【マスターデュエル】5月9日のリミットレギュレーション(禁止制限)で環境は変わる?
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『遊戯王マスターデュエル』にて、2022年5月9日適用されるリミットレギュレーション(禁止・制限)の影響を考察したコラム記事を紹介。リミットによる環境デッキの今後についても考察しているので、新環境でのデッキ選びの参考にどうぞ。
©スタジオ・ダイス/集英社・テレビ東京・KONAMI
©Konami Digital Entertainment
リミットレギュレーション関連記事 | |
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リミットまとめ | リミット適用後の環境考察 |
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リミットレギュレーション概要
5月9日に新レギュが適用される
リミット適用日 | 2022年5月9日 |
第1回リミットレギュレーションの適用は2022年5月9日。4月25日に発表されてから約2週間後に新レギュレーションがスタートする。カードの規制によってどの程度ランク戦環境が変わるかが注目だ。
ランク戦の開催期間と報酬 |
分解するとクラフトptボーナスが貰える!
ボーナス期間 | 5月9日 16:30〜6月10日 13:59 |
リミットレギュレーション適用日から1ヶ月間、カードの分解ボーナスが貰える。通常は分解すると10pt貰えるクラフトポイントが、期間中は20ptに増加。制限カードなら2枚まで、準制限カードは1枚までを上限に、分解時のクラフトポイントが多く貰えるお得なボーナスだ。
CPの効率的な入手方法 |
3ヶ月に1回のサイクルで適用される?
マスターデュエルのリミットは3ヶ月に1回のサイクルで適用される可能性がある。リリースされた1月19日から、初のリミットレギュレーション適用まで、実に3ヶ月強の期間を要しているからだ。
リミットレギュレーションのサイクルについて公式からの声明はないが、今後も約3ヶ月に1回のペースでリミットレギュレーションが適用され環境にメスを入れていくと予想される。
リミットによる環境変化の考察
環境考察まとめ |
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大きな変化はない |
エルドリッチは陥落 |
LL鉄獣戦線は陥落 |
閃刀姫が台頭する可能性あり |
大きな環境変化はなさそう
今回のリミットレギュレーションは、全体として環境を大きく変える内容ではないように見受けられる。多くの環境上位デッキの初動率が若干下がる程度の規制であり、現在のランク戦で遭遇率の高いデッキと引き続き戦わねばならない環境が継続する可能性が高い。
環境最強デッキTierランキング |
エルドリッチとLL鉄獣は環境陥落
リミットレギュレーションの影響を大きく受けるのがエルドリッチデッキとLL鉄獣戦線デッキの2つ。エルドリッチは継戦能力が低下し、LL鉄獣は2種類のカードが規制リストに入るため動きが鈍くなる。今後、両デッキとの遭遇率は減る傾向が強くなるだろう。
LL鉄獣戦線デッキのレシピと回し方 |
エルドリッチ(罠型)デッキのレシピと回し方 |
閃刀姫がエルドリッチに代わって台頭か
エルドリッチデッキに代わって閃刀姫デッキが環境最上位に台頭する可能性がある。バックが厚いデッキが苦手な閃刀姫デッキにとって、罠カード満載のエルドリッチ弱体化は非常に喜ばしい。
閃刀姫デッキのレシピと回し方 |
リミットの影響を最も受けたデッキは?
リミットの影響を受けるデッキ
リミットの影響を受けるデッキまとめ | ||
---|---|---|
▼ドライトロン | ▼エルドリッチ | ▼鉄獣戦線関連 |
▼電脳堺 | ▼幻影騎士団 | ▼アダマシア |
▼壊獣カグヤ | ▼HERO | ▼DDダイナマイト |
ドライトロンデッキ
規制カード | リミット内容 / リミット影響 |
---|---|
サイバー・エンジェル-弁天- |
制限カード【デッキに与える影響】 ・初動の動きがやや弱体化 ・サーチ能力が若干低下 ・デッキのパワー自体は依然として高い |
環境トップのドライトロンデッキでは、「サイバー・エンジェル-弁天-」が制限カードに指定された。サーチ能力が若干低下するが、弁天が手札に加えやすいためデッキのパワーが激的に落ちる可能性は低い。引き続き環境上位に居座る説が濃厚だ。
儀式サポートを採用してパーデク型にする
採用候補カード | |
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儀式の下準備 |
神光の宣告者 |
「サイバー・エンジェル-弁天-」が1枚しか採用できないため、ドライトロンデッキのレシピを変更すると良い。現在主流の「崇光なる宣告者」軸の「アルデク型」ではなく、「儀式の下準備」を採用し、「神光の宣告者」軸にしたいわゆる「パーデク型」の構築がおすすめだ。
崇光なる宣告者の効果と入手方法 |
エルドリッチデッキ
規制カード | リミット内容 / リミット影響 |
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黄金郷のコンキスタドール |
制限カード【デッキに与える影響】 ・継戦能力が下がる ・除去手段が減る ・展開力が若干下がる |
エルドリッチデッキからは、盤面除去と軽戦力維持を担っていた超重要カード「黄金郷のコンキスタドール」が制限カードに指定された。今回の規制で最も打撃を受けたデッキであり、使用者の激減が予想される。
テーマカードか汎用札を増やして代用する
採用候補カード | |||
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黄金郷のワッケーロ |
黄金郷のガーディアン |
天龍雪獄 |
激流葬 |
「黄金郷のコンキスタドール」の枠には、他のテーマカードや汎用罠カードがおすすめ。コンキスタドールと比べると見劣りしてしまうが、相手モンスターや墓地に干渉する罠カードを採用しよう。
鉄獣戦線関連デッキ
規制カード | リミット内容 / リミット影響 |
---|---|
鉄獣戦線フラクトール |
準制限カード【デッキに与える影響】 ・墓地肥やし手段が減る ・初動率が下がる ・リンク召喚がややしづらくなる |
LL-コバルト・スパロー |
準制限カード【デッキに与える影響】 ・サーチ能力が低下する ・初動率が以上に低下する ・「壺」系カードが採用しづらくなる |
鉄獣戦線デッキ関連は、「鉄獣戦線フラクトール」と「LL-コバルト・スパロー」が純制限カードに指定された。いずれも貴重な初動札であるが、特に「LL-コバルト・スパロー」の採用枚数が減ることによって「強欲で貪欲な壺」等のドロー札も採用しづらくなるのが痛手だ。
強欲で貪欲な壺の効果と入手方法 |
純鉄獣戦線デッキは汎用札で代用しよう
採用候補カード | |
---|---|
金満で謙虚な壺 |
原始生命態ニビル |
純鉄獣デッキでは、「鉄獣戦線フラクトール」の代わりとして汎用札の採用がおすすめだ。EXデッキの使用率が低めな点を利用して「金満で謙虚な壺」で初動札を引き込んだり、「原始生命態ニビル」を採用して後攻時の動きを強くするのが良い。
純鉄獣戦線デッキのレシピと回し方 |
十二獣型は他の「十二獣」を増量する
採用候補カード | |
---|---|
十二獣ラム |
十二獣ヴァイパー |
十二獣鉄重戦線デッキでは、「鉄獣戦線フラクトール」の代用カードを見つけるのは難しい。エクシーズモンスターに追加効果を付与する、同テーマの「十二獣ラム」や「十二獣ヴァイパー」を増量して対応しよう。
十二獣鉄獣戦線デッキのレシピと回し方 |
電脳堺デッキ
規制カード | リミット内容 / リミット影響 |
---|---|
電脳堺悟-老々 |
準制限カード【デッキに与える影響】 ・展開力がやや落ちる ・シンクロへのアクセス手段が減る ・エクシーズへのアクセス手段が減る |
電脳堺デッキでは「電脳堺悟-老々」が純制限カードに。老々はあまり初動に関係ない札のため、デッキへのダメージはあまり大きくない。引き続き環境上位に残る可能性が高そうだ。
汎用札やシンクロ手段を増やす
採用候補カード | ||
---|---|---|
増殖するG |
フルール・ド・バロネス |
リ・バイブル |
電脳堺デッキはリミットレギュレーションによる打撃があまり大きくないため、「電脳堺悟-老々」の枠は汎用札で代用しよう。もしくは、「リ・バイブル」等の★1チューナーを採用し、「フルール・ド・バロネス」のような強力なシンクロモンスターを出す構築にするのも良い。
幻影騎士団デッキ
規制カード | リミット内容 / リミット影響 |
---|---|
幻影騎士団ティアースケイル |
準制限カード【デッキに与える影響】 ・初動の動きが弱くなる ・墓地肥やし手段が減る ・展開力が低下する |
幻影騎士団デッキでは「幻影騎士団ティアースケイル」が準制限カードに指定された。ティアースケイルは墓地肥やしや展開で使い回すキーカード。やや弱体化するがデッキの動きは大きく阻害されないため、環境上位には引き続きの残るデッキと考えられる。
レベル3グッドスタッフで代用しよう
採用候補カード | |
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影無茶ナイト |
SRベイゴマックス |
「幻影騎士団ティアースケイル」が抜けると不足する展開力は、★3の特殊召喚効果持ちのモンスターで補うのが良い。「SRベイゴマックス」を使う場合は、「SRタケトンボーグ」も採用してランク3エクシーズに繋げやすい構築にしよう。
SRタケトンボーグ |
プランキッズデッキ
規制カード | リミット内容 / リミット影響 |
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プランキッズ・ロック |
準制限カード【デッキに与える影響】 ・初動札が1枚減る ・ドロー手段が減る ・特殊召喚手段が減る |
プランキッズデッキでは「プランキッズ・ロック」が準制限に。1枚初動札が一つ減る程度なので大きな影響はなく、安定感は健在。
好きなカードを採用しよう
「プランキッズ・ロック」の代用札は特にない。環境に刺さる汎用札を自分のカードプールと相談しながら採用すればOKだ。
アダマシアデッキ
規制カード | リミット内容 / リミット影響 |
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魔救の分析者 |
準制限カード【デッキに与える影響】 ・展開力がやや下がる ・チューナーの枚数が減る ・特殊召喚手段が減る |
アダマシアデッキでは「魔救の分析者」が準制限入り。チューナーの数が減り展開力がやや落ちるため、初動の動きに悪い影響を与える。大打撃ではないため環境上位での活躍が見込める。
代用カードはチューナー
採用候補カード | |
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緊急テレポート |
PSYフレームギア・γ |
「魔救の分析者」の代用候補として、減った分のチューナーを補うのが良い。特に、相手への妨害としても使える「PSYフレームギア・γ」がおすすめ。「PSYフレーム・ドライバー」と合わせて採用しよう。
PSYフレーム・ドライバーの入手方法 |
壊獣カグヤデッキ
規制カード | リミット内容 / リミット影響 |
---|---|
雪花の光 |
準制限カード【デッキに与える影響】 ・手札が増えにくくなる ・手数が減る ・他の魔法・罠を採用しやすくなる |
「雪花の光」の準制限指定は、壊獣カグヤデッキに影響を与える。ドローソース手段が少なくなるため、デッキの手数不足が問題になる可能性ありだ。
代用カードはモンスターの妨害札
採用候補カード |
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ドロール&ロックバード |
壊獣カグヤデッキはモンスター中心のデッキ構築。そのため、「雪花の光」が減った分は妨害性能の高い汎用モンスターの採用がおすすめだ。
HEROデッキ
規制カード | リミット内容 / リミット影響 |
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フュージョン・デステニー |
準制限カード【デッキに与える影響】 ・融合手段が減る ・大きな影響なし |
HEROデッキで準制限に指定されたのは、融合カードの「フュージョン・デステニー」。HEROデッキが環境で大暴れしていない現状での規制のため、意味深なリミットレギュレーション内容だ。「D-HEROデストロイフェニックスガイ」等の超強力モンスター実装の下準備だろうか。
採用候補はエマージェンシーコール
採用候補カード |
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E-エマージェンシーコール |
「フュージョン・デステニー」の代用というわけではないが、減った分は「E-エマージェンシーコール」等デッキの安定感を高めてくれるカードを採用しよう。また、すでに「E-エマージェンシーコール」を採用している場合は、「無限泡影」などの汎用妨害札でもOKだ。
DDダイナマイトワンキルデッキ
規制カード | リミット内容 / リミット影響 |
---|---|
D.D.ダイナマイト |
準制限カード【デッキに与える影響】 ・ワンキル力が下がる ・Botに悪影響…? |
実質先攻ワンキルデッキのDDダイナマイトデッキでは、核となる「D.D.ダイナマイト」が準制限カードとなった。バーンダメージを与える手段が削られるため、自慢のワンキル力が大幅に減退すると予想される。
みんなの意見
今回のリミットは妥当?
他に規制してほしいカードはある?
カード名 | |
理由 |
リミットレギュレーションカード一覧
合計11種類のカードが規制対象
制限カード | |
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サイバー・エンジェル-弁天- |
黄金郷のコンキスタドール |
準制限カード | ||
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D.D.ダイナマイト |
雪花の光 |
フュージョン・デステニー |
幻影騎士団ティアースケイル |
鉄獣戦線フラクトール |
電脳堺悟-老々 |
LL-コバルト・スパロー |
プランキッズ・ロック |
魔救の分析者 |
今回のリミットレギュレーションでは合計11種類のカードが制限・準制限に加えられる。ドライトロンを始めとした環境上位デッキのキーカードが主な規制対象。他にも、Botで使用されていると噂のD.D.ダイナマイトワンキルデッキのキーカード「D.D.ダイナマイト」も準制限に指定された。
DDダイナマイトワンキルデッキのレシピと回し方 |
規制解除カードは1種類
規制解除カード |
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レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン |
現行レギュレーションでは準制限カードの「レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン」は規制解除となる。「レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン」は特殊召喚が容易で、ドラゴン族の展開をサポートする強モンスター。新環境での活躍に期待だ。
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