【デュエプレ】NewDivision｜週間メタウォッチ｜2024年10月第1週｜27弾環境

『デュエプレ（デュエマプレイス）』の2024年10月第1週（9月28日〜10月4日）環境考察を掲載。Tier表の解説や各種デッキの立ち位置、デッキの相性状況を記載しているので、ぜひご参考にどうぞ。

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デッキ関連データベース
NDデッキ	ADデッキ	メタデータ

大会デッキ

無課金

初心者

今週のTier表と全体相関

Tier	デッキ/直近のTier変動（元Tier）
1	ー	ー
2	ー	ー	ー

※▲Tier上昇　▼Tier下降

禁断を手に入れたレッドゾーンの猛威止まず

《伝説の禁断 ドキンダムX》、S級侵略の追加や、《ミラクル・ミラダンテ》《ボルシャック・ドギラゴン》といった革命0トリガーの追加といった新要素で幕を開けた第27弾環境。まず大流行したのは、当然《伝説の禁断 ドキンダムX》を手に入れ、押し込み性能が圧倒的に増した「レッドゾーン」となった。

間を置いて「デッドゾーン」が、TCGには存在しなかった《ゼロ・フェニックス》の盾焼却を手に入れデッキとして完成。「レッドゾーン」にそこそこの有利をつけながら、「レッドゾーン」を打ち倒そうと登場したデッキを返り討ちにし、「レッドゾーン」と並び大流行している。

他にも《ミラクル・ミラダンテ》を手に入れ、「レッドゾーン」の禁断解放後のカウンターを取りやすい「天門」や「連鎖」も対抗勢力として登場。

その他「アダムスキー」や「デュエランド」、「サンマッド」を手に入れたスノーフェアリーやクロニクル環境時のデッキなどが環境初期はTier3の位置にたびたび姿を見せていたものの、最終的には上記表にあるようなTier1〜Tier2のデッキが環境のほとんどを占めている状況となった。

Tier1デッキ群解説

レッドゾーン

レシピ例

《伝説の禁断 ドキンダムX》が加わり、前弾から大幅に決定力が強化された「レッドゾーン」。最後の押し込み時に禁断解放することで、相手のブロッカーなどの受けを全て無力化できるため、以前までは捲ることが不可能な盤面を無理やりひっくり返し。トドメを刺せるようになった。

とはいえ「天門」「連鎖」といった強力なS・トリガー、もしくは革命0トリガーといった耐久性能に特化したデッキを打ち崩すのは依然として難しいため、今弾はようやく《単騎連射マグナム》が活躍。禁断解放と踏み倒しメタという二重の備えで、硬い守りも打ち崩せるデッキに進化している。

デッドゾーン

レシピ例

初期は《ネロ・ソムニス》との組み合わせが注目されていたが、環境が進むと徐々に《ゼロ・フェニックス》との組み合わせが開発され、突如として大流行。《ブラックV》から《ブラックサイコ》《デッドゾーン》への侵略で、「レッドゾーン」が《ターボ３》で回復したリソースを根こそぎ奪いながら盤面を制圧する動きを取れる。

盤面と手札を制圧してからは《ゼロ・フェニックス》のシールド焼却が待ち受けているというのも強力で、コントロールデッキとして相手を押さえつける力が非常に強く、「レッドゾーン」へ対抗しながら、「レッドゾーン」を打ち倒そうと登場したデッキを返り討ちにする立場も担っている。

Tier2デッキ群解説

光単連鎖

レシピ例

《コッコルア》など重要カードがND落ちしているものの、「レッドゾーン」への強力なカウンターとなる《ミラクル・ミラダンテ》を最も有効活用できるデッキとして無理矢理感はあるものの再建。以前は不利対面であった「モルトNEXT」に対しても革命0トリガーのおかげで、相性差を五分程度まで埋められていることから、《ミラクル・ミラダンテ》のカードパワーの高さが窺える。

ロージア天門

レシピ例

「連鎖」と同様「レッドゾーン」への対抗勢力として流行ったのがお馴染みの「天門」だ。初期は水文明が入り、リソースが安定した型や、自然文明を採用し、「デッドゾーン」のハンデスに対して《タイタニス》で対抗できる型などが流行ったが、直近では《ミラクル・ミラダンテ》を採用できるように、序盤札の基盤が「連鎖」と混じった様な型が流行している。

モルトNEXT

レシピ例

「モルトNEXT」は、《ボルシャック・ドギラゴン》の登場により耐久力が強化。以前の様な《ジャックポット》を採用した前寄り構築から、ある程度耐久に寄せた構築へと変化している。

とはいえ、「レッドゾーン」の攻撃力にはやはり不利気味ではある。立ち位置としては「レッドゾーン」以外の中速度域のデッキを狩る立場にあり、《ボルシャック・ドギラゴン》の捲りと禁断解放の組み合わせ次第では「レッドゾーン」にもワンチャンスを作れるデッキとして活躍している。