【遊戯王デュエルリンクス】攻略班のKCレポート|2021年4月
『遊戯王デュエルリンクス』攻略班ライターの日常プレイに関する小ネタを掲載するコラム記事。今回は攻略班のKCカップ2ndステージのレポートを紹介する。

©高橋和希 スタジオ・ダイス/集英社・テレビ東京・NAS
©Konami Digital Entertainment
今週のコラム内容
KCカップ2ndステージ特集

今回のコラムでは、4/16〜4/19に開催されたKCカップ2ndステージを取り上げる。攻略班のKCカップ2ndステージ奮闘記を紹介し、事前準備と全体的な感想を述べる。
担当者
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今週の担当 ▶りっく攻略班の下っ端ライター。今KCでセプスロガチャに失敗しまくり傷心気味だ。 |
環境予想と事前準備
決戦呪眼が台風の目と予想

KC前は「どのデッキでも勝てる環境になる」と予想していたが、特に呪眼デッキが台風の目になると踏んでいた。普段のランクマや非公式大会等で活躍することは少ないが、KCの度に上位に顔を出すデッキと考えていたからだ。かつての「ドラグニティ枠」である。
自分で使うという選択肢もあったが、調整の時間がなく使用を断念。メタる方向で調整を進める。
呪眼デッキのレシピと回し方
同調堕天使を選択

諸事情により普段対人戦で堕天使を使用することが多かったため、堕天使デッキで巨大決戦呪眼と戦える構築を考えた。ディスティニー・ドロー型が一番パワーが高いと思っているが、KCのようなポイント戦ではワンキル率が圧倒的に高い「レベル同調」型の方が向いていると考え選択する。
呪眼デッキのスキル「巨大決戦」を逆利用してワンキルできるため、呪眼が幅を利かせると予想した環境ではかなり強いと思い調整を重ねた。
同調堕天使デッキのレシピと回し方
KC 2ndレポート【1〜2日目】
初日「は」調子が良かった

KC初日。仕事の休憩時間に数戦し、退勤後にレッドブルを身体に流し込み夜中の2時頃までデュエルを継続する。基本は同調堕天使で走ったが、Dドロ堕天使も試したかったので最後に数戦だけ行う。初日はまだ精神に余裕があったため1日の終わりにスクショをパシャリ。
毎KC恒例の「今回余裕だわ」とニマニマしながら床についた。しかしこの時はまだ後に起こる悲劇を知らない。前回のKCと同じパターンである。
セプスロガチャが上手くいかなくなる

KC2日目。前日のルンルン気分のまま、特に周りの知人に環境の変化を聞かずにデュエル開始ボタンを押す。開始後20試合ほどしてから異変に気づく。今日はセプスロが全く決まらないのだ。
5万まで上げては3万まで溶かしというDP±2万の乱高下を何度も繰り返す。およそ俗世間の人間には理解し難い苦行を1日継続し、気づけば3日目の午前10時。セプスロへの別れの言葉を告げお布団に入る。やはり数学は正しかった。確率は収束するのだ。
1〜2日目の使用デッキ
KC 2ndレポート【3〜4日目】
ア◯プラを見て1日過ごす
KC3日目はAmaz◯n Primeとともに過ごした。紛うことなき現実逃避。セプスロにフラれた心の傷が癒えなかったため、普通の人間の休日を過ごす。
ブルーアイズに魂を売る

KC4日目。心の傷が癒えたためデュエルを再開するが、堕天使イシュタムとよりを戻そうとは思わなかった。他に練習していたデッキも特になかったため、神ゲー攻略を信じて「最強デッキランキング」のSSランク「ブルーアイズ」を選択。2日目の悲劇が嘘のようにサクサクとDP5万まで到達する。
ブルーアイズデッキのレシピと回し方
同調堕天使で溶かしDP35000で着地

DP5万帯に突入するも、残り数時間でKCが終わってしまうため同調堕天使に戻し速攻をしかけることを決意。しかしこれが最大の失敗であった。2日目にフラれた恋人に手を出してしまったのだ。学習能力の圧倒的欠如。
光の速さで駆け上がるはずが、光の速さでDPを溶かし35000まで下降。初日と大して変わらないなんとも残念な数値を叩き出してKCを終了する。なお、KC最終日の風物詩だが、終了数分前に「負け確遅延」を受けた。
3日目以降使用デッキ
全体的な感想
環境トップ同士のバランスは良い
今回のKCは、どのデッキでも結果が出せる良環境だったと言える。堕天使、ブルーアイズ、オノマト、サイバー、ハーピィ、サンドラ、月光といった環境上位デッキにバランス良く当たった。上位デッキ同士のパワーバランスは比較的よく調整されていたと思う。
環境TOPデッキランキング
勝っても負けても虚無感がスゴい
パワーバランスは適正だったが、肝心の個々のデュエルにはあまり面白みが無かったのが残念だった。勝っても負けても虚無感しか残らない試合がほとんどなのだ。
かつてないほどにコイントスや初手で決まるデッキが環境上位を占めていたため、プレイングがあまり介入しない試合ばかりであった。蹂躙し蹂躙されをひたすら繰り返すKCだったと言える。
KCで出会った良デッキ
| 注意 |
| 以下で紹介するレシピは対戦後、リプレイから予想して復元したものです。予めご了承ください。 |
TGデッキ
| キャラ |
スキル |
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シンクロフライトコントロール手札の「TG」モンスター1体をデッキに戻し、デッキから「TG」モンスター1体を手札に加える。このスキルを使用するターン、自分は「TG」モンスター以外のレベル10以上のモンスターを特殊召喚できない。このスキルは1ターンに1度、かつデュエル中に2度まで使用できる。このスキルは「TG」モンスター以外のモンスターが存在するデッキを設定してデュエルを開始した倍、使用できない。(エクストラデッキは除く) |
コメント
デッキの存在自体は事前に知っていたが、調整をしなかったので準備段階では未知数の強さであった。対面してみると、「先攻グリオンガンド」の布陣が作りやすく、スキルによるシンクロ率が高く非常に優れたデッキという印象を持った。
HEROデッキ
| キャラ |
スキル |
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粉砕!このターン中、自分フィールド上の表側表示モンスター全てのレベル5以上のモンスターの攻撃力を自分フィールド上のレベル5以上のモンスターの数×300ポイントアップする。このスキルはターンに1度しか使用できない。 |
コメント
レシピは一般的なHEROデッキだが、スキル「粉砕!」で打点を上げ一気にワンキルする動きが強力であった。
なお、スキルを「進化した最強ドラゴン」にしてブルーアイズ偽装したHEROにも何戦か当たった。あくまで予想だが、ブルーアイズがワンキルしない読みでノーガードエンドしてくるオノマトデッキの裏をかく戦法と思われる。
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