NewDivision|週間メタウォッチ|2024年7月第5週|クロニクル環境

【デュエプレ】NewDivision|週間メタウォッチ|2024年7月第5週|クロニクル環境

編集者
デュエプレ攻略班
最終更新日

『デュエプレ(デュエマプレイス)』の2024年7月第5週(7月27日〜8月2日)環境考察を掲載。Tier表の解説や各種デッキの立ち位置、デッキの相性状況を記載しているので、ぜひご参考にどうぞ。

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今週のTier表と全体相関

Tier デッキ/直近のTier変動(元Tier)
1 クロニクル環境|5cニューゲイズ クロニクル環境|闇火フェニックス クロニクル環境|闇火レッドゾーン ▲(2) クロニクル環境|火自然モルトNEXT ▲(2)
2 クロニクル環境|光火サムライ クロニクル環境|闇単ヘルボロフ ▲(3) 自然単べアフガン ▲(3) クロニクル環境|光水グレートメカオー
3 クロニクル環境|自然単サソリス ▼(2) クロニクル環境|光単サザンロージア

Tier上昇 Tier下降

二大勢力から始まったクロニクル環境

クロニクル環境の開幕は、デュエプレオリジナルカードである《ニューゲイザー》が筆頭となり環境で大流行。その後《ゼロ・フェニックス》がそれらのデッキに対して有利を付けるとして、二大勢力となって環境初期に頭ひとつ抜けた活躍を見せている。《ニューゲイズ》も形を変え《ゼロ・フェニックス》に対抗しようとしている最中、新弾初期から1週間ほど経過した現在では、《ニューゲイズ》と《ゼロ・フェニックス》がもたらした低速環境を見据えて、《モルトNEXT》の使用率が増加。

それに伴い、そもそも高いデッキパワーが健在だったものの、新弾初期であったためあまり目立っていなかった《レッドゾーン》も、《モルトNEXT》といった有利対面が増えた影響もあり、勢力を回復している。

デュエにゃん皇帝の復活にも注目

クロニクル環境リリース時のアップデートにて《ワルボロフ》のDP殿堂入りという大きな痛手を負った《デュエにゃん皇帝》だが、新たに《ヘルボロフ》の力を借りて復活。《ゼロ・フェニックス》とこれからどちらがコントロールデッキの覇権を握るかに注目だ。

新環境デッキ解説

ニューゲイズ

レシピ例
ニューゲイズ ニューゲイズ
注目ポイント
《ミラクルとミステリーの扉》採用型と不採用型の2種が存在
採用型は早期の爆発力があるものの、メタ耐性が低い
不採用型は、早期の爆発力を失う代わりに、安定したメタ耐性を獲得

前環境まで多色カードの度重なるND落ちによりデッキパワーを失っていた5cデッキだが、クロニクルパック新規カード《ニューゲイズ》や《ニコル・ボーラス》などの登場によって環境へ復権。あらゆる文明のドラグハートを使いこなす《ニューゲイズ》で、新環境中最も高いデッキパワーを発揮している。

型は《ミラミス》採用と不採用の2種類存在し、それぞれで爆発力とメタ耐性に重きを置いているのが特徴だ。初期は《ミラミス》型が流行っているが、直近では不採用型の方が流行性では若干高い印象を受ける。《デッドブラッキオ》や《ジャック・アルカディアス》《ベル・ヘル・デ・モーリー》etc...といった強力な環境メタカードを積める安定性が魅力だ。

ゼロ・フェニックス

レシピ例
ゼロ・フェニックス
注目ポイント
強力なシールド焼却能力で耐久系のデッキを殲滅
環境初期では《ニューゲイズ》に有利だったが...《ニューゲイズ》側も《ベル・ヘル・デ・モーリー》《メガ・マグマ・ドラゴン》などの対策札を採用

ハンデスと除去で相手の身動きを封じた後、シールド焼却でカウンターすら許さずに勝利する《ゼロ・フェニックス》は、登場以降前環境まで流行っていた、いわゆる耐久系のデッキを殲滅。環境初期は最大勢力の《ニューゲイズ》にも有利ということで一躍環境トップに躍り出ている。

ただし、直近では《ニューゲイズ》側も《ベル・ヘル・デ・モーリー》《メガ・マグマ・ドラゴン》といった盤面に積極的に干渉するカードやハンデス対策も採用しているため、初期ほど楽に勝てなくなってきている。

とはいえ、一定のデッキを環境外とする足切りラインとしての性能は高く、現環境最上位クラスの除去コントロールデッキとしてのパワーの高さは間違いない。

レッドゾーン

レシピ例
レッドゾーン
注目ポイント
一定のデッキパワーを持ちつつの速度需要は今環境も健在
ビッグマナを対策する《カレイコ》を採用できる闇火型が主流

一定のデッキパワーを持つつ、なお速度も出せるという《レッドゾーン》ならではの需要は今環境も健在。《ゼロ・フェニックス》などの低速デッキを狩りに出てきた《モルトNEXT》を牽制しながら、他デッキに対しても5分以上に渡り合っている。

クロニクル環境では、《ニューゲイズ》などのビッグマナが流行る中、注目されたのがマナ加速や《ミラクルとミステリーの扉》などの踏み倒しを封じる《カレイコ》だ。これにより、現状は闇火型が主流になっているが、前環境から引き続き動きが安定化しやすい水火型や、《オリオティス》を採用できる光火型も引き続き生き残っている。

モルトNEXT

レシピ例
レッドゾーン
注目ポイント
低速化傾向の環境にマッチ
《ニコル・ボーラス》新規追加でコントロール性も向上
《メッタギルス》などのS・トリガーも積まれ始めている

《ゼロ・フェニックス》「グレートメカオー」といったクリーチャーを横並べするデッキが増えた影響で、《メガ・マグマ・ドラゴン》を自然に扱えるということがまず注目され、《ニューゲイズ》が《ミラクルとミステリーの扉》を抜き始めた影響による低速化などもあり、いよいよ今週は流行度合い上昇。不利なデッキが基本的に《レッドゾーン》《べアフガン》しかないということで評価を上げている。

新カードとしては《ニコル・ボーラス》が採用され、苦手だったビッグマナ対面の《デッドブラッキオ》も難なく突破できるようになっているのも大きな特徴だ。

また、以前までは0トリガー構築が主流だったものの、現在はドラグハートはもちろんクロスギアの復帰でカード指定除去の需要が増した結果、《メッタギルス》などの耐久トリガーが採用され始めている。

サムライ

レシピ例
サムライ サムライ
注目ポイント
貴重なスパーク耐性を持つビートデッキ
光火型《オリオティス》採用でビートミラーに有利
光水火型《ドンドン吸い込むナウ》の採用で、キーカードを呼び込みやすいかつ、高パワークリーチャーの処理も可能

《紫電ボルメテウス》《ヒメギャ・ルピア》などの新規カードで現代に蘇ったサムライ。現環境では《アルカディア・スパーク》や《DNA・スパーク》《閃光の守護者ホーリー》といった強力な《スパーク》トリガーが活躍しているため、《紫電ボルメテウス》による《スパーク》耐性が高く評価されている。なんといってもトップTierに君臨する《ニューゲイズ》の守りを支える《ダルク・アン・シエル》を意図も容易く貫通できるというのは非常に大きなメリットだ。

デッキタイプはストレートな光火型とさらに水文明を加えた2タイプが存在。2文明構築の方は《オリオティス》を採用し、ミラーや《レッドゾーン》対面などで有利になる特性を持ち、3文明構築の方は《ドンドン吸い込むナウ》を採用し、《紫電ボルメテウス》を手札へ引き込みやすく、さらに通常のサムライデッキでは処理できないパワーラインのクリーチャーに対する対抗手段ともなっている。

ヘルボロフ

レシピ例
ヘルボロフ
注目ポイント
《デュエにゃん皇帝》の新たな可能性
《ゼロ・フェニックス》との棲み分けは?

クロニクル実装と同時にDP殿堂となってしまった《ワルボロフ》の影響で弱体化を受けた《デュエにゃん皇帝》だが、直近では《ヘルボロフ》に加えられる形でリペアされている。気になる《ゼロ・フェニックス》対面だが、《ゲンセトライセ》などによるリソース差によって、《ワルボロフ》側に軍配が上がっている?ようだ。

ただ、デッキ特性としては、相手をコントロールし切った後に強い《ゼロ・フェニックス》に対し、純粋なコントロール性能が高い《ヘルボロフ》といった違いがある(詰めの段階で《ゼロ・フェニックス》より不確実性が出てくる)。

べアフガン

レシピ例
ベアフガン
注目ポイント
決着ターンは環境最速《ゼロ・フェニックス》以外は理想ムーブさえできれば...
安定性が前環境に比べて馬鹿にできないほど上がっている

決着ターンは環境最速を誇るため、《モルトNEXT》はもちろん、どの対面にも理想ムーブさえできれば勝てるポテンシャルを持っている。その理想ムーブも前環境までは安定性に問題があったためあまり奮わなかったものの、今環境からは新たに《エボリューション・エッグ》が登場。安定感も馬鹿にできないほどに改善され、いわゆる地雷デッキとしては非常に優秀な立ち位置にいる。

グレートメカオー

レシピ例
グレートメカオー
注目ポイント
AOEなどの除去に不安感はあるが...
《サザン・ルネッサンス》より高い盤面耐久性

《サザン・ルネッサンス》同様、クリーチャーの横並べが必須なデッキだが、《レーザリオン》や《スパルタンJ》のおかげで《メガ・マグマ・ドラゴン》などのAOEに対してある程度耐性を持つ。「サムライ」や《モルトNEXT》など、天敵とされている対面が一歩でも遅れると瞬時に超耐久盤面を完成させて勝ち切ることが可能だ。

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