ボルメテウスカップ

【デュエプレ】環境考察【ボルメテウスカップまとめ】

編集者
デュエプレ攻略班
最終更新日

デュエプレ/デュエマプレイスのランクマッチにおけるボルメテウスカップのまとめ考察を掲載中。現環境のメタデッキリストやメタデッキの対策カード・デッキも紹介しているため、ぜひランクマッチを勝ち抜く参考にしていただきたい。

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12月環境データ〜攻略班調べ

データ内容の詳細
・攻略班で収集した約200戦程のデータを使用
・対戦データは主にプラチナ〜マスター帯のランクを参考
12月プラチナ〜マスター帯メタデッキ
デュエプレデータ

赤青速攻系デッキが流行中

12月に流行したメタデッキをまとめると、最終的に赤青速攻系のデッキが猛威を奮う形となった。未だに根強く環境に居座っているボルコン対策故の結果と見られる。また、赤青速攻系のデッキは、速攻デッキとしては異様なタフさを誇り、どのデッキタイプに対しても勝ち目を見い出せる特徴を持つ非常に強力なデッキとなっているのも人気の一つと言える。

デッキ名の由来について

12月環境の流れまとめ

環境初期は作成費用が安いボルコンが流行

ゴースト・タッチ エナジー・ライト ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン

リリース当初の環境では、事前登録報酬やストーリー報酬で比較的安く強力なデッキが組めるボルコンを軸としたデッキが大流行した。当時は青黒赤を軸とした3色のものが多く、現在よりもリソース管理がしやすいデッキ構成となっていた。

クローシス(青黒赤)ボルコンのデッキレシピと回し方

影で赤青軸の速攻デッキも登場

奇襲兵ブルレイザー 襲撃者エグゼドライブ アクア・ハルカス

影では「ヴァルボーグ」不採用の軽い費用で作成できる赤青軸の速攻デッキも勢力を拡大していた。速攻デッキでありながら水文明カードでリソースの補充も簡単にできてしまうため、ハンデスも効きづらく、パワー3000ラインのクリーチャーも多かったため、軽コスト呪文で対処できないボルコンは苦戦を強いられることに。

赤青速攻デッキのレシピと回し方

環境中盤はボルコンが4色化

鎮圧の使徒サリエス 光輪の精霊 ピカリエ

上記の赤青軽速攻デッキに対処するため、ボルコンデッキが光文明を取り入れ4色化。特に2コス3000ブロッカーや「ピカリエ」の性能が注目され、速攻デッキへの対抗を図った。

4cボルコンのデッキレシピと回し方

青単デッキも活躍

狩猟魚 クリスタル・パラディン クリスタル・ランサー

速攻デッキに不利が付いていた青単だが、「狩猟魚」などの採用で耐える構築にすることで速攻デッキに対抗。また、ブロッカーを採用することが多くなったボルコンに対して「クリスタル・パラディン」などが刺さる形となり、ハンデスにも強い手札リソースの回復力で安定した戦いを見せる。

青単リキッド・ピープルのデッキレシピと回し方

環境終盤はシータビート登場

大勇者「ふたつ牙」 二角の超人 ツインキャノン・ワイバーン

速攻デッキにも状況によっては有利を取ってしまうボルコンに対抗するために、カードが集まってきた終盤にはシータビートも登場。速攻デッキにはかなり弱い反面、ボルコンなどのコントロールデッキにはめっぽう強い性能を見せた。

シータビートのデッキレシピと回し方

ボルコンのガンメタとしてアルカディアスも登場

青銅の鎧 フェアリー・ライフ 聖霊王アルカディアス

ボルコンのガンメタとしてトリーヴァ色のアルカディアスデッキも登場。サーファーに弱いアルカディアスだが、自然文明のマナブーストによって即座に盤面に帰還。アルカディアスの高速召喚が除去呪文を軸とするボルコンにとって非常に天敵となった。

トリーヴァアルカディアスのデッキレシピと回し方

最終的にメタ環境がループ

最終的には4cボルコン→赤青速攻→シータビート→4cボルコンのメタ環境が形成され、そこへどのデッキへも卒なく対抗できる青単が混ざる形となった。以上が12月のデュエプレ環境となる。

赤青速攻のデッキレシピと対策カード

赤青速攻デッキレシピの例
赤青速攻

赤青速攻デッキの特徴

基本は火・水文明を軸にした速攻をしかけるデッキタイプとなる。速攻デッキを代表するヴァルボーグを抜いたレシピも多く、生成費用も安価なものが多い。火炎竜星弾以外にもスパイラルスライダーを入れて妨害を多めに積んだレシピも存在する。速攻デッキに関わらずミッドレンジを意識した立ち回りが可能なのが特徴。

赤青速攻デッキのレシピと回し方

対策カード

マグマティラノス

マグマティラノス

攻撃されないクックポロンのメタカードとして、マグマティラノスが最も効果的なカードとなる。S・トリガーのため奇襲性も高く、ブルレイザーと相打ちを取れる点も評価が高い。

対策デッキ

赤白アルカディアス

対策デッキとしては、ブロッカー軍で場を制圧することに長けている赤白アルカディアスが挙げられる。ただ、クリスタル・パラディンが弱点となるため、進化元のリキッド・ピープルはクエイクゲートなどで除去していく必要がある。

赤白アルカディアスのデッキレシピと回し方

ボルコンデッキのレシピと対策カード

ボルコンデッキレシピの例
ボルコン

ボルコンデッキの特徴

ボルコンデッキは環境1除去コントロールに長けているデッキ。最近では、赤青速攻に対抗するために、バースト・ショットをマグマティラノスに替えているデッキも見られる。対策するにはボルメテウスを安定着地させない立ち回りが必要となる。

ボルコンデッキのレシピと回し方

対策カード

ロスト・ソウル 聖霊王アルカディアス

対策カードとしては、相手のリソースを全て奪うロスト・ソウルや呪文を封じるアルカディアスが活躍する。特にボルコンミラーを見据えたデッキ構築をする際にピン刺しされることが多い。

対策デッキ

シータビート&青単デッキ

速攻対策をして現環境にあらがっているボルコンだが、凶悪なマナブースト&手札補充に優れ、大型クリーチャーを連打してくるシータビートや、同様に手札リソース勝負で負けてしまう青単には不利が付きがちだ。ブロッカーも通用することが少なく、速攻デッキよりも安定して勝ちを拾える。

青単デッキのレシピと対策カード

ボルコンデッキレシピの例
青単

青単デッキの特徴

青単デッキの特徴としては、速攻系デッキ以外は不利マッチが少なく、バウンスカードで相手の妨害工作が得意な点が挙げられる。投入カード次第でデッキタイプごとに柔軟に対策できるのも特徴の一つだ。

青単デッキのレシピと回し方

対策デッキ

速攻系デッキ全般

青単デッキの苦手なデッキとしては、速攻系デッキ全般が挙げられる。強力なブロッカーであるアングラークラスターなどが控えているが、運が悪いと火炎竜星弾などで対策されてしまうため、序盤のクリーチャーパワーで勝てない速攻タイプのデッキに少し不利が付いてしまう。

シータビート系デッキのレシピと対策カード

シータビートデッキレシピの例
シータビート

シータビートデッキの特徴

シータビートデッキは、高速マナ加速から高コストクリーチャーを並べてビートを繰り返すデッキだ。コントロールデッキに対して強く出られるのが特徴で、序盤に対処できない高コストクリーチャーを押し付けて勝つのを目的とする。

シータビートデッキのレシピと回し方

対策デッキ

速攻デッキ全般

対策デッキとしては速攻タイプのデッキ全般が挙げられる。特に現環境で流行している赤青速攻は天敵といえる存在だ。

赤青速攻のデッキレシピと回し方

トリーヴァ系デッキのレシピと対策カード

シータビートデッキレシピの例
トリーヴァ

トリーヴァ系デッキの特徴

トリーヴァ系デッキは主にアルカディアスの高速召喚を目的とした、ボルコンデッキへのメタデッキとして活躍するデッキだ。アルカディアスの高速召喚で、ボルコンに多数搭載されている呪文を早目に封じてしまうことを目的とする。

トーリーヴァデッキのレシピと回し方

対策カード

アクア・サーファーなど

アクア・サーファー

アルカディアスは呪文以外を封じる効果は無いため、アクア・サーファーや一角魚などのバウンス効果を持つクリーチャーを苦手とする。

対策デッキ

青単などのバウンスを多く積んだデッキ

対策デッキとしては上記にも述べたバウンスカードを多く含む青単デッキが挙げられる。ブロッカーもクリスタル・パラディンで無力化されてしまうため、対策されやすい。

青単デッキのレシピと回し方

以前の環境考察記事まとめ

以前の環境考察記事も掲載中。環境を振り返ることで新たな発見やメタ関係を見つけ出せる可能性もある。以下リンク先では以前の環境記事のまとめやデッキ相性表、環境デッキの対策方法を掲載しているため、ぜひ参考にしていただきたい。

以前の環境考察記事まとめ