【デュエプレ】AllDivision|週間メタウォッチ|2025年10月第1週|第32弾環境
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『デュエプレ(デュエマプレイス)』のAllDivision2025年10月第1週(9月27日〜10月3日)環境考察を掲載。Tier表の解説や各種デッキの立ち位置、デッキの相性状況を記載しているので、ぜひご参考にどうぞ。
| デッキ関連データベース | ||
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NDデッキ |
ADデッキ |
メタデータ |
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大会デッキ |
無課金 |
初心者 |
今週のTier表|環境の動き
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| Tier | デッキリンク/週間Tier変動(前Tier) | |||
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※▲Tier上昇 ▼Tier下降
前弾から引き続き3強環境を継続
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第32弾パックがリリースされ1週間が経過した現在、All DIvision環境では「ドルマゲドン」「ブリザード」「エグザイル」の3強がTierトップを維持している。新たに登場した「ゲイル・ヴェスパー」や「グスタフ」「シャコガイル」といったループ系のデッキは、3強をはじめ、Tier2に属する「レッドゾーン」「ブランド」「モルトNEXT」のビート勢力に押し込まれている状況になっているのが現状だ。
ビートが多い環境であるため、新勢力である「サッヴァーク」をはじめ、旧弾から存在する「ロージア」「耐久ビッグマナ」といった強力なカウンター系のデッキに期待が向けられると言いたいところなのだが....
かたやハンデスによる強力な妨害手段を持つ「ドルマゲドン」、かたや《ヴァルカン・アンチャンス》《ファイナル・ストップ》といった強力なロック手段を用いる「ブリザード」といったように、ビートデッキでありながら、強力な貫通力を要する3強勢力に対して、安定したメタ特性を示せずにいる。
となると、3強と互角以上の速度で殴りきれる可能性を持つ「レッドゾーン」「ブランド」といった第2陣のビート勢力に白羽の矢が当たるのも必然と言えるだろう。
注目デッキ解説
闇火ドルマゲドンX
| レシピ例 |
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| 注目ポイント |
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| ハンデスによる妨害で安定したデッキパワーを発揮雑多なデッキを刈り取る性能が高い |
| 雑多デッキに対応するため、環境初期は《タイガニトロ》採用 |
| ミラーなどの対策に侵略ZEROが採用 |
3強環境とはいえ、Tier1以外のデッキは非常に雑多な使用率になっているのがAllDivision環境の特徴だ。そんな中、《ブラックサイコ》という幅広い対面に強力に刺さるハンデス手段を持つ「闇火ドルマゲドンX」は、最も安定してパワーを発揮できるデッキと言えるだろう。
とはいえ、少なからず弱点は存在し、特に墓地リソースをアドバンテージに変換できるデッキである「ブリザード」や「グスタフループ」には若干の不利がつく。(それでもハンデス運によっては捲ってしまうのだが...)
前環境からの変化としては、環境初期は新勢力などの雑多なデッキが増えたため、簡単に刈り取る手段として《タイガニトロ》が採用されることが多くなっていた。直近では再び抜けてきてはいるが、入れ替え候補として覚えておこう。また、前弾よりもさらにミラー戦が多いため、侵略などの踏み倒し対策として侵略ZEROが採用されている傾向が高い。
| 闇火ドルマゲドンXのデッキレシピと回し方 |
自然単ブリザード
| レシピ例 |
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| 注目ポイント |
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| 継戦力、ある程度のビート速度、盤面処理性能、ロックによる防御貫通性能と全てのバランスが完璧なビートデッキ |
ナーフや殿堂入りさえも乗り越えて、もはや言うまでも無いデュエプレの伝説となっているデッキだが、今環境も環境トップ勢力の一員を継続。《ブリザード》《アジサイ》による高い継戦力、《サンマッド》によるある程度のビート速度と盤面処理性能を発揮しつつ、ロックによる防御貫通も可能と、全てのバランスが完璧なビートデッキとなっており、完全に不利なデッキが存在しない。
安牌な対処方法は、本デッキの速度以上の速さで押し切るといった戦術で、一応「レッドゾーン」や「ブランド」といったデッキに対して若干不利傾向にあるものの、《オチャッピィ》によるカウンターでマナ加速兼盤面形成後、相手の防御手段をロックしつつカウンターする動きも可能となっている。
| 自然単ブリザードのデッキレシピと回し方 |
水火エグザイル
| レシピ例 |
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| 注目ポイント |
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| 攻撃力と防御力のバランスが◎ |
| 《カツトンファー》による高い瞬間火力が環境に刺さる |
| NDとは異なり、《バイケン》を採用可能 |
NewDivisionでも環境トップデッキとして活躍している「エグザイル」は、AllDivisionでも実力を遺憾なく発揮。《カツトンファー》による瞬間火力は耐久系のデッキ以外のあらゆるデッキに刺さっている。特に同じTier1勢力で防御手段を《スパーク》効果に頼っている「ブリザード」にとっては、《カツトンファー》が天敵となっている。《カツトンファー》が2枚と《カツマスター》があれば、盤面が0枚の状態からでもほぼほぼ勝ちが確定するのは大きい。
デッキ構築としては、NewDivisionから変化しており、AllDivision特有のカード《バイケン》を採用できるのが大きい。ハンデス対策とビートカウンターを両立する手段として活躍している。
とは言え、ガチガチに防御を固めたデッキに対しては、他のTier1デッキと比べると突破性能が見劣りしてしまうのがネック。なのだが.....件のTier1デッキのおかげで防御力が固いデッキが環境に少ないという事態になっている他、増えたら増えたで《シャッフ》の採用余地がある。
| 水火エグザイルのデッキレシピと回し方 |
火自然モルトNEXT
| レシピ例 |
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| 注目ポイント |
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| 上振れた際のデッキパワーは環境1、2位を争う |
| 初動の不安定さがネック速度の速いビートに脆い |
| 「ドルマゲドン」を物量で押し切れる |
いまだに根強いファンを持つ「モルトNEXT」も、安定性の面からTier1クラスでは無いものの、いまだに高い使用率を誇るデッキの一つだ。特に上振れた際のデッキパワーはTier1を凌ぎ、環境1、2位を争うほど。ただし、やはり安定性のネックが大きいのも相変わらず。
《バトライ閣》からの大量展開で、Tier1勢力の中では速度が遅めな「ドルマゲドン」を物量で押し切れるというメリットを持つ。
構築の変化としては、「エグザイル」や雑多なコスト踏み倒しを意識して、《フォーエバー・プリンセス》の採用が多く見られた印象だ。
| 火自然モルトNEXTのデッキレシピと回し方 |
カチュアシュート
| レシピ例 |
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| 注目ポイント |
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| 「モルトNEXT」に続く上振れ最強格のデッキ |
| 安定性が低く、メタに脆い |
| デッキ出力は明らかに高め |
《フェアリー・ギフト》による最速3ターン目《カチュア》《ヴィルヘルム》が決まると、誰でもほぼ全対面に勝利できるといった特性を持つ、上振れ最強格のデッキ。とは言え要求値が高く、《オリオティス》《防鎧》《洗脳センノー》といったメタクリーチャーをぶつけられるだけで機能不全に陥るため、安定して勝つには向かない印象を持つ。
幸いAllDivision環境ではメタクリーチャーが少ないため、NewDivisionよりも伸び伸びと活躍はできている。最速の動きができなくても4ターン目の始動程度であれば安定し、それでも高い出力を誇り、尚且つプレイ難度も低いとあって、扱うプレイヤーはそれなりに多い。
| カチュアシュートのデッキレシピと回し方 |
レッドゾーン
| レシピ例 |
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| 注目ポイント |
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| 環境最速クラスのビート速度 |
| そこそこの盤面制圧力 |
| 自身より遅い速度のビートデッキ全般を刈り取れるポテンシャル |
| 安定して動けなければ脆い |
耐久系のデッキでTier1を抑えられないのであれば、さらに速い速度を持つデッキをぶつけようということで流行っているのが「レッドゾーン」だ。ただ速度が速いだけではなく、《オリオティス》などのメタクリーチャーや《レッドゾーン》による盤面処理手段も持つといった、盤面有利を形成する力も売りになっている。新弾勢力を含む、雑多な速度が遅いデッキを刈り取る力も高い。
ただしデッキの総合力ではTier1勢力に劣るため、少しでもビート戦略が遅れると崩れる脆さがネック。
水火ブランド
| レシピ例 |
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| 注目ポイント |
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| 環境最速クラスのビート速度かつ、クリーチャーロック、呪文ロックを同時にこなせる |
| Tier1に比べて安定性が低い |
耐久系のデッキでTier1を抑えられないのであれば、さらに....以下略。速いビート速度を持ちながら、《ラフルル》《単騎連射マグナム》といった、相手の防御手段をロックする手段を同時に扱えるというがかなりのメリットになっている。
とは言え、リソースは《プラチナ・ワルスラS》に依存するなどの安定性に欠けている面も持つというのがネック。
| 水火ブランドのデッキレシピと回し方 |
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