【デュエプレ】環境考察「2020/7/11〜2020/7/17」
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デュエプレ/デュエマプレイスのガルザークカップ〜ドルゲーザカップにおける2020/7/11〜2020/7/17の環境メタデッキ考察を掲載中。現環境のメタデッキリストや流行デッキの傾向などを解説しているため、環境把握の参考にどうぞ。
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環境デッキメタデータ
2020/7/11〜2020/7/17集計分(総対戦数171戦) |
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メタデータの基準はプラチナ、マスター帯レートのマッチ数を集計しメタ環境データとして上位10位以内のデッキを採用。更新日は毎週金曜日を予定しております。 |
順位 | デッキ | マッチ率 | 順位変動 |
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1 |
白抜き4cボルバル |
24.6% | - |
2 |
ウェーブストライカー各種 |
21.1% | - |
3 |
5c天門 |
15.2% | - |
4 |
赤白速攻 |
4.1% | |
5 |
クローシスボルコン |
3.5% | |
5 |
白緑ブリザード |
3.5% | new |
5 |
青緑ブリザード |
3.5% | |
8 |
アナカラーメイデン |
2.3% | |
9 |
白抜き4cガルザーク |
1.8% | |
9 |
ドロマーアウゼス |
1.8% | |
9 |
アナカラージャイアント |
1.8% |
メタデータ考察
白抜き4cボルバル
白抜き4cボルバルの主な採用カード |
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デッキの特徴 |
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・闇文明のハンデス除去コントロールに特化 ・水文明でリソース回復にも優れる ・「ボルバルザーク」を用いる安定した決定力 |
依然としてハンデスが猛威を奮える環境のため、トップメタの1つとして活躍しているデッキ。本デッキの影響により、「緑神龍アーク・デラセルナ」を始めとするマッドネスが増えすぎた結果、直近では「ゴースト・タッチ」などの細かいハンデスが不利となる状況も増えたため、「ロスト・ソウル」を採用する型も急増。
天門対策ができ、マナ加速で「ロスト・ソウル」へ高速で繋げられる「無頼勇騎ウインドアックス」の採用も目立っていた。
ウェーブストライカー各種
ウェーブストライカーの主な採用カード |
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デッキの特徴 |
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・各文明のWSを組み合わせて、あらゆる環境に対応可能 |
基本的には、ビートと序盤の盤面奪取が得意な光/火/自然のリースWSと、「略奪秘宝ジャギラ」の大量ハンデスで相手のテンポを崩して戦いやすくする光/闇/自然のネクラ型が流行っている。全体バフで除去耐性を付けられる光文明と、多面展開に適する「アラーム・ラディッシュ」を始めとした自然文明が構築の軸となりやすい。
大型ブロッカーのカウンターで盤面を制圧してくる天門は苦手としているものの、WS効果の爆発力で比較的どのデッキタイプに対しても押し切れるポテンシャルを持っているため、環境デッキの一つとして根強く居座っている。
5c天門
5c天門の主な採用カード |
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デッキの特徴 |
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・各多色の巨大ブロッカーで盤面制圧 ・カウンター性能が非常に高い ・「ボルバルザーク」による決定力 |
「ヘブンズ・ゲート」から大型ブロッカーを展開する単純な戦略をメインとするデッキだが、各々のカードパワーの高さで環境トップクラスのデッキパワーを誇る。
「緑神龍アーク・デラセルナ」で、苦手とするハンデス対策を行うデッキも見られる中、もう一つのハンデス対策として「宣凶師ドロシア」を投入するプレイヤーも見られた。
赤白速攻
赤白速攻の主な採用カード |
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デッキの特徴 |
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・環境最速を誇るビート速度 ・豊富なスピードアタッカー ・タップカウンターによる逆転性能 |
現環境最速の速攻デッキとして猛威を奮うデッキ。S・トリガー運にもよるが、環境の状況次第で十分連勝を狙えるデッキの一つと言える。
光文明のタップカウンターが後ろ盾となっているため、無理矢理ビートを押し通して、不利状況から勝ちを無理矢理拾いに行けるメリットが大きい。
何より、1試合にかかる時間が比較的短いため、対戦数を多く稼いでレートを大きく変動させる目的として使用するプレイヤーも多い。
クローシスボルコン
クローシスボルコンの主な採用カード |
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デッキの特徴 |
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・ハンデス除去コントロールで相手のリソースを徹底消去 ・「ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン」のシールド焼却 |
未だに5c天門を代表とする強力なトリガーカウンターを持つデッキが多いため、「ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン」のシールド焼却効果を強く活かせるデッキとして、使用者が一定数存在。
「ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン」1枚でフィニッシャーとして完結するカードのため、デッキのほとんどを環境に合わせた除去コントロールカードにカスタムしやすい特徴が功を奏している。
白緑ブリザード
白緑ブリザードの主な採用カード |
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デッキの特徴 |
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・スノーフェアリーの多面展開に優れる ・「ペトローバ」による種族強化 ・光文明のタップカウンター |
「ペトローバ」を筆頭に、種族強化による除去耐性の上昇と、「ペトローバ」自身の選ばれない能力で非常に強固な盤面を形成できるデッキとして、白抜き4c除去ボルバルなどの除去コントロールのカウンターをこなし、青緑カラーよりも環境に適したデッキとして3弾環境より復活。
赤白速攻同様、光文明のタップカウンターも得意としているため、従来の青緑ブリザードでは逆転不可能だった場面でも、逆転を可能とするポテンシャルを持っている。
流行っているAOE「炎槍と水剣の裁」に耐性を付けられるメリットも大きい。
青緑ブリザード
青緑ブリザードの主な採用カード |
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デッキの特徴 |
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・スノーフェアリーの横展開力の高さ ・水文明の豊富なバウンスでビート戦略を通しやすい |
白抜き4cボルバルなど序盤が弱いハンデス軸のデッキに対しては、ある程度の耐性がある速攻ビートデッキとして魅力なのだが、ウェーブストライカーや天門と言った弱点としているデッキに挟まれ、大きく使用率を落としている。
バウンス除去と多面展開を駆使したデッキパワー自体は高いのだが、環境上位デッキとの相性差が響く結果となっている。
アナカラーメイデン
シータメイデンの主な採用カード |
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デッキの特徴 |
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・「クイーン・メイデン」による序盤からの高火力 ・闇文明の除去カウンター |
多色カードが多いためマナ事故を起こしやすい欠点があるものの、序盤から高スタッツの「永刻のクイーン・メイデン」を押し付けられれば、対処できないデッキも多い。
デッキカラーの特性ゆえ、「エマージェンシー・タイフーン」と「緑神龍アーク・デラセルナ」の対ハンデスセットもデッキに投入しやすいメリットもある。
また、闇文明の採用で「バキューム・ジェル」を投入でき、天門で出てくる大型ブロッカーに対処する構築も可能など、環境に適した構築に仕上がりやすいデッキと言える。
白抜き4cガルザーク
白抜き4cガルザークの主な採用カード |
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デッキの詳細 |
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・大型ドラゴンを相手に押し付けて戦う ・対ハンデスのマッドネスギミック有り |
4弾環境ではしばらくなりを潜ませていたドラゴンデッキだが、「ガルザーク」の道連れギミックが天門などのコントロールに刺さるため、使用者数を地道に回復している。
速攻系のデッキに弱く、WSの対策で環境に多く見られる「ファントム・バイツ」に「コッコ・ルピア」が除去されてしまう場合も多いのが難点だが、中速以降の勝負では環境上位デッキに劣らないデッキパワーを発揮する。
ドロマーアウゼス
ドロマーアウゼスの主な採用カード |
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デッキの特徴 |
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・「アウゼス」を軸としたタップキルによる除去コントロール ・ハンデスとドローソースの両立 |
「悪魔聖霊アウゼス」を軸としたタップキルで、5c天門の大型ブロッカーすら除去コントロールしきる性能を持つデッキ。ウェーブストライカーなどの小型ビートを得意とするデッキにも「天使と悪魔の審判」と言った対抗手段があり、幅広いデッキに対して勝ち筋を見出せる。
ただし、フィニッシャー不足の面もあるため、白抜き4cボルバルなどのコントロールミラーでは、相手のデッキアウトを狙う泥仕合となる場面もあり、器用貧乏な立ち回りになってしまう場合も多い。
アナカラージャイアント
アナカラージャイアントの主な採用カード |
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デッキの特徴 |
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・中盤以降に大型ジャイアントを大量展開 ・闇文明の除去コントロール |
環境がハンデスと速攻ビートに寄っているため、大型獣を展開して攻めるデッキタイプは天門デッキに絞られた結果、環境からほぼ姿を消してしまったデッキ。
デッキが回った際のジャイアントの展開力は未だに脅威ではあるものの、ジャイアントを展開する前段階で隙を突かれやすく、「西南の超人」への依存度が問題となっている。
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以前の環境考察記事まとめ
以前の環境考察記事も掲載中。環境を振り返ることで新たな発見やメタ関係を見つけ出せる可能性もある。以下リンク先では以前の環境記事のまとめやデッキ相性表、環境デッキの対策方法を掲載しているため、ぜひ参考にしていただきたい。