【デュエプレ】環境考察「カチュアカップ後期」
- 最終更新日
デュエプレ/デュエマプレイスのランクマッチにおける環境メタデッキのカチュアカップ前期の考察を掲載中。現環境のメタデッキリストや流行デッキの傾向などを解説しているため、環境把握の参考にどうぞ。
© 2019 Wizards of the Coast/Shogakukan/Mitsui-Kids © TOMY ©DeNA
前環境 | 次環境 |
環境デッキ対戦データ
4/24(金)〜4/30(木)集計分(総対戦数209戦) |
---|
対戦レートはプラチナ帯〜マスター帯で集計。あくまで個人的な対戦データであり、集計時間にもバラつきがあるため参考程度に閲覧下さい。 |
メタデッキ内訳 |
---|
青緑ブリザード・・・19.6% |
トリーヴァブリザード・・・11.0% |
リースボルバル・・・10.5% |
デアリガルザーク・・・5.7% |
ネクラブリザード・・・4.3% |
ドロマーイニシエート・・・4.3% |
青抜き4cボルバル・・・4.3% |
デアリ連ドラ・・・4.3% |
赤緑速攻・・・3.3% |
ドロマーバロム・・・2.9% |
白抜き4cボルバル・・・2.9% |
赤緑ブリザード・・・2.4% |
シータブリザード・・・1.9% |
白青イニシエート・・・1.9% |
白青ガーディアン・・・1.9% |
クローシスボルコン・・・1.9% |
黒抜き4cボルバル・・・1.4% |
青黒バロム・・・1.4% |
その他・・・12.4% |
環境考察「カチュアカップ後期」
ブリザード警報発令中
新弾である第3弾環境が始まったカチュアカップだが、環境2日目頃からは早くも環境の中心はブリザードとなっており、「ダイヤモンド・ブリザード」を中心としたスノーフェアリーデッキの開発は多岐に渡った。
中でも比較的多かったデッキタイプは自然/水文明(タッチスパーク有り)の2色型だろう。イニシエート軸のブロッカーを中心としたメタデッキも開発されていたため、「クリスタル・パラディン」を無理なく採用できる点や「スパイラル・スライダー」で盤面有利を形成する動きが評価されていた。
また、「ソーサーヘッド・シャーク」を投入しスノーフェアリーのミラー対面に備えているデッキも散見。他にも様々なブリザードデッキが開発された。
トリーヴァブリザードデッキ
上記の自然/水軸に「ペトローバ」による盤面バフギミックを取り入れたデッキタイプで、小型のスノーフェアリーがメタカードの「バースト・ショット」を回避できるのは非常に大きなメリットとなった。ただ、「ペトローバ」の採用分「スパイラル・スライダー」の様な除去カードの採用枠が無くなったり、「ペトローバ」に頼っている分対処されてしまうと、純粋な自然/水系より速攻で押し切ると言ったプランが通しづらくなっていたというデメリットもある。
ネクラブリザードデッキ
「ダイヤモンド・ブリザード」の墓地回収マナブーストに焦点を当て、闇文明の墓地肥やしで爆発力を上げたデッキがネクラカラーのブリザードデッキだ。他ブリザードデッキに比べ上手く回った際の爆発力は凄まじく、環境初期で猛威を奮っていた。しかし、「ダイヤモンド・ブリザード」が手札に来なかった際の事故率や水文明が抜けたデメリットであるデッキ回転率の悪さから、安定した運用が難しい欠点があり、使用率は徐々に下がっていった印象だ。
赤緑、シータブリザード
赤緑、シータブリザードは火文明の「ブレイズクロー」などの小型獣を採用し、速攻に寄せた形のブリザードデッキだ。「火炎流星弾」などのブロッカー除去でビートの通しを良くし早期決着が狙える点や、「ペトローバ」採用で盤面形成を軸としたブリザードデッキが流行っていた際は、ビートの速度で勝る点が評価され環境に姿を表していた。
中には「ガルクライフ・ドラゴン」の採用で本格的に光文明をメタった構成も散見。
ブリザードに対抗したデッキ
イニシエート
ブリザードメタの中心となったイニシエート種族だが、当初はイニシエート自体がデッキの軸となった光/水や光/自然、ドロマーカラーのデッキが多かった。しかし、デッキ開発が進むにつれ序盤はイニシエートで耐えると言ったコンセプトのデッキが増加。イニシエートは様々なデッキタイプへ投入されることとなった。
ドロマーイニシエートのデッキレシピ |
白青イニシエートのデッキレシピ |
リースボルバル
リースボルバルは序盤の盤面形成をイニシエートや「クエイク・ゲート」などのアンタップキラーで成り立たせ、10ターン目の「ボルバルザーク」でOTKを狙うデッキとなっている。3色カラーが基本のデッキタイプだが、他にも闇文明を混ぜたカウンターを強化した型や、水文明を混ぜてデッキ回転率を上げた4c型も開発されている。
意外と「ボルバルザーク」のEXターンを発動させる10ターン目を迎えるのが難しいことではない事が判明し、今後もボルバル系はデッキ開発が進んで行く事が予想される。
ドロマーバロム
青黒バロムを現段階の高速化した環境に対応させるために開発されたのがドロマーバロムだ。序盤をイニシエートで耐えて、中盤からもひたすらデーモン・コマンドのcip除去で耐えまくり、相手の隙を伺うのがコンセプトのデッキタイプとなっている。一見「バロム」とイニシエートが邪魔し合う様に見受けられるが、状況に応じて「バロム」で盤面を一掃するか、盤面を維持するかを使い分ける必要がある。
「バロム」を緊急爆破装置にでも見立てた様なデッキタイプだ。
赤緑速攻
現環境最速を誇る速攻デッキとして活躍したデッキ。ブリザードの盤面形成が終わる前に勝負を決してしまおうというのがコンセプトとなっている。ブリザードメタで増えたイニシエートで風当たりが強くなったデッキでもあるが、手札やトリガー次第では対処が困難な場合もしばしば。
第2弾から頭角を表したデッキタイプであり、今後も環境メタとして活躍する機会はあるだろう。
現環境のジョーカー「ドラゴンデッキ」
第3弾の追加で忘れてはならない強化されたテーマがドラゴンだ。特に「ガルザーク」と「ドルザーク」の組み合わせが猛威を奮い、ドラゴンデッキを環境の上位を押し上げる活躍を見せている。特にブリザードデッキが増えた影響でハンデスの影響が少なくなり、「コッコ・ルピア」の運用も安定化したメリットが大きい。
スピードアタッカーと純粋なカードパワーで環境デッキをねじ伏せる様は、まさに現環境のジョーカー的存在のデッキと言える。
デアリガルザークのデッキレシピ |
デアリ連ドラのデッキレシピ |
前環境 | 次環境 |
以前の環境考察記事まとめ
以前の環境考察記事も掲載中。環境を振り返ることで新たな発見やメタ関係を見つけ出せる可能性もある。以下リンク先では以前の環境記事のまとめやデッキ相性表、環境デッキの対策方法を掲載しているため、ぜひ参考にしていただきたい。