【FGO】鬼女紅葉の元ネタと史実解説
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FGO(フェイトグランドオーダー)のサーヴァント「鬼女紅葉」の元ネタである史実を解説。原典となる神話や歴史、史実と設定の相違点や登場済みのサーヴァントとの関係性を掲載しているので、FGO(FateGO)を考察する参考にどうぞ。
©TYPE-MOON / FGO PROJECT
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鬼女紅葉の元ネタ
鬼女紅葉のプロフィール
出典 | 紅葉伝説、Fate/Requiem |
地域 | 日本・信州戸隠 |
時代 | 10世紀 |
誕生年月日 | 不明 |
没年 | 不明 |
出典の詳細
出典は「紅葉伝説」
鬼女紅葉の出典は、長野県(信濃国)に伝わる「紅葉伝説」。戸隠や鬼無里などで伝わる鬼女が紅葉であり、平維茂(たいらのこれもち)に退治される逸話として有名。
伝説での鬼女の名前は「もみじ」とされているが、Fate/Requiemでの読みは「こうよう」となっている。
鬼女紅葉の史実・伝承
紅葉伝説の詳細
平安時代、紅葉は呉葉(くれは)という名の才色兼備な女性として生まれる。やがて呉葉は京に上り、紅葉と名を変える。そして紅葉は源経基と結婚して子供を身籠った。
しかし紅葉は経基の正妻を呪い殺そうとしたとされ、信州に追放された。山里に移り住んだ紅葉は、村人たちに慕われて暮らしていた。
しかし京の暮らしに未練があった紅葉は、村人たちと徒党を組んで他の村を荒らし、資金を集めて京を狙った。その噂は京まで届き、平維茂は鬼女紅葉討伐を任じられる。
平維茂は紅葉の使う妖術に敗れ、討伐に失敗する。そこで維茂は神仏に祈願して、降魔の剣を授かった。維茂は降魔の剣を用いて無事に紅葉を討伐した。
第六天魔王との関係
紅葉の両親は子供に恵まれなかったため、第六天魔王に子供を授かるよう祈ったとされている。両親の祈りが届いて生まれた紅葉は、第六天魔王の力を使う鬼とされ、分身などの妖術を使う伝承もある。
Fate/Requiemでの活躍
Fate/Requiem本編では、主人公・宇津見エリセの友人カリンのサーヴァントとして登場。1巻の時点では大角を生やした黒い恐竜の姿しか見せていない。
バーサーカーではあるが治癒魔術も使用でき、作中ではエリセの傷の手当てもしていた。直接的な戦闘描写はなく、宝具も不明。
人語は話せないがマスターのカリンは言語以前のイメージで意思疎通ができ、エリセも礼装アプリを通しておおよその意味を理解している。
宝具の元ネタ
紅葉狩
宝具名 | 紅葉狩 『もみじがり』 |
||
ランク | C | 種別 | 対人宝具 |
レンジ | 1~10 | 最大捕捉 | 1人 |
宝具説明
奪われ裏切られ、最期には鬼として討ち取られた紅葉の無念の生涯を、憎しみと復讐の炎を纏いながら息も吐かせぬ猛撃として発露する。
だが、紅葉自身は狂気の目前で流されず踏みとどまり、大きな苦しみの代償を払う非情なる宝具。
宝具名の由来
「紅葉狩」は、鬼女紅葉の伝説を元に描いた能や浄瑠璃、歌舞伎などの作品の題名。
Fateシリーズでの設定
史実との相違点
容姿が恐竜のような姿に
鬼女紅葉は伝説で鬼とされているが、Fateシリーズでは恐竜のような姿をしている。マテリアルでは「自ら狂化を欲した為に、異形なる竜の巨体を持つに至った」とされている。
関係の深いサーヴァント
キャラ名 | 鬼女紅葉との関係 |
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宇津見エリセ |
「Fate/Requiem」にて、鬼女紅葉のマスター・カリンの友人として面識がある。 |
源頼光 |
紅葉と結婚した源経基は、遠い親戚にあたる。 |
酒呑童子 |
同じ鬼であり、九頭龍伝説と関わりがある。 |
参考文献
・wikipedia
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