【デュエプレ】環境考察「ボルバルザークカップ後期」
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デュエプレ/デュエマプレイスのランクマッチにおける環境メタデッキのボルバルザークカップ後期の考察を掲載中。現環境のメタデッキリストや流行デッキの傾向などを解説しているため、環境把握の参考にどうぞ。
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環境デッキ対戦データ
5/16(土)〜5/31(日)集計分(総対戦数370戦) |
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対戦レートはプラチナ帯〜マスター帯で集計。あくまで個人的な対戦データであり、集計時間にもバラつきがあるため参考程度に閲覧下さい。 |
メタデッキ内訳 |
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青抜き4cボルバル・・・15.1% |
白抜き4cガルザーク・・・11.9% |
デアリガルザーク・・・10.0% |
青緑ブリザード・・・9.7% |
赤緑速攻・・・8.4% |
ドロマーイニシエート・・・7.8% |
白抜き4cボルバル・・・6.8% |
5cトリガーボルバル・・・5.1% |
シータビート・・・4.6% |
赤青リーフ・・・2.7% |
リースボルバル・・・2.4% |
5cボルバル・・・2.4% |
青黒バロム・・・1.4% |
黒抜き4cボルバル・・・1.4% |
青単速攻・・・1.1% |
デアリ連ドラ・・・1.1% |
速攻・中速・コントロールの三竦み
※有利方向→
ボルバルザークカップ後期を振り返ると、青緑ブリザード、赤緑速攻を始めとする速攻タイプのデッキ、「ガルザーク」を始めとするミッドレンジデッキ、「ボルバルザーク」を始めとするコントロールデッキの三竦みの環境が完成し、ボルバルザークカップは幕を閉じる結果となった。
コントロールデッキ考察
青抜き4cボルバル
青抜き4cボルバルの主な採用カード |
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今期最も流行った型である青抜き4cボルバルは、光/火/自然のリースボルバルというデッキに闇文明のハンデス要素を加え、対応できるデッキの幅を広げたデッキとして活躍した。「ダイヤモンド・ブリザード」のナーフによって速攻デッキにもハンデスが通用するようになった影響と、ナーフ後初期に流行ったデアリガルザークに対して、リースカラーでは対応出来なかったことが要因として闇文明が投入され、4c型へ姿を変えてきたデッキと言える。
弱点としては同様のハンデスが入っており、水文明も採用されリソースアドバンテージ差を付けられてしまうドロマーイニシエートや白抜き4cボルバル。また、ハンデス対策がなされてデアリガルザークから改良された白抜き4cガルザークなどが挙げられる。
ボルバルザークカップ環境終盤には「アルカディアス」も弱点として晒されているが、依然として速攻デッキに強いことに変わりなく、「二角の超人」による盤面圧力と「ボルバルザーク」のフィニッシュプランによってデッキパワーが高く、人気が衰えていない。
ドロマーイニシエート
ドロマーイニシエートの主な採用カード |
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コントロール型のデッキタイプでは珍しく「ボルバルザーク」が採用されていない珍しいデッキだが、コントロールデッキの中でも不利デッキが少ないデッキとして一定層で人気を博しているデッキと言える。ただ、デッキ構築が難しくプレイ難度が高いデッキとしても知られており、コア層向けと言ったところ。
また、ハンデスを戦略の軸として添えているため、白抜き4cガルザークと言った「アーク・デラセルナ」を積んでいる型のドラゴンデッキには弱い面を持つ。
白抜き4cボルバル
白抜き4cボルバルの主な採用カード |
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以前のクローシスボルコンの様に呪文軸のコントロールに秀でたデッキであり、コントロールデッキを潰すコントロールデッキとして活躍している。ハンデス/手札の回復手段が豊富で、コントロールミラーでリソース差を付けて勝利することが多い。
反面速攻/ミッドレンジ両面のビートデッキに対して脆く、S・トリガーの運任せになってしまう。
5cトリガーボルバル
5cトリガーボルバルの主な採用カード |
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コントロールデッキというより、S・トリガーによるカウンターを軸としたデッキとして、「ダイヤモンド・ブリザード」のナーフ直前辺りから姿を表し始め、当時は初見潰しのデッキとして一部環境で活躍。
直近ではデッキバレが進み、依然として速攻系のビートデッキにはカウンターとして非常に良く刺さるものの、コントロールデッキ対面ではハンデスでリソースを枯らされ、有利盤面を築かれることにより、冷静に対処されてしまうパターンが多くなった。
ミッドレンジデッキ考察
白抜き4cガルザーク
白抜き4cガルザークの主な採用カード |
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「ダイヤモンド・ブリザード」ナーフ後環境初期に流行ったデアリガルザークでは速攻は勿論、得意なはずのコントロールデッキにさえハンデスを多く積まれ不利場面が増えたため、水文明とハンデスメタの「アーク・デラセルナ」を積んでコントロールメタを強化改良され登場したデッキ。最終的にガルザークデッキはデアリガルザークより、本デッキタイプが主流となった。
依然として速攻デッキは苦手としているが、S・トリガーによるカウンターと「ゾルヴェール」のブロッカー連打でまくり返すことも十分可能となっておりデッキパワーも高め。
デアリガルザーク
白抜き4cガルザークの主な採用カード |
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一時期は流行っていたが徐々に使用率が落ちてきたデッキ。コントロールにハンデスが多く採用され、ハンデス環境になったことが主な原因だが、白抜き4cガルザークとは違いデッキ構成の自由度が高く、特に直近では「カチュア」を軸とした手札リソースを度外視した爆発力が注目され、環境に残り続けている。
シータビート
シータビートの主な採用カード |
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ボルバルザークカップ後半から這い上がってきたデッキタイプで、「ガルザーク」とは違いデッキ構築の自由度が高いため、環境に対したメタを組みやすいということで一分層に人気が出ている。水文明のリソース補充能力と火/自然のビートを組み合わせやすいのが魅力のデッキだ。
速攻デッキ考察
青緑ブリザード
青緑ブリザードの主な採用カード |
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ボルバルザークカップの終盤で突如急上昇してきたデッキ。デッキの軸となる「ダイヤモンド・ブリザード」がナーフされてからはしばらく身を潜めていたが、ハンデス対策が進みコントロールデッキでは抑えられなくなってきたガルザークデッキが流行った結果、「ガルザーク」のメタとして機能しやすい水文明のバウンスカードと、結局のところ盤面の展開力が変わらず強力な「ダイヤモンド・ブリザード」が再注目され浮かび上がってきた形となっている。
速攻デッキの中でもパワーバランスが優れたデッキとして、最終的に使用率が増加した結果となった。
赤緑速攻
赤緑速攻の主な採用カード |
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3弾環境初期から活躍し続けている速攻デッキだが、直近では青緑ブリザードが流行り出したため使用率が抑えられてる。苦手なコントロールデッキの型が確立されてきた現環境では、非常にピーキーなデッキとして避けられている面も大きいだろう。
ただし、3弾から追加された新規カードも加わり、序盤から高スタッツで圧倒しながら速攻ビートを仕掛けられる点は強力であることに変わり無く、イニシエートなどで対策が取れていないデッキに対しては恐るべき速度で打ち破ることが可能となっている。
赤青リーフ
赤青リーフの主な採用カード |
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2弾環境以降は姿を見せなかったデッキタイプだが、ボルバルザーク終盤は少し使用者が増えた印象。新規カードの参入が無く古いデッキなのだが、「ガルザーク」メタとなるバウンスカードを無理なく積むことができ、コントロールに刺さる「アストラル・リーフ」による大量ドローと、火文明によるブロッカーメタとなるカードなどでバランス良くデッキを構成できるため、少し評価が上がってきたか。
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以前の環境考察記事まとめ
以前の環境考察記事も掲載中。環境を振り返ることで新たな発見やメタ関係を見つけ出せる可能性もある。以下リンク先では以前の環境記事のまとめやデッキ相性表、環境デッキの対策方法を掲載しているため、ぜひ参考にしていただきたい。