【黒神話:悟空】ストーリーの解説と考察|ネタバレあり

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黒神話:悟空攻略班
最終更新日

黒神話:悟空のストーリーを解説!章ごとのストーリーのネタバレ解説や考察、世界観についても掲載中。ストーリー黒神話:悟空(Black Myth: Wukong)を知りたいときの参考にどうぞ。

黒神話:悟空_アイキャッチ_ストーリー解説

ネタバレあり
記事内ではストーリー全6章の解説とクリア後、真エンディングなどのネタバレが含まれます。

ストーリーの考察

主人公の正体は孫悟空の意思

主人公は孫悟空の意思

主人公の正体は、6つ目の根器であり「孫悟空の意」であるとストーリーで説明された。主人公と孫悟空の姿が瓜二つであったのも、紐解いてみればほとんど同一人物であったからだ。主人公が危険を犯してでも、孫悟空を復活させようとしたのは、悟空の意思がそう仕向けたのかもしれない。

顕聖二郎真君は悟空の復活を待っていた

二郎

顕聖二郎真君は「その意は永遠に続いていく」というセリフを口にする。意味としては孫悟空は滅びず、また復活するともとれ、口ぶりからすると顕聖二郎真君は孫悟空が蘇るのを期待していた。顕聖二郎真君と孫悟空の間にどんな関係が合ったかはっきりしないが、主人公が「孫悟空を継ぐもの」としてふさわしいか試すほどには、浅からぬ因縁があったと考えられる。

顕聖二郎真君の攻略と出現条件

ストーリー解説

目次(タップでジャンプ)
▼1章 ▼2章 ▼3章 ▼4章 ▼5章 ▼6章

1章は人間の欲について描かれた

人間の欲

1章「火照黒雲」では、三蔵法師の袈裟を欲した「金池長老」と孫悟空の根器の力に魅了された「黒熊怪」が登場する。どちらも西遊記の物語で退治された悪役たちだ。

西遊記の物語から数百年が経ったあとも金池長老は袈裟への執着が忘れられなかった。黒熊怪は根器の力に魅了されたのか、再度悪役として立ちはだかる。どれだけ時間が経っても欲に取り憑かれたものの危うさや醜さが描かれた。

2章は力に歪んでしまった王が描かれた

黄風大聖

2章「風起黄昏」に登場した「黄風大聖」は、もともと民を思う君主であったことが隠しステージの攻略で明かされる。隠しステージでは、過去の黄風大聖と出会え、民を苦しめる妖怪を一緒に退治する。

しかし、根器という力に出会ったためか、師匠であった霊吉菩薩の頭を奪って力に固執してしまう。結果的に国は荒れに荒れ、最後は主人公に倒される。どんな賢王でも力に溺れる危険性が描かれた。

3章は膨張したエゴが描かれた

膨張したエゴ

3章「夜生白露」は、小雷音寺での「黄眉」との戦いが描かれている。黄眉の設定は西遊記と少し違い、黒神話:悟空では三蔵法師の前世と一緒に観音菩薩の弟子になっている。

黄眉は、人間の欲深さを常に説いており、欲にまみれた人間の汚さを引き出していた。そのためか、欲をよく知る自分こそ悟りを開き、衆愚を導けると未来の観音菩薩を名乗る。しかし、欲だけで悟りを開けるわけもなく、主人公に倒され、観音菩薩になる夢は砕かれた。

4章は猪八戒の愛が描かれた

猪八戒の愛

4章「曲度紫鴛」は、盤糸洞の「紫蛛児」と猪八戒を中心に進んでいく。昔、猪八戒が豚の妖怪になる前、紫蛛児と惹かれ合う関係だった。

そんな猪八戒が盤糸洞を訪ねたため、母親のために娘たちが猪八戒を連れ去ってしまう。猪八戒と根器を取り戻すため進むと、蜘蛛の精たちを支配していた百眼魔君の裏切りにより、紫蛛児は深手を負ってしまう。

主人公によって百眼魔君は倒されたが、紫蛛児は命を落としてしまう。猪八戒はかつて愛した女性の最期に涙する。

5章は家族の絆と綻びが描かれた

家族という名の楔

5章「日落紅塵」は、人気の高い牛魔王のエピソードとなる。牛魔王は強い力を持った王だが、息子である「紅孩児」の反乱で重症を負っていた。

紅孩児は牛魔王の実の息子ではなく、妻が「子母河」の水を飲んで宿した夜叉という種族の子供だった。夜叉は天界に滅ぼされたようで、紅孩児は復讐のために力の塊である根器を欲し、父を裏切る。

紅孩児に裏切られた牛魔王と妻であったが、紅孩児を見捨てることなく最後まで親であろうとした。しかし、主人公に負け、仇を討てない人生に意味を見いだせない紅孩児は自害してしまう。牛魔王と妻は、息子の最期に涙するのであった。

6章は孫悟空の継承が描かれた

孫悟空を引き継ぐ

6章「未竟」は、孫悟空の故郷「花果山」で装備を集めるところから始まる。花果山のボスたちを倒してすべての孫悟空装備を入手したあと、最後に登場したのは斉天大聖・孫悟空の抜け殻だった。

主人公が、孫悟空の抜け殻を打ち倒すと亡骸から緊箍児が現れる。すべての根器と緊箍児を受け継ぎ、主人公は第2の孫悟空とも言える存在となり、ストーリーは幕を閉じた。

孫悟空の仲間は登場する?

猪八戒は3章から登場する

猪八戒

孫悟空の仲間である猪八戒は、ストーリー3章から登場する。ただのNPCではなく、主人公と行動をともにして、兄弟分である孫悟空の復活を目的としている。終盤では主人公を甥弟子と言ったり、しっかりとした信頼関係が築かれる。

沙悟浄と三蔵法師は登場しない

黒神話:悟空に「沙悟浄」と「三蔵法師」は登場しない。登場するとストーリーが長くなってしまうからか、沙悟浄と三蔵法師はテキストでもほとんど言及がなく、黒神話:悟空の世界でどう過ごしているか不明となる。

黒神話:悟空の世界観

西遊記の世界観がベースとなっている
西遊記の伝承や俗説なども含まれる
中国神話も背景にある
西遊記のその後の物語

西遊記のその後の物語

緊箍児をはめていない

黒神話:悟空は、西遊記のその後を描かれたストーリーとなる。西遊記の旅を終えて仏となった悟空は「顕聖二郎真君」という神との戦いに敗れ、6つの根器に分かれてしまう。分かれた根器を集め、孫悟空の復活を目指すのが本作「黒神話:悟空」のあらすじとなる。

西遊記の世界観がベースとなっている

西遊記がベース

黒神話:悟空の世界観は、西遊記がベースとなっている。西遊記の簡単なあらすじは、孫悟空と三蔵法師たちが天竺に御経を受け取りに行く旅路の物語となる。

妖怪の襲撃など様々な困難を乗り越えて天竺にたどり着き、旅を終えると三蔵法師一行は功績を称えられ、仏となった。孫悟空も仏になり、悟空を制御するための頭の輪っか「緊箍児」が最後に外れる。

西遊記の伝承や俗説なども含まれる

伝承や俗説も含まれる

黒神話:悟空は、ただ西遊記のストーリーをなぞるだけではなく、本筋とは違った伝承や俗説から改変された物語を楽しめる。もしかしたらあり得た展開や世界などで構成されているため、西遊記が好きな人なら考察が捗るだろう。

中国神話も背景にある

中国神話

黒神話:悟空の背景には、中国神話も組み込まれている。中国神話は、自然崇拝を龍王や雷神などの形で崇めており、黒神話:悟空でも様々な仏や神が登場する。

ストーリー攻略チャート

黒神話:悟空のお役立ちガイド

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