NewDivision|週間メタウォッチ|2024年4月第1週|第24弾環境

【デュエプレ】NewDivision|週間メタウォッチ|2024年4月第1週|第24弾環境

編集者
デュエプレ攻略班
最終更新日

『デュエプレ(デュエマプレイス)』の2024年4月第1週(3月30日〜4月5日)環境考察を掲載。Tier表の解説や各種デッキの立ち位置、デッキの相性状況を記載しているので、ぜひご参考にどうぞ。

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ミュート
ミュート
皆さんこんにちは!普段当サイトのデッキ記事などを更新しているミュートと申します。

第25弾環境が始まり最初のメタウォッチ!《レッドゾーン》などがとうとう実装されたわけですが、時を同じくして《刃鬼》《祝門》《ジャバジャック》といった名だたるデッキ達がNDから退去。

結果、どういった環境のスタートを切ったのか見ていきましょう。
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大会デッキ
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無課金
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初心者
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今週のTier表

今週のTier表

Tier1デッキ群考察

光単ロージア天門

レシピ例
5cコントロール
注目ポイント
強力なビートが増えたことで立場が向上
耐久デッキに有利を付ける耐久デッキ
弱点となるデッキがスタン落ちによりNDから姿を消す
ネック
立ち上がりの遅さ
「モルトNEXT」「モルト王」など一部不利対面あり
《GENJI・XXX》《世紀末HDM》《キラー・ザ・キル》などの対策が積まれ始める

不利対面が大幅減少

25弾新環境が始まり、《レッドゾーン》などの強力なビートが増えた影響で真っ先に注目を集めたのが、やはり《ヘブンズ・ゲート》。単純にビートに強いのは勿論だが、ビートを狩ろうと出てきた他の耐久系デッキ全般にも《アルファリオン》のおかげで有利を付けられるため、Tier1の中でも非常に立ち位置をよくしている。

一部不利対面には注意

二刀龍覇 グレンモルト 「王」 超戦龍覇 モルトNEXT

とは言え完全に一強というわけではなく、「天門」が台頭するにつれ、前環境ではあまり姿を見せなかった「モルト王」などのデッキが対策として環境へ復帰。ビートデッキにも《GENJI・XXX》や《世紀末HDM》などが積まれ始め、対策が進んできている状況だ。

光単ロージア天門のデッキ詳細

水火レッドゾーン

レシピ例
水火レッドゾーン
注目ポイント
25弾から新たに登場し、一気に環境入り
盤面制圧と大型打点によるビートを同時にこなす高いデッキパワー
環境が進むにつれ耐久デッキの対策が取り入れられる
採用文明で多種多様な特性へ変化
ネック
「天門」「UK」などのカウンターに不利

登場以降強力なビートデッキとして席巻

25弾から初登場となった「レッドゾーン」だが、盤面制圧と大型打点によるビートを同時にこなす高いカードパワーで環境を席巻。この影響は非常に大きく、「天門」「トリガーロージア」といった耐久系デッキを流行らせる根源になっている。

以降対策デッキが流行するにつれ勢いは衰えつつあったものの・・・。

耐久デッキの対策が練られる

直近の環境では、耐久系デッキへの対策が取り入れられるようになっている。例として、強力なドラグハート《エンドレス・ヘブン》を手軽に剥がせる《龍脈術 落城の計》、「天門」のブロッカーを一掃できる《GENJI・XXX》、コスト踏み倒しを咎める《オリオティス》etc...。再び勢いを取り戻している状況だ。

「モルトNEXT」など、耐久デッキを狩るデッキに対しても有利で、それらのデッキが増えてきたのも追い風となっている。

採用文明で多種多様な特性へ変化

上記で紹介している水火軸の他にも、単色構築や光、闇を採用した構築が見られる。採用文明により柔軟にデッキ特性を変えられるのも、本デッキの魅力の一つと言えるだろう。また、《レッドゾーン》単体でも汎用性は高く、超次元呪文から呼び出せる《勝利のガイアール・カイザー》などと組み合わせ、タッチカラーの採用も見られるほどだ。

水火レッドゾーンのデッキ詳細

水火UKパンク

レシピ例
水火UKパンク
注目ポイント
《キリモミ・ヤマアラシ》の登場で奇襲性能↑
《トンギヌスの槍》のおかげでS・トリガー耐久系にも有利
ネック
「天門」「サザンルネッサンス」に不利
次の新弾リリースで主要パーツがND落ち

キリモミ・ヤマアラシで奇襲性向上

キリモミ・ヤマアラシ

前環境からTier上位に位置していた「水火UKパンク」だが、今弾でもその実力を十二分に発揮している。特に《レッドゾーン》などのビートデッキの登場で、《カツドン破》による強力なカウンター手段を持つ本デッキは強力なメタ的立ち位置に存在している。

また、新カード《キリモミ・ヤマアラシ》により、《ブータンPOP》《トンギヌスの槍》を即時打点として叩きつける動きが可能になっており、奇襲性も強化されているのもポイントだ。

耐久デッキにも有利を付ける

また、25弾環境から増えているS・トリガー耐久系のデッキに対しても、《トンギヌスの槍》とドロン・ゴーによる除去耐性により、高い突破力を誇る。トリガー耐久デッキに有利を付けられるビートデッキとして、貴重な存在だ。

天門などに不利

とは言え、《シール・ド・レイユ》など、破壊除去以外の除去手段を持ちながら、高い耐久性を誇る「天門」や、強力なコスト踏み倒しメタ《オリオティス》を巧みに操る「光単サザン」には不利となる。

次の弾で主要パーツがNDから落ちてしまうという不安要素もあり、独特なプレイングも必要となるため、今から作成するのは注意が必要だ。(そのため、トップTierでありながら、環境で見かけることは少ないという稀有な存在になっている。)

赤青UKパンク

闇単ヘルボロフ

レシピ例
闇単ヘルボロフ
注目ポイント
有象無象を狩れる環境唯一の強力なハンデス除去特性
トップTierの天門に対して有利を付ける
ネック
速いデッキに無理やり突破される危険性
一部デッキ対面では高練度のプレイヤースキルを要求される

ブラックサイコの登場で強化?

復讐 ブラックサイコ

《ブラックサイコ》の登場によりデッキパワーの強化が期待されていた「闇単ヘルボロフ」。実際、中盤の相手のリソースを刈り取る性能は凄まじく、環境初期はハンデスを対策していない有象無象のデッキを狩れていた・・・のだが。

天門を狩る形態へ進化

環境が進むにつれ有利なはずの「天門」対面では、《ボンソワール》などのマッドネスにより苦渋を飲まされている。結果として、現在では継続なハンデスが可能な《タイガニトロ》の需要が戻り、しっかりとした「天門」対策がされるように変化。さらには、確実に「天門」を狩るための兵器として、《革命魔王キラー・ザ・キル》をリセットボタンとして採用するプレイヤーも散見されるようになった。

闇単ヘルボロフのデッキ詳細

Tier2デッキ群考察

火自然モルト王

レシピ例
火自然モルト王
注目ポイント
「天門」を狩れる高い制圧性能
「トリガーロージア」対面などに役立つ破壊除去耐性
ドラグハート・フォートレス除去を持つ
《革命の鉄拳》で耐久性能↑
ネック
《レッドゾーン》に対する耐久性がやや不安定
火マナ武装7達成までの事故率

他ビッグマナデッキが衰退の影響で復帰

英雄奥義 バーニング銀河

24弾環境ではなりを潜めていた「モルト王」デッキだが、「刃鬼」など多数のビッグマナ系デッキがND落ちの影響で衰退し、「天門」などの耐久系デッキを咎めるデッキが他に存在しなくなった結果、環境へ復帰。

「天門」を狩れる高い盤面制圧力と、「トリガーロージア」の《デス・ハンズ》などの破壊除去を無力化する特性も合間って、急遽メタ的な立ち位置を手に入れた。

《エンドレス・ヘブン》などのドラグハート・フォートレスも、《バーニング銀河》で簡単に除去できるというのも大きなメリットになっている。

火自然モルト王のデッキ詳細

トリガーロージア

レシピ例
トリガーロージア
注目ポイント
デッキ内驚異のトリガー率75%
ビートデッキに対する圧倒的な耐久性能
《ネバーエンド》《世紀末HDM》といったタイムリミットにより、ハンデスデッキも克服
ネック
《アルファリオン》《ダイハード・リュウセイ(モルトNEXT)》《モルト王》といった対策が流行
早期に高打点をぶつけられると意外に脆い
周回効率が悪い

強力なメタ対象の登場で頭角を表す

凶殺皇 デス・ハンズ

「トリガーロージア」は、《デス・ハンズ》などの新規カード獲得や、有利対面である《レッドゾーン》などのビートの流行により、25弾環境から頭角を現したデッキだ。以前まではどうしようもなかった《アルファリオン》に対して《デス・ハンズ》のカウンター手段を手に入れている他、速度の遅い耐久デッキが普通苦手としているハンデスデッキにも、《世紀末HDM》《ネバーエンド》のタイムリミットを設けることで克服。

もはや死角が無いデッキのように思えたが・・・。

厄介に見えて意外と弱点も多い

いくら《デス・ハンズ》を獲得したといっても都合よくトリガーさせる必要があり、結局のところ《アルファリオン》を扱ってくるデッキは不利対面となっている。他にも、《バトライ閣|武神》ループで《ダイハード・リュウセイ》を連打してくる「モルトNEXT」や、破壊除去耐性やドラグハート・フォートレスの除去手段を持つ「モルト王」の台頭。都合の良いメタ対象となっていた「レッドゾーン」も、《龍脈術 落城の計》などが採用され、無理やり速度で突破されることも増えてきている。

とは言え厄介な特性を持つのは間違いないため、強力なビートデッキが流行するのであれば、カウンターとして環境に居座り続けるデッキとなりそうだ。

ネロソムニス

レシピ例
トリガーロージア
注目ポイント
盾焼却|ビートの2パターンを使い分ける自在な戦略
これからの研究次第
ネック
《キラード・アイ》への依存性が高い

2パターンの臨機応変な戦略が可能

夢幻大帝ネロ・ソムニス

デュエプレオリジナルカードとして登場した《ネロ・ソムニス》だが、《ヘルボロフ》とは別ベクトルの独自のデッキタイプを構成。ビート戦略とシールド焼却戦略を一つにまとめあげた、特異な特性を持ったデッキが新弾リリースからたったの数日でまとめ上げられている。

とは言え、《キラード・アイ》への依存性が高いなどのネックもあり、「闇単ヘルボロフ」には安定性で負けているなど、まだまだ発展段階という印象だ。《ネロ・ソムニス》事態のカードパワーは高く、純ビート系デッキへの採用も考えられるやめ、これからの発展に期待がかかるデッキの一つと言える。

闇単ネロソムニスのデッキ詳細

今週の注目カード紹介

暴走龍 5000GT

暴走龍 5000GT

《暴走龍 5000GTのパワー5000以下の召喚を封じる能力は、今環境で流行っている「レッドゾーン」や「トリガーロージア」に対して非常に刺さりやすい。この機会に「墓地ソース」系デッキの研究をしてみるのも面白いだろう。

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