【ツイステ】監督生のプロフィールと考察

監督生のプロフィール

性格・特徴

性格

グリムに振り回されがちな苦労人だが、異世界初日から熟睡し、リドルには「おかしなルールに従うなんて馬鹿みたい」と正論を放つ胆力の持ち主である。ジャミルを信じるカリムには「それが彼を追い詰めたのでは？」と指摘するなど、芯が強く冷静な一面もある。

異世界出身ゆえ常識にとらわれず、誰に対しても物怖じしない。世界的著名人で畏怖と憧れを集めるマレウスを「ツノ太郎」と呼びタメ口で話す姿には、周囲も驚愕と感心を覚える。天性のフラットさと度胸が光る。

入学できずに困るグリムを見かねて、学園長に「セットで入学」を提案するなど情に厚い。アズールの契約で支配された仲間を見捨てず助け、アズールの努力を知り素直に称賛の言葉を述べたりと、公平で優しい心を持っている。

特徴

容姿や身長などの身体的特徴に関しては一切描写がない。立ち絵も公開されていないため、ユーザーが自由に想像できる余地となっている。ただ、男子校であるナイトレイブンカレッジに違和感なく溶け込んでいるため、中性的な容姿なのかもしれない。

能力

初手から入学式会場で暴れまくったグリムをオンボロ寮内で手なづけたり、ピンチなのに喧嘩を始めたエース、デュースを一括して取り纏め、チームワークを発揮して目標達成させたりと、リーダーシップに定評がある。学園長からは「猛獣遣いの才能がある」とされ、才能を見込んだ学園長から、何か事件が起こるたびに事件の解決を押し付けられている。

監督生の名前

ゲーム本家

デフォルト名：ユウ

ゲーム本家でのデフォルト名は、「ユウ」という名前である。本家では監督生＝プレイヤーなので、男性とも女性ともとれる名で固定されている。

コミカライズ/アニメ

1章：円満雄剣(えんま ゆうけん)

コミカライズ1章は男性であるため、男性名が付いている。苗字は円満と書いて「えんま」と読ませており、元ネタは地獄の裁判官である閻魔大王である。

なお、アニメ版もシーズン1ではコミカライズ版と同様に円満雄剣が監督生だ。容姿もコミカライズ版と同じで、長身のがっしりした体格のままである。

2章：比良坂悠河(ひらさか ゆうか)

2章は女性なので女性名が付いている。2章の監督生の苗字、「比良坂」は現世と冥界の狭間である「黄泉平坂」が元ネタ。

3章：三途宥太(みと ゆうた)

3章は再び男性名になるが、1章とはまた別の男性である。彼もまた、苗字の「三途」が現世と冥界を隔てる「三途の川」が元ネタ。

4章：逢生結菜(おうじょう ゆうな)

4章は女性名である。苗字の「逢生」は、仏教用語の「往生」がら取られていると考えられる。往生とは、死後に極楽浄土へ行くことを意味する。

ノベライズ

黒木優也(くろきゆうや)

ノベライズ版の監督生は男性であるため、黒木優也とという名が付けられている。なお、ノベライズ版の方はコミカライズと違い、2章以降もずっと彼が監督生のままである。

監督生の声優

アニメ「エピソード オブ ハーツラビュル」

監督生の考察

性別について

基本的にゲーム内では性別が特定できぬよう、意図して配慮されている。名前もデフォルトでは「ユウ（you）」と男女どちらとも取れる状態だ。

なお、「ナイトレイブンカレッジ」は男子校であるが、監督生は当初、住み込みの雑用係として居候させてもらうという形だった。そのため、絶対的に男性である必要がなく、女性や無性別であっても矛盾しない。

7章のストーリー内の一部で、フィクションと現実を混合させるメタ演出が成されていた。その点をふまえると、プレイヤー自身をストーリー内の登場人物としてカウントする意図がある可能性も否めない。その場合は、ユーザーの性別がそのまま監督生に反映されるのかもしれない。

正体について

最初期のチュートリアルで、監督生は棺に入れられ、馬車でナイトレイブンカレッジへと入場した描写がある。もしもあの時棺の中身に入っていたものが死者、あるいは人造人間であった場合、その肉体に我々というプレイヤーが憑依するという過程を経ることで「監督生」というキャラクターが誕生する可能性がある。

また、章が進むにつれて結びつきが強くなるミッキーや、ツイステッドワンダーランド界の常識とは異なるグレートセブンの逸話の記憶など、上述したメタ演出以外にも、我々の住む現実世界とリンクさせる描写が度々出てくる。その点を踏まえると、監督生はフランケンシュタインに通ずるような、意図的に造り出された生命体である可能性も否めない。

容姿について

序盤でフロイドが「小エビちゃん」というあだ名を付けているように、身長はさほど高くないようだ。また、ストーリー内では男子校でも違和感なく周囲に溶け込んでいるため、少なくともエペル以上に中性的であるか、少年～青年に見える見た目である可能性が高い。

年齢も作中では明らかになっていないが、「若者」とは明言されているため、少なくとも10代～20代辺りの若者に見える見目である。なお、コミカライズ版では各章ごとに監督生の容姿も名前も変化しているが、上述の説を踏まえると、読者に監督生というアバターの中身の見目を意図して描写していると考えると矛盾と違和感が消える。

キャラクター一覧