【デュエプレ】NewDivision|週間メタウォッチ|2024年11月第5週|28弾環境
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『デュエプレ(デュエマプレイス)』の2024年11月第5週(11月23日〜11月29日)環境考察を掲載。Tier表の解説や各種デッキの立ち位置、デッキの相性状況を記載しているので、ぜひご参考にどうぞ。
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デッキ関連データベース | ||
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NDデッキ |
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メタデータ |
大会デッキ |
無課金 |
初心者 |
今週のTier表と全体相関
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※▲Tier上昇 ▼Tier下降
28弾初期はドギラゴン剣とキリコが暴れる
28弾環境初期は、前評判通りTCGでも猛威を奮っていた《ドギラゴン剣》に加え、デュエプレオリジナルカードである魔改造とも言うべき《エンペラー・キリコ》改め《キリコ・アンプラウド》を主軸とした2デッキが暴れていた。
特に《キリコ・アンプラウド》に関しては、非常に緩い進化条件とソウルシフトによって、タイムリミット系のデッキにしては簡単にフィニシャーが着地しすぎるということで大流行。元々人気の高さが知られていた《ドギラゴン剣》に並ぶほどである。
結果キリコ対策が進む
しかし、それだけ目立つということは対策が進むというのが世の常であり、「デッドゾーン」や「アダムスキー」などのハンデスデッキが構築を固めてくると、「キリコ」の戦況は厳しくなってくる。さらには呪文を多用するデッキにとって天敵となる《タイム3 シド》や新《ミラクルスター》を採用した「光水革命」も登場し、「キリコ」に対してさらに追い討ちをかけることとなった。
とは言え「キリコ」のデッキパワー自体は高く、現在も相性が悪くない有象無象に対して脅威となっているのは間違いない。
第28弾新パックリリースから1週間が経った現状は、環境に対してデッキタイプを自在に更新できる超汎用性を持った「ドギラゴン剣」や、革命チェンジと《イーヴィル・ヒート》の登場でデッキパワーが強化された「デッドゾーン」。そして、《ミラクル・ミラダンテ》による強力な耐久手段を持ちながら、適度なビートと呪文メタを可能にしている「光水革命」が環境のトップとなっている印象だ。
第28弾新環境デッキ解説
ドギラゴン剣
レシピ例 | |
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注目ポイント |
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ビートをこなしながら高い耐久性を誇る「闇火」型直近では《永遠のリュウセイ・カイザー》でハンデスと《ミラクル・ミラダンテ》を対策 |
脅威的な攻撃速度で環境の隙をつく「成長」型 |
「ドギラゴン剣」のデッキタイプは、主軸となる《ドギラゴン剣》自身が非常に高い汎用性を誇るため、非常に多岐にわたる。環境で流行っているタイプは主に革命0トリガーで高い耐久性を誇る「闇火」型と、耐久力が脆いデッキが増えた際に刺さる「成長」型の2種類だ。
特に「闇火型」に関しては、自身は普通にビートを押し付けつつ、相手に攻められた際には革命0トリガーで耐久という攻守のバランスが非常に優れた特性を持ち、高い人気を誇っている。直近では《永遠のリュウセイ・カイザー》を採用し、ハンデスと《ミラクル・ミラダンテ》の革命0トリガーを対策した構築が登場。
闇火ドギラゴン剣のデッキレシピと回し方 |
火自然成長バスターのデッキレシピと回し方 |
キリコ・アンプラウド
レシピ例 | |
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注目ポイント |
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カウンターに優れる「ミラミス」型 |
《タイタニス》と《プチョヘンザ》を採用しやすい「通常5c」型 |
強力なロック盤面が簡単に完成 |
環境的に対策されてはいるものの、デッキパワーは健在 |
「キリコ・アンプラウド」に関しては、カウンターに優れる「ミラミス」型と、《タイタニス》によるハンデス耐性と《プチョヘンザ》でロック盤面を作りやすい「通常5c」型の2種が存在。
環境で立ち位置は悪くなっているものの、《タイタニス》などの対策カードも採用され、勢いは治っていない。時には対策を乗り越えるデッキパワーももち、環境的にパワーが足りていないデッキの足切りラインとしていまだに蔓延っている。
5cキリコ・アンプラウドのデッキレシピと回し方 |
5cミラミスキリコのデッキレシピと回し方 |
デッドゾーン
レシピ例 |
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注目ポイント |
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《イーヴィル・ヒート》で継戦力が大幅強化 |
革命チェンジで《ブラックサイコ》などの使いましが可能に |
前弾から続投となる「デッドゾーン」だが、28弾では大幅な強化をもらっている。《イーヴィル・ヒート》はもちろん、《タマネギル》《ドギラゴン剣》といった革命チェンジギミックの登場によって、《ブラックサイコ》《デッドゾーン》の使い回しが可能になり、手札、盤面コントロールの持続ターンが増加。
コントロールデッキの中でも高いデッキパワーを持つとして流行している。
闇火デッドゾーンのデッキレシピと回し方 |
光水革命
レシピ例 |
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注目ポイント |
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《タイム3シド》《ミラクルスター》による強力な呪文メタ特性 |
《ミラクル・ミラダンテ》による耐久力は健在 |
《ベルファーレ》を軸とした革命チェンジビート |
「光水革命」は、《タイム3 シド》や《ミラクルスター》といった「キリコ」などの呪文軸デッキに対して強力に刺さるメタクリーチャーを採用した、革命チェンジビートが特徴的なデッキだ。前弾の《ミラクル・ミラダンテ》による高耐久も引き継がれている。
呪文メタと高耐久だけではなく、ビート戦略も一定水準以上のパワーを誇り、特に《ベルファーレ》を軸とした革命チェンジビートは、ドローと盤面制圧を場面で使い分けられ強力。
All Divisionとは異なり、踏み倒しメタが非常に少ないNew Divisionならではのデッキと言える。
光水革命のデッキレシピと回し方 |
アダムスキー(ハンデス)
レシピ例 |
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注目ポイント |
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《ブレイン・タッチ》の登場で強化された「闇水ハンデス」デッキ |
相手のリソースを刈り取った後、《アダムスキー》で安全な決着 |
28弾で登場した《ブレイン・タッチ》により強化された水闇ハンデスというデッキタイプに、フィニッシャーとして《アダムスキー》が加わったのが本デッキだ。相手のリソースをハンデスと除去、もしくは《ウアラク》《シャッフ》といったビート妨害を得意とするクリーチャーで相手の戦略を潰しつつ、《アダムスキー》で安全に勝利することが可能。
同じハンデス戦略を軸とする「デッドゾーン」との違いは、一度ペースを握ってしまえば、リスクを背負わずに勝ちに行ける点。逆に相手への妨害が不十分で、一度ペースを握られてしまうと脆い。マッドネスに対して(デッドゾーンを投げられない分)耐性が低いといったところか。
特に環境初期はハンデスに対する警戒心が薄れる時期であったため、勝ちを拾いやすいデッキとして流行。現在はハンデスに対しる対抗意識も高くなっているため、強力なカウンターを受ける場面も増えてきているが、ハンデスというギミック自体が強力であるため、警戒を怠っているデッキを無惨に葬り去るデッキパワーを誇っている。
水闇アダムスキーのデッキレシピと回し方 |
モルトNEXT
レシピ例 |
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注目ポイント |
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《イーヴィル・ヒート》《ドギラゴン剣》の登場で強化 |
ただし、火力過剰? |
「モルトNEXT」も《ドギラゴン剣》の恩恵を受けて、28弾で強化されたデッキの一つだ。《イーヴィル・ヒート》などの扱いやすいドラゴンが増えて、前弾よりも比較的早い段階からビートを仕掛けていく動きが可能になった。
しかし、問題となっているのが、火力が過剰気味である点。現状攻め手は《ドギラゴン剣》で足りている部分が多く、わざわざ《モルトNEXT》までの長期戦を見据えるのであれば、普通の「ドギラゴン剣」デッキで事足りているのではないか?ということだ。
もちろん、《永遠のリュウセイ・カイザー》や《フォーエバー・プリンセス》を扱えるため、前弾まで同様、《ミラクル・ミラダンテ》などの高耐久を仕掛けてくる対面に対して有利をつける手段を持っているなど、長期戦に対するメリットは存在する。
ただ、通常の「ドギラゴン剣」の場合、メタクリーチャーをより器用に採用しやすく、革命0トリガーの成功率も鑑みると...
火自然モルトNEXTのデッキレシピと回し方 |
レッドゾーン
レシピ例 |
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注目ポイント |
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「ドギラゴン剣」に立場を奪われる |
高いビート速度を持ちながら盤面に火力を出せる独自性は一定の需要あり |
28弾では特にこれといった強化をもらえなかった前環境覇者「レッドゾーン」は、「ドギラゴン剣」の登場で立場を奪われる形に。速度はまだしも、耐久面では革命0トリガーと禁断解放を越えられず、苦戦を強いられている。《ミラクル・ミラダンテ》の耐久を苦手としているのも相変わらずで、さらには前弾まで競い合っていた「デッドゾーン」には強化が入っているのも痛手だ。
とは言え、「キリコ・アンプラウド」に対して速度を出せるデッキというのは貴重で、高いビート速度を持ちながら盤面に火力を出せる独自性は《ドギラゴン剣》にも無いものであり、いまだに一定の需要を得ている。
火単レッドゾーンのデッキレシピと回し方 |
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