【ロボトミーコーポレーション】ティファレトのプロフィールと正体

正体は外郭で保護された二人の子供

ティファレトの正体は外郭で保護された二人の子供、「エノク」と「リサ」である。二人に血の繋がりはなく、おそらく何らかの理由でそれぞれ外郭に捨てられたと推測される。あまりに過酷な環境にいたのを見かねて、カルメンが二人を保護した。

エノクは実験で命を落とした

エノクは、カルメンの実験の被験者に志願し、その結果命を落とした。エノクが実験への参加を希望したのは、己の存在理由を見出すためだった。外郭という生き地獄を見てきたエノクにとって、保護され、ぬくぬくと生き続けるだけの生活は決して幸福ではなかったのだ。

カルメンはエノクの申し出にひどく葛藤したが、最終的に彼の意を汲んでか、実験への参加を許可した。しかし実験は実らず、残ったのはエノクという少年の犠牲のみという現実。この事実は「あんたが死ねばよかったのよ」というリサの言葉と共に、カルメンの心に大きな影を落とした。

ティファレトは何度も交換されている

二人のティファレトのうち、エノクから作られた方はエラーによって何度も交換されている。はじめは正常でも、時間が経つと存在意義について考え始めエラーを起こしてしまうのだ。エラーを起こしたティファレト（エノク）は、プレス機で破壊され、新しいティファレトへと再生される。

破壊時にセフィラの部品が垣間見える

ティファレト（エノク）が破壊された際に、プレス機の隙間からセフィラを構成する部品が確認できる。プレス機の隙間から赤い液体が迸っていたり、肉片のような物体が確認できたりと、セフィラが単純な機械ではないことが窺い知れる。