【デスストランディング】クリフのキャラ設定とネタバレ解説とキャスト
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『デスストランディング(デススト)』における、クリフのキャラ設定とネタバレ解説について記載している。クリフを演じたマッツ・ミケルセンについても解説しているため、デスストを楽しむ際の参考にどうぞ。
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クリフのキャラ設定
BB接続時のフラッシュバックで見る男性
クリフは、サムがBB-28と接続する際に見るフラッシュバックの中に登場する男性だ。白衣を着ている場面もあり、物語序盤ではBB研究に関わっている人物として描かれる。BBに優しく「パパだよ」と話しかける場面も存在する。
大嵐でワープする戦場で戦う兵士
クリフは、物語が進行すると発生する大嵐遭遇時にワープする「戦場」で、サムに挑んでくる兵士でもある。クリフはどうやらサムの装備しているBBに執着していて、BBを取り戻すためにサムの前に現れる。
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クリフのネタバレ解説
BB初期実験の研究者
クリフはBB初期実験の関係者であり、自分の息子をBB実験に捧げた男だった。そしてクリフの息子はサム自身である。クリフは、BB実験の非人道的な内容を知り、BB(サム)を奪い返そうという念を残して亡くなった。
ストーリー(ネタバレ込み)と世界観・登場人物の解説 |
世界の橋になろうとしたサムの父
クリフは特殊部隊の兵士であり、アメリカ再建計画に自分の息子も差し出して貢献しようとした男だ。そしてエンディングではサム自身に向かって「俺はクリフ(崖)で、橋にはなれなかった。サム、世界を繋ぐ本物の橋になれ」と語る。
クリフはいわば、デスストのテーマである「棒」と「なわ」の棒側の人間だった。そして自分にはできなかった「つなげる」という役目(なわ)を息子に託した、優しき父なのである。
作品の考察(ネタバレ込み) |
クリフのキャストと声優の解説
キャスト | マッツ・ミケルセン代表作品 ・007 カジノ・ロワイヤル(ル・シッフル) ・ドクター・ストレンジ ・ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー |
声優 | 山路和弘代表作品 ・ウィッチャー3(ゲラルト) ・PSYCHO-PASS(雑賀譲二) |
キャスト:マッツ・ミケルセン
マッツ・ミケルセンはデンマークの俳優で、「北欧の至宝」と呼ばれることもある。小島監督はマッツの大ファンで、マッツに自らオファーをし、デスストへの出演が決定した。小島監督は自身のゲームのファンとマッツのファンをも「つなげる」という目論見があったようだ。
マッツは主役と脇役、または善人と悪役といった対照的な役も難なくこなす実力派俳優だ。今作では、複雑な設定を持つ「クリフ」を完璧に演じ切った。
声優:山路和弘
山路和弘は映画の吹き替えやアニメ、ゲーム、ドラマと幅広く活躍するベテラン声優だ。ゲームではウィッチャー3のゲラルトなど、いぶし銀のキャラクターを演じることが多い。デスストでも、クリフという難しい役どころを繊細にかつ暖かみのある声で演じた。