【デュエプレ】環境考察「2020/8/22〜2020/8/28」
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デュエプレ/デュエマプレイスのバルホルスカップにおける2020/8/22〜2020/8/28の環境メタデッキ考察を掲載中。現環境のメタデッキリストや流行デッキの傾向などを解説しているため、環境把握の参考にどうぞ。
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環境デッキメタデータ
2020/8/22〜2020/8/28集計分(総対戦数144戦) |
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メタデータの基準はプラチナ、マスター帯レートのマッチ数を集計しメタ環境データとして上位10位以内のデッキを採用。更新日は毎週金曜日を予定しております。 |
順位 | デッキ | マッチ率 | 順位変動 |
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1 |
白抜き4cボルバル |
18.8% | - |
2 |
5c天門ボルバル |
17.4% | - |
3 |
ウェーブストライカー各種 |
10.4% | - |
4 |
白緑ブリザード |
7.6% | |
5 |
赤黒フェニックス |
6.3% | new |
6 |
青緑ブリザード |
4.9% | - |
7 |
デアリガルザーク |
3.5% | |
7 |
赤白速攻 |
3.5% | |
9 |
赤緑速攻 |
2.1% | |
9 |
シータメイデン |
2.1% |
メタデータ考察
白抜き4cボルバル
白抜き4cボルバルの主な採用カード |
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デッキの特徴 |
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・闇文明のハンデス除去コントロールに特化 ・水文明でリソース回復にも優れる ・「ボルバルザーク」を用いる安定した決定力 |
第5弾でトップメタ対象の5c天門が、大量ドローソースの「プリズム・ブレイン」を獲得し、マナブーストがデッキの戦略の一部に取り入れられた影響で、「ゴースト・タッチ」などの細かいハンデスが有効打とはならなくなった。
そのため、対抗措置として本デッキもマナブーストを主軸として、「ロスト・ソウル」で一気に相手の手札を刈り尽くすターボ型が主流となっている。マナブーストが進んだ後半は、新カードの「英知と追撃の宝剣」を連打する強力なランデス戦略も新たに加わった形だ。
「口寄の化身」も「二角の超人」に代わる後半のドローソースとして活躍。ただ、マナに埋まった「無双竜機ボルバルザーク」を改修出来ないデメリットもあるため、「ブラッサム・シャワー」を取り入れたデッキも存在。前半はマナブーストカードとして扱え、後半はマナに埋まった「ボルバルザーク」回収用カードとして活躍していた。
5c天門ボルバル
5c天門の主な採用カード |
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デッキの特徴 |
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・各多色の巨大ブロッカーで盤面制圧 ・カウンター性能が非常に高い ・「ボルバルザーク」による決定力 |
「プリズム・ブレイン」という強力なドローソースが加わり、1枚交換のハンデス程度では崩れないデッキパワーへと強化された。マナブースト型が主流となり、1ターン目から動けない中途半端な速度の速攻には「ヘブンズ・ゲート」などの対応が間に合ってしまうほどで、環境の高速化を加速させている。
現在デッキパワー自体は最も高いとされ、前環境で対抗馬とされた白抜き4cボルバルでさえも手を焼くほどとなっている。ただし弱点が無いわけではなく、マナブーストを取り入れた影響で除去トリガー枚数が減少して、赤緑速攻などの環境最速を誇る速攻デッキに対してはS・トリガーから「ヘブンズ・ゲート」を引かなければ勝てないと言った場面も多くなっている。
ウェーブストライカー各種
ウェーブストライカーの主な採用カード |
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デッキの特徴 |
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・各文明のWSを組み合わせて、あらゆる環境に対応可能 ・序盤から高パワー獣を扱えるため、同型ビートに対して強い |
5c天門ボルバルが強化された影響で、相手の手札を大量にハンデスできる「略奪秘宝ジャギラ」を筆頭とした、ネクラカラーが現在は主流となっている。
他速攻デッキに対しても、バランス良く戦えるため人気は高い。ただし、白抜き4cボルバルなどの純粋な除去コンデッキに対しては、細かい除去でデッキ機能を潰されてしまうため、他速攻デッキよりも不利となっている。
白緑ブリザード
白緑ブリザードの主な採用カード |
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デッキの特徴 |
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・スノーフェアリーの多面展開に優れる ・「ペトローバ」による種族強化 ・光文明のタップカウンター |
4弾環境よりデッキ構成自体は変化していないが、「ダイヤモンド・ブリザード」のカードパワーの高さで環境に生き残っている状況。依然として「光器ペトローバ」の性能が白抜き4cボルバルなどの純除去コンに対するメタとして働いている。
5c天門ボルバルに対しても、「ペトローバ」の種族バフで「血風聖霊ザーディア」の除去範囲から逃れる戦術があり、最後は「ホーリー・スパーク」のカウンターで、天門には不利であるがワンチャンスは作り出せるデッキとして活躍している。
赤黒フェニックス
赤黒フェニックスの主な採用カード |
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デッキの詳細 |
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・「デス・フェニックス」の着地に特化したデッキ ・「デス・フェニックス」のサポーターが多数 ・サブプランで「ガルザーク」を投入しているデッキもあり |
第5弾パック実装初期は、「暗黒王デス・フェニックス」周辺パーツの充実具合から、強力なデッキと見なされ多くの使用者が存在したが、続々と対策が進行。進化元を潰されるパターンが多くなり、進化Vという機能のリソース消費の激しさにより、盤面制圧力の低さや、後続の息切れが問題となっている。
得意とされていた除去ボルバルや天門デッキに対しても、対抗デッキがブースト戦略にシフトチェンジした影響で、「デス・フェニックス」を出しても容易に対応されてしまう状況がしばしば発生。環境からは一瞬にして数を減らした。
ただ、「デス・フェニックス」自体は、コントロール系統のデッキに対しては有効なカードの一つのため、今後デッキ研究の進み具合で新たなデッキタイプが開発される可能性は高い。
青緑ブリザード
青緑ブリザードの主な採用カード |
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デッキの特徴 |
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・スノーフェアリーの横展開力の高さ ・水文明の豊富なバウンスでビート戦略を通しやすい |
「ダイヤモンド・ブリザード」によるスノーフェアリーの展開力と、水文明のドロソ/バウンスにより、テクニカルに戦えるデッキ。
白緑ブリザード同様、デッキ構築に変化はないものの、「ブリザード」自体のカードパワーの高さで環境に残る形となった。ただし、苦手とする天門デッキがブースト型に変化した影響で、1ターン目の「冒険妖精ポレゴン」から順調に動けなければ、天門側の対応が間に合ってしまう状況が多くなっており、4弾環境の頃よりも相性差が開いている。
他デッキに対しては、水文明のバウンス除去とリソース補充に優れているため、バランス良く戦えるデッキではある。
デアリガルザーク
デアリガルザークの主な採用カード |
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デッキの特徴 |
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・ファイアーバードでドラゴンをサポート ・大型ドラゴンを早期展開 ・「ガルザーク」の効果を軸に盤面を制圧 |
フェニックスの陰に埋もれがちだが、5弾パックによってファイアー・バードや優秀な4コストドラゴンが増えた影響で、強化されたデッキの一つ。「神滅竜騎ガルザーク」自体のカードパワーが未だに高く、「神滅翔天ザーク・ゼヴォル」と言った噛み合わせの良いドラゴンの登場で、デッキパワー自体も上がっている。
赤白速攻
赤白速攻の主な採用カード |
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デッキの特徴 |
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・環境最速を誇るビート速度 ・豊富なスピードアタッカー ・タップカウンターによる逆転性能 |
環境最速の速攻デッキの一種。除去ボルバルや天門と言った除去コンデッキが軒並みマナブースト戦略を取り入れたため、並みの速度の速攻デッキでは詰め切れなくなってきている現状、需要が上がってきた。
天門デッキに対しても、シールドトリガーで「ヘブンズ・ゲート」さえ打たれなければ、詰め切れる速度が環境に適している。
他デッキに対しても「ホーリー・スパーク」のカウンターが存在するため、相手のシールドさえ削れていれば一発逆転が可能な強みがある。
赤緑速攻
赤緑速攻の主な採用カード |
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デッキの特徴 |
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・赤白速攻より1コストカードが多く積めるため、序盤の動きが安定 ・速攻ビートに全振りの性能 |
赤白速攻同様、比較的安く組める最速速攻デッキの一つ。1コストカードを多種積めるため、1ターン目から動き出しやすいメリットがある。特に5弾環境になってからは、速攻の速度が鍵となっており、1ターン目から動き出しやすいメリットは大きくなった。
新カードの「ピアラ・ハート」の存在で、不得手であったカウンターが若干取りやすくなっている。
シータメイデン
シータメイデンの主な採用カード |
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デッキの特徴 |
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・多色小型獣による早いテンポのビート ・「クイーン・メイデン」による序盤からの高火力 |
多色カードが多いためマナ事故を起こしやすい欠点があるものの、序盤から高スタッツの「永刻のクイーン・メイデン」を押し付けられれば、対処できないデッキも多い。特に「バースト・ショット」や「炎槍と水剣の裁」と言ったAOEに対して、他ビートデッキよりも耐性が高い点が魅力。
新カードの「翔天妖精レチア」の登場で、序盤に運用しやすい多色カードが増えた。
主に小型除去を得意とする除去コンデッキに刺さるビートデッキとして活躍しているが、逆に小型を多数展開してくるビートミラーは苦手としている。
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以前の環境考察記事まとめ
以前の環境考察記事も掲載中。環境を振り返ることで新たな発見やメタ関係を見つけ出せる可能性もある。以下リンク先では以前の環境記事のまとめやデッキ相性表、環境デッキの対策方法を掲載しているため、ぜひ参考にしていただきたい。