【デュエプレ】NewDivision|週間メタウォッチ|2024年2月第2週|第24弾環境
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『デュエプレ(デュエマプレイス)』の環境考察を掲載。Tier表の解説や各種デッキの立ち位置、デッキの相性状況を記載しているので、ぜひご参考にどうぞ。
次週環境考察 |
備考 | |
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ミュート |
皆さんこんにちは!普段当サイトのデッキ記事などを更新しているミュートと申します。 今回から新たに「週間メタウォッチ」として、ランクマッチ環境の移り変わりをお知らせできるコラム作成を出来るだけ週1で取り組んでいこう思っています。 本編デッキ記事内ではどうしても細かく触れられない部分も出てくるので、この機会に色々書いていきたいと思います。ぜひ読んでいただけたら幸いです。 |
デッキ関連データベース | ||
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今週のTier表
結局変わらずの2トップ+刃鬼
以前𝕏の方でも話した通り《モルトNEXT》に関してはもはやTIer1(TIer1なのでTIer1では無い)とは言えないのでは?という方もいらっしゃると思いますが、後ほど説明します。
Tier1デッキ群考察
火自然モルトNEXT
レシピ例 |
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デッキパワーだけならTier1級
まずは渦中の「モルトNEXT」から。デッキパワーだけで見るなら間違いなくTier1格なんですが、ランクマッチ上位帯で見かける頻度は少ない印象を受けます。
それもそのはず。このデッキはランクマッチで最も重要な要素、勝ち続けることの再現性に関しては、環境的に非常にひ弱であると言えるためです。
ミラーマッチの多さによる問題点
本デッキの特性上、ミラー以外のデッキに対してはプレイングが勝敗に結びつくことは多いんですが(速攻を除く)、ミラーマッチとなるとプレイングの介入余地がほぼ存在しません。結果どうなるかというと、当然ですが単純計算でミラー勝率が強制的に50%に集約します。となると、ミラー以外への勝率が重要になってくるわけなんですが(他デッキも「モルトNEXT」のメタに躍起になっている状況下で。)・・・。
しかもこのデッキ、勝てる勝てないに関わらず、TCGのファン層の厚さから使用者が絶えない状況です。結果ミラーマッチの遭遇率増加は避けられず、環境的立ち位置が悪くなっています。
ミラー以外に対しては結局強いまま
とは言え、ミラー以外にはどういった立ち位置なのか?環境初期は「サインシューゲイザー」など、いわゆるカウンタービートが「モルトNEXT」を対策できるデッキとして賑わせましたが、今では《ダイハード・リュウセイ》の採用が増え、以前ほど有利とは言えなくなっている状況です。
以降、「モルトNEXT」にガン有利と言えるのは速攻タイプのデッキのみで、環境の流れとしては「モルトNEXT」を対策するというより、「モルトNEXT」以外のデッキを狩ろうという風潮が強まっていきました。未だに「モルトNEXT」を完全に対策しようとするのは、速攻デッキ以外難しい状況です。
自分で自分の首を絞めている
こう見ると、環境的立ち位置を悪くしている主要因はミラーマッチの多さ、つまり自分自身なので、環境影響的には結局Tier1と言わざるを得ないのでは?という状況です。(対策しなければならないデッキという意味でも一応Tier1に置いておこうと思います。)
サインシューゲイザー
レシピ例 |
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Tier1安定格
S・トリガーカウンターで相手の攻撃を牽制しながら、自身は《シューゲイザー》と《インフェルノ・サイン》でさまざまな領域から状況に合ったクリーチャーを踏み倒し対応していくという、いかにも玄人向きのデッキですね。最初に考案した方は本当にすごいです。
どの対面に対しても対応力が高く、今でも上位帯で使用率が高いデッキですが、直近ではやや不利対面となる「カイザー刃鬼」などのビッグマナ系統のデッキが増えてきました。
ロージアによるゴリ押し戦略
そんな中、《シューゲイザー》《インフェルノ・サイン》の軸以外に《ヘブンズロージア》のサブ戦力を採用した構築が出てきました。除去で時間稼ぎをしようとするビッグマナ系統のデッキに対して、《ヘブンズロージア》から《エンドレス・ヘブン》を龍解させ、除去耐性を持つ《ネバーエンド》によるゴリ押し戦略を取れます。
他にも《ドラゴ大王》に対して耐性を得るメリットや、《エンドレス・ヘブン》以外のドラグハートも状況に応じて使い分けるetc...。より勝ち筋を通せるデッキに変化してきている状況です。
水火自然刃鬼
レシピ例 |
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トリガークロックで現環境に対応
ここに来てまさかのTIer1入り!?となっているのがこちら。度重なるスタン落ち(New Division落ち)によって様々な主要パーツを削ぎ落とされてきた「刃鬼」デッキですが、まだまだ環境に生き残り続け、しぶとさを見せています。前環境からの変化としては、「モルトNEXT」の猛攻を耐えられるように《終末の時計 ザ・クロック》がS・トリガーとして加入。
受けはS・トリガーに頼り切り、そのうちに《フェアリー・ダブルライフ》などでマナを加速して、さっさとフィニッシャーに繋げてしまおうという構築になっています。
VANと刃鬼の使い分け
一見ガチンコ・ジャッジに弱そうな構築に見えますが、問題ありません。そもそもガチンコ・ジャッジに負けるような相手には《VAN・ベートーベン》を投げるだけで勝てるからです。
高コストカードの多い「モルトNEXT」などの相手には、S・トリガーと《ダイハード・リュウセイ》で耐久しつつ、《VAN・ベートーベン》を出すだけ。逆に《VAN・ベートーベン》では勝てない「サインシューゲイザー」などの相手には、《カイザー「刃鬼」》と《メテオライト・リュウセイ》《ダイハード・リュウセイ》の盾焼却セットが刺さるという構図になっています。
速攻が弱点ですが、そこは「サインシューゲイザー」が見てくれているので、大分今環境有利な立ち位置にいるデッキと言えます。
Tier2デッキ群考察
光単サザンルネッサンス
レシピ例 | |
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モルトNEXT以外の対面を見たい
「光単サザンルネッサンス(以降光単サザン)」は、「モルトNEXT」以外の対面を幅広く見られるデッキとして流行しました。その分「モルトNEXT」には不利なので、時期や時間帯を見て扱う必要があります。
2タイプの使い分けが可能
デッキ構成としては、以前と同じ《サザンルネッサンス》と小型を軸にしたシンプルな構成に加え、24弾からは《ヘブンズ・ロージア》を採用し、より高コストのドラグハートも呼び出せるタイプのデッキも登場しています。
ただ、現在は「カイザー「刃鬼」」などのビッグマナ系デッキも増えきたことも影響し、呪文メタの《シュライバー》を採用でき、初動が安定しやすい前環境と同じ構築に戻りつつありますね。
アルカディアスDなどの新進化獣
前環境からのもう一つの違いとしては、《アルカディアスD》などの新進化獣の追加です。実装当初は《スパーク》系呪文を止められないことから、あまり評価は高くありませんでしたが、「サインシューゲイザー」が暴れ出したことで一変。《ナンバーナイン》よりも着地が早く、環境メタカードとして注目されています。
また、《ミラクルスター》も地味に評価を上げており、盤面制圧に優れるのは勿論、大型打点として速攻ビートによる4ターンキルを可能にするカードとして、「モルトNEXT」相手に速攻戦略でワンチャンスを作り出すカードになっています。
水火UKパンク
レシピ例 |
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光単の《オリオティス》が一生辛い。とは言え不利対面の「天門」が衰退し出したので、環境的に追い風が来ています。同じカウンタービート系統のデッキである「サインシューゲイザー」とは違い、《トンギヌスの槍》を何本も投げられるのがメリットにもなっていますね。
個人的には《オリオティス》のメタを掻い潜りながら、《ロビー(ロビンフッド)》と合わせて相手盤面をぐちゃぐちゃにできる《火炎特攻弾》がおすすめです。
5cコントロール
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デッドブラッキオ追加の影響は大きい
《超次元リュウセイ・ホール》が使用できなくなった影響で、色基盤のバランス調整が難しくなった「5cコントロール」ですが、強力な受け札《デッドブラッキオ》の登場により耐久性が強化され、若干歪ながらもNewDivisionに復活しました。AllDivisionほど動きの再現性は無いながら、環境に合わせた構築さえできれば勝率を出せるデッキという印象です。
個人のデッキビルド能力に左右されやすいですが、環境を見る力に自身がある方にはおすすめのデッキとなっています。
火自然モルト王
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いっそのこと前環境構築が強い?
「モルトNEXT」が勝ちづらいなら、いっそのこと前環境の「モルト王」構築の方が勝ちやすいのでは?ということで、純正「モルト王」デッキも使われています。
実際「モルトNEXT」には厚いトリガー層で耐久しながら、返しの一撃で仕留める戦い方が可能で微有利を付けている印象です。(ただし、少しでも初動が遅れると、「モルトNEXT」側に先に大量展開を許して負ける。)
刃鬼に立場を奪われ始める
ただし、「カイザー刃鬼」が復活してきたことで、立ち位置的に向かい風となってきているのが現状です。「カイザー刃鬼」とは違い、どうしても「サインシューゲイザー」に勝てる条件を揃えるまでの要求値が高く、「5cコントロール」など、同じビッグマナ同系は若干不利気味となっています。つまるところ「カイザー刃鬼」よりも見れる対面が少ないんです。
とはいえ「モルトNEXT」を見ながら光単のデッキなどに有利を付けられるデッキとして価値はあるので、「モルトNEXT」で勝てないけど他デッキを作る資産が無いという方には、パーツを流用できるのでおすすめですね。
火単速攻
レシピ例 |
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環境に有利なデッキが増えつつある
実は今週評価を伸ばしたデッキの一つ。「サインシューゲイザー」などのカウンターデッキはきついものの、「カイザー刃鬼」や未だに減らない「モルトNEXT」には有利。かつ、「天門」が衰退している点を考慮すると意外と立ち位置が良い。
Tier3デッキ群考察
〜長くなったので残りのTier3はざっくり解説〜
Tier3デッキ群 |
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闇単ボロフ●現段階だと結局《ワルボロフ》構築の方が安定して強そう。 ●「モルトNEXT」「サインシューゲイザー」の二大Tier1デッキが不利なのが辛すぎる。 ●とは言えTier2以下のハンデスを警戒していないデッキ全般に刺さるため、時期によって可能性はある。 |
水自然イメンブーゴ●カウンターワンショットというコンセプトになっており環境的立ち位置が良い。 ●ただし、未だ研究段階のような・・・ ●プレイヤーの練度も発展途上という印象。 |
光水闇祝門●「サインシューゲイザー」に有利という点が大きい。 ●ただし「モルトNEXT」「光単サザン」には不利。見れる対面が前環境より少ない。 |
光単ロージア天門●「カイザー刃鬼」や「光単サザン」など、能動的に動けてカウンターを潰せるデッキが増えた。 ●今の環境どうしても受け身に回るだけのデッキは合わない印象。 |
特別枠
キューブドラゴン
レシピ例 |
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都合良く捲れば何にでも勝てるぞ!運が良い人だけ握ってください。
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