【デュエプレ】NewDivision|週間メタウォッチ|2024年3月第2週|第24弾環境
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『デュエプレ(デュエマプレイス)』の2024年3月第2週(3月2日〜3月8日)環境考察を掲載。Tier表の解説や各種デッキの立ち位置、デッキの相性状況を記載しているので、ぜひご参考にどうぞ。
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デッキ関連データベース | ||
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NDデッキ |
ADデッキ |
メタデータ |
大会デッキ |
無課金 |
初心者 |
今週のTier表
Tier1の激しい入れ替わり
先週まで猛威を奮っていた「闇単ヘルボロフ」「火単速攻」だが、今週は勢いを衰えさせる結果に。代わりに上昇してきたのは「イメンブーゴ」と「UKパンク」となっている。
Tier1デッキ群考察
5cイメンブーゴ
レシピ例 |
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メリット |
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多彩な戦略で死角なし |
デメリット |
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操作難度 |
多彩な戦略で死角無し
まずは今週一の注目デッキになった「5cイメンブーゴ」から解説。《イメン=ブーゴ》《ボアロアックス》のコンビネーションでワンショットを仕掛けるデッキだが、トリガーの薄い対面には《キリュー・ジルヴェス》による早期ワンショット。逆にトリガーが厚い対面には、《ヴェロキボアロス》を完成させたのち、《アルファリオン》による盤面と呪文のロックリーサルを狙えるという非常に高い柔軟性を持つ。
また、耐久性も見た目以上に高く、S・トリガーは貧弱だが、それを補う《オチャッピィ》《デッドブラッキオ》のS・バック、《エメラルーダ》によって、「火単速攻」ですら受け流すことが可能だ。
加えて、「闇単ヘルボロフ」に対しては、《ボアロパゴス》と《プロメテウス》を駆使してハンデスを躱しつつ、気がつけば盤面を形成できてしまうなど、まさに死角無しといっても過言では無いデッキに仕上がっている。
なぜ先週まで使用者数が少なかったかというと、単純に知名度の問題が大きいだろう。また、プレイ難度も非常に高く癖があり、扱えるようになるまでに時間を要するというのも要因として考えられる。
ロビンフッドの採用も見られる
《ドンドン吸い込むナウ》の枠には、《ロビンフッド》の採用も見られる。《ロビンフッド(ロビー)》は、序盤のアタッカーとして早期から相手の盾を削り、《キリュー・ジルヴェス》のワンショットを通しやすくする役割や、《ダイハード・リュウセイ》をバウンスで退かせるなどのメリットがあるのが特徴だ。さらには「闇単ヘルボロフ」などのハンデスに有効な継続的なドローリソースとなるなどのメリットも存在する。環境や個人の好みで使い分けるのが良いだろう。
水火UKパンク
レシピ例 |
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メリット |
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《トンギヌスの槍》の環境優位性 |
環境に五分以上に立ち回れるデッキ多数 |
デメリット |
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光単に不利 |
盾焼却できる槍の本数が有効打に
「サインシューゲイザー」と並びカウンタービートデッキの2大巨塔を築いている「UKパンク」だが、《エメラルーダ》などによるS・トリガー耐久が跋扈する環境上、《トンギヌスの槍》を複数積み込んで活用できる本デッキの評価が再び上昇している。
各種デッキ相性を見ても、「サインシューゲイザー」が弱点とする「カイザー刃鬼」に対しては、《サインシューゲイザー》よりも速いビート速度によって対抗しながら、ガチンコジャッジにもつれ込んでもデッキ全体のコストが高いため、勝ち星を上げやすい。
「闇単ヘルボロフ」に対しては、《グレンリベット》などのマッドネスさえ詰め込めば、《ロビー》や《ブータン》といった持続的なドローリソースの存在も相まって有利を付けやすい。
「火単速攻」に対しては、《カツドン破》で《早撃人形マグナム》の踏み倒しメタを簡単に突破できるため、「サインシューゲイザー」よりも有利をつけやすい。
といった状況にある。完全に不利対面となるのは「光単」系統のデッキのみとなっているため、「光単サザンルネッサンス」が沈んでいる現状、非常に有利な立ち位置を築いているデッキの一つだ。
Tier2デッキ群考察
闇単ヘルボロフ
レシピ例 |
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メリット |
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環境で唯一ハンデスを戦略の軸にできる独自性 |
デメリット |
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マッドネスなど環境から受ける対策が厳しい |
マッドネスなどの対策で失速
先週までは勢いづいていた本デッキだが、《グレンリベット》などのマッドネスや、何らかのハンデス対策を持つデッキが上位デッキに増加してきた影響で、今週は勢いを失っている。さらには、上位デッキを狩ろうとするビッグマナ系統のデッキや未だに蔓延る「火自然モルトNEXT」には、トップ解決の危険性が伴うこともあり、勝率は安定しない印象を受けた。
とは言え、油断しているデッキには刺さるため、今後も警戒しなければならないデッキの一つではある。
光単ロージア天門
レシピ例 |
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メリット |
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カウンタービート系デッキに有利 |
デメリット |
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立ち上がりの遅さ |
「モルトNEXT」「闇単」といったデッキに不利 |
闇単の失速で有利に
「闇単ヘルボロフ」の失速によって優位性を戻したデッキの一つだ。「UKパンク」など、カウンタービート系のデッキには有利を付けられるため、今週使用者が増えていたように思える。ただし、未だに根強い人気を誇る「モルトNEXT」などの盤面制圧力に長けたデッキが懸念材料。立ち上がりの遅さがネックになる場面も見られるため、これらの不安定さが課題になっている状況だ。
火自然モルトNEXT
レシピ例 |
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メリット |
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まわりさえすれば不利対面さえ覆すデッキ出力 |
デメリット |
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ミラー対面など運頼りの勝負の多さ |
不安定さ |
ガイムソウが抜けてモルト覇が活躍
「火自然モルトNEXT」に関しては、今大きくテンプレートが変化している。単体では仕事をしないナーフされた《ガイムソウ》の代わりに、同じマナ武装7ならば《グレンモルト「覇」》を採用しようという流れが来ているのだ。となると、以前までの《グレンモルト「刃」》などの大型枠がフリーになるため、代わりに《メッタギルス》などのS・トリガー枠が採用されている。
「火単速攻」やミラー対面でワンチャンス掴めるよう変化しており、以前ほどトリガーを気にせずに攻められるデッキではなくなっている点に注意しよう。
Tier3デッキ群考察
光単サザンルネッサンス
レシピ例 |
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メリット |
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カウンタービートデッキに有利を付ける |
その他にもデッキパワーで五分以上の相性を見せる |
デメリット |
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「闇単ヘルボロフ」など、不利対面がとことん苦手 |
主に「火単速攻」「闇単ヘルボロフ」の影響で衰えたデッキだが、今週ならばということで稀に使用者を見かけていた。特に「UKパンク」がTier上位に来る環境であるならば、環境の隙間を突けるデッキとなるだろう。とは言え完全に「火単速攻」「闇単ヘルボロフ」が姿を消したわけではなく、もう一つ不利対面の「モルトNEXT」も未だに環境に存在することから、これらのデッキがTier2以上に居座り続ける限り、厳しい状況に置かれることになりそうだ。
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