【ペルソナ5R】評価とレビュー｜良い点・悪い点も紹介

ペルソナ5ロイヤルの評価

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ペルソナ5ザ・ロイヤルの良い点

爽快かつスタイリッシュな良作RPG

▲ 総攻撃フィニッシュはどのキャラで見てもかっこいい

『ペルソナ5 ザ・ロイヤル(以下P5R)』は、RPGでありながらおしゃれなBGMやスタイリッシュな戦闘などにより爽快なRPGとなっている。RPGにありがちな、お使いイベントやレベル上げ、素材集めなどのくどくなりがちな要素も簡素化された。

一方で、「マダラメ戦」や「オクムラ戦」など難しい箇所もしっかり存在するため、適度な難易度を保っている。そのため、総じて良作であることは間違いないRPGと言える。

『P5』を改善したゲームシステム

▲ 初心者でも今何をしたらいいか分かりやすい

『P5R』では、前作『ペルソナ5(以下P5)』で問題だったシステムなどが改善された。パレスやボス戦の内容を刷新したり、竜司のコープアビリティ「瞬殺」を大幅に修正したりと不満点が無くなっている。

さらに、前作と同様に他のプレイヤーがどんな行動をしているかを見れる。そのため、前作のプレイヤーも新規プレイヤーも今は何をすべきか、新要素をいつ行うべきかを困惑せずにプレイが可能だ。

看守の日常的なシーンが追加された

▲ 看守ファンなら全イベントが必見の内容だ

『P5R』では「特別刑務」が追加され、カロリーヌ&ジュスティーヌとお出かけが出来る。世俗に疎い彼女らとのデートを楽しめるので、双子の看守好きのユーザー待望には追加要素となっている。

また、1回だけではあるがラヴェンツァが屋根裏部屋に遊びに来るシーンも追加された。ラヴェンツァ派へのフォローも忘れないアトラスに足を向けて寝れない屋根ゴミもいるため、看守ファンのユーザーには購入による更生義務がある作品だ。

新要素まとめとP5からの変更点

ペルソナ5ザ・ロイヤルの悪い点

周回要素が少ない

▲ することがない日はとりあえずコーヒーを作る

『P5R』は周回プレイが可能だが、周回で追加される要素が数点しかない。また、システムの改善や3学期の追加で1周目から全コープMAXを無理なく行えるようになったため、反動として2周目でやることがない日が多くなってしまった。

新キャラや3学期の要素が少ない

▲ 2人とも魅力的なキャラだが操作できる時間が少ない...

『P5R』では、芳澤かすみと明智吾郎(ロキ)を操作できるようになったが、操作できる期間が3学期の1ヶ月程度、パレス1つ分しかない。また、新キャラの超覚醒・Rペルソナに至ってはほぼ1日しか使用できない。

追加された要素や改善された内容などは確かに多い。しかし、前作とほぼ同じストーリー、展開を12月まで行ったあとにようやく堪能できると思ったメインの新要素が少なすぎるため、P5をやりこんでいたユーザーには物足りない内容である。

ペルソナ5ザ・ロイヤルの総評

『P5』未プレイなら文句なしの良作

P5Rは、『P5』未プレイ、もしくはアニメだけ知っている人には文句なしの良作だ。悪い点のほとんどは「新要素が物足りない」といった内容のため、『P5』をプレイしたことがない人ならなんの不満もなく楽しめる。

テンポよくゲームを進められ、戦闘も先手を取りやすいことでもっさりせず、さらに最高のBGMや演出で飽きることがない。普段RPGをやらない人にも、おすすめできる作品だ。

既プレイなら目新しさが少ない作品

『P5R』は『P5』未プレイの人には文句なしの反面、既プレイなら内容不足を感じる作品だ。少し内容が変わった『P5』の周回プレイをやることになるため、「極上の間違い探し」と揶揄するユーザーもいる。

ただし、パレスやボスの刷新やシステムの改善に特性の追加など、変更や追加された要素自体は多い。また、前述の評価も「新キャラや3学期に対する期待を裏切られた」という所から来ているものであり、不満点を知った上でプレイするのであれば『P5』以上の良作だということに変わりはない。

これからやるならリマスター版一択

2022年に発売されたリマスター版は、40種類以上のDLCが最初から同梱されているお得なバージョンだ。SwitchやPS5など、最新機種で初めてペルソナ5を遊ぶ場合はリマスター版を購入しよう。

リマスター版と通常版の違い

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