【デュエプレ】NewDivision|週間メタウォッチ|2024年5月第5週|第26弾環境
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『デュエプレ(デュエマプレイス)』の2024年5月第5週(5月25日〜5月31日)環境考察を掲載。Tier表の解説や各種デッキの立ち位置、デッキの相性状況を記載しているので、ぜひご参考にどうぞ。
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デッキ関連データベース | ||
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NDデッキ |
ADデッキ |
メタデータ |
大会デッキ |
無課金 |
初心者 |
今週のTier表と全体相関
26弾は3強環境へ変化
「UKパンク」などがスタン落ちし、第26弾新パックのリリースから1週間程を迎えたデュエプレだが、現状の対戦環境はいずれも既存テーマの強化デッキとも言える「サソリス」「レッドゾーン」「デュエにゃん皇帝(ワルボロフ)」の3強状態となっている。3デッキとも基本軸にビートの特性を持ったデッキだが、カウンターコントロールや盤面除去にシールド焼却、ハンデス除去といった、ビート以外の器用さも持ち合わせる総合パワーの高いデッキだ。
特に26弾環境初期に目立っていたデッキが、 新カード《ギョギョウ》が追加された「サソリス」であり、あらゆるデッキへの対応力が強化され、初期環境を蹂躙した。ただし、以前よりもビートするまでの速度が落ちていたため、《メガ・マグマ・ドラゴン》の登場で制圧力を増した「モルト王」「モルトNEXT」がTier2の対抗勢力として目立ってきた形だ。
生半可なコントロールが通用しないTier1勢力の猛威に加えて、Tier2勢力に脆いデッキが環境から追いやられた結果、以前の25弾環境よりも上位勢力のデッキタイプが少なくなっている傾向がある。
今週の注目デッキ
自然単サソリス
レシピ例 |
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注目ポイント |
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《ギョギョウ》の追加で強力なカウンターコントロール戦術が可能に |
あらゆるデッキに勝ち筋を持つ |
ネック |
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以前よりビート速度が落ちている |
26弾初期環境で最も注目を受けたデッキと言っても過言では無い。クリーチャー軸のデッキが多くなっている昨今、《ギョギョウ》の追加による恩恵は大きく、初期環境ではあらゆるデッキへ対応力を持ったデッキとして君臨。ただし、以前よりビート速度を落とした構築となっているため、「モルト王」や「モルトNEXT」といったデッキに対策を許してしまっている現状もある。
もちろん以前のように《ナム=アウェイキ》や《大神秘イダ》を採用した前寄せの構築を取り入れることも可能なため、そろそろ大幅なテンプレ構築の変化が起こってもおかしくはない。
水火レッドゾーン
レシピ例 |
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注目ポイント |
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《レッドゾーンZ》の追加でビート速度が強化 |
S・トリガーも貫通しやすくなっている |
《ギョギョウ》に対抗するため水火型へ変化 |
ネック |
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唯一トリガーカウンター系のデッキが弱点 |
新弾では《レッドゾーンZ》が追加され、ビート速度がさらに強化。以前のように《エメラルーダ》などでS・トリガーを仕込まれ、そこから耐久されるということも無くなった。
環境初期では強力なS・トリガー獣《閃光の守護者ホーリー》の追加もあり、26弾環境初期は前環境から人気だった光火型が流行したが、「サソリス」の《ギョギョウ》に苦戦。結果として《ギョギョウ》のカウンターに引っかからない《クロック》や、《ギョギョウ》を剥がしながらキーパーツを呼び込める《ドンドン吸い込むナウ》などを採用できる水火型が現状の主流となっている。
唯一、そもそものS・トリガー率が高く、《レッドゾーンZ》では焼却しきれないほどのシールド枚数を回復してくる「トリガーロージア」だけは明らかに不利対面だ。
闇単デュエにゃん皇帝
レシピ例 |
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注目ポイント |
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全ハンデスと除去による高い押し付け性能 |
ネック |
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後攻不利が目立つ |
「闇単デュエにゃん皇帝」は、同じ闇単の「ヘルボロフ」とは違い、全ハンデスと細かい除去を早期に叩きつけられる特性を持ち、非常に高い押し付け性能を持ったデッキとして注目された。また、破壊除去しか持ち得ないデッキに対して高い特攻性を持ち、他闇単系のデッキが数を減らした要因になっている。
また、デッキの特性上先行と後攻で優位性の違いが激しいという特性も持つため、先行後攻差をできるだけ無くすためん、直近では《特攻人形ジェニー》を採用するパターンも多い。
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