ボルバルザークカップ

【デュエプレ】環境考察「ボルバルザークカップ前期」

編集者
デュエプレ攻略班
最終更新日

デュエプレ/デュエマプレイスのランクマッチにおける環境メタデッキのボルバルザークカップ前期の考察を掲載中。現環境のメタデッキリストや流行デッキの傾向などを解説しているため、環境把握の参考にどうぞ。

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環境デッキ対戦データ

5/7(木)〜5/15(金)集計分(総対戦数226戦)
対戦レートはプラチナ帯〜マスター帯で集計。あくまで個人的な対戦データであり、集計時間にもバラつきがあるため参考程度に閲覧下さい。

ボルバルカップメタデータ2

メタデッキ内訳
デアリガルザーク・・・23.0%
赤緑速攻・・・11.5%
青抜き4cボルバル・・・8.0%
ドロマーイニシエート・・・7.1%
白抜き4cガルザーク・・・7.1%
青緑ブリザード・・・5.8%
リースボルバル・・・3.5%
5cボルバル・・・3.5%
5cトリガーボルバル・・・3.1%
白抜き4cボルバル・・・3.1%
青黒バロム・・・3.1%
クローシスガルザーク・・・2.7%
シータビート・・・2.7%
青単速攻・・・2.2%

デッキ名称の由来

ブリザードナーフ後環境

2大ドラゴンが環境メタの中心へ

神滅竜騎ガルザーク 無双竜機ボルバルザーク

2020/5/7(木)に「ダイヤモンド・ブリザード」がナーフされ再び環境が激変したボルバルザークカップ前期だが、新たに台頭してきたデッキは「ガルザーク」と「ボルバルザーク」の2大ドラゴンを軸としたデッキとなった。特に「ボルバルザーク」は中速ビート型のデッキやコントロール型と言った広範囲のデッキに採用されている現状だ。

純粋なカードパワーで環境を取るガルザーク

無双竜騎ドルザーク 黒神龍ゾルヴェール コッコ・ルピア

「ブリザード」ナーフ初期に流行したのはガルザークを中心としたドラゴンデッキだった。特にドラゴンのカードパワーを存分に引き出せるデアリカラーのデッキが流行し、単純なデッキパワーで環境のトップへ第一に躍り出た。特に2弾環境とは違い「コッコ・ルピア」が扱いやすくなり、「ゾルヴェール」、「ドルザーク」と言ったドラゴンサポートや、ドラゴン自体が充実してきたことがドラゴンデッキをTier1へと押し上げた要員として大きい。

他にも数種類のガルザーク中心のデッキが開発され、ドラゴンデッキメタであるハンデスを逆にメタとした「アーク・デラセルナ」入りの4cデッキ。コントロール色が濃いクローシスカラーのデッキなどが開発された。

ボルバルデッキは多種へ分岐

ゴースト・タッチ デモニック・バイス 腐敗勇騎ガレック

ブリザードナーフ後のボルバルデッキは非常に多種へ分岐し、中速ビート/コントロールデッキのほとんどに「ボルバルザーク」が採用される環境となっている。「ブリザード」環境時には盤面コントロールを中心としたリースボルバルが基本的なボルバルデッキとされていたが、「ガルザーク」がメタの中心となったことで闇文明のハンデスを取り入れた純コントロール寄りのデッキが増加。3cでは無く4c、5cデッキが多く見られる様になった。

特に「ガレック」は「ゾルヴェール」に対して強力なメタを張れるカードとして注目された。

変わり種のトリガーボルバル

予言者リク アクア・リバイバー 電脳聖者エストール

ガルザークやそれに対抗する赤緑速攻といったビートがメタの中心となったことでビートへ徹底的に対抗するトリガーボルバルという変わり種のデッキも出現。デッキの7〜8割をS・トリガーが占めるという恐るべき特色のデッキが開発され環境に食い込むこととなる。この影響でドラゴンデッキでは「ボルメテウス」を投入するプレイヤーも増加した。

5cトリガーボルバルのデッキレシピ

環境最速赤緑速攻

ボルカニック・アロー 無頼勇騎ゴンタ 襲撃者エグゼドライブ

現環境の最速を誇るデッキ赤緑速攻がドラゴンデッキメタとして注目され、速攻デッキの中でも抜きん出たマッチ率を誇っている。「ブリザード」の衰退で一旦は前線を退いた「バースト・ショット」がドラゴンデッキなどで帰還する要因となっている。

赤緑速攻のデッキレシピ

対応幅の広いドロマーイニシエート

聖天使グライス・メジキューラ 雷光の使徒ミール ゴースト・タッチ

ハンデスとタップキルによるコントロールで幅広いデッキに対抗できるデッキとして、ドロマーイニシエートも評価されているデッキの一つだ。赤緑などの速攻デッキに対してはイニシエートの耐久力が刺さり、ドラゴンデッキに対してはハンデスと「コッコ・ルピア」に「ミール」のタップキルが刺さる形となっている。

ドロマーイニシエートのデッキレシピ

ガルザークメタとして青単が復活

クリスタル・ブレイダー スパイラル・スライダー 一角魚

ドラゴン環境の中でもガルザークメタの用途として復活したデッキがあった。第1弾環境で活躍した青単速攻である。6コストドラゴン全般に刺さる「スパイラル・スライダー」や汎用性の高い「一角魚」と言ったバウンスカードがメタとして注目され、バウンスカードの評価が見直される要因ともなった。ただ、赤緑速攻などの弱点デッキも多くメタの汎用性の無さという点であまり使用数は伸びていない。

青単速攻のデッキレシピ

ブリザードデッキは激減したがまだやれる

愛嬌妖精サエポヨ ダイヤモンド・ブリザード レベリオン・クワキリ

「ブリザード」ナーフ後はデッキ自体は減少したが、青緑や赤緑と言った速攻ビートデッキ軸で生き残っている。使用率の減少はナーフにより弱くなったからと言うよりも、「ブリザード」の分解補償期間であるため、分解しているプレイヤーが多いからだろう。「ブリザード」自体は弱体化したものの、まだ現役で活躍できるカードではある。

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以前の環境考察記事まとめ

以前の環境考察記事も掲載中。環境を振り返ることで新たな発見やメタ関係を見つけ出せる可能性もある。以下リンク先では以前の環境記事のまとめやデッキ相性表、環境デッキの対策方法を掲載しているため、ぜひ参考にしていただきたい。

以前の環境考察記事まとめ