阻止しようと暗躍していた。
デッドマン
アメリカ再建のときのサムの良き相棒。人体の70%以上を死人の臓器で作られた人造人間。人の子宮から生まれていないため、ビーチを持たないことにコンプレックスを持っており、ビーチに憧れを抱いている。
デスストランディング2が始まった時点ではすでに亡くなっており、メッセージでサムにルーの情報を伝えた。ただし、作中では何度も登場しており、サムを助けてくれたレッドサムライの中身はデッドマンだった。ビーチから情報を探ったりと多くの面でサムをサポートしていた。
タールマン
マゼランの艦長であり、タールに飲み込まれた右手のお陰でタール潮流を把握して、船を動かせる。自身もDOOMSであり、バードウォッチングが趣味。
右手がタール潮流に巻き込まれたのは、息子とカイラル・クリーチャーを捕獲していたときの事故が原因。捕獲作業中に突如降ってきた時雨とBTの襲撃に遭い、息子と右手を失ってしまう。
ドールマン
人形に男の魂が宿っている存在。かつて肉体を持っていたときはDOOMSであり、霊媒師として活動していたが、その能力は失われている。
昔、BTになってしまった妻に、娘を会わせようとして襲われ、親子揃ってタールに飲み込まれる。そのとき、近くにあった人形に、娘の魂が入ってしまう。人形に魂が囚われるとあの世へと成仏できないため、ドールマンは自分の魂を人形に封じ込め、娘の魂を救い出した。
レイニー
外に出ると雨を降らせてしまうDOOMS。雨を降らせるという能力のせいで住んでいた場所からは迫害を受け、追放された過去を持つ。
UCAの人工授精計画に参加しており、お腹には子どもが宿っている。ただし、スティル・ベイビー症候群で、お腹の子どもは7ヶ月で成長が止まっている。最後、トゥモロウが見ている写真の中では子どもを抱いているため、スティル・ベイビー症候群は回復したと予想される。
ハートマン
ビーチ研究家の第一人者で、UCA再建でもサムをサポートしていた。対消滅で妻子を亡くし、他人のビーチにアクセスできる能力で家族を探している。能力の影響で21分経過すると3分間心停止する体質となっている。
何度も心停止をしている心臓は限界が来ており、かつての仲間であったデッドマンの心臓を譲り受けている。心臓を譲り受けた影響で、デッドマンが憑依できるようになり、ハートマンの体を借りて様々なサポートを行っていた。
ザ・プレジデント
UCAの運営を委託された民間会社「APAC」の代表者。デスストランディングによる人類絶滅の危機を乗り越えるため、メキシコとオーストラリアを繋ぐことを跳ね橋部隊に依頼した。
その正体はAPASが生成した対人インターフェース。もともとザ・プレジデントという人物は存在せず、APASシステムが人間とコミュニケーションを取るために作った存在だった。
ヒッグス
ヒッグスは、アメリカ再建時もサムの前に立ちはだかったテロリスト。過去にサムたちに敗れ、ビーチに閉じ込められることに。
ただし、ビーチに閉じ込められても意識をゴーストメックに移し、現世で暗躍してサムとフラジャイルへの復讐を企んでいた。APASとも裏で繋がっており、オーストラリアに武器を蔓延させていた元凶。変わらず人類の絶滅を望んでいたが、サムに負け望みは叶わなかった。
ニール
謎の男としてサムの前に立ちはだかる存在。もとはDOOMSであり、ポーターだったがすでに亡くなっている。ブリッジズから依頼を受け、違法なスティル・マザー(脳死母)を運んでおり、罪悪感から精神を病む。
精神を病んだニールを治療するために選ばれたのが、サムの妻ルーシーだった。二人は過去の因縁もあったが、愛し合う仲となる。ルーシーとお腹の子どもを守るために協力するが、ブリッジズの攻撃を受け亡くなり、11年前の対消滅の原因となる。
ルーシー
サムの妻であり、ニールの主治医。すでにサムのパートナーとなっていたが、ニールとも愛し合う関係になってしまう。
お腹の子どもがDOOMSであり帰還者サムの子どもとわかると、必ずBBにされると考えたルーシーは、ニールの助力でブリッジズから逃亡しようとしていた。だが、逃げる過程でブリッジズの銃撃を受け亡くなってしまう。
アメリ
アメリカ合衆国最後の大統領ブリジットの魂の姿。アメリカ再建のためブリッジズ第一次遠征隊を組織して、北米大陸を横断した功績を持つ。
ただし、その正体は絶滅体という人類を絶滅させるラスト・ストランディングを起こせる因子を持つ存在だった。本来はラスト・ストランディングを発生させて絶滅を引き起こそうとしていたが、サムの説得により絶滅を延期し、1人ビーチに囚われている。
ストーリー・世界観の考察
ビーチは子宮の中を模している
ビーチは、子宮の中を模して作られていると考察できる。15章でサムとヒッグスが戦っているときに、突如巨大な赤ん坊が出現する。赤ん坊は子宮の中で育まれる存在であり、赤ん坊が出現したのはビーチが子宮のように命を育む場所に似ているためと考えられる。ビーチにある水は羊水を表しており、ビーチの外が光に溢れているのは、子宮の外、産み落とされた世界を象徴しているのではないだろうか。
絶滅体は世界により守られている
絶滅体という存在は、BTや世界により守られている可能性が高い。ルーがヒッグスに襲われたときも、あの世とこの世の狭間に逃げることで助かっている。ストーリーを見たらニールが守ったようにも見えるが、問題はニール以外のBTたちもルーを守るように動いていることである。
絶滅体とは、生物に絶滅を引き起こす存在であるが、絶滅は世界によって望まれた仕組みなのかもしれない。世界が絶滅を望んでいるからこそ、絶滅体であるルーを生かそうと様々な現象が動き、ニールは守護者として抜擢されただけなのかもしれない。
クリプトビオシスは輪廻を象徴した虫
16章の最後では、クリプトビオシスが羽化した姿で飛び回る。羽化した姿はもともと「天使虫」と呼ばれており、クリプトビオシスとは無関係な虫と考えられていた。クリプトビオシスの蛹は、生と死の間の世界で過ごすため、関連性を見つけられなかったためだ。蛹から生体に羽化すると短期間で脱皮し、胎児のような姿に変わる。
このようにクリプトビオシスの一生は、人間が考える転生と同じ構造である。地上で過ごしたら、命を落としあの世に行き、また転生してこの世に返ってくる。生と死が混在した世界で、輪廻転生の行動を取ることによって生態に適応しようとしているのかもしれない。
デススト2の攻略メニュー
序盤から終盤まで役立つガイド記事
| ストーリー攻略 | |||
|---|---|---|---|
|
ストーリー |
初心者向け |
クリア後 |
クリア時間 |
|
取り返し× |
謎の男 |
ネタバレ解説 |
問題の答え |
| お役立ちガイド | |||
|---|---|---|---|
|
おすすめ武器 |
バック改造 |
乗り物 |
BTの対処 |
| インフラ整備 | |||
|---|---|---|---|
|
国道復旧 |
モノレール復旧 |
カイラル結晶 |
素材集め |
| 施設・親密度ガイド | |||
|---|---|---|---|
|
施設一覧 |
親密度 |
いいね |
トロコン |
| マップ攻略 | |||
|---|---|---|---|
|
マップ |
採掘場 |
温泉 |
敵の拠点 |