【FFオリジン】愚者の手記一覧と入手場所
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FFオリジン(ストレンジャーオブパラダイス)における愚者の手記について掲載。愚者の手記一覧や入手場所についても解説しているので、FFオリジンを攻略する際の参考にどうぞ。
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愚者の手記一覧と入手場所 | ルフェインレポート一覧 |
愚者の手記一覧
1 | 【カオス神殿について -1-】 ルフェインの記録上には、この建造物は存在していなかった。 ストレンジャーをこの世界に派遣するようになってから、観測されるようになった施設。闇の濃度が濃くなるこの施設の出現した理由はいまだに不明--いや、きっと「あなたたち」なのだろう...... カオスとなったあなたたちが強く願い、引き寄せるための場所。 始まりにして終わりの場所がここになるのだろう。 |
2 | 【コーネリアについて】 白を基調とした美しい城がそびえるコーネリア。 カオスという闇におびえるも、人々は明るくたくましく生きている。それは、王家という希望が彼らを支えているからだろう。 セーラ姫の笑顔は月の癒し、ミア姫の笑顔は太陽の爛漫と、民衆たちの大きな支えとなっている。 そして、ルカーンの予言の一節「光の戦士」の存在もまた、民衆たちの心の支えとなっているようだ。 |
3 | 【カオス神殿について -2-】 私が観測する限り、この場所のこの神殿は無かった。 だが、ある時期を境にこの施設は姿を現した。 その異変を気に留める者は誰もいなかった。 なにかが起きたのだ。 誰の干渉も受けない遠い未来に、この場所が出来るきっかけとなるなにかが―― |
4 | 【ビッケについて】 カオスを追う者を私のもとへ案内することを条件に、ビッケという海賊に私の持つ知識の一部を授けた。 私を初めて見る人間たちとは違い、私の言動、存在に疑い、嫌悪をにじませるようなことはなく、快く同意してくれた。 利用できるものを利用するという海賊の長としての合理的な判断だったのだろう。くだらない冗談を口走るが、興味深い人間だった。 私の知識の付与が、この世界の流れを変えるきっかけとなってくれることを祈る。 |
5 | 【海賊のアジトについて】 この地域を歪ませるため、水棲の魔物などの要素を抽出し、類似点の多い第14の時空の伝承を基に地形の模造を決めたようだ。 当初の観測からは想定していなかったが、本来港町に拠点を設けていた海賊が、この場所を拠点とするようになったのは、元の時空の影響を受けた結果なのかもしれない。 |
6 | 【西の城について】 第2の時空の彼方。 とある惑星に策謀に長け、暴虐の限りを尽くす君主がいたらしい。 この場所は、その暴君にゆかりの深い場所を模造している――とのことだ。 ならば、この場所は世界を歪ませる場所として十分な力があるのかもしれない。私が彼らの思い通りに動けばの話だが…… |
7 | 【黒水晶の機能について】 彼らは時空間移動の際、邪魔になる記憶を消去され、使命だけを残し世界へ運ばれる。そして、この世界にこびりついてしまった過去の記憶は、彼らをあらぬ方向へ傾けてしまう。 彼らの黒水晶には、元々時空間移動の際に失う記憶を一時的に保管する機能のほかに、持ち主の過去の記憶を呼び集め、黒水晶そのものが時空を超え世界に残り続ける性質もあるようだ。 この機能を利用しない手はない。 彼らは取り戻す必要がある。目的を見失った渡り鳥には導きが必要なのだ。 |
8 | 【クリスタルについて】 不安定な世界を効率よく維持するために、彼らが安置した結晶体――4つのクリスタル。 世界の持つ原初の力ともいうべき元素の力を引き出し、制御、均衡を図る装置。自身は大火、洪水に嵐、それら自然の脅威を恐れ続けてきた人類にとって、その存在は、まさに秩序の神のように映ったことだろう。 それゆえ、正邪問わず数多の想い、感情がクリスタルに集まり、歪み、そして闇となってカオスが生まれるきかっけになることは、彼らにも想像できなかったわけだが…… |
9 | 【5つ目の黒水晶について】 かつて、この世界には剣と魔法の扱いに長けたひとりの少女がいた。彼女は誰よりも純粋で、世界を平和に導くという強い使命を持っていた。時と場所が異なれば、別の存在としてもてはやされていたかもしれない。 だが、彼女はこの世界のいびつさに気が付き、人々を導くために闇に堕ちることを願った。 彼女の願いが叶うよう黒水晶と知識を与え、その意志と力を利用した。彼女は黒水晶を手にしたことによって、のちの世界でも彼の目の前に現れ続けることになるだろう。 これで、彼の目的のための重要な4つの因果は、一通りそろったことになる―― |
10 | 【記憶について】 特殊な黒水晶の性能ゆえ、彼は記憶だけでなく自身の名前すら覚えていないことがあるようだが、他の者は幻影たちの影響か曖昧ながら記憶の一部が滞留しているようにも感じる。 だが、彼の力が必要ということ以外、計画に関しては上手く思い出せていないようだ。これを利用し、うまく計画に乗せられるかどうか、次回以降経過を観察して判断する。 |
11 | 【光歪の水郷について】 比較的、後に見つかった第13の時空――そこには神というシステムによって構築された世界があるそうだ。 世界に歪みを与えるために必要な素材が、その世界にあるかどうか観測した結果、この土地が該当したということらしい。 天候を人為的に操作し、自然現象に本来はなかったはずの歪みを与え、闇を創出する。なるほど……確かに目論見通りの結果がこの土地から生まれているようだ。 |
12 | 【水晶の蜃気楼について】 この場所は、第3の時空より発見された秘匿性の高い建造物の伝承を基に模造された。 この世界に存在する「ミラージュの塔」と呼ばれる施設のプロトタイプに該当する。ここでの実験結果がミラージュの塔へ転用、運用されるようになったようだ。 本物が出来た今となっては、この施設は機能を残したまま世界の歪みそのものにおちてしまった。 |
13 | 【浮遊城について】 天空より彼方、ここはどこよりも地上を見下ろす場所に存在する。 かつての人間が、この場所から世界各地へ移動するため、この施設を用意したのだろう。 元々は第4の時空に同様の機能を有する高層建築物があったことから、その機能を転用し世界各地へ転移するための装置として改良したようだ。 風のクリスタルがここに配置されたのは、そのエネルギーを転移に流用するためでもあったのだろう。 |
14 | 【風のカオスについて】 ひとりの女性ストレンジャーの「世界を救いたい」という想いは、誰よりも強かった。ゆえに彼女は憎んだ。己の非力さを…… そして、この世界を生み出した者たちを……彼女は憎悪の感情を抱いたまま、非業の死を迎える。だが、彼女の感情、そしてクリスタルに集まる想いと闇が結びつくことで、彼女は負の概念そのもの――風のカオスティアマットとして、この世界に顕現することになる。 ルフェインはこのことを重く受け止め、以降の世界で彼女の派遣は打ち止めとなった。しかし、世界にこびりつきカオスとなって生まれ変わった彼女は、再創生をした後の世界でも現れ続けるようになった。 |
15 | 【幻影について】 彼らの記憶が残る場所――それは過去の世界で、彼らが死んだ場所とほぼ一致している。使命を果たせなかった無念ゆえなのか、それとも他の目的を成しえなかった苦しみからか、彼らの強い感情が結びつくことで幻影という形を取り、数多の時空や世界を超えて現れ続ける。 幻影たちは過去、別時空の未練を果たすために彼ら自身に助けを求め、そして同時に同じ悲劇を繰り返さぬよう助けようとする。幻影の持つ過去の知識、能力はきっと今の彼らの助けになるだろう。 |
16 | 【魔の樹海について】 第9の時空は、この世界と似た構造だという話を聞いた。 闇のようなものを排出し続ける存在。 そして、それを管理する者……彼らがなぜこの場所に、その世界の構造を模造したのかは私にはわかりかねるが、歪みを作り出すことには成功している。 しかし、完全な模造にまでは成功していないようだ。人類をクリスタルに近づけないようにするため、実験的に模造した場所なのかもしれない。 |
17 | 【グルグ火山について】 火のクリスタルを奉るための場所ということか、ここは火の力が強く結びつく土地になっている。 彼らが模造の対象にしたのが、この土地――第8の時空にあったとされる、火の力を司る者が支配していた場所ということだ。 その影響からか、この土地を模造したことによって、世界の熱エネルギーはたしかに高まったと担当者は話していた。 |
18 | 【火のカオスについて】 「カオスとなる」ため闇に堕ちることを願い続け、彼らの仲間になった少女――彼女の願いは真の意味で達成された。 黒水晶を手にし怒りに飲まれ、そして無念に散る時、クリスタルに集まる感情と闇が彼女に結びつき、火のカオス マリリスとして顕現したのだ。 黒水晶がやはりトリガーになっている。今まで闇と感情が要因であるとしていたが、記憶の奔流に飲まれ、強い意志を持つ者の感情が黒水晶と結びつくことでカオスは現れる。 彼らは顔スロいう概念を忌避していたが、彼ら自身の手でその原因を作り出していたことになる。なんとも滑稽な話だ。 |
19 | 【白き霊峰について】 土のクリスタルが奉られる場所の近くは、本来肥沃な土地が広がり、多くの作物が収穫できたと聞く。しかし、ルフェインの計画により、この土地に大きな歪みが生まれた。 第10の時空に存在する高山を模造し、肥沃な土地に広がっていた山脈は、万年雪に覆われた死の山へと姿を変えた。 そして、彼らはこの霊脈に宿る人々の祈りさえも模造したようだ。 祈りをささげた者たちも、まさか自分たちの想いがこんなことになるとは思っていなかっただろう。 |
20 | 【アースの洞窟について】 生物は死ぬと土に還り、その土を豊かなものへと変えていく。 土の力を大きく高めるために「生命の死」という概念は、切っても切り離せないものらしい。 土の力を大きく蓄える場所として、第12の時空より「死」の概念が宿る場所――偉大な者が眠る墓所を模造の対象としたようだ。 |
21 | 【土のカオスについて】 荒ぶる神のごとく使命へ突き進む仲間がいる――彼はその男を尊敬し、彼もまたその男から信頼されていた。彼自身は仲間を……特にその男を失うことを恐れていたように思える。 それは彼自身が仲間のことを頼りにしていたからだけではなく、その男にしか成しえない大義があるから。だから、仲間を守るため強くあろうとした。 しかし、彼は失敗する。大事な仲間も自分自身さえも、道半ばで失い無念の中、朽ち堕ちる。 その時の感情がクリスタルに集まる想い、闇と結びつき、土のカオス リッチが権限することになった―― だが、このことは上には伝えていない。彼らの計画のために必要なことだと、わかっていたから…… |
22 | 【機械遺跡について】 この土地の基となった第5の時空には、クリスタルの力を活用した国が栄えていた。クリスタルの力を活用するという点にこそ模造されるべきだったのだと私は思うが―― 模造された場所は巨大な戦艦ともいうべき兵器が眠る遺跡。この戦艦を有事の際に活用する腹積もりだったのだろうが、その動力源がクリスタルであったことから緊急時にのみ使用を許可する形で運用していたようだ。と言っても、彼らの文明の前に緊急時という状況はなく、その兵器が眠る遺跡は結局使用されないまま地下に埋蔵され、世界の歪みへと変わり果てることになった。 |
23 | 【海底神殿について】 星のエネルギーを吸い上げるための施設。第7の時空には、そのような施設が存在していたという。 ここにはその機構が模造され、水のクリスタルが安置された施設。エネルギーを吸い上げる機構を利用し、この星の水のエネルギーを制御、均衡を図ろうとしたのだろう...... だが、それは人々の生活を豊かにすることを代償に、正邪の祈りやエネルギーを多く集め、世界に歪みをもたらすことになる。 |
24 | 【水のカオスについて】 以前の世界で彼と話した時、自身の身分を庶民のようなものだと言っていた。 天上での管理の関係で平民のように扱われていた可能性はあるが、彼自身の身分や能力は他のストレンジャーと何ら変わらないはず。 それでも己を卑下し、強い力に憧れてしまうのは圧倒的な力を持つ者を、すぐそばで見ているせいなのだろう。 周りよりも出来ない自分にふがいなさを感じ、強い憤りの中死んでいく……彼が水のカオス クラーケンとして権限した理由はよく理解できる。だが、それこそが彼が他の者と変わらぬ力を持つ重要な存在であるということの、なによりの証左でもあるのだ。 |
25 | 【6つ目の黒水晶について】 黒水晶と強い意志を持つ者が、世界を想い、そして「闇」と身を重ねる時にカオスへ堕ちるとすれば、彼女であってもそれに耐えられるかは賭けに近い。 (いや彼女が闇に身を重ねることはあり得ないことだろうが) だが、彼女が望み未来のために、おそらくこれが最後のピースとなるはず。彼女はそれだけ重要な存在なのだ。 |
26 | 【セーラについて -1-】 彼女は言わばクリスタルのような存在に近い。彼女の存在に人々は敬い、感謝し、彼女に希望を見出す。 それゆえに彼女の周りには光が集まる…… だが、黒水晶を持つことで歪みから生じる闇もまた、彼女のもとへと集まっていくことになる。 それは、彼女こそがこの世界で最も光と闇の均衡の取れた調和の存在に変わることを意味する。 |
27 | 【セーラについて -2-】 彼女の持つ調和が大きく崩れる時--つまり、彼女の黒水晶、もしくは彼女の光性に大きな変化が生じた沖、世界に大きな歪みの特異点が生まれる。 この世界の闇そのものが、そこを中心に集まる。彼女の持つ光とその闇が重なる時、それは打ち消すのではなく大いなる混沌を生み出す。 それこそが、彼が求めなければならないもの。彼が目指し、受け入れなければならないもの。 彼が心のどこかで彼女を必要とし、守りたいと願うのは、それが理由のはずなのだから。 |
28 | 【セーラについて -3-】 歪みの特異点の中、彼は生まれ変わる。だが、それだけでは足りない。特異点に生じた混沌の闇を彼が受け入れるまでは。 他のカオスが顕現するのと同様の原理として、特異点から生まれた闇は、彼らの感情、絶望を基に真の闇となって顕現するだろう。 ゆえに、その闇は彼を追いかける。彼の抱える絶望を求めて。 かの世界から送り込まれた闇。そしてこの世界で生まれた闇。すべてが彼を導く礎となる。あとは私が用意した転送装置で、すべてをあの空間へ送り届ける。 再創生の力を手に入れない限り、この計画は果たせない。 そうなのだろう、ジャック? |
29 | 【ジャックについて -1-】 カオスを倒さなければならないという使命はルフェインが用意したもの。彼らはそれを行動原理とし、カオスを倒し、世界の闇の量を減らしていく。それが今の彼の戦い続ける理由。 ならばカオスをすべて倒した時、そして彼が自身とルフェインの繋がりを感じた時、戦う理由は果たしてどうなるのか...... 思い出せなくなったその時こそ、本当の意味で私の導きが必要になる時なのだろう。願わくば自力で本当の使命を思い出してほしいのだが...... |
30 | 【ジャックについて -2-】 とある御伽噺がある――光を携えた戦士が闇を打ち砕く。人々は彼らを光の戦士と呼び、世界を救う勇者として喜んで迎え入れ、彼らを敬い、称え続ける。 だが、それは御伽噺にすぎない。蒙昧無知な衆愚はその現実がわからず、いもしない光の戦士にすがり続ける。 何度も見た光景だった。人々はは彼らに勝手に期待し、希望を抱く。 だが、自分たちの望む結果が出なければ、勝手に絶望し、そして裏切る。それが、人という生物の本質なのだろう。 しかし、そんな人々がいる世界であっても、彼はその世界を守るつもり――いや、誤解を生む表現だな……結果的に守ることに鳴るだけか。 |
31 | 【ジャックについて -3-】 自然、生物、そして派遣されるストレンジャーたちもがルフェインに翻弄され、ただひたすら光と闇の実験が繰り返される醜悪な場所。この世界はそういう場所なのだ。 そのことに気が付いた彼がルフェインに怒り、抗おうとするのは当然のことだろう。 彼はどこまでも純粋だった。だからこそ、どんな理不尽であっても歯向かい、己を通す。その思考はルフェイン人に与えられたものかもしれない、だがそれでも私はジャックの想いを、意思を信じる。 提案された計画を……私を忘れていたとしても、思い出せないとしても――私の命を賭してジャックたちを導く。この理不尽な世界から切り離す、すべての枠から外れた大いなる混沌へ。 それが私を受け入れてくれた彼らへの報いになることを信じて…… |
32 | 【光の戦士について】 元来、この世界にカオスと呼ばれるものは存在しなかった。 歪みから生じる闇、戦士の意志、感情、そして黒水晶が強く結びつくことでカオスが生まれ、クリスタルの力が奪われることになった。 ならば、人々の幻想にしか存在しない「光の戦士」もまた、何かきっかけがあれば生まれるのかもしれない。 考えられるのはクリスタルが生み出す「輝き」、それにふさわしい「器」--彼らで言うところの黒水晶か--そして、戦士の「強い意志」が......いや、これは考えても仕方のないことなのかもしれない。 私にとってルフェインの呪縛からコーネリアを救う「光の戦士」はジャックたち以外に存在しないのだから。 |
33 | 【古代人の塔について】 今回、送り込んできた施設は、どうやら第11の時空の伝承に見られる塔のようだ。 世界の理を変えるほどの特異点が発生する機構もあるとのことだ。 確かにそれなら世界への闇の排出量は一気に増大し、終末は加速するだろう。 しかし、絶望が訪れていない今、終末の扉を開かせるわけにはいかない--真の絶望は私の導きによって訪れるのだから。 |
34 | 【不夜城について】 双頭の高層建造物に見受けられるこの場所は、元々クリスタルを安置し、その力を制御するための施設だったという。 第15の時空ではそのクリスタルが奪われ、世界が闇に覆われるきっかけとなった場所だったと聞く。 その時空での顛末は知るよしもないが、ルフェインは相当良の闇を内包したものを、直接送り込む手段に出てきたらしい。どうやらなりふり構っていられないようだ。 |
35 | 【闇の大陸について】 施設--というよりも、最早ひとつの島、大陸のような場所。 彼らが今回この場所を選んだのは、ここに多くの魔力のようなエネルギーが蓄積されているからだろう。 この土地の伝承が残る第6の時空では、この場から世界崩壊に繋がったというが、おそらくこのエネルギーに起因するものだ。 闇の総量は上がるばかりだが、あなたがここまで来れるのなら、今度こそは...... |
36 | 【種族について】 元々この世界にいる様々な種族は、ルフェインの実験から生まれている。現地の人間を元に、様々な環境に適応する実験から生み出された種族ドワーフ。長寿の遺伝子の改造から、突然変異的に生まれた種族エルフなど様々だ。 ルフェインにとって、この世界の生命など実験用の素体程度の価値でしかないので。より健やかな未来のためには、人為的に造られた生命体もまた必要なのだろう。 |
37 | 【自分(アストス)について】 ルフェインによって生み出された種族は、探査生命体である私も、同じだと言える。 現地のエルフを回収し、製造された。闇を計測するために黒水晶に近い製造工程だったと聞く。黒水晶と同じように私の体内に記憶が蓄積し続け、死んだとしても黒水晶とルフェインの技術により別の素体に私の記憶は引き継がれる。 そのたびに死にゆく、別れゆく友だった者たちの悲劇の記憶に怨嗟を上げる。 彼らを救うためにも、そして私自身のためにも、私は彼らを導いてみせる。 |
38 | 【混沌の闇について】 人々が語る「カオス」と呼ぶ存在は、どのような見た目をしているのか。人それぞれ違うのだろうが、話を聞くに1点だけ共通していることがある。 それは「負の感情を揺さぶるような異形」であるということ。 彼の怒りと絶望という感情が闇と結びつく時、そこに現れるのは--果たしてどのような姿をしているのだろう。 その姿はルフェインにとって絶望の輝きに映るだろう。だがそれは、私たちからしたら、唯一の希望の輝きに映ることだろう。 |
39 | 【ジャックに宛てた手紙1】 健やかな正しい未来とは、誰にとっての未来なのだろうか。 ルフェインの計画から、その未来にはこのコーネリアに生きる生命が不要であることが容易にわかる。 実際にその通りなのだ。均衡を取るためには、彼らの計画は理にかなっている。 だが、だからこそ--ジャック、あなたの計画を実現させなければならない。必要なものが用意されているはずだ、カオス神殿の奥を目指してくれ。 |
40 | 【ジャックに宛てた手紙2】 遥か彼方、別の時空と呼ぶにふさわしい場所。 ルフェインはそこにストレンジャーとルフェインのための「ステーション」と呼ばれる施設を浮かべた。彼らにとっての故郷と呼ばれる場所でもあり、私にとってももうひとつの故郷と言える場所。 ルフェインは、そこからこの世界に対して再創生を行い、光と闇の均衡を取るための管理を行っている。 かつてジャックは「この世界とルフェインの繋がりを完全に断ち、再創生の力を奪う」ために、私に導くようある計画を告げた。 ......これが転移するあなた宛てにおくる、最後の輝きになるだろう--ルフェインを断つ真のカオスになってくれ、ジャック。 |
愚者の手記の入手場所
愚者の手記とは
ある者が誰かに宛てて残した手記
愚者の手記は、ある者が誰かに宛てて残した手記だ。ロード画面やダンジョンの中のスフィアで内容を確認すると入手できる。なお、入手した手記はメニューの「アーカイブ」から閲覧可能だ。