【遊戯王デュエルリンクス】ウィッチクラフトはまだ舞える？│KC雑感

2020年11月開催KCカップのお話

はじめに

今週の担当 ▶りっくデュエルリンクス攻略班の新入り。ある時から取り憑かれたようにウィッチクラフトを回し始め、現在は握るデッキがないようだ。

今週から攻略班ライターの日常プレイを綴ったコラム記事がスタート。栄えある第1回目は、新人ライターでウィッチクラフト馬鹿のりっくが2020年11月開催のKCカップについて熱い思いを語っていく。なお、リックが使用したデッキは「ウィッチクラフト」だった。

ウィッチクラフトで勝率7割超え

今回のKCカップ、りっくはプライベートの都合により100戦程度しかこなすことができず常に上位帯にいたわけではなかったが、使用した「ウィッチクラフト」デッキの勝率が奇跡的に70％を超えていた。

圧倒的な速度でワンキルを仕掛けてくる現環境において、動きの遅いウィッチクラフトで充分闘えたのは「禁じられた聖衣」の役割が大きかった。

禁じられた聖衣とは？

カード	効果
	①：フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。ターン終了時までそのモンスターは、攻撃力が600ダウンし、効果の対象にならず、効果では破壊されない。

「禁じられた聖衣」は、対象のモンスターが効果の対象にならず、効果破壊されなくなる速攻魔法。攻撃力600ダウンも地味に便利な効果だ。

注意すべきは、すでに対象に取られた後だと「効果の対象にならず」の効果は無意味という点。つまり、「バージェストマ・カナディア」のようなカードは防げない。そのため、禁じられた聖衣は長らく「役に立たないカード」として界隈から無視され続けてきた。

禁じられた聖衣の役割

多くの環境デッキに刺さる

「禁じられた聖衣」は、KCカップで使用率が高かった、ドラグニティ、カラクリ、サイバードラゴン、水晶機巧、不知火などのデッキに対して非常に効果的だ。多くの環境デッキが、効果破壊もしくは対象を取る効果を多用しているからだ。

対ドラグニティの場合

KC序盤、特に使用者の多かった対ドラグニティ戦を例に取ってみよう。従来のウィッチクラフトでは、2体目の「ドラグニティナイトアスカロン」を出されてキルを取られるのが典型的な負けパターンだった。

しかし、2体目のアスカロンが着地した瞬間に「禁じられた聖衣」を「ウィッチクラフトマスター・ヴェール」に発動すると、相手はもう除外できなくなる。あとは放っておけば相手が勝手にサレンダーするのだ。他のデッキに対してもそれぞれ攻略ポイントはあるが、また別の機会に紹介したい。

使用したデッキレシピ

使用スキル

キャラ	スキル
	儀式の使い手自分のライフポイントが1000減る毎に使用できる。このスキルはデュエル中2回しか使用できない。自分は手札を1枚デッキに戻し、以下のどちらかを適用できる。 ●ランダムで儀式モンスターをデッキから手札に加える。 ●ランダムで儀式魔法カードをデッキから手札に加える。

デッキ構築

メイン		30 11 16 3

エクストラ		7

禁じられた聖槍	2
禁じられた聖衣	3
コズミック・サイクロン	3
ウィッチクラフト・コラボレーション	3
ウィッチクラフト・サボタージュ	1
ウィッチクラフト・デモンストレーション	3
機械天使の儀式	1

デスペラードだけは無理！

今回のレシピで決定的に対策不可能だったのが、中盤から突如として大量発生したデスペラードデッキ。手札事故以外で負けたのはデスペラードデッキだけと言っても過言ではないくらい勝てなかった…結局十分な対策ができずKC3日目夕方に実家へ帰るりっくであった。

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