【ツイステ】7章「深淵の支配者」の伏線と考察 ・確定情報まとめ

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ツイステ攻略班
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ツイステッドワンダーランド(ツイステ)の7章「深淵の支配者」の伏線と考察 ・確定情報まとめ をご紹介!現在配信されているストーリーの中で判明した7章関連情報に関する考察、伏線と思われる情報、判明した確定情報などをまとめてあるので、ツイステのストーリーを楽しむ際のお供にどうぞ。

©Disney. Published by Aniplex

7章の考察

世界観に関する考察

ツイステ全体の元ネタはファンタズミック?

Chapter2の配信により、賢者の国は茨に閉ざされ、中の者たちは1000年の眠りに就いてしまったと発覚した。7章ではここから目覚めの為にマレウスと戦う必要があるが、メインストーリー全体の展開や演出を見ると、どことなく2020年2月までディズニーシーで公演されていた「ファンタズミック!」を彷彿とさせる。

メタ的な考察になるが、ツイステはファンタズミック!の公演が終了した月の翌月、2020年3月から配信が開始されている。当初の予定よりも配信日がずれたのは、ファンタズミック!の後継としての側面を持たせるためだったのではないだろうか?

赤竜の国はウェールズ(イギリス)?

これまで長らく、薔薇の王国=イギリスではないか?と考察されてきたが、かつてリリアが赤竜の国に重要な任務で赴いたという話をしている点を考えると、赤竜の国=ウェールズ(イギリス)である可能性がある。

なぜならば、イギリスの君主であるウェールズ家の象徴は『赤い竜』で、赤い竜は今もなお、ウェールズのシンボルとされているからである。イギリスには非常に有名な『ウェールズの赤い竜』という伝承が存在している。

ウェールズの国旗
※パブリックドメインのものを使用させて頂いております。

イデアに関する考察

イデアにマレウスのユニーク魔法は無効?

イデアは今回、リリアの送別会に参加せず自室にいた。また、「ブロットを溜まったそばから消却する呪いを持っているため、『冥府』に飛び込みでもしない限り暴走しない」イデアにとって、「ブロットの蓄積によって暴走し、発動させたマレウスのユニーク魔法は無効」である可能性が高い。

また、マレウスのユニーク魔法が発動する直前にオルトは魔法災害警報を発していた。オルトの作者であるイデアの元に、魔法災害警報が届いていないという可能性は非常に考えにくい。魔法を食らう前に、防御策を発動させる猶予があった可能性もある。

調査依頼を出したのはイデア自身?

6章でS.T.Y.X.に「ナイトレイブンカレッジ生の調査依頼を出してきたのは誰?」とイデアが疑問を浮かべていた。しかし、今回の魔法災害が「夢の中に囚われてエンドレスループを繰り返している」という特性があると考えると、調査依頼を出したのはイデア自身である可能性が高まる。

レオナに関する考察

レオナも夢から脱却できる?

今回、リリアの送別会でしきりにマジフト対抗戦事件に触れているのが気にかかった。ストーリーの実装順は「ハーツ→サバナ→オクタ→スカラビア→ポム→イグニ」であったが、本当は「ハーツ→オクタ→スカラビア→ポム→イグニ→サバナ」の順に事件が起こっていたのではないだろうか?もし、皆の記憶に新しい事件であったとすれば、皆が話題にするのも納得である。

マレウスの紡いだ夢の世界で事件の時系列が違っていたとすれば、『2章の物語には矛盾が生まれている』可能性が高い。皆よりも年長であり、キファジの教育のお陰で非常に敏く鋭い視点を持つレオナであれば、矛盾に気づき『自分達に起こった現実が、物語に書き換えられているという違和感』に気づいて脱却できる可能性がある。

事前登録時の寮の情報公開順が鍵?

変更前の閣寮の紹介バナー順

実は、事前登録時の各寮の紹介順は「ハーツ→オクタ→スカラビア→ポム→イグニ→サバナ」であった。その後今の順番に変更されたという背景があるのだが、2020年9月辺りでも『本当は「ハーツ→オクタ→スカラビア→ポム→イグニ→サバナ」の順に実装予定だったのでは?』と巷で囁かれていた。

上記の話はメタ的考察であるが、大人の事情で変更しなければならないという事は往々にして発生する出来事である。このトラブルを上手く使って『物語を捻じり、反転させた』という形で作品を作る際に起こりがちな諸問題をリカバリーできるギミックを仕込んだのではないだろうか?

また、ツイステには所々、宙に浮いている設定や違和感がある部分がある。ルークが元サバナ生だった設定や、なぜか既に出会っている筈なのにグリムと監督生を忘れているカリムが最たるものだが、もし本当はディアソムニアの前にサバナが挟まるとすれば、ルークが元サバナ生設定になったのも、カリムに記憶障害が起こっているのも全て辻褄が合う。

マレウスに関する考察

生き物に永遠を与えようとする?

6章内でマレウスは、人間という生き物の寿命の短さや、リリアの発言に対して物思いにふける描写が成されていた。リリアは「長い刻を生き、周囲に置き去りにされる事に慣れねばならない。しかし、儚き生に対して感じる痛みを、決して忘れてはならないのだ」とマレウスに説く。

今回のストーリーの中で、マレウスの力を持ってしても時を巻き戻すのは不可能だと明言されたが、時を巻き戻せなくとも「時を止める」のは可能であるとイベント「エンドレス・ハロウィンナイト」で既に明かされている。

ならば、人間やリリアの寿命の限界に対し「時を止め、永遠に命を失わないようにしてやろう」という結論に舵を切ってもおかしくはない。リリアの教えをマレウスがどう受け取ったのか次第ではあるが、可能性としては十分にあり得る話だ。

リリアに関する考察

寿命を迎えようとしている?

6章内のリリアは、度々「あとどれくらい生きられるか」というような趣旨の発言を繰り返している。マレウスの魔法史ボイスに「教科書に、リリアの姿が……」というものがあるように、リリアは何百年という永い年月を生きてきた様子が伺える。パソストなどの内容から、リリアは少なくとも500歳以上であると見て、まず間違いないだろう。

妖精族の寿命の正確な数字は判明していないが、6章内の発言などから考えるに、1000歳前後が寿命であると仮定すると、寿命が迫っている可能性はある。じじいを自称している点を考えれば、リリアが900歳〜1000歳近い老齢である可能性は大いにある。

シルバーに関する考察

どんぐりは幼少期のシルバーの手作り?

Chapter1でリリアの部屋の整理を手伝ったシルバーは、ピンク色の缶の中に入ったどんぐりのブレスレットと豪奢な指輪を見つける。どんぐりは損傷が激しいため捨てていいかとリリアに訊ねたが、リリアはいつになく強い調子で「捨ててはならない」と言う。

シルバーは覚えていないようだが、おそらくこのどんぐりは幼少期のシルバーがリリアにプレゼントしたものではなかろうか?森の中で、リスや鳥たちに手伝ってもらいながらどんぐりを集め、必死にリリアのために手作りしたものであるからこそ、リリアにとっては何物にも代えがたい宝物なのではなかろうか。

実はチェンジリングされた異世界人?

妖精といえば、非常に有名な伝承として「チェンジリング」というものがある。ヨーロッパの伝承で「妖精が密かに人間の赤ん坊を連れ去る時、代わりに妖精の子供を置いていく」というものである。

6章「混濁ドリーム」の中でミッキーが「シルバーの特徴と合致する男の子が、監督生の留守中にオンボロ寮の鏡に映った」と語っていた。あの鏡が監督生のみを映せるという点を考えると、監督生とシルバーは同じ世界、もしくは監督生とはまた別の異世界から来た人間である可能性がある。ツイステの生徒たちの中で唯一シルバーのみがファミリーネームを持たない点も、「監督生と同じ」と考えると違和感がない。

赤ん坊の頃に茨の谷でチェンジリングが行われ、監督生と同じ世界、あるいはまた別の世界からシルバーが取り替えられたと考えると、色々な話に説明がつく。また、同じ異世界人であるならば、7章後のストーリー展開的にも、お助けキャラなどで投入しやすくなるのではなかろうか?

みんなの考察

確定情報まとめ

Chapter1

シルバー=オーロラ姫で確定

7章Chapter1で登場した指輪は、形状が完全にオーロラ姫のティアラと一致している。オーロラ姫のドレスと同じ色の缶から出てきたり、指輪を見た途端、シルバーが猛烈な眠気に襲われた点を考えても、シルバーはオーロラ姫が元ネタで確定と見ていい。

過去のリリアは長髪

Chapter1でシルエットのみだが、過去のリリアの姿が登場した。シルエットで見る限り、等身は変わらないようだが、現在よりも長髪であった様子が伺える。

Chapter2

マレウスによって1000年の眠りに就いた

何も失わずに済む悲しみのない世界へと皆を生まれ直させるために、マレウスはユニーク魔法を発動させ、オーバーブロットしてしまう。マレウスが引き起こした魔法災害によって賢者の国は茨に閉ざされ、中の者たちは1000年の眠りに就いてしまった。

リリアは700歳

ヴィル達との会話によって、リリアの実年齢が約700歳であると判明した。リリアの種族は1000年程生きると言われているが、若い頃に無茶をしすぎたせいで予想よりも早くガタが来てしまったという。

マッスル紅もゲームを引退

赤竜の国に向かうに当たって、リリアは「マッスル紅」として楽しんでいた趣味のオンラインゲームの一切を辞めてしまった。イデアは突然の友人との別れに落ち込み、いつも以上に部屋に引きこもってしまったのであった。

7章で判明した設定

判明した設定
1 4年生の研修は進級とほぼ同時に始まる9月スタートで、研修期間は1シーズン約3ヶ月。最大で3つの研修先を選べる
2 研修先は生徒の選択科目、取得単位、成績などで異なる面接の他に、特別な試験を突破する必要がある研修先もある。また、研修先企業はNRCと提携している企業や研究施設、財団法人に限る
3 単位が取得できれば卒業試験に挑戦できる1シーズンごとに研修先からB判定以上をもらい、レポートを提出する必要がある。また、3シーズンのうち2シーズンの単位が取得が必須
4 リリアは約700歳本当は1000歳程生きられる種族であるが、若い頃の無理が祟って寿命が縮まってしまった
5 マレウスはリリアよりも長命種ドラコニア一族は200歳でひよっこ、500歳でまだまだ若輩、1000歳でようやく一人前
6 リリアは500年以上前の入学許可証で入学した数年前『あやつ』が王室の書陵部に招待状を保管させていたと知り、それを使った

伏線まとめと各話あらすじ

6-52
「悠久スターライト!」
6-82
「悲嘆ビューティー!」
6-88
「混濁ドリーム!」
6-89
「萌芽アタッチメント!」

6-52「悠久スターライト!」

マレウスの姿が見えないと騒ぐセベクをなだめ、リリアは半壊したオンボロ寮へと向かう。リリアの予想通り、無残な姿となった談話室内にマレウスは居た。

リリアとマレウスは星空を見ながら人間と妖精という種族の違いから来る寿命と、置いていかれる痛みについて語り合う。リリアの意味深な言葉を受け、マレウスは驚きに目を見開く。

6-82「悲嘆ビューティー!」

生気と魔力を喪って老いてしまったヴィルを前に、驚くマレウスとリリア。ヴィルの身に起こった出来事をルークから聞いたリリアはヴィルを不憫に思い、マレウスにとりなす。

リリアの進言を受けて、マレウスはヴィルに己の魔力を分け与え、ヴィルを元の姿に戻してやる。喜ぶヴィルや生徒たちを見つめながら、マレウスとリリアは人間の脆さと彼らの紡ぐ歴史の強さ、しなやかさについてを語り合う。

6-88「混濁ドリーム!」

就寝前、監督生は再び自室の鏡を通して、ミッキーと再会する。いつものようにミッキーとの会話に花を咲かせていると、ミッキーから「監督生が留守にしている間に、夢の中の部屋で銀髪の不思議な目をした男の子を見かけた」という話を聞かされる。

6-89「萌芽アタッチメント!」

ディアソムニア寮の談話室では、マレウス、リリア、セベク、シルバーが雑談に興じていた。ようやく平穏を取り戻した学園で、いつものように賑やかに過ごすディアソムニア寮生たち。しかし、マレウスは心ここにあらずな様子で……。


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童話や神話、魔術、日本史の知識を多く持つガチオタライターがキャラ周りの記事を担当しています。また、各キャラを輝かせられる編成を、日々研究中です。ツイステ攻略班Twitter

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