『デュエプレ(デュエマプレイス)』の2024年10月第1週(10月12日〜10月18日)環境考察を掲載。Tier表の解説や各種デッキの立ち位置、デッキの相性状況を記載しているので、ぜひご参考にどうぞ。
今週のTier表と全体相関
Tier |
デッキ/直近のTier変動(元Tier) |
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※▲Tier上昇 ▼Tier下降
天門メタが増加傾向
先週〜今週にかけて対策される傾向が少なく、環境全体的に有利な状況に立っていた「天門」の使用数が増加した結果、《ニコル・ボーラス》を扱える「モルトNEXT」や「5cニューゲイズ」も若干ながら増加傾向が見られる。これで「天門」が抑えられるのであれば、再び「レッドゾーン」が数を増やして来るだろうか。
構築に変化が見られたデッキ
ロージア天門
レシピ例 |
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注目ポイント |
《ナイツ・オブ・コバルト》の採用が見られる |
「ロージア天門」はミラー対面が増加した結果、デッキアウトを狙う目的で《ナイツ・オブ・コバルト》の採用が見られ始めた。タップ状態の相手クリーチャーへ《ナイツ・オブ・コバルト》で殴りかかることで安全に相手の山札を削り、着実にデッキアウトまでのターンを短縮。長期戦が想定されるミラー対面ならではのメタクリーチャーとしてまさかの活躍の仕方を見せていた。
デッドゾーン
レシピ例 |
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注目ポイント |
「天門」対策の《タイガニトロ》採用が鉄板に |
「天門」の増加に加えて、「デッドゾーン」対面に対してクリーチャーを出さずに貯めるプランが「天門」側に浸透した結果、以前の構築では対応が難しくなったため、手札を抱える対面に強力に刺さる《タイガニトロ》の採用が先週辺りから増加。現在は採用が鉄板になっている状況だ。
モルトNEXT
レシピ例 |
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注目ポイント |
「天門」の増加で《ニコルボーラス》を扱えるデッキの需要が出てきた |
《ガイムソウ》型から《ジャックポット》型へ推移 |
「天門」が増加した結果、《ニコルボーラス》を扱えるデッキの需要もまた増加し、「モルトNEXT」などのビッグマナの使用率が若干ではあるが増えてきたように思える。
また、「モルトNEXT」に関しては、以前は《ガイムソウ》や《バトクロス・バトル》を採用し、禁断解放と合わせて耐久を意識した構築だったが、直近では耐久性を無視して《ジャックポット・エントリー》を採用し、《ニコルボーラス》などによる素早い制圧を安定させる前弾のような構築へと戻っている状況だ。
ロージア天門
レシピ例 |
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注目ポイント |
直近は「連鎖」と混ざった様な「天門」が流行 |
《ヘブンズ・ゲート》と《ミラクル・ミラダンテ》による二重の壁 |
「連鎖」と同様「レッドゾーン」への対抗勢力として流行ったのがお馴染みの「天門」だ。初期は水文明が入り、リソースが安定した型や、自然文明を採用し、「デッドゾーン」のハンデスに対して《タイタニス》で対抗できる型などが流行ったが、直近では《ミラクル・ミラダンテ》を採用できるように、序盤札の基盤が「連鎖」と混じった様な型が流行している。
モルトNEXT
レシピ例 |
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注目ポイント |
《ボルシャック・ドギラゴン》により耐久力が強化 |
「モルトNEXT」は、《ボルシャック・ドギラゴン》の登場により耐久力が強化。以前の様な《ジャックポット》を採用した前寄り構築から、ある程度耐久に寄せた構築へと変化している。
とはいえ、「レッドゾーン」の攻撃力にはやはり不利気味ではある。立ち位置としては「レッドゾーン」以外の中速度域のデッキを狩る立場にあり、《ボルシャック・ドギラゴン》の捲りと禁断解放の組み合わせ次第では「レッドゾーン」にもワンチャンスを作れるデッキとして活躍している。
その他注目デッキ
スノーフェアリー
レシピ例 |
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注目ポイント |
Tier1デッキと互角に渡り合えるポテンシャルを持ったデッキ |
全Tier1デッキに対して対処法を持つ |
現状勢力図としてはTier3程度に位置する「スノーフェアリー」だが、Tier1デッキと互角に渡り合えるポテンシャルを持ったデッキだ。環境に多い「デッドゾーン」に対しては《アジサイ》などのドローブースターがいる他、《タイタニス》も不自然なく採用できるため有利。「レッドゾーン」には《ギョギョウ》によるカウンター、「天門」には《サンマッド》などの除去と《ヴァルカン・アンチャンス》によるクリーチャー能力のロックが刺さるため、一応全Tier1を想定した戦い方ができる。