【デュエプレ】環境考察「2020/8/29〜2020/9/4」
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デュエプレ/デュエマプレイスのバルホルスカップ〜デスフェニックスカップにおける2020/8/29〜2020/9/4の環境メタデッキ考察を掲載中。現環境のメタデッキリストや流行デッキの傾向などを解説しているため、環境把握の参考にどうぞ。
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前環境 |
環境デッキメタデータ
2020/8/29〜2020/9/4集計分(総対戦数141戦) |
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メタデータの基準はプラチナ、マスター帯レートのマッチ数を集計しメタ環境データとして上位10位以内のデッキを採用。更新日は毎週金曜日を予定しております。 |
順位 | デッキ | マッチ率 | 順位変動 |
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1 |
白抜き4cボルバル |
27.0% | - |
2 |
白緑ブリザード |
10.6% | |
3 |
5c天門ボルバル |
9.9% | |
4 |
ウェーブストライカー各種 |
8.5% | |
5 |
5cボルバル |
5.7% | new |
5 |
赤白速攻 |
5.7% | |
7 |
青緑ブリザード |
4.3% | |
8 |
赤黒フェニックス |
2.8% | |
8 |
シータメイデン |
2.8% | |
10 |
青黒ナーガ |
2.1% | |
10 |
デアリガルザーク |
2.1% |
メタデータ考察
白抜き4cボルバル
白抜き4cボルバルの主な採用カード |
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デッキの特徴 |
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・闇文明のハンデス除去コントロールに特化 ・水文明でリソース回復にも優れる ・「ボルバルザーク」を用いる安定した決定力 |
シーズンが入れ替わった影響も考えられるが、先週からマッチ率1位を維持し、なおも伸びているデッキ。マナブースト型がほとんどだった環境初期に比べ、現在では運用の安定性からテンポハンデス型も復権。
中には変り種となる「ヘリオス・ティガ・ドラゴン」と「白虎の剣皇ダーク・サラマンダス」のデザイナーズコンボを取り入れたデッキも散見された。
白緑ブリザード
白緑ブリザードの主な採用カード |
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デッキの特徴 |
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・スノーフェアリーの多面展開に優れる ・「ペトローバ」による種族強化 ・光文明のタップカウンター |
「光器ペトローバ」の種族バフ効果とアンタッチャブル効果によって、白抜き4cボルバルなどのコントロールデッキに対抗できるビートデッキとして活躍中。
青緑ブリザードの様なドロー効果を持つカードが無く、リソース面では安定しないが、直近では光文明のカードを更に減らして爆発力を増したデッキが構築されている。
5c天門ボルバル
5c天門の主な採用カード |
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デッキの特徴 |
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・各多色の巨大ブロッカーで盤面制圧 ・カウンター性能が非常に高い ・「ボルバルザーク」による決定力 |
5弾パックにて強力なドローソースを得て環境トップクラスのパワーを手に入れたデッキだが、不利とする白抜き4c除去ボルバルが増えた影響や、先週で注目された分ミラーマッチが増えた影響で数を減らしている。
得意な速攻ビートの環境を踏まえても、赤白速攻や赤緑速攻と言った速度重視のデッキに注目が集まり、シールドに「ヘブンズ・ゲート」が入っているか否かで勝敗が別れてしまう状況が増え、特段有利対面とも言えなくなっている影響も大きい。
ウェーブストライカー各種
ウェーブストライカーの主な採用カード |
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デッキの特徴 |
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・各文明のWSを組み合わせて、あらゆる環境に対応可能 ・序盤から高パワー獣を扱えるため、同型ビートに対して強い |
白抜き4cボルバルが増えた影響を大きく受けたデッキ。5弾環境で採用率が上昇した「ファントム・バイツ」などの細かな除去で、デッキ戦略を根本から崩されやすくなっている上、新しく5cボルバルと言った苦手な除去ボルバルも出現し始めている。今週の環境では厳しい立ち位置となっていた。
5cボルバル
5cボルバルの主な採用カード |
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デッキの特徴 |
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・通常の白抜き4cボルバルの様にハンデス除去コンが軸 ・カード回収機能を多く盛り込んだ息の長い除去コントロール力 |
今週マッチ率が急上昇した除去ボルバル系のデッキ。通常のハンデス除去ボルバルの戦略に加え、「宣凶師ベリックス」や「新星の精霊アルシア」と言ったカード回収機能を多く取り込んでおり、非常に息の長い除去コントロール性能を発揮するデッキとして注目を浴びている。
「魂と記憶の盾」による確定除去が豊富な点も特徴の一つ。
赤白速攻
赤白速攻の主な採用カード |
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デッキの特徴 |
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・環境最速を誇るビート速度 ・豊富なスピードアタッカー ・タップカウンターによる逆転性能 |
環境最速の速攻デッキの一種。「ホーリー・スパーク」のカウンターが存在するため、最後まで勝ち筋が残る強烈な強みを持っている。先行さえ取れて入れば、苦手デッキすら一瞬で葬り去る速度を誇るため、環境次第では非常に勝ちやすいデッキと言える。
青緑ブリザード
青緑ブリザードの主な採用カード |
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デッキの特徴 |
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・スノーフェアリーの横展開力の高さ ・水文明の豊富なバウンスでビート戦略を通しやすい |
「ダイヤモンド・ブリザード」によるスノーフェアリーの展開力と、水文明のドロソ/バウンスにより、テクニカルに戦えるデッキ。
今環境ではコントロールデッキがターボ化するなどの影響で、他速攻ビートデッキに比べ速度不足が問題となっている。ただ、他デッキに対しては水文明のバウンスカウンターのお陰でバランス良く戦いやすい。
赤黒フェニックス
赤黒フェニックスの主な採用カード |
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デッキの詳細 |
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・「デス・フェニックス」の着地に特化したデッキ ・「デス・フェニックス」のサポーターが多数 ・「ガルザーク」と共同戦線 |
「神滅竜騎ガルザーク」が戦略の軸に加わったものの、デッキ戦略としては固定された安易な動きとなるため、対策がされやすい。ただし、現在でも「暗黒王デス・フェニックス」の効果自体はコントロールデッキに対して非常に刺さるため、安定着地された場合には脅威な存在となっている。
シータメイデン
シータメイデンの主な採用カード |
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デッキの特徴 |
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・多色小型獣による早いテンポのビート ・「クイーン・メイデン」による序盤からの高火力 |
多色カードが多いためマナ事故を起こしやすい欠点があるものの、序盤から高スタッツの「永刻のクイーン・メイデン」を押し付けられれば、対処できないデッキも多い。特に「バースト・ショット」や「炎槍と水剣の裁」と言ったAOEに対して、他ビートデッキよりも耐性が高い点が魅力。
新カードの「翔天妖精レチア」の登場で、序盤に運用しやすい多色カードが増えた。
主に小型除去を得意とする除去コンデッキに刺さるビートデッキとして活躍しているが、逆に小型を多数展開してくるビートミラーは苦手としている。
青黒ナーガ
青黒ナーガの主な採用カード |
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デッキの特徴 |
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・「ナーガ」のバウンス/ハンデスで盤面をコントロールしながらビート ・細かい打点で相手の小型獣に対処しやすい |
「貴星虫ドレインワーム」や「ファントム・バイツ」などの細かい打点が多いため、相手の小型ビートに対しては対処がしやすいデッキ。
ただし除去コン耐性は低く、除去ボルバルなどのコントロールデッキ相手には「蛇魂王ナーガ」のビートが途切れてしまうと敗北してしまうパターンが多い。
「蛇魂王ナーガ」自体は進化Vクリーチャーの中でも進化元が安定したカードパワーを誇っているため扱いやすく、デッキ研究の進み具合によっては環境上位に組み込む可能性は高いカードではある。
デアリガルザーク
デアリガルザークの主な採用カード |
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デッキの特徴 |
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・ファイアーバードでドラゴンをサポート ・大型ドラゴンを早期展開 ・「ガルザーク」の効果を軸に盤面を制圧 |
フェニックスの陰に埋もれがちだが、5弾パックによってファイアー・バードや優秀な4コストドラゴンが増えた影響で、強化されたデッキの一つ。「神滅竜騎ガルザーク」自体のカードパワーが未だに高く、「神滅翔天ザーク・ゼヴォル」と言った噛み合わせの良いドラゴンの登場で、デッキパワー自体も上がっている。
前環境 |
以前の環境考察記事まとめ
以前の環境考察記事も掲載中。環境を振り返ることで新たな発見やメタ関係を見つけ出せる可能性もある。以下リンク先では以前の環境記事のまとめやデッキ相性表、環境デッキの対策方法を掲載しているため、ぜひ参考にしていただきたい。