【デュエプレ】環境考察「2020/7/4〜2020/7/10」
- 最終更新日
デュエプレ/デュエマプレイスのガルザークカップ〜ドルゲーザカップにおける2020/6/27〜2020/7/3の環境メタデッキ考察を掲載中。現環境のメタデッキリストや流行デッキの傾向などを解説しているため、環境把握の参考にどうぞ。
© 2019 Wizards of the Coast/Shogakukan/Mitsui-Kids © TOMY ©DeNA
| 前環境 | 次環境 |
環境デッキメタデータ
| 2020/7/4〜2020/7/10集計分(総対戦数154戦) |
|---|
| メタデータの基準はプラチナ、マスター帯レートのマッチ数を集計しメタ環境データとして上位10位以内のデッキを採用。更新日は毎週金曜日を予定しております。 |
| 順位 | デッキ | マッチ率 | 順位変動 |
|---|---|---|---|
| 1 |
白抜き4cボルバル |
19.5% | - |
| 2 |
ウェーブストライカー各種 |
18.2% |
|
| 3 |
5c天門 |
16.9% |
|
| 4 |
青緑ブリザード |
10.4% |
|
| 5 |
シータメイデン |
5.2% |
|
| 6 |
クローシスボルコン |
3.9% |
|
| 7 |
ドロマーアウゼス |
1.9% |
|
| 7 |
赤白速攻 |
1.9% |
|
| 7 |
黒抜き4cメイデン |
1.9% | new |
| 7 |
アナカラージャイアント |
1.9% |
|
メタデータ考察
白抜き4cボルバル
| 白抜き4cボルバルの主な採用カード |
|---|
|
|
| デッキの特徴 |
|---|
| ・闇文明のハンデス除去コントロールに特化 ・水文明でリソース回復にも優れる ・「ボルバルザーク」を用いる安定した決定力 |
依然としてハンデスが優位な環境であるため、先週に引き続きトップクラスの使用率の高さを誇る。「エクストリーム・クロウラー」はマイナーカードでは無くなり、天門対策の「腐敗勇騎ガレック」の採用率も益々増している。サブリソーサー&アタッカーとして「剛撃戦攻ドルゲーザ」が積まれているデッキも存在。
また、ハンデス環境に偏りすぎたためか、ハンデスを主軸とする本デッキにさえハンデス対策のマッドネスクリーチャー「緑神龍アーク・デラセルナ」を投入しているデッキも散見された。
その他のデッキでも「緑神龍アーク・デラセルナ」などのマッドネス持ちクリーチャーの採用率も上がっており、環境メタの中心となっている。
ウェーブストライカー各種
| ウェーブストライカーの主な採用カード |
|---|
|
|
| デッキの特徴 |
|---|
| ・各文明のWSを組み合わせて、あらゆる環境に対応可能 |
基本的には光/火/自然のリースWSが流行っており、白抜き4cボルバルなどのハンデスに対抗するため、「緑神龍アーク・デラセルナ」を投入した型も散見された。青緑ブリザードなどの同型ビートに対して有利盤面を築きやすいのも、リースカラーを選ぶメリットとなっている。
また、「略奪秘宝ジャギラ」のハンデスもコントロールデッキに対して刺さりやすく注目されており、光/闇/自然のネクラカラーも増えている。
5c天門
| 5c天門の主な採用カード |
|---|
|
|
| デッキの特徴 |
|---|
| ・各多色の巨大ブロッカーで盤面制圧 ・カウンター性能が非常に高い ・「ボルバルザーク」による決定力 |
「ヘブンズ・ゲート」から大型ブロッカーを展開する単純な戦略をメインとするデッキだが、各々のカードパワーの高さで環境トップクラスのデッキパワーを誇る。
先週までの環境では、手札消費の激しさという弱点をハンデスに突かれていたが、「二角の超人」や「緑神龍アーク・デラセルナ」と言ったハンデスを対策できるカードとも共存。5色デッキならではの環境適応力の高さを見せつけている。
青緑ブリザード
| 青緑ブリザードの主な採用カード |
|---|
|
|
| デッキの特徴 |
|---|
| ・スノーフェアリーの横展開力の高さ ・水文明の豊富なバウンスでビート戦略を通しやすい |
白抜き4cボルバルなど序盤が弱いハンデス軸のデッキに対しては、ある程度の耐性がある速攻ビートデッキとして魅力なのだが、苦手としている5c天門が普及した影響で先週より使用率は抑えられている印象。盤面戦略に優れるWSが、依然として環境に居座っている影響も大きい。
シータメイデン
| シータメイデンの主な採用カード |
|---|
|
|
| デッキの特徴 |
|---|
| ・多色小型獣による早いテンポのビート ・「クイーン・メイデン」による序盤からの高火力 |
多色カードが多いためマナ事故を起こしやすい欠点があるものの、序盤から高スタッツの「永刻のクイーン・メイデン」を押し付けられれば、対処できないデッキも多い。
デッキカラーの特性ゆえ、「エマージェンシー・タイフーン」と「緑神龍アーク・デラセルナ」の対ハンデスセットもデッキに投入しやすく、現環境に抗いやすいのが使用率が増えている要因だろう。ただ、ビートデッキゆえ普及した5c天門は苦手としている。
クローシスボルコン
| クローシスボルコンの主な採用カード |
|---|
|
|
| デッキの特徴 |
|---|
| ・ハンデス除去コントロールで相手のリソースを徹底消去 ・「ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン」のシールド焼却 |
環境に5c天門を代表とする強力なトリガーカウンターを持つデッキが増え、「ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン」のシールド焼却効果が強く必要とされたため増加しているデッキタイプ。
「ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン」1枚でフィニッシャーとして完結するカードのため、デッキのほとんどを環境に合わせた除去コントロールカードに裂けるメリットもある。
ドロマーアウゼス
| ドロマーアウゼスの主な採用カード |
|---|
|
|
| デッキの特徴 |
|---|
| ・「アウゼス」を軸としたタップキルによる除去コントロール ・ハンデスとドローソースの両立 |
「悪魔聖霊アウゼス」を軸としたタップキルで、5c天門の大型ブロッカーすら除去コントロールしきる性能を持つデッキ。ウェーブストライカーなどの小型ビートを得意とするデッキにも「天使と悪魔の審判」と言った対抗手段があり、幅広いデッキに対して勝ち筋を見出せる。
ただし、フィニッシャー不足の面もあるため、白抜き4cボルバルなどのコントロールミラーでは、相手のデッキアウトを狙う泥仕合となる場面も多々ある。
赤白速攻
| 赤白速攻の主な採用カード |
|---|
|
|
| デッキの特徴 |
|---|
| ・環境最速を誇るビート速度 ・豊富なスピードアタッカー ・タップカウンターによる逆転性能 |
赤白速攻は、4弾で新たに実装されたカードによって、環境に姿を現したデッキだ。1弾環境からアーキタイプとして存在してはいたものの、カードプールの狭さから環境に姿を見せずにいた。
前弾環境最速を誇る赤緑速攻に遜色ない速度に合わせて、光文明のタップカウンターによる大逆転も狙いやすく、赤緑速攻に取って代わる格安速攻デッキとして認知されている。
カウンターに優れる天門や、盤面の制圧力に長けるウェーブストライカーは苦手としているものの、S・トリガー運に恵まれれば、相手に何もさせずに倒しきるポテンシャルを持つ。
黒抜き4cメイデン
| 黒抜き4cメイデンの主な採用カード |
|---|
|
|
| デッキの特徴 |
|---|
| ・ハンデス対策のマッドネスと多色ビートを両立 |
環境にハンデスが有り触れた影響で、徹底的にハンデスを対策した結果出現した「クイーン・メイデン」を軸とした多色ビートデッキ。シータメイデンのビート性能をある程度引き継いでいる。
ハンデスデッキへの対抗に重きを置いているため、白抜き4cボルバルなどのデッキタイプに対しては非常に強い当たりができるものの、その他デッキ対策は疎かになっている為、環境を選ぶ必要がある。
アナカラージャイアント
| アナカラージャイアントの主な採用カード |
|---|
|
|
| デッキの特徴 |
|---|
| ・中盤以降に大型ジャイアントを大量展開 ・闇文明の除去コントロール |
環境がハンデスと速攻ビートに寄っているため、大型獣を展開して攻めるデッキタイプは天門デッキに絞られた結果、環境からほぼ姿を消してしまったデッキ。
デッキが回った際のジャイアントの展開力は未だに脅威ではあるものの、ジャイアントを展開する前段階で隙を突かれやすく、「西南の超人」への依存度が問題となっている。
| 前環境 | 次環境 |
以前の環境考察記事まとめ
以前の環境考察記事も掲載中。環境を振り返ることで新たな発見やメタ関係を見つけ出せる可能性もある。以下リンク先では以前の環境記事のまとめやデッキ相性表、環境デッキの対策方法を掲載しているため、ぜひ参考にしていただきたい。