【デュエプレ】NewDivision|週間メタウォッチ|2024年3月第3週|第24弾環境
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『デュエプレ(デュエマプレイス)』の2024年3月第3週(3月9日〜3月15日)環境考察を掲載。Tier表の解説や各種デッキの立ち位置、デッキの相性状況を記載しているので、ぜひご参考にどうぞ。
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デッキ関連データベース | ||
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NDデッキ |
ADデッキ |
メタデータ |
大会デッキ |
無課金 |
初心者 |
今週のTier表
Tier1デッキ群考察
ミュート |
闇単ヘルボロフ
レシピ例 |
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メリット |
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Tier2以下の雑多デッキを刈り取る高いコントロール性能 |
他のTier1デッキを狩りに来た光単に有利 |
デメリット |
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マッドネスなど環境から受ける対策が厳しい |
Tier1群最大母数
Tier1の中でも使用者数が最も多いと感じられる「闇単ヘルボロフ」。相手のやりたい事を封じるハンデスは雑多なデッキに刺さりが良く、先行後攻に左右されずデッキパワーを発揮できるというのも大きなメリットだ。
特に今週は他のTier1デッキを狩ろうとする光単の勢力が増加してきた影響で、有利対面が増えていた。
マッドネスなどの対策が厳しいのも事実
とは言え、マッドネスなどの環境対策が他のTier1デッキよりも刺さりやすいというデメリットもある。同じTier1の「UKパンク」は強力なマッドネス《グレンリベット》を採用している確率が極めて高くなっており、「5cコントロール」などのビッグマナでは《M・A・S》《エビデゴラス》を採用するパターンが増えた。ミラーマッチが起こりやすい点も考慮すると、Tier1デッキ群の中ではあまり立ち位置が良いデッキとは言えないだろう。
ただし、現環境ではハンデス除去コントロール自体が唯一無二性となっており、他Tier1デッキ群より新カードによる強化が期待されいる。将来性が高いというのは大きなメリットだ。
Tier2デッキ群考察
光単サイン(天門)ロージア
レシピ例 |
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メリット |
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Tier1デッキに五分以上の立ち回りを見せる |
デメリット |
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立ち上がりの遅さ |
「モルトNEXT」など面制圧が得意なデッキに不利 |
Tier1デッキに安定した立ち回りを見せる
「UKパンク」を有利対面とし、他Tier1デッキにもマッドネスや《バラディオス》による面の制圧力で対抗力を持ったデッキとして注目を浴びているデッキだ。以前までは採用されていた《ヘブンズ・ゲート》だが、速い段階の《早撃人形マグナム》には無意味なことなどから、現在では完全に抜けている構築も多い。その枠には《セイントローズ》などを採用し、さらにデッキパワーを高めた構築や、《バロンアルデ》を採用しマナ武装5達成の確率を高めることで、「火単速攻」対面などの事故負けを軽減した構築に移り変わっている。
立ち上がりの遅さがネック
ただし、弱点というのも勿論存在し、どうしても立ち上がりが鈍いため、ビッグマナや「モルトNEXT」対面では後手にまわってしまう場面が多い。「火単速攻」など本来有利なはずのビートにも、マナ武装達成前に《早撃人形マグナム》などのメタを積まれながら早々に攻められると成すすべが無いなど、どうしても動き出しの速いデッキには不安定さが出てしまう。
自然単サソリス
レシピ例 |
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メリット |
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「モルトNEXT」よりも安定した速度のビート |
不利対面の「サインシューゲイザー」が減少 |
デメリット |
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《エメラルーダ》の耐久を超える術が無い |
環境の隙を突くビート速度
今週最も勢力を急上昇させてきたデッキが「自然単サソリス」だ。「火単速攻」には及ばないまでも非常に速いビート速度を持ち、光単などのブロッカーにも貫通できる能力を持っているため、環境の隙を付く形で活躍。もちろん《エメラルーダ》などの耐久を貫通する術を持たないといったデメリットはあるものの、「サインシューゲイザー」が停滞したことで優位性を強めている。
また、本来ビートが不利とする「UKパンク」に対しては、《古龍遺跡エウル=ブッカ》《勝利のプリンプリン》で《ロビー》に仕事をさせず、墓地が肥える前に早期決着を狙うという勝ち筋が存在する。完全に有利対面とは言えないまでも、Tier1に五分以上で渡り合える可能性があるというのが特徴だ。
光単サザンロージア
レシピ例 |
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メリット |
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カウンタービートデッキに有利を付ける |
デメリット |
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「闇単ヘルボロフ」など、不利とする相手がとことん苦手 |
不利対面「火単速攻」の減少や有利対面の「UKパンク」の増加で、「自然単サソリス」同様「光単サザン」も環境へと復帰している。不利対面のマッチさえ除けば安定したデッキパワーを存分に叩きつけることが可能だ。
火自然モルトNEXT
レシピ例 |
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メリット |
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まわりさえすれば不利対面さえ覆すデッキ出力 |
デメリット |
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環境上位に不利なデッキが多い |
不安定さ |
環境的にはだいぶ下火だが・・・
「イメンブーゴ」「UKパンク」を筆頭とした環境上位勢力に不利が付き、デッキの不安定さも合間って、24弾パックの看板テーマでありながらTier3へ降格。だいぶ行き詰まっている印象だ。
それでも人気テーマではあるため、環境には一定数存在し続けており、いまだに警戒は必要なデッキだ。「光単」の勢力には安定した勝率を出すことができ、回りさえすれば高いデッキパワーを発揮するため、大会などの場で上振れを狙うデッキとして持ち込むのはアリかもしれない。
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