NewDivision|週間メタウォッチ|2025年1月第5週|29弾環境

【デュエプレ】NewDivision|週間メタウォッチ|2025年1月第5週|29弾環境

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デュエプレ攻略班
最終更新日

『デュエプレ(デュエマプレイス)』の2025年1月第5週(1月25日〜1月31日)環境考察を掲載。Tier表の解説や各種デッキの立ち位置、デッキの相性状況を記載しているので、ぜひご参考にどうぞ。

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今週のTier表|環境の動き

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Tier デッキリンク/Tier変動(変動前Tier)
Tier1 第29弾環境|火自然ハムカツ団 第29弾環境|火自然成長ドギラゴン剣 ▲(2) 第29弾環境|5cキリコ・アンプラウド 第29弾環境|5c蒼龍 ▲(2)
Tier2 第29弾環境|光単ミラダンテ ▼(1) 第29弾環境|水闇ハンデス 第29弾環境|水火自然キリコ・アンプラウド 第29弾環境|闇火ドギラゴン剣
第29弾環境|5cドギラゴン剣
Tier2.5 第29弾環境|光水サザン・ルネッサンス 第29弾環境|闇火レッドゾーン 第29弾環境|闇火ギガトロン 第28弾環境(5周年)|闇火デッドゾーン
Tier3 第29弾環境|光水QEDダンテ 第29弾環境|水単VV-8

Tier上昇 Tier下降

ビッグマナVS速攻ビート環境

第29弾パックリリースから1週間が経過。New Divisionの対戦環境は「ハムカツ団」「成長ドギラゴン剣」を中心とした速攻ビート勢力と、「キリコ」「蒼龍の大地」を中心としたビッグマナ勢力のぶつかり合いとなっている。

新環境早期に頭角を表した「ハムカツ団」に対抗し、一時期は前環境からビートに対して高い耐性を持つ「光単ミラダンテ」が対抗馬として拮抗していたが、ビッグマナ勢力が対ビートを意識した構築へと変化して拡大。

結果としてビッグマナを苦手とする「光単ミラダンテ」の勢力が弱まり、ビッグマナVS速攻ビート環境が出来上がっている。

環境初期はTCGにて人気を博していた《ミラダンテⅫ》や《VV-8》を軸としたデッキも流行ってはいたものの、特に《ミラダンテⅫ》はTCG版からの弱体化もあり、次第に「ハムカツ団」などに押しつぶされ、今では準々環境程度の立ち位置のデッキに落ち着いた。

注目デッキ解説

火自然ハムカツ団

レシピ例
ハムカツ団
注目ポイント
最速3ターン目のリーサル
ビートでありながら、強力なリソース源《ブリキンアース》による継戦力
《ドギラゴン剣》に加えて《ダイリュウガン》《シン・ガイギンガ》による大型打点

第29弾パックにて形となった「ハムカツ団」の種族軸デッキ。特に《ブリキンアース》の追加による影響が大きく、たった一枚でデッキの安定性を成り立たせる根幹になっている。登場時と《ドギラゴン剣》による踏み倒し時に、最大6枚の手札を獲得というとんでもないリソース回復力を持っており、《スパーク》耐性を持った《ダイリュウガン》を無理なくフィニッシャーに添えられる様になった。

攻撃速度も「成長ドギラゴン剣」に並び、最速3ターンキルが可能。高打点かつ高速という、29弾初期環境のビート勢力を代表するデッキと言える。

火自然成長ドギラゴン剣

レシピ例
水火自然キリコU
注目ポイント
最速3ターンリーサルの再現性が「ハムカツ団」より高い
5c系のデッキに対して、《デッドブラッキオ》を投げつけられる前にある程度のシールド枚数を割れる

前環境から環境トップクラスの速攻デッキとして活躍している「成長ドギラゴン剣」だが、29弾環境でもその実力を遺憾無く発揮。《カツえもん剣》という地味ながらに強力な強化点もあり、以前までにあった成長途中のクリーチャーを潰されて失速ということが無くなっている。

特に速度の安定性という面が強力で、ビッグマナや「ハムカツ団」に対して最速リーサルの再現性という武器を押し付けられているのが大きい。

5cキリコ・アンプラウド

レシピ例
5cキリコ
注目ポイント
盤面に水、自然クリーチャーが少しでも残ると決着する勢い
前環境から構築に大きな変化なし
弱点となる《エンターテイナー》が減少

「キリコ」デッキと言えば、前環境までは火水自然の3文明構築が目立っていたものの、29弾環境では5cが復活。弱点となっていた《エンターテイナー》を採用した「闇火ドギラゴン剣」が減少し、火文明除去トリガーの必要性が低くなったためだ。結果としてデッキパワー自体は前環境より上がっており、《ニコル・ボーラス》の活躍で、「光単ミラダンテ」などのデッキを苦しめている。

ビッグマナデッキとは言え耐久性もそこまで悪くはなく、相手の攻撃が少しても遅れると《プチョヘンザ》による盤面ロックが飛んでくる。(むしろ前弾より《プチョヘンザ》を活躍させやすいため、耐久性が上がっている。)

5c蒼龍

レシピ例
5c蒼龍
注目ポイント
「キリコ」よりもカウンターに特化
採用カードの自由度が高く、環境適応力が高い

一瞬にして強力な盤面を築く「キリコ」に比べると制圧力が弱いまでも、《蒼龍の大地》《獅子王の遺跡》を筆頭とした強力なカウンター手段を持ち合わせているのが「5c蒼龍」だ。ビートに対して受けを強く意識するのであれば、「蒼龍」の方が理にかなっていると言えるだろう。

《蒼龍の大地》による盤面の状況に合わせた対応力も魅力となっており、デッキ構築の自由度も高い。環境に応じて必要なパーツを入れ替えやすい柔軟性も持ち合わせている。

光単ミラダンテ

レシピ例
光単ミラダンテ
注目ポイント
対「ハムカツ団」兵器としての需要
前弾より苦手な対面が増えている

強力なカウンター系デッキとして、前弾環境では「闇火ドギラゴン剣」と合わせて環境トップ勢力となっていた「光単ミラダンテ」は、「ハムカツ団」が活躍し始めると再び環境へと姿を現していた。

しかし、今回の環境は《エンターテイナー》の活躍が減少した代わりに、ビートにも対抗しうるビッグマナ勢力が拡大。ロングゲームでは勝ち目がない「光単ミラダンテ」は、前弾よりも立ち位置が苦しめになっている。また、ハンデス系のデッキも新たに《デモンズ・ライト》を手に入れ、盤面を触る力が強化。以前より勝ちに行ける対面でも無くなっているという印象を受けた。盤面維持で活躍していた《ロージア》《エンドレス・ヘブン》がNew Divisionから落ちてしまった影響も大きいだろう。

とは言え対「ハムカツ団」としての性能は非常に高く、環境の隙を見てビート対面を狙い撃ちするデッキとしては非常に強力だ。新たに盤面に除去耐性を付与できる《若き日の族長 ヘンザ》といった新カードも採用候補に入るため、今後ビッグマナに対抗したレシピが登場する可能性も高い。

光水サザン

レシピ例
光水サザン
注目ポイント
対ビッグマナ兵器《タイム3 シド》を高速展開
ビートリソース面も《サザン・ルネッサンス》で安定

「ミラダンテ」など光文明勢力が打撃を受けている中、個人的に注目しているのが「光水サザン」だ。ビッグマナに対して非常に刺さりが良い《タイム3 シド》を存分に活かせるため、「光単ミラダンテ」よりも環境の通りが良い。ただし、防御面を《ミラクル・ミラダンテ》に依存しているため、当然「光単ミラダンテ」より防御力が低い。

闇火ギガトロン

レシピ例
闇火ギガトロン
注目ポイント
侵略ZEROによる「成長ドギラゴン剣」スレイヤー
《ドキンダムエリア》によるビッグマナ耐性
対「ハムカツ団」は運要素高め

個人的に注目しているデッキNo.2。侵略ZEROという強力なコスト踏み倒しメタによって、対「成長ドギラゴン剣」性能は、あの「光単ミラダンテ」よりも高い。また、「5cキリコ」の超次元呪文に対しても侵略ZEROカウンターをぶつけられるのが強みだ。

加えて、通常のビートデッキでは絶望的な《キリコ・アンプラウド》の着地を、《ドキンダムエリア》によって覆せるというメリットも持つ。

ただし、「ハムカツ団」に対しては速度が足りず、S・トリガーに頼る状況が発生。どうしても運要素が強くなってしまうというのがデメリットだ。

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