【FGO】ククルカンの元ネタと史実解説
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FGO(フェイトグランドオーダー)のサーヴァント「ククルカン」の元ネタである史実を解説。原典となる神話や歴史、史実と設定の相違点や登場済みのサーヴァントとの関係性を掲載しているので、FGO(FateGO)を考察する参考にどうぞ。
©TYPE-MOON / FGO PROJECT
ククルカンの元ネタ
ククルカンのプロフィール
出典 | マヤ神話、異聞帯ミクトラン |
地域 | ??? |
時代 | 紀元前6世紀~15世紀頃 |
誕生年月日 | 不明 |
没年 | 不明 |
出典の詳細
出典は「マヤ神話」
ククルカンは、「マヤ神話」に登場する創造神である。「グクマッツ(羽毛もつ蛇)」とも呼ばれ、アステカ神話のケツァルコアトルと同一視されている。
ククルカンの史実解説と伝承
マヤ神話の創造神
マヤ神話ではククルカンとテペウという2柱の神が、世界を創った創造主とされている。ククルカンとテペウは大地を創り、その次に動植物を創った。
その後、神は自分たちを崇拝する知性の高い動物を求め、人間を創った。泥や木で創ろうとするがいずれも失敗し、トウモロコシで創った男女はククルカンが望む叡智を兼ね備えていた。
チチェン・イツァーで祀られている
メキシコ南部のユカタン半島にあるチチェン・イツァーという都市遺跡では、「ククルカンの神殿」とも呼ばれるピラミッドがある。最高神ククルカンを祀るためのもので、スペイン語で城塞という意味の「カスティーヨ」とも呼ばれる。
ちなみにマヤ遺跡のほとんどは球戯場があり、チチェン・イツァーの球戯場は特に大きいとされる。試合が盛り上がるほど雨が降って豊作になると信じられていた。
宝具の元ネタ
キニチ・アハウ・インパクト
宝具名 | キニチ・アハウ・インパクト 『星、宙より落ち来たる』 |
||
ランク | EX | 種別 | 対界宝具 |
レンジ | 1 | 最大捕捉 | 1人 |
宝具説明
異聞帯の王であり、ORTの心臓であるオルト・ククルカンの宝具。もともとは繊維型情報記憶体(菌類による情報伝達をする極小生命)であった『彼の者』たち。南米中に張り巡らされた植物根のネットワーク。
一つの大陸すべての霊脈に走る魔力を集結させ、『ククルカン』として出力した姿。とある真祖の露出状態である『光体』と同じもの。とはいえこちらはあくまで地球外から落ちてきたものが『地球の守護者』を志しているだけなので、事象収納等、星の内海に関する能力は発揮できない。
宝具名の由来
「キニチ・アハウ」とは、マヤ神話に伝わる太陽神。日没になるとジャガーに変身し、地下世界を闊歩するという。
カクルハ・フラカン・ククルカン
宝具名 | カクルハ・フラカン・ククルカン 『風、天より降り来たる』 |
||
ランク | EX | 種別 | 対人/対軍宝具 |
レンジ | 1〜50 | 最大捕捉 | 1人/500人 |
宝具説明
汎人類史における宝具。風の神としてのククルカンが用いる破壊の風。大いなる自然の諸力の一つであり、抗うこと敵わざる神の暴威。カクルハ・フラカンとはハリケーンの語源であるマヤの神の名。
フラカン神はククルカンと共に世界創造に関わった暴風の神であり、創世神話の中で一度、先行人類を絶滅させる程の大災害を引き起こしたという。ククルカンは、自らの名と共にフラカンの名を宝具として叫ぶことで、自らの裡にも存在する破壊的な風の権能の一部を呼び覚ます。
Fateシリーズでの設定
南米異聞帯の王
ククルカンは2部7章前編の終盤で登場し、自らが南米異聞帯の王であることを明かした。これまでの異聞帯の王はカルデアと敵対することになったが、ククルカンは主人公たちの手助けをしていた。
正体はORTの心臓
南米異聞帯におけるククルカンは人工太陽の化身であり、人工太陽の素材であるORTの心臓から生まれた神であった。最終決戦ではククルカン自身が太陽に返還し、ORTを撃破した。
関係の深いサーヴァント
キャラ名 | ククルカンとの関係 |
---|---|
テスカトリポカ |
南米異聞帯で争いあったアステカ神話の主神。アステカ神話におけるケツァル・コアトルのライバル。 |
ケツァルコアトル |
同一とされているアステカ神話の主神。 |
ジャガーマン |
ククルカンと同一視しているからか、ケツァルコアトルのことを「ククるん」と呼んでいる。 |
参考文献
・wikipedia
・「古代マヤ 密林に開花した神秘の文明の軌跡をたどる」BL出版