『デュエプレ(デュエマプレイス)』の第6弾カードパック「超獣の転生」における対戦環境の歴史を掲載。第6弾環境で流行ったデッキや戦略を紹介しているため、ぜひ参考にどうぞ。
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第5弾パック「超獣の転生」の特徴
単色強化がテーマ
目玉SRカード一覧 |
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聖霊王アルファディオス光以外の呪文とクリーチャーの召喚を封じる強力なロック性能を内蔵した大型進化獣。呪文封じ関連においては、早期召喚が可能な《アルカディアス》と差別化されて使われた。 |
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クリスタル・ツヴァイランサー早期に強力な高パワー盤面を構築できるクリーチャー。ブロッカー貫通も持つため、天門の勢いを衰えさせた原因の一つとも言える。 |
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悪魔神ドルバロム闇以外の文明を軸に扱うデッキに対して、驚異的なメタ性能を発揮する大型進化獣。登場以降闇軸以外のデッキを狩るメタ側代表カードとして活躍している。 |
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ボルメテウス・サファイア・ドラゴンスピードアタッカーを持ちながら、《ボルメテウス》由来の盾焼却能力も持つ大型ドラゴン。登場以降汎用性の高いフィニッシャーとして活躍した。 |
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大勇者「二角牙」強力なマナ加速効果とリソース回復能力を持ち合わせる進化獣。初登場時は《サファイア》と組み合わせて扱われるパターンが多かった。 |
「超獣の転生」は2020年10月15日にリリースされた、デュエプレ第6弾目のカードパックだ。単色カードの強化がメインテーマとなっており、第1弾パックで登場した各種SRカードなどが転生した新カードとなって登場している。
環境初期
青単ツヴァイランサーの大流行
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青単ツヴァイランサー《ツヴァイランサー》のGゼロ効果を使って、早期に高パワーで盤面制圧を図る強力なビートデッキとして活躍。本デッキの影響で小型獣対策が蔓延した。 |
6弾環境初期では、事前評価でも暴れる予想が立てられていた《ツヴァイランサー》を筆頭とした青単デッキが早速大流行した。問題となったのは《ツヴァイランサー》に付いているGゼロ能力であり、条件と運さえ満たせば、1ターンの内にパワー13000のTブレイカー持ちクリーチャーが複数体降臨してしまうという暴れっぷりを披露している(今でも)。
今でこそGゼロ持ちのクリーチャーは、盤面に1体しか存在できないという縛りが課せられているカードが多いものの、当時のGゼロを与えられたクリーチャーには、縛りなどは存在しなかったのだ。結局6弾環境が終わるまで、《ツヴァイランサー》は環境の最前線で活躍し続けている。
ブリザードもトップデッキとして生存
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特徴 |
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白緑ブリザード序盤から多数の小型スノーフェアリーを展開してビートする速攻デッキ。速攻デッキでありながら《ダイヤモンド・ブリザード》の効果でリソース面が枯れ辛い特徴がある。 |
前弾の5弾環境で環境トップデッキの一角を担当していたブリザードデッキも、相変わらず環境トップデッキの一角として居座っていた。軸となる種族スノーフェアリーの強化はされなかったものの、《進化の化身》の登場で《ブリザード》の運用が安定化し、実質的な強化を受けている。
4種のコントロールデッキも活躍
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クローシス除去サファイア序盤は多数の除去札で耐え抜き、相手の盤面と手札リソースが切れた後に《サファイア・ドラゴン》をぶつける純除去コンデッキ。 |
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白黒アウゼス《アウゼス》のタップキル能力で盤面制圧を狙うコントロールデッキ。フィニッシャーとして《アルファディオス》が採用されていた。対コントロールも対策するため、早期に呪文封じが可能な《アルカディアス》も採用されている。 |
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クローシスドルバロム登場時に闇以外のマナと場のカードを全て破壊する《ドルバロム》を主軸にしたコントロールデッキ。主にビート対策として登場していた天門デッキへの更なるメタ要素として登場していた。 |
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5c天門《ヘブンズ・ゲート》による巨大ブロッカー降臨カウンターが強力なデッキ。主にビート対面で強いデッキとして活躍していた。 |
トップデッキとしてはビートデッキが活躍していたものの、対抗馬としてコントロールデッキの活躍も見られた。《ファントム・バイツ》や《地獄スクラッパー》《炎槍と水剣の裁》と言った小型除去を多数積んでビート環境に抗っていたのだ。
前弾の五王デッキも中堅デッキとして活躍
デッキレシピ |
特徴 |
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赤黒デスフェニックス《デス・フェニックス》の扱いに特化したデッキ。擬似アンタッチャブル効果を持つ《デス・フェニックス》によって、コントロールデッキに対して有利なデッキとして活躍していた。 |
前弾の五王関連のデッキも環境トップクラスとは言えなかったものの、中堅規模のデッキとして活躍していた。中でも《デス・フェニックス》は、天門関連に対して強力なメタ性能を発揮している。
環境中期から終期
除去型天門が登場
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特徴 |
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緑抜き4c天門自然文明を抜いた代わりにハンデスと除去リソースが強化された天門デッキ。通常の5c天門と比べてコントロール性能が強化されている。 |
環境中期からは5c天門とは違い、ハンデスや除去コントロール力を更に高めた4c型の天門が出現した。特にリソース面とハンデス面が強化されており、ビート対面には4投された《ザーディア》で対抗している。
ペンチカチュアで環境が加速
デッキレシピ |
特徴 |
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カチュアシュート最速4ターン目に《カチュア》の効果が起動するデッキ。ビート対策として《デクロワゾー》と《ダクマバルガロウ》が投入されていた。 |
環境中期以降急遽出現したのは、《マイキーのペンチ》と《カチュア》のコンボを利用したカチュアシュートデッキだ。初登場は2弾パックの《カチュア》だが、日の目を浴びたのは6弾環境からである。
赤白速攻も急増
デッキレシピ |
特徴 |
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環境最速を誇る速攻デッキとして活躍。中にはS・トリガー獣などを多数盛り込んだカウンター構築も存在した。 |
最終的には赤白速攻の様な純速攻型のデッキも月末月初の恒例デッキとして暴れる様になり、環境は速攻・中速・コントロールの3種デッキが入り乱れる形でフィニッシュを迎えている。
次回予告「超神星爆誕」編
次回はDP殿堂入りカードが登場
次回はDP殿堂入りとなったカードを含む超神星軍団が登場。新カードは「ツヴァイランサー」の猛進を食い止められるのか!?