NewDivision|週間メタウォッチ|2025年7月第5週|クロニクル2環境

【デュエプレ】NewDivision|週間メタウォッチ|2025年7月第5週|クロニクル2環境

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デュエプレ攻略班
最終更新日

『デュエプレ(デュエマプレイス)』の2025年7月第5週(7月26日〜8月1日)環境考察を掲載。Tier表の解説や各種デッキの立ち位置、デッキの相性状況を記載しているので、ぜひご参考にどうぞ。

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今週のTier表|環境の動き

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Tier デッキリンク/週間Tier変動(前Tier)
Tier1 クロニクル2環境|5c耐久ビッグマナ クロニクル2環境|自然抜き4cリンネ剣 クロニクル2環境|水火エグザイル クロニクル2環境|水闇ミザリィ ▲(2)
クロニクル2環境|光単メタリカ ▲(2) クロニクル2環境|無色ジョーカーズ ▲(2)
Tier2 クロニクル2環境|5cMDW剣 ▲(-) クロニクル2環境|光水闇ネロ天門 ▼(1)
Tier3 クロニクル2環境|光水成長ダンテ ▲(-) クロニクル2環境|水単ドライランサー ▼(2) クロニクル2環境|火自然ハムカツ団 ▼(2) クロニクル2環境|水単VV-8
クロニクル2環境|光水闇エイリアン クロニクル2環境|5cライゾウ「灼」 ▲(4) クロニクル2環境|闇火ドルマゲドン

Tier上昇 Tier下降

クロニクル2新環境開幕|初週はまさかの...

超電星クリスタル・ドライランサー 無法伝説 カツマスター 「黒幕」

クロニクルパック2初期環境は、事前評価が高かった「ドライランサー」「アポロヌス」、そして「ハンター」といった、主にビート勢力が勢いを見せた中、世間的に評価が低かった「エグザイル」が新弾勢力の中でも盤面処理性能や継戦力が頭一つ抜けており、まさかの環境入りを果たす結果に。

また、ビートが流行ると言うことは前弾環境の「耐久ビッグマナ」が得意とする領分となり、前弾に続き再び蔓延。《ニコル・ボーラス》や《フェニックス・ライフ》といった主力カードがND落ちしていたものの、新たに《トライガード・チャージャー》《黒幕》の登場でむしろ強化されているまであった。

耐久系のデッキが勢いを増す環境

蒼き団長 ドギラゴン剣 魔光大帝ネロ・グリフィスⅢ世

耐久系のデッキが強い環境ということで、「耐久ビッグマナ」に続いて勢力を伸ばしたのが、《リンガール》によってS・トリガーを仕込める「リンネ剣」「MDW剣」と「ネロ天門」だ。速度が遅く、多色が多いため事故率が高いといった欠点は持つものの、《ドギラゴン剣》による爆発力と、そこから展開される攻守に優れた戦略性という高いデッキパワーを持つ「リンネ剣」「MDW剣」は、「耐久ビッグマナ」同様新弾勢力をねじ伏せ再動。

「ネロ天門」も「耐久ビッグマナ」に強く出られる耐久系のデッキとして、ある程度の環境優位性を見せていた。

前弾勢力の復活

オヴ・シディア フェリックス・ミザリィ ジョリー・ザ・ジョニー

このように耐久系のデッキが環境を蹂躙する中、注目されたのが前31弾パックを代表する勢力となる。《ウェディング・イノセンス》を最も上手く扱えるため、「ドギラゴン剣」系のデッキに対して強く出られる「ジョーカーズ」や、ハンデスビートという耐久デッキを貫通できる攻め方が可能な「ミザリィ」。また、強力な除去耐性とメタクリーチャーで無理やり耐久を貫通できる「メタリカ」といった勢力が復活し、環境が激変しているというのが直近の大まかな環境相関となる。

こうして出てきた31弾勢力のおかげで、相対的に優位性を戻した「エグザイル」も、新たに光文明の耐久対策を取り入れ、再び勢力争いの一端に加わっているのも注目ポイントだ。

注目デッキ解説

5c耐久ビッグマナ

レシピ例
5c耐久ビッグマナ
注目ポイント
ND落ちカードと入れ替わりで新カードが追加《トライガード・チャージャー》《黒幕》
《ワイルド・サファリ・チャンネル》のテンプレ化で、「メタリカ」などの以前は不利だった対面にもある程度強く出られる

新弾前はND落ちの影響で大幅な弱体化が予想されたデッキタイプだが、蓋を開けてみると《トライガード・チャージャー》《黒幕》といった新カードの採用でむしろ強化を受けていたデッキ。ND落ちした《フェニックス・ライフ》の代わりに採用された《トライガード・チャージャー》は、単色であるため《獅子王の遺跡》との噛み合わせが悪い代わりに、確実にS・トリガーを仕込みながらマナ加速が可能。

《ニコル・ボーラス》の代わりに採用された《黒幕》も単色ではあるものの、バトルゾーンに出た後にしっかりとフィニッシャーとしての役割も持つことから、《ニコル・ボーラス》よりも圧力が段違いなハンデス札となっている。

31弾環境の終盤あたりで採用され始めた《ワイルド・サファリ・チャンネル》も、今期ではテンプレ化。フィニッシャーの早期着地できてしまうため、以前までは苦手であった「メタリカ」対面なども、相手が完璧な盤面を構築する前にフィニッシャーのカードパワーで無理やりねじ伏せるルートができたのも大きな注目ポイントだ。

総じて前弾環境より隙が少なくなっており、以前は対ビートを集中的に対策する環境のメタ的な立ち位置にいた本デッキは、今期では環境の中心の一部になってしまっている。

リンネ剣

レシピ例
リンネ剣
注目ポイント
《トラップ・スパーク》の登場で、除去と耐久を一度に再現可能に
攻守ともに優れ、デッキパワーは随一
多色事故による速度の出しにくさで器用貧乏感も

クロニクル2環境の「リンネ剣」は大きな変化はないものの、《トラップ・スパーク》は地味ながらも軽視できない強化点だ。本デッキであれば相手クリーチャーを除去しながら1ターンを稼ぐストップ系効果を同時に扱いやすいため、例えば《オニカマス》などのメタクリーチャーを置きながら攻めてきた対面に対して、メタクリーチャーを除去しつつ、返のターンで《ドギラゴン剣》でカウンターする動きがとりやすくなっている。

新弾勢力には《リンガール》によるS・トリガー耐久が刺さるため、デッキパワーの高さも相まって前弾同様相変わらずの活躍を見せている。

総じて数多のデッキに対してバランスよく勝ち筋を持つデッキだが、多色事故による速度の出しにくさにより、デッキ相性的には器用貧乏な一面も。「ジョーカーズ」に対しては、《ウェディング・イノセンス》の関係で不利対面となっている。

MDW剣

レシピ例
MDW剣
注目ポイント
強力なリソース《アクアン・メルカトール》を獲得
エグザイルの影響もあり《マッド・デッド・ウッド》が環境強く刺さる
「ミザリィ」「エグザイル」といった墓地を操作できる対面は苦手

相変わらずの「リンネ剣」の活躍もあり、続いて注目されたのが「MDW剣」だ。新規カードとしては、強力な手札リソース源となりながら、墓地を肥やす手段としての汎用性もみせる《アクアン・メルカトール》が追加。

「リンネ剣」同様《リンガール》を上手く扱えるため、新弾勢力に強く出られる他、エグザイルを意識した破壊以外の除去札に対して耐性を持つ《マッド・デッド・ウッド》が上手く環境に刺さる形となった。「リンネ剣」が苦手とする「ジョーカーズ」「5c耐久ビッグマナ」にも、《マッド・デッド・ウッド》さえ置ければ対応できるため、立ち位置が良くなってきている。

ただし、「ミザリィ」「エグザイル」(特にミザリィ)といった対面には《クロック》などのストップ系クリーチャーをわざと墓地へ落とされると、《マッド・デッド・ウッド》のカウンターチャンスが消えてしまう。《マッド・デッド・ウッド》の効力を最大限発揮しづらい対面には、デッキパワーが半減してしまうため注意だ。

エグザイル

レシピ例
水火エグザイル 光水火エグザイル
光水火エグザイル_設計図型
注目ポイント
ドロン・ゴーを活用した高い盤面維持性能
《しずく&ドラポン》の登場で従来より盤面処理性能も向上
直近では光文明の採用で耐久対策も進む

新勢力の中でも世間的に評価が低かった《エグザイル》だが、デュエプレオリジナルカード《しずく&ドラポン》の登場で評価が一変。除去耐性による継戦力に加えて盤面処理性能が従来のエグザイルデッキよりも強化されており、デッキパワーは新勢力の中でも頭一つ抜けるデッキとなっていた。

ただし、「耐久ビッグマナ」などのビートを対策するデッキには手も足も出ないといった欠点もあり、一瞬環境トップの勢力争いから抜けたものの、光文明の呪文ロックを積んだ構築が練り上げられると再び浮上。新規デッキタイプの中では唯一トップ勢力争いの中に身を投じられるデッキとなっている。

ミザリィ

レシピ例
ミザリィ
注目ポイント
ハンデスビートで耐久系デッキを貫通できるビートデッキとして活躍
新《ディアスZ》の採用で、デッキの回転率と盤面処理性能が向上
墓地リソースを扱う関係上、「MDW剣」には明確に有利

今期のミザリィは火文明のND落ちの影響もあり、主にデッキと手札を回しやすい水文明との2色構成が多い。ハンデスビート戦術が流行の「耐久ビッグマナ」や「ネロ天門」といった耐久系デッキに刺さり、環境的に優位な立ち位置にいる。

新カードとしては新《ディアスZ》が採用され、デッキの足回りと終盤の盤面処理性能とビート性能が向上。急激に打点を伸ばせるようになり、不利な状況でもワンチャンス作れるようになっている。

以前不利だった対面「ドルマゲドン」が大きく数を減らしている影響も大きい。破壊除去耐性を持つ「エグザイル」は苦手としているものの、《オニカマス》《洗脳センノー》といったメタクリーチャーを上手く扱えれば、不利対面を覆す場面も少なくない。

メタリカ

レシピ例
メタリカ
注目ポイント
コスト踏み倒しメタクリーチャー最多採用
早期盤面制圧から強力な除去耐性で返せない盤面を構築

「メタリカ」に関しては新規カードによる強化は一切ないものの、やはり《オヴ・シディア》による早期盤面制圧から除去耐性の付与による圧力は相変わらず強力。「5c耐久ビッグマナ」の《ワイルド・サファリ・チャンネル》がテンプレ化したことで、以前ほど勝てる対面ではなくなっているにしろ、耐久系のデッキを貫通できる側面を持つデッキとしての需要は高いままだ。

「ドルマゲドン」といった不利対面も減少し、《防鎧》に加えて《洗脳センノー》も今期では再び採用されだし、コスト踏み倒しメタクリーチャーの採用枚数は環境デッキ中最多となっている。

盤面除去手段が豊富な「ミザリィ」は苦手としているものの、他対面に対してはデッキの押し付け性能を遺憾無く発揮している最中だ。

ジョーカーズ

レシピ例
ジョーカーズ
注目ポイント
明確な不利デッキが少ない「ドギラゴン剣」系のデッキに対して有利
「エグザイル」に刺さる《アリゾナ・ヘッドショット》

「ジョーカーズ」は単純に強力なビート性能はさることながら、《ウェディング・イノセンス》を最も上手く扱えるデッキとして、明確な不利対面が少ない「ドギラゴン剣」に対して有利をつけられる貴重なデッキタイプになっている。

以前のアップデートで強化された《アリゾナ・ヘッドショット》の恩恵も大きく、破壊除去耐性を持つ「エグザイル」に刺さる形に。

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