【デュエプレ】環境考察「2020/8/8〜2020/8/14」
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デュエプレ/デュエマプレイスのバルホルスカップにおける2020/8/8〜2020/8/14の環境メタデッキ考察を掲載中。現環境のメタデッキリストや流行デッキの傾向などを解説しているため、環境把握の参考にどうぞ。
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環境デッキメタデータ
2020/8/8〜2020/8/14集計分(総対戦数122戦) |
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メタデータの基準はプラチナ、マスター帯レートのマッチ数を集計しメタ環境データとして上位10位以内のデッキを採用。更新日は毎週金曜日を予定しております。 |
順位 | デッキ | マッチ率 | 順位変動 |
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1 |
白抜き4cボルバル |
17.9% | - |
2 |
5c天門 |
17.1% | - |
3 |
ウェーブストライカー各種 |
10.6% | - |
4 |
シータメイデン |
8.1% | |
5 |
赤白速攻 |
6.5% | |
6 |
青緑ブリザード |
5.7% | |
6 |
白抜き4cガルザーク |
5.7% | |
8 |
赤緑速攻 |
2.4% | |
8 |
ドロマーアウゼス |
2.4% | |
8 |
白緑ブリザード |
2.4% |
メタデータ考察
白抜き4cボルバル
白抜き4cボルバルの主な採用カード |
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デッキの特徴 |
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・闇文明のハンデス除去コントロールに特化 ・水文明でリソース回復にも優れる ・「ボルバルザーク」を用いる安定した決定力 |
環境トップメタの一角であるハンデスデッキ。ハンデス除去コンで相手のリソースを枯らし、「無双竜機ボルバルザーク」で決着を付ける分かりやすく且つ強力な戦術プランやデッキ生成の安さなどが人気の理由の一つととれる。通常のハンデス型の他、「緑神龍アーク・デラセルナ」を採用したミラーマッチを想定したデッキも存在する。
ただ、今週はシータメイデン、白抜き4cガルザークと言った不利対面のデッキも環境に姿を見せており、先週より少し使用率を落とす結果に繋がった模様。
5c天門
5c天門の主な採用カード |
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デッキの特徴 |
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・各多色の巨大ブロッカーで盤面制圧 ・カウンター性能が非常に高い ・「ボルバルザーク」による決定力 |
「ヘブンズ・ゲート」から大型ブロッカーを展開する単純な戦略をメインとするデッキだが、各々のカードパワーの高さで環境トップクラスのデッキパワーを誇り、どのデッキタイプに対しても巨大ブロッカーを無理やり押し通して「無双竜機ボルバルザーク」で決め切るプランを取れる。
特に速攻ビート全般に対しては、「血風聖霊ザーディア」と「ヘブンズ・ゲート」による強力なカウンターを決められる優位性があるのが魅力。
流行っている型としては、ハンデス対策として「緑神龍アーク・デラセルナ」を投入した型か、単純にドローソースを多数積んだ型が挙げられる。
ただ、白抜き4cボルバルに対しては、「腐敗勇騎ガレック」や「バキューム・ジェル」で完全にメタられ過ぎているネックがある。
ウェーブストライカー各種
ウェーブストライカーの主な採用カード |
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デッキの特徴 |
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・各文明のWSを組み合わせて、あらゆる環境に対応可能 ・序盤から高パワー獣を扱えるため、同型ビートに対して強い |
全体バフで除去耐性を付けられる光文明と、多面展開に適する「アラーム・ラディッシュ」を始めとした自然文明が構築の軸となりやすく、基本的にはテンポビート型の戦術を軸とする。
ほとんどのデッキタイプは、速攻ビートを軸に盤面有利を築きやすいリースカラーか、「略奪秘宝ジャギラ」のハンデスで5c天門などの遅いデッキに対して有利を取れるネクラカラーに分けられる。
ただ、白抜き4cボルバルの様なデッキに対して、序盤から「ファントム・バイツ」などでWS効果を阻害されながら、ターンを稼がれてしまうと不利対面となってしまうネックがある。
シータメイデン
シータメイデンの主な採用カード |
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デッキの特徴 |
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・多色小型獣による早いテンポのビート ・「クイーン・メイデン」による序盤からの高火力 |
多色カードが多いためマナ事故を起こしやすい欠点があるものの、序盤から高スタッツの「永刻のクイーン・メイデン」を押し付けられれば、対処できないデッキも多い。特に「バースト・ショット」や「炎槍と水剣の裁」と言ったAOEに対して、他ビートデッキよりも耐性が高い点が魅力。
デッキカラーの特性ゆえ、「エマージェンシー・タイフーン」と「緑神龍アーク・デラセルナ」の対ハンデスセットもデッキに投入しやすい。
白抜き4cボルバルに対してのメタ性能に注目され、今週使用率を伸ばしてきている。
赤白速攻
赤白速攻の主な採用カード |
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デッキの特徴 |
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・環境最速を誇るビート速度 ・豊富なスピードアタッカー ・タップカウンターによる逆転性能 |
現環境最速の速攻デッキとして猛威を奮うデッキ。S・トリガー運にもよるが、環境の状況次第で十分連勝を狙えるデッキの一つと言える。
光文明のタップカウンターが後ろ盾となっているため、無理矢理ビートを押し通して、不利状況から勝ちを無理矢理拾いに行けるメリットが大きい。
何より、1試合にかかる時間が比較的短いため、対戦数を多く稼いでレートを大きく変動させる目的として使用するプレイヤーも多い。
青緑ブリザード
青緑ブリザードの主な採用カード |
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デッキの特徴 |
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・スノーフェアリーの横展開力の高さ ・水文明の豊富なバウンスでビート戦略を通しやすい |
「ダイヤモンド・ブリザード」によるスノーフェアリーの展開力と、水文明のドロソ/バウンスにより、テクニカルに戦えるデッキ。
デッキの安定性に関しては白緑ブリザードより優れており、比較的どのデッキ相手でも安定した戦いが出来るデッキのため、再び信頼を取り戻してきている。
初期の頃より苦手なウェーブストライカーが減少傾向である影響も大きいか。
白抜き4cガルザーク
白抜き4cガルザークの主な採用カード |
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デッキの詳細 |
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・大型ドラゴンを相手に押し付けて戦う ・対ハンデスのマッドネスギミック有り |
マッドネスギミックの投入で、ハンデスに強くなったドラゴンデッキ。白抜き4cボルバルを始めとしたハンデス除去コンデッキのカウンターとして環境に残っている。
速攻ビート系を苦手としているものの、ドラゴンのカードパワー自体は高いため、デッキの爆発力は侮れないものがある。
赤緑速攻
赤緑速攻の主な採用カード |
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デッキの特徴 |
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・赤白速攻より1コストカードが多く積めるため、序盤の動きが安定 ・速攻ビートに全振りの性能 |
赤白速攻同様、比較的安く組める最速速攻デッキの一つ。1コストカードを3種積めるため、1ターン目から動き出しやすいメリットがある。
カウンター性能は皆無に等しいが、赤白速攻よりもさらに前寄りのデッキ構成となっており、ビートの主導権さえ握れば安定した速攻で相手を一瞬で屠るパワーは健在。天門相手は運頼みとなる。
ドロマーアウゼス
ドロマーアウゼスの主な採用カード |
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デッキの特徴 |
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・「アウゼス」を軸としたタップキルによる除去コントロール ・ハンデスとドローソースの両立 |
白抜き4cボルバルとは違い、ハンデスと盤面双方のコントロールに優れる性能が売りのデッキ。「アクアン」を軸としたリソース勝負にも耐性がある。
欠点として「無双竜機ボルバルザーク」の様な分かりやすいフィニッシュプランが見えづらく、少々扱いの難度が高い点が挙げられる。
白緑ブリザード
白緑ブリザードの主な採用カード |
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デッキの特徴 |
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・スノーフェアリーの多面展開に優れる ・「ペトローバ」による種族強化 ・光文明のタップカウンター |
「ペトローバ」を筆頭に、種族強化による除去耐性の上昇と、「ペトローバ」自身の選ばれない能力で非常に強固な盤面を形成できるデッキとして、白抜き4c除去ボルバルなどの除去コントロールに対して強く出られるデッキ。
赤白速攻同様、光文明のタップカウンターも得意としているため、従来の青緑ブリザードでは逆転不可能だった場面でも、逆転を可能とするポテンシャルを持っている。
ただ、リソースの回復手段が「ダイヤモンド・ブリザード」に依存しているため、デッキパワーの不安定さなどがネックとなり、使用率が落ち気味。
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以前の環境考察記事まとめ
以前の環境考察記事も掲載中。環境を振り返ることで新たな発見やメタ関係を見つけ出せる可能性もある。以下リンク先では以前の環境記事のまとめやデッキ相性表、環境デッキの対策方法を掲載しているため、ぜひ参考にしていただきたい。